漫画家

藤田和日郎 氏
(ふじたかずひろ)

小学館 週刊少年サンデー連載
からくりサーカスより
「しろがね(エレオノール)」


藤田和日郎先生のサインです。2001年6月23日〜24日に行われた第14回次世代ワールドボビーフェア(幕張メッセ)。そのイベントの23日に藤田先生のサイン会があり頂いたものです。

 この日、私は友達と2人で行きました。藤田先生のサインを絶対手に入れるのがこの日の目的だったのでとりあえず最寄り駅の電車の始発が到着しない時間に並んでおこうという事で朝4時40分ごろ3人目の友達に車で現地まで送ってもらいました(最寄り駅のJR京葉線 海浜幕張駅の始発到着時刻は朝5時2分)。

 並ぶ場所に到着したらもう既に徹夜組と思われる人も含め50人程度並んでいました。実はこの場所、このイベントで行われる先行販売を買う列というものもありますが、こちらはただ中に入るだけの列です。私より前に来ていた小学生たちが知らずに並んでいたりして慌てて先行販売の列に走りに行く姿もけっこう見られました。この二つの並び場所、全く違う場所に並ばせていて、初めて来た人だと分からないもの無理はありません。

 ちなみに最終的に先行販売の列はただ入るだけの列の10倍〜20倍くらいはいつも並びます。どうでもいいのですが私たちより早く来る親同伴でない小学生たちはすごいと思いました(特別販売のベイブレード目当てでしょうか?)。


 9時からの開場でしたが時間が早まり8時15分からの開場となりました。こんな早いイベントもホント珍しいです。開場して私たちは本当に速攻でサイン会の整理券配布場所を探しました。小学館のブースでサイン会が行われることは分かっていたのでその場所を目掛け猛ダッシュしました。ついたと思ったらすごい人!!押せよ押せよの通勤ラッシュ×2くらいの状態。よく見ると「限定プリマグラフィ販売所(各50枚)」と書いてあるではありませんか!!すぐさま凄まじいその場所から抜け出そうとしますが荷物が挟まれてなかなか脱出できません。25200円もするのにプリマグラフィ恐るべし!!

 そこから脱出し2、3人の小学館スタッフに聞いても場所は教えてくれるのですが、行ってもそこではなく、そこにいるスタッフに聞いたらまた元の場所に戻されたりとか、かなり振り回されました。結局友達が自力で見つけたのですが、ぜんぜん違う場所に並ばしていました。で、急いで整理券をもらいに行きました。結果、まだ整理券に余裕がありました。余裕があったからよかったのですが、小学館のスタッフには参りました。心臓に悪いです(知らないのなら「知らない」と正直に言って欲しかった)。

 整理券をもらってから別にやることもないので座って時間まで休憩していました。まだこのとき8時20分。10時30分からなのでまだ時間に余裕があります。15分前に整理券を配布した場所に集合でしたから。

 休憩して15分前になり指定場所に行き、10時30分ついにサイン会が始まりました。藤田氏はよく本に出てくる自画像とほんとそっくりでビックリしました。サインのほうは色紙になんと一人一人好きなキャラクターを描いています(注1)。コミックスを買ってくれた人は一冊ならサインをしてくれるそうなので本も買いました。

そしてついに私の番。
「からくりサーカス」に登場のしろがねと鳴海を描いて欲しかったので2人描いてもらいたかったのですが、時間がないということで一人だけとのことです。ということで私は迷ったあげく「しろがね」を描いてもらうことにしました。あと皆さん名前を書いてもらっていましたが私はタイトルの「からくりサーカス」と入れてもらうことにしました。

もらっているときいつも通りの質問をしました。

私「あの…一つ質問なんですけど、藤田先生が子供のときマネしたりした漫画家さんってやっぱりいらっしゃいますか」

藤田 「いますよー。僕の世代はモンキーパンチ先生とかあと石森正太郎先生、細野不二彦先生とかは世代でよくマネをしました」

私 「そうなんですか」

藤田 「君はどの世代?」

と、逆に聞かれる

私 「世代は多分鳥山明世代だと思います」

藤田「ああ鳥山さんかぁ」

私「でも私は松本零士さんなんです」

藤田「松本零士先生も私の世代でしたね」

私「あした松本先生のサイン会があるのでそれにも行こうと思っています」

藤田「そうそうあした松本先生のもやるんだよね」

藤田「でもホント体に気を付けて行ってくださいね」

私「あ、ハイ、ありがとうございます」

などと話しているうちに「しろがね」ができあがり単行本にもサインを頂く。

私「ありがとうございましたこれからも頑張ってください」

藤田「どうもありがとう」

と握手してとりあえずサイン会は終了しました。

友達は「リーゼロッテ」を描いてもらっていました。サイン会で並んでいるとき話しかけられて、わたし達が帰る時まで一緒にいた方がいたのですがその方はこのとき「ファティマ」を描いてもらっていました。



これにて全編の終了…といきたいのですがまだ続きはあります。





 実はこのサイン会10時30分の回と12時30分の回があり、私と上に書いてある帰る時まで一緒にいた彼は12時30分の整理券を持っていました。話は前に戻りますが、10時30分の券をもらったあと辺りをうろうろしていて、10分後くらいに整理券配布場所に行ってみるとまだあるではないですか!!なくなっていたら諦めていましたが、あるのならと整理券をまたもらってしまいました。友達のほうは1枚でいいそうなので私だけ整理券2枚ということになってしまいましたが許してください。

 友達と彼と私の3人はまた時間になるまで座って待っていました。時間になると荷物を次のサイン会に行かない友達に預けて集合場所に赴きました。
先程と同じようにサイン会が始まり次はさっき描いてもらえなかった「鳴海」を描いてもらうことにしました。



それでは今回(12:30の回)の先生と話した一部始終です。

先生 「こんにちは」

私 「こんにちはよろしくお願いします」

先生は整理券の裏に予めわたし達が書いてある書いて欲しい宛名が何かを見る

そこに私は[鳴海]と書いてある

私「鳴海を描いて欲しいんで{鳴海}と書いてください」

{鳴海}と書いて「藤田和日郎」とサインを先に入れる。その最中

私「超リアルな鳴海を描いて欲しいんですけど」

藤田「超リアルな?」

私 「1ページとかを使ってすごくリアルに描いてある鳴海を見たことがあるんですけどそんな感じをお願いしたいんです」

藤田「たぶんあれはすごく時間を掛けていると思うんだ」

藤田「でも一生懸命描いてみるよ」

私「よろしくお願いします」

と無理な要望に快く引き受けてくれる先生。

またっちょっと質問

私「あの一つ質問なんでけど、コミックスの巻末とかに出てくるアシスタントって本当にあんな性格なんですか?」

藤田「うん、ほぼあのとうり」

藤田「僕を含めアシスタントもいつもあんな感じなんだよ」

私「そうなんですか」

藤田「でも入れ替わりが激しいからね」

藤田「アシスタントはデビューするといなくなっちゃうし、それが目的だからそれはそれで嬉しいことだけどね(らしきことを言っていた。ここだけは記憶が薄い)」

鳴海か描きあがっていく

私「凄いですね(絵が)」

藤田「どうもありがとう」

藤田「もうちょっと書きたいけどこれでどうかな」

私「あ、いや、もう、これで、ハイ、どうもありがとうございます」

と言って最後に先生と一緒に握手しながら写真をとってもらいました。

最後に

私「どうもありがとうございました。これからも頑張ってください」

藤田「どうもありがとう」

と言葉を交わしこの回のサイン会は終了しました。一緒に並んでいた彼はミンシア姉さんを描いてもらっていました。

 友達の場所へ戻り荷物を持って私と友達はこのホビーフェアを後にしました。きょう会った彼はこの後14時30分から行われる「勝手に改造」の作者の久米田康治先生のサイン会にも参加するためここでさよならです(注2)。

 今回の藤田先生のサイン会はかなり疲れましたがその分、得たものもとても大きかったです。藤田先生も本当にいい方で「体を大切に」と私のほかの方にも言っていましたし、ファンサービスも素晴らしいものがありました。
またサイン会があれば絶対行きます。
藤田和日郎先生万歳!!(この終わりかた前にもあったな…)


(注1)私が見た限りで書いてもらっていたキャラクターは以下のとおり

しろがね、鳴海、勝、ギイ、ルシール、ファティマ、ミンシア姉さん、公女エリ、リーゼロッテ、あるるかん、アルレッキーノ、阿紫花、自画像(藤田先生)、うしお、


(注2)次の日に分かったREYUさんの話では別れたあとの20分前に整理券の配布をしていてもらえなかったそうです。(BBSに書き込んでくれたREYUさんというのが上のレポートに書かれている『彼』です)









 

 

 

 


漫画家

藤田和日郎 氏
(ふじたかずひろ)

小学館 週刊少年サンデー連載
からくりサーカス 「加藤鳴海」

たぶんこの「鳴海」は「リアルに描いてくれ」と言っただけあって
頑張って描いてくださった感じがいたします。

一番上の「しろがね」のほう、ちょうどマジックのインクが無くなりかけていて擦れているのがちょっと残念でした(贅沢な奴ですいません)。


サイン会での詳細

整理券配布枚数 各50枚
午後10時30〜 50枚
午後12時30分〜 50枚
計100枚
整理券のもらえる条件特になし
整理券は一人一枚?1枚
キャラクターの指定OK
サインするもの 色紙(持参の色紙も可)
そこで売っている著作のコミックスを買えば
一冊だけならサインOK
最大 色紙1枚、コミックス1冊の計2つ
写真撮影 OK(本人とのツーショットも可)
ツーショットを持参のカメラでやっているのは
見た限り私だけだった(取材で撮っているのは
けっこうあったが)
トークショー無(簡単な挨拶はあった)
色紙の種類 用意してあった色紙は画仙
しろがねの色紙は持参の竹


サインの詳細

書いてあるもの色紙
色紙の種類上を参照


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