山岳会的ハイキング 赤林山2177m

晴れ後曇り

参考タイム 

キビオ発AM11:45.....PM12:20昼食12:50発.....PM14:20分岐.....

PM15:05赤林山15:20発.....PM17:15キビオ着

 

9月9日、久しぶりに木曽山脈やってきた。目的は10日の小野川本谷遡行。一日前からここに来た狙いは岩魚料理、民宿に予約を入れての山行である。ということで、初日はゆっくり計画で名古屋集合は朝8時30分、恵那サービスエリアで9時30分に待ち合わせ、合流して上松から木曽古道を経てキビオ峠に入ってきた。木曽古道は車も楽に走れる舗装路で良く整備されている道路である。登山口は峠の休憩所にあり見晴らしは大変良いが、奈良時代につくられたと言う歴史の香りは全く無く、如何にも残念だった。

今日のコースは福島Aコースから木曽見台迄の往復コースで完璧なハイキングだった……が、ここで赤林山まで行くことに決まった。前日の気象予報では、今日は雨。山の事は頭の中から飛んでいて、夜の岩魚料理で気持ちは一杯であった。だからハイキングとしては、せいぜい木曽見台迄であった。

登山道の道は良く整備されていてなだらかな登りを30分で三合目、折り返して木曽見台。

曇の合間から青空も覗き、上松の町を見下ろし周辺の山々までが絶好の展望。御岳だけが雲に隠れている。振り返れば1793mのピーク、

昼食をとったところで出発する。尾根歩きから山の右手をトラバース。ピークを目指してジグザグに登り、尾根を乗り越して今度は山の左手を巻きながら歩く。暫く進んで赤林山の南側尾根へ出る。(この分岐から奇世見滝へ向かう道あり、踏み跡程度)此処から山頂に向かうが、山頂へは別段に登山路は無く踏み跡も無い様子。

途中、2〜3ヶ所の赤布を発見、尾根を忠実に登って、三角点のある山頂に到達した。山頂周辺は苔がふかふかで柔らかい。樹間を抜って吹く風も涼しい。静かで気持ちの良い山だ。

休憩をとりながらハイキングについて話題になった。「一寸長がかったかな」「まぁ、ハイキングなら木曽見台迄」「このぐらいで丁度、山岳会のハイキングだよ」「5〜6g水を入れて体力づくりもしなきゃ」「一座、完登したから気持は良いね」一寸長めのハイキングに話題が弾んだ。

下山は北尾根を右に進路をとりながらのルートファインデング。夜の岩魚が頭にちらつく、明日は小野川、山はこれからだが、今日は楽しい一日になった。