亀沢山(1358,6m )10/15 曇り

 

新極楽峠AM7時50分...林道終点8時50分...山頂10時37分...山頂分岐11時...昼食・出発11時40分...4等三角点PM12時40分休憩・発PM1時10分...新極楽峠着2時

10月15日未明、平谷村ひまわりの湯を目指して可児を出発。集合は朝7時。恵那市から岩村町を経て上矢作村。此処から国道418号で目的地へと思っていたら、心配した通り9月12日の大雨で国道418号・県道20号の二つの道路は通行止めだった。通行出来る257号も所々路肩が崩れていて災害の爪痕を残している。静かな山間の道を稲武町を経由して予定時間を3分遅れて集合場所に到着。横田さんは朝食を取っているところだった。

今日の山は南信州の山で、周辺には大川入山・蛇峠山がある。又、キノコの多い所で、探す事の下手糞な僕でも幾つかは見つけることができた。(但し何のキノコかは不明)今回、初めてこの山域にきた。国道153号を浪合村に進み、151号に入って直ぐ半堀地区から下条村に向かう峠が新極楽峠。1210mの地点に到着する。ほとんど山頂稜線の高さに車を止めた。天気が今一つ悪いため、せっかくの山も展望がすぐれない。恵那山は雲に隠れている。雨に降られないのが唯一の救いだ。早速、準備をすまして出発をする。

良く踏み固められた登山道を少し登ったところから恵那山方向がすっきりと遠望できる。晴れていればきっと眺めが良いはずだ。アップダウンのピークを3つ越して行くと林道に出る。標識は無いが、此処が旧極楽峠になる。進行方向に向かって左が下条村・右が半堀地区、正面稜線に沿って右手に延びている林道が亀沢山に向かう道。この道をを20分程進むと左90゜に道が折れる。此処の左奥の中に4等3角点がある。位置確認になるので是非見つけておきたい。折れ曲がって延びる林道を稜線沿いに更に20分程進むと、いよいよ林道終点が近づく。少しづつ秋色に染まりだした景色を見ながら歩くのは心地良い。林道終点には足元に鉄条網が飛び出していた。足を引っかけ無いように注意したい。此処からは白樺と松の木等の樹林と低い笹の混在する中を急な登りで始まる。一息登るとピークに到着する。後は只ひたすらに背丈を越す笹の掻き分けをしながらの薮こぎの連続で、薄い踏み跡を頼りに亀沢山手前の分岐まで進む。赤布も所々に付いる。分岐の小さな広場は丸太のベンチが有り休憩には丁度良い場所となった。分岐から先を歩き出して驚いた。笹が見事に刈り込まれていて大変歩きやすい道になっている。最近になって手入れされたものだ。その道を散策気分で5分程歩いて山頂に到着した。今年の9月に地元の会の人が来ている様で新しい亀沢山の標識が置かれていた。

下山後は大川入山の登山口の確認をし、ひまわりの湯に入った。のんびりとした気分に浸れた楽しい一日となった。今度は大川入山に行こう。