2001.8.8.管理人復活記念

漫画家

わたなべまさこ 氏
「カメリア館」のキャラクター
入手場所 2000.11.18 東京 弥生美術館(竹久夢二美術館)にて

2000年11月18日、東京の弥生美術館でおこなわれた「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」の一環のサイン会で頂いた物です。この日はよく晴れた日でした。午後2時からのサイン会だったので1時ごろ到着し、その間この美術館のメインでもある「竹久夢二」の作品を鑑賞していました。

2時になるとサイン会が始まり、私も並びました。で私の番になって、色紙にお願いすると最後だったらいいと言ってくれたので最後まで待ちました。その間に水野英子先生と牧美也子先生も急遽来ることになったらしく、その先生方のサイン会も始まりました。この日はわたなべ先生のサイン会だけだと思っていたので予想外の展開にビックリしました(他の人も予想外とおもっていたと思う)。待っている間、3人の描いたキャラの絵柄の入ったポスターに水野先生にサインをしてもらい、そのあと牧先生にもサインをもらいました。そんなことをしているうちになんと、ちばてつや先生や望月あきら先生、それに花村えい子先生などが美術館を見に来てビックリしました。このときサインをもらっている人もけっこういました。

 そんなこともしているうちに、わたなべ先生にサインをもらう時がきました。正に一番最後にサインを描いてもらいました。母に「カメリア館」という作品がいいと聞かされていたのでそれに出でくる女の人を描いてくれとお願いしたら「忘れちゃったわよ」と言われましたので「じゃあもう何でもいいですよ」と言うと「私の描くキャラクターなんてみんな一緒だから分かりゃしないわよ」といってさらさらと描き始めました。周りの人も「先生がそんなこと言って認めちゃっていいんですか」と冗談交じりで言ってました。描いてる最中、私はわたなべ先生に質問しました。「先生の描いている絵のタッチは子供の頃から変わってないのでしょうか」と。そうしたら「変わってないと思いますよ」と返事か返ってきました。そして「意識的に変えてるのではなくて、描きたいものがあるなら自然に変わっていってしまうものよ」と丁寧に説明してくれました。わたなべ先生の前に同じ質問を牧先生にもしたのですが、やはり全く同じ答えが返ってきました。それにプラスして「絵を描くというのは文筆と同じで描きたいものによってそいうものも自然に変わるものなんですよ」と説明してくれました。

 それはいいとして、このとき、わたなべ先生にカメリア館に出てきた女の子を(一応)描いてもらいました。色紙に『カメリヤ館』と書いてありますが間違いなく作題は『カメリア館』です。本人も「カメリヤでも大丈夫よ」と公認してくださったので何も言いません。その後、もう1枚ポスターにサインをしてもらったのですが、このポスターは他の二人の先生のサインも入れてもらい、それプラス何か一言ずつ書いてもらいました。牧先生は「思い出をこめて」、水野先生は「これからもよろしく」でした。最後にわたなべ先生に書いてもらったのですが、その一言には何か重いものを感じました。「私を忘れないでネ」。これを見たとき「もうきょうのことは絶対忘れませんから大丈夫です」と本人の目の前で言いました。そうしたら「私が死んだらお葬式には来てちょうだいね」と言ったので「そんなこと言わないでくださいよ」と無意識に言ってました。そのあと一緒に写真を撮りました。そのとき、わたなべ先生のほうから私の肩を組んで写真を撮ってくれました。1枚撮ったとき「もう1枚お願いします」とカメラを撮っている人に言い、今度は私もわたなべ先生と肩を組み二人そろって肩を組んで撮りました。そして撮影したあと握手をしてもらいました。
最後に握手してもらった温かい手の感触は今でも忘れません。

2000/11/18

 

 

 

サイン会での詳細

整理券配布枚数 50枚×2=計100枚
時間で2回に分けていた
整理券のもらえる条件特になし
整理券は一人一枚?1枚(1枚でいくつでもサインしてくれた)
キャラクターの指定一応OK
サインするもの 何でも可。色紙は駄目だったらしいが、ご好意により
色紙にして頂けた
写真撮影OK(本人とのツーショットも可)
トークショー
色紙の種類色のついた色紙


サインの詳細

書いてあるもの色紙
色紙の種類上を参照



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