南アルプスの前山・鬼面山山行報告 1899.3m 2000年6月4日

 

 

参加メンバー : 安藤・横田・志水

9時30分 スタート...10時10分 二股沢...11時55分山頂...昼食...13時05分 下山開始...15時05分下山終了

 

 

 

 

 

6月3〜4日の予てより計画の西穂高も厳しい残雪が予想されて中止。それならばと、友人と鳳凰三山を計画したが直前になって体調不良の連絡を受け、加えて3日の天気も悪くなる事がはっきりして敢え無く中断。此れでは土曜・日曜は家で燻る事になると覚悟を決めた矢先の土曜の夜、横田さん依り電話。何かと思えば木曜日に安藤さんと話していた鬼面山が6月4日に行くのでと、時間の打ち合わせ。久しぶりの山行と小喜びして早速用意をする事にしました。

6月4日JR多治見駅で安藤さんと7時に待ち合わせ、8時に飯田 I・Cで横田さんと待ち合わせて鬼面山へ。登山口までは、 I・Cから約1時間。アップルロードを北上し高森町右折、田村の信号を右折、豊丘中学校を左折して後は良く整備された舗装路を山のへ...虻川林道(虻川林道は東沢林道と並ぶ大変な悪路で4躯が必要)に入っていくと突き当たりが登山口。2〜3台の駐車スペースのあるところです。

用意を済ませ9時30分にスタート。沢沿いをケルンに導かれて進むと直ぐ堰堤。其処から川の左側を高巻きに暫く歩くと、樹齢300年は超える大きなトチノ木に出会う。江戸時代初期に植えられた樹かと想って見ていると、何かしら時間の中を滑り落ちて、古い時代に生きている気さえします。

更に登山道を進むと沢が二股に分かれ、渡渉点に出会うので、沢を渡り二股の間の尾根に取り付く。ジグザグの歩きやすい道は直ぐに終わり直登になります。最初のピークを越えて軽い下りの後は、又直登、足場の悪いところは木々を掴んで登り、此処を登り平地に出ると倒木が道の側に倒れているところに出て来ます。自然のベンチになつていて休憩には打ってつけの場所。一汗拭いて最後の急登です。岩壁が3ヶ所出てくるが、前2本は巻いて登り、最後の道を塞いでいる岩を慎重に登れば山頂です。

山頂は中央アルプスと伊奈谷が一望でき其の素晴らしさは絶品でした。

うぐいすの鳴き声も所々に、長閑な一日の楽しい山行でした。