中央ア・宝剣岳東面中央稜4P                                        2006年6月3日 快晴

  

取り付き→2時間20分→山頂

 

楽しみにしていた宝剣岳の中央稜5ピッチの登攀をしてきました。美しい「おけらクラック」のラインが特徴のルートでした。

とりあえず写真を添付しました。

6月の時期はカールに十分な雪もあり下から取り付きに向かうことが出来ました。雪が解ければカールから取り付きにはいけない為、山頂から懸垂下降をして取り付き点に立つことになる。この時期だから下から出来たという満足感もあり気分は上々。

ルートグレードは「W級」。1P・2PともW級、3PのハングがX級、4PのおけらクラックはW級、5PはT級。(登山体系参考)

おけらクラックではフレンズの感触が気持ちよい。その他のピッチでは残置ハーケンや新しく打ち足されたハーケンもあり心配はいらなかった。近くには伊那前岳、その先には南アルプスの峰々を遥かに望み最高の一日となった。

宝剣岳中央稜全景

取り付きへ

左下が取り付きのバンド

草付きを取り付きのバンドへ

 

2Pのライン

3Pのテラスへ

4Pのおけらクラック

おけらクラックを上から見る