漫画家

藤田和日郎
うしおととら
「とら」
直筆イラストサイン色紙

入手場所 2003.6.22(日) 第18回次世代ワールドホビーフェア(幕張メッセ9・10・11ホール)
9ホール2Fコインロッカー裏にて行われたサイン会にて
藤田和日郎先生の『うしおととら』の『とら』のサインです。2003年6月21〜22日に幕張メッセで開催された「第18回次世代ワールドホビーフェア」にて行われたサイン会(22日)で頂きました。以前にも同イベントで藤田先生のサイン会があって今回が2度目のサイン会となります。今回は整理券をもらえなかった人が多数目撃されているので、それだけこのイベントの認知度が上がってきたということでしょう。もちろん小学館が宣伝をたくさんやっていたのも知ってますよ。

 で、当日なんですが私は朝5時前に起きて準備をし、6時3分の京葉線に乗って会場のある最寄り駅「海浜幕張駅」を目指しました。駅に着いたら会場であるイベントホールに向かって歩きました。着いてみるとそこにはもう既に300人くらいは並んでいたでしょうか、とにかく大勢の人が並んでいました。私だってそんなに遅く来たわけではありません。列に着いたのも6時15分くらいですので。

 会場時間は9時でしたが少し早まって8時45分会場です。ここで許せないことが発生。8時30分ごろに少し前でサイン会に行くと思われる一人の方の友達が突如割り込んできてなにくわぬ顔して並びました。割り込みを許した方は6時過ぎ頃から並んでいたのでしょうが、あれはずるすぎです。割り込んだ人のおかげでサイン会に参加できなかった人がいると思うとホント悔しく思います。実は早く並んでいるところは警備員がチェックしていて入れないようにさせていたのですが、私ははっきり後ろでも聞いていました。携帯電話で「トイレに行ってたって言えば入らしてくれるから」と・・・・

 まあブラックトークはここまでにして次は会場後ですね。会場後は整理券の配られる小学館編集部目指して早歩き。当然走っていた人もいますけどね(笑)。編集部近くの整理券の配られる待機所に着いたとき既に100近く並んでいました。ちょっとドキドキしながら列に並ぶとカウントしているスタッフの声が聞こえて「85」と聞こえたので’セーフだったぁ〜〜’とかなり安堵したのを覚えています(実際もらった整理券番号は90番でしたが・・・)。
100人に漏れてしまった人でも先着20名まではサイン入りの単行本を購入できる権利があったそうで、実際そのサイン本を買った人から教えていただいた情報よると全部のサイン本が丁寧に別々のイラストが描かれていたそうです。これは正直見たいです。



 整理券が配られる時、50人ずつ10時からの午前組みと1時からの午後組みの分けるそうで好きなほうを選ばしてくれるそうですが、私のような遅い番号の人は当然午後になると思っていたようであまり午前券に期待してなかったように思えました。
並んでいる時スタッフの人が「券の裏に自分名前を書くところがあるので必ず書いてください!自分の名前、家族、友達以外、例えばキャラクター、題字、そういったものは一切禁止です!!」と大きな声で叫んでいました。正直言ってマジかよーと思いました。
このページを見ている方はご存知だと思いますが、こういうホームページを公開しているためあまり自分の名前を書いて欲しくないんですね。まあ規則は規則ですが、正直言っていきなり来てからそういうことを言われるのは辛いので前もって告知してほしかったです。

そういった書かせる行為を強制させるのは、後に編集者の人に聞いたところ「以前にサインを転売した人がいたからなんです」と親切に教えてくれました。一人、二人転売したくらいじゃここまで徹底させないと思うので相当数のサインが転売屋によって売られたのだと推測します。実際私もオークションとかでホビーフェアのサインが売られているのをよく見ますからね。数年前に比べて飛躍的に進化したインターネット。そのネットオークションなどで気軽に売れたり、また売られているのを身近に見ることができるようになったのが今回の名前強制に繋がった原因の一つでしょう。



次はサイン会について

 午前組みのサイン会は10時から。10時になるとサンデー特設ステージで藤田先生のサイン会が始まりました。最初、先生が軽く挨拶と今後のからくりサーカスの展開を話してくれてその後サイン会です。午前組みのサイン会は何を描いてもらっているのかほとんど分かりませんでした。というのはステージなので描いている絵が見えないことと、もらったら普通色紙をもらったら内側にして持って帰るためです。それでも見えたイラストもちらほらあり、勝、しろがね、鳴海、リーゼロッテくらいは見えました。

 少し見てから私はこの日、大切な用事があったのでイベントから抜け出し、その用事も済んで午後組みの人たちに予め言われていた集合時間の12時45分にステージ横の待機列に戻ってきました。1時から同じステージでサイン会をやるのかなーと思ったら全員その場から移動し2階(会場は1階)の飲食コーナー近くにあるコインロッカーの裏に待機させられました。なんであそこでやらないのかなーと思ったら、1時から先ほどサイン会のやっていた小学館の特設ステージでは「金色のガッシュショー」とかいうのをやるからだそうです。

移動した直後、サイン会が始まった様子で、少し様子を見に前のほうに行くと藤田先生がせっせと一人ずつサインを描いていました。ちなみに飲食コーナーにいる人たちからは完全に見えないように遮断されていて見ることはできません。
ここで一番後ろに並んでいた人(整理券番号100番を持っていた方)に何時の電車に乗ったのか聞いたところ5時45分の東京発、6時25分海浜幕張駅着の京葉線があり、これを乗って来たそうです。ですのでこれを乗ってきた人がギリギリかアウトですね。ちなみに今回のホビーフェアに行かれた方なら分かると思いますが、この方は並んでいる時、室内に並んでおらず、外で待たされていた人だそうです(もちろん外でも並んでいたのは前のほうだったらしいが)。


 前回同様、今回も色紙以外に一つだけ単行本にサインをしてくれるそうなのでコインロッカー裏に出張してきた『からくりサーカスの単行本専門店』で最新刊を購入。そして私は藤田先生の近くでサインを拝見していました。見ていたのは私のほかにもいて、けっこう和やかにサイン会は進行していました。後半組みの人たちに先生はファン一人一人に「ずっと待っていてくれて疲れたでしょ?ホントどうもありがとう」とか「お待たせしました、ずっと待ってもらっててどうもすいません」などと、ねぎらいの言葉を掛けてくれこっちが申し訳なくなるような対応。こっちから話しかけてもペンを止めて目を見て話してくれ、質問、無理なイラストも応じるといったファンサービス全快ぶりは本当に頭が下がりました。

そういえば最後から10番目くらいに名前を「後藤真希」って書かしていた男性がいたのですがあれはオッケーだったのかなーと今でも思います。まぁ友達の名前でもいいとは言っていたのでホントにそういう友達がいれば問題ないと思いますが藤田先生憮然としてましたよ・・・・

私の番になって先生に挨拶し何を描いてもらおうかと悩んだ末に『うしおととら』の「とら」を描いてもらうことにしました。前回のサイン会では「しろがね」「鳴海」と描いてもらったので「勝」にしようかなと思ったんですが、「とら」はどうしても描いてほしかったキャラクターなので外せませんでした。
以前もやったことなんですが「自前の色紙を持ってきたんですがこっちでもいいですか?」と聞いたらあっさりOKをもらい、私は自分で持ってきたいつもの色紙242×333の色紙を出して描いてもらいました。たぶん自分で持ってきた色紙に描いてもらった人は私しかいないでしょう。

最後に藤田先生にお願いして米原秀幸先生以来の無理な願いを聞いてくださいました。なにをしたかというと・・・

















『肩組んで一緒に写真撮りました』




私は「よっしゃー」と心の中で思いながら会場をあとにしました。






今回描いてもらってたキャラクター達(午後組み)
『才賀勝』『加藤鳴海』『しろがね(エレオノ−ル)』『アンジェリーナ(若い時)』『アンジェリーナ(文金高島田の髪型時代)』『リーゼロッテ』『あるるかん』『人形フランシーヌ』『阿紫花英了』『阿紫花百合』『うしお(髪の毛が長いほう)』『とら』『関守日輪』『自画像』

 


サイン会での詳細

整理券配布枚数100枚
整理券のもらえる条件とくになし(あえて言うなら朝並ぶこと)
整理券は一人一枚?一枚
キャラクターの指定
サインするもの色紙(色紙の他に単行本に一冊までなら可)
写真撮影可(一緒に撮影もOK)
トークショーあり(午前に)

サインの詳細

書いてあるもの単行本



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