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◎ 蕪村の俳句 (第1回) 高野 冬彦 (78歳)
「俳句の世界には、昔から二つの巨大な峯があると言われる。一つは松尾芭蕉であり、一つは与謝蕪村である。」
こんな書き出しを見たら、世間の人は、「なんだ。そんなこと位、今時の中学生なら誰でも知っているよ。」と笑うことであろう。しかし問題はそこから始まるのである。芭蕉・蕪村の偉大さは僕の中学生時代、いやそれよりもぐっと古い、江戸時代の中頃からずっと言われ続けてきて、それが今でも一向に変わらないというのは、一体どういう理由によるものかということである。
一つの芸術の分野で、一きわ優れた才能の持ち主を取り上げて、ある時代の理想とか、目標として賞賛することはよくあることである。たとえば「万葉集」における「人麻呂と赤人」とか、明治画壇における「横山大観と下村観山」とか、人々はそれぞれの特色を賞賛しながら、しかもそのいずれも捨て難い思いで、並列しながらより鮮やかに記憶の中に留めようとしたのであろう。
ただしこうした顕彰の方法は、多くの場合そう長く続くものではない。時のたつに従がって新しい才能が次々に出現して、古い権威を乗り越えて行くからである。
「人麻呂と赤人」は次の代には「貫之と業平」の対立に替わり、「大観と観山」の対比はやがて「梅原と安井」への称賛に替わって行くのが普通なのである。それが俳句の世界に限り、既に百年以上の長きに渡って「芭蕉と蕪村」という二つの巨峰の権威が、ほとんど微動もせず続いていると言うのは、一体如何なる理由によるものなのか、それとが問題となってくるのである。
明治以後百数十年、子規・虚子を初めとして、どれほどの俳人が輩出したか、自由律の新傾向から人間探求派に至るどれほどの改革が試みられたことか、そうした努力や精進が、「芭蕉・蕪村」の権威の前にはすべて無駄で無力なものであったかと言うのであろうか?
簡単に答えることは難しいには違いないが、多くの人々が俳句の世界では、革命的な変化は起こっておらず、依然として芭蕉・蕪村に換わる新しい星は現れていないと考えているのではなかろうか?
確かに芭蕉の場合には、そうした意見も無理はないと思うふしが無いでは無い。
彼は何しろ俳諧という芸術分野の創始者であり、和歌や連歌とは異なる詩的世界を開拓した功労者である。「俳聖」という大袈裟な称号を冠せられても、敢えて異をたてる者も無いほどの別格的存在である。江戸時代の末期には、一種の宗教的崇拝の対象とされたこともあったらしいが、そこまでは行かないものの、現代の俳人と言われている人達の中でも、崇拝とは言わないまでも芭蕉を尊敬する人は多く、表だってその立場に反対し、作品にケチをつけようなどとする人は、まず見当たらないようである。
事実我々にしたところで、
荒海や 佐渡に横たふ 天の川
閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
などの句を前にすれば、その大自然の深奥に参入しつつ、しかも全身全霊をもってそれに対決しようとする雄大且つ透徹した詩魂のすさまじさにはまさに圧倒される感じで、その偉大さには頭を下げるほか無いのである。
芭蕉と近代の俳人達とどこがそんなに違うのか、自分でもはっきりとは分からないのだが、要は文芸というものに生命を懸けた思い込みの強さであろう。
彼は「幻住庵記」の中でこんなことを言っている。「ある時は仕官懸命の地をうらやみ、一度は仏籬祖室の扉に入らむとせしも、(中略)ついに無能無才にして、この一筋につながる。」自己の生涯の方針を宣明した訳だが、それは決して職業の選択というものではなく、人生を貫く基本理念の選択だったのである。
一旦決定をしたからには、全ての邪念・物欲を断ち、地位や名声の誘惑も退けて、貧しい乞食の境涯に安住しながら芸術の道に専念する、こんな途方もない覚悟の上に自分の文学を追求した作家など、近代に果たして何人いたであろう。作品の重さに差が出来たとしても仕方がないのである。
芭蕉の別格ぶりはそれで分かったとしても、それでは蕪村の場合はどうなのであろうか?
芭蕉に比べると、「蕪村は軽い」とよく言われる。芸術―この場合俳句と言っても差し支えないのだが、この俳句に対する命懸けの献身帰依の姿勢においては、確かに蕪村は芭蕉の後塵を拝することになりそうである。しかし、にもかかわらず、蕪村の俳句を読む場合、「うまいなぁー」と感心せざるを得ないのは何故であろう? 「とにかくうまい。うますぎる気もするが、でも”うまい”というのは、一体どういう理由によるのであろうか?」
そんな疑問を感ずるのである。
菜の花や、月は東に、日は西に
春の海、ひねもすのたり、のたりかな
こんな句を読んでいると、その構図の面白さ、用語の自在さなど、誠に新鮮な感じなのだが、そのくせ俳句の本質を決して踏み外すことのない自由な闊達さが見られるのである。こうした蕪村の俳句の「うまさ」の本質とは何か? それを考えてみようというのが今回の寄稿の目的なのである。
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◎ ポケット論語 柴田 雅寛 (62歳)
<掲載にあたって>
17年間仏語圏・英語圏で海外駐在して培った英語と仏語をこれからは趣味として続けようと思いたちまして、2年前から「NOVA」に週2回通っております。NOVAの外国人の先生たちと交流が深まるにつれて、中国の古典、特に論語の内容を理解してもらいたいと思うようになったのです。
それで、毎週1章を仏訳するとともに、論語の「キーワード」に関する英文文例をさがし、更には、その章に関する私見も書くことにしました。狙いは、論語の言葉をどのようにして英文・仏文に訳するのかというSTUDYと各章に対する私見を述べることにあります。
<序>
アルジェリアに駐在していた1982年ごろ、初めて真面目に論語を読み、その面白さにハマッタ私は、全499章の中から気にいった100章を抜き出し、3人の息子たちに読ませるべく「ポケット論語」なる手作りの小冊子を作った。父親の趣味に突然付き合わされることになった腕白息子たちの胸中を思いやると、かなり迷惑なことであったろうと今なら思い当たる。が、当時まだ40代前半だった私は、12歳、9歳、5歳の息子たちを目の前に座らせ、張り切って休日ごとに「シノタマワク」などと講義をしたのであった。
その後34年間勤めた商社を準定年退職し、OA機器部品メーカーの英国会社に勤務したが、1999年11月以降は日本に常駐、今流行りの在宅勤務形式で、上記の会社のコンサルタントをやっている。時差のお蔭で、あちらの始業開始はこちらの夕方であるから、恐ろしいほどの自由時間が自分のものとなったのである。
話は変わるが、17年間海外駐在をし、語学力にいささか自信があった私は、昨年TOEICにチャレンジしてみた。もちろん「どうだ、お父さんはすごいだろう」と息子たちに言わせるつもりだったのだ。ところが案に相違して755点しか取れず、これにはショックを受けた。大昔、大学の1次試験に落ちたときを思い出したほどだ。
そんなこともあって「NOVA」に通いだした。「駅前留学」である。いまさら文法の勉強でもないので「VOICE」という自由会話のクラスに行っているのだが、これは語学の勉強のみならず異業種交流の場ともなって、なかなか楽しい。講師達の出身が英米のみならず、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど多岐にわたっているのも面白い。道場破りのように柏、松戸、取手、我孫子と、近場のNOVAを荒らしまわっているのだが、食事もとらずに2時から9時まで喋りつづけている私を、家人は変人扱いしている。
最近はNOVA銀座校の仏語のVOICEにも通い始め、そこで知り合った変わり者の仏人講師と文化論を交わしたのが、実は「ポケット論語」を私に思い出させたというわけなのだ。そういえば、いつか定年退職して暇ができたら、これを英語か仏語に翻訳してみたいとすら思っていたではないか。会社生活の中で右往左往しているうちに、うっかり忘れてしまうところだった。今こそ、漠然とあった年来の夢に形を与えられる時が来ているというのに。
さて、英語学に詳しい同窓の友人に調べてもらったところ、論語の英訳は2冊出版されているという。これは大いに参考にさせてもらおうと、英国出張時に早速買って帰ってきた。仏訳本も出ているのかもしれないが、こちらは敢えて探さず、自分自身の論語仏訳にチャレンジしたいと思っている。50代の頃ナイロビに駐在していて、ずいぶんゴルフをしたが、あれだけしても年間ラウンド記録は80回程度であったことを思うと、この論語訳もそう簡単にはいくまい。1週間に1章として、2年を目標としたらよかろうか。ともかく読者の目を意識することで、自分の励みとしようということなのである。
長年短歌活動をやっている家内に話したところ、「青春は再びは来ないと嘆くけれど 老年だって 二度とは来ないのだ」という歌を教えてくれた。市来勉という人の歌だそうだが、大いに感動して机の前に貼りだした。青春といい、老年といい、二度と繰り返すことのできない時間である。やりたいことをやらなくてはと思う。
最後に、「ポケット論語」に使用している論語の解釈本と英訳本は次の通り。
1) 論語の新研究 宮崎市定著(岩波書店)
2) 現代語訳 論語 宮崎市定著 (岩波現代文庫)
3) 論語講義 渋沢栄一述 二松学舎大学出版部
4) ≪ The Analects of Confucius ≫ by Chichung Huang (Oxford University Press)
5) ≪ Confucius- The Analects ≫ by D.C. Lau (Penguin Classics)
また、使用している辞書は、次ぎの通り。
1) 英英辞典
OXFORD現代英英辞典(OALD)第6版
Longoman Dictionary of Contemporary English (Third Edition)
2) 類語辞典
Roget's Thesaurus of English Words and Phrases (Fifth Edition)
Chambers Dictionary of Synonyms and Antonyms edited by Martin H. Manser
3) 英和辞典
Kenkyusha's NEW DICTIONARY OF ENGLISH COLLOCATIONS
edited by Senkichiro Katsumata (研究社)
研究社 新編英和活用大辞典(CD-ROM版)
グランドコンサイス英和辞典 第1版 (三省堂)
研究社 新英和中辞典(第6版)
スーパー・アンカー英和辞典(第2版)(学研)
4) 和英辞典
NEW斎藤和英大辞典V3.1(CD-ROM版)
研究社 新和英中辞典 (第4版)
ジーニアス和英辞典(大修館)
5) 語源辞典 英語語源辞典 (研究社)
6) 仏仏辞典 Le Petit LAROUSSE compact 2001
7) 英仏・仏英辞典
LAROUSSE Chambers Advanced Dictionary English/French French/English
8) 仏和辞典
クラウン仏和辞典第5版(CD−ROM版)(三省堂)
旺文社 プチ・ロワイヤル 仏和辞典 和仏辞典(CD−ROM版)
9) 和仏辞典 スタンダード和仏辞典(大修館)
10)百科辞典
Encyclopaedia Britannica 2001 (Deluxe CD Edition)
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≪随想≫
◎『母の「人形」』 杢代 英勝 (64歳)
皆さんの中には、NHKラジオ深夜便を受聴されている方がおられるのではと思います。毎夜11時10分からの深夜便に、私も時たま耳を傾けることがあります・・・そのまま夢の中へがほとんどなのですが。
去る3月3日(日)雛祭りの日は、Sunday Talkとして斎藤季夫アナウンサーと京都の骨董人形商、青山恵一さん、そして絵本作家の小野ちよさんの鼎談で「人形」が語られました。「人形」にまつわる思い出の便りを全国から集めて紹介しつつ話を進め、斎藤さんの「思い出だけに、さすがに60歳から80歳の方ばかり」から始まり、やがて拙文の一部も紹介されました。話が戦争と人形・身代わりの形しろとしての人形に及んだ中のことでした。時間の制約や焦点の相違からか、幾分か潤色されての紹介でしたので、今の時世にあって若い人たちに、忘れてはならないことを訴えたくての拙文でしたから、私には不本意な思いが残りました。恐縮ですが、ここに大意を記させていただきます。題して「母の人形です。(3月7日)
母は、私を産んで12日目に病死した。もはや65年前のことである。1937年、日中戦争(「支那事変」と当時は呼ばれた)が始まって父は「出征」した。母は父の無事を願いつつ私を出産したが、18歳の急死であった。やがて、父も帰還したが32歳で戦病死した。今から60年前の日本では、これは特異なことではなく、国民誰もが生きるに苛烈な時代であった。
母は、父の出征中、「留守中の記」をつけ、中に「朝いでて夕帰りし君なれば 帰らぬと知りなほ日くれ待つ」や「生まれ来る夫ののこせし我がたから 姿心も夫に似てほし」などの歌を詠んでいる。母の死の直後、祖母は知人の与謝野晶子に残された歌をしめし、晶子は「君あはれ遠きいくさの背子を見ず 悲しき形身世におきていぬ」と書き残してくれた。その色紙は今も手元にある。
今からちょうど10年前の秋、私は墓地改修に立ち会う機会があって、母の骨壷の傍らに人形の断片を見つけた。それは、55年もの歳月、土の中で母と共にあったので、わずかにガラス質の顔や手足の一部を残すのみであったが、男の子の面影を偲ばせるものであった。長い闇の中から外に出た人形の断片に、私は秋のおだやかな日の光をたっぷりと浴びさせた。帰るや私は『過去帳』に、『今日まで私の身代わりとなりて、二人にてわが身を守りくれしと思い、ひとしお感謝の念おこり、断片を拾い集め、改めて母の骨壷に納入す」と書きつけた。
日本の敗戦以来、今日にいたるも、世界の各地で「戦争」が絶えたことはない。憲法の前文にある「戦争の惨禍」を忘れてはならない、と心から思っている。
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◎ 続中国経済・ビジネスあれこれ(9) 原田 豊 (64歳)
<観光の勧め、その2>
1)タクシー
乗り込む前にメーターがあることを確認して、ホテルの名刺を差し出せばOK.。チップは気持ち程度、10とか15%にこだわる必要はない。メーターの金額に1とか数元上乗せしてラウンドの金額で払うのが良いだろう。しかしあまり大きな紙幣を出すと釣りがないといって倍も支払う羽目となるのでご用心。中国人の客は、チップを一切払わない。
2)買い物
大いに楽しむべし。お土産を買わないと罪の意識に駆られる向きには友諠商店が便利だ。必ずしも一番安いとは限らないがひとつの建物に何でもそろっている。負けることはしないが数百元、数千元と買った場合はディスカウントを要求すると負けてくれる。
外国人にとって大変うれしいのは、大きな店でも、屋台の店でも、中国の商人は勘定やつり銭を絶対ごまかさない。払うべき金額がわからないときは、札と持っている小銭を全部出して見せれば、代金分だけ取るだろう。
3)ホテル
日本と同じシステム。請求金額に10から15%のサービス料が含まれている。枕金はいらない。ただしポーターに荷物を運んでもらったら荷物1個につき50角(0.5元)くらい、ルームサービスに何かを持ってきてもらったら50角(0.5元)くらい払おう。大きなホテルでは日本語ができる人がいるので、用件があるときはジャパニーズと叫べば日本語ができる人が変わって電話に出てくる。
4)食事
本場の中国料理は1週間も食べつづけると胃がもたれてくる。特にシルバーはそう感じるに違いない。日本の中国料理とは明らかに違う。味付けが濃い。油が濃い。そこで料理を注文するときは野菜の炒め物を中心にすると比較的胃にもたれない。それに野菜料理は安い。一皿10元もしない。また火鍋という中国式鍋料理があり、野菜を中心にマトンなどをオーダーすると良い、がビーフはうまくない。そのほか朝食にはピータン粥、小豆粥などもさっぱりしていてよい。
中国料理に飽きると日本料理屋に行きたくなるが、大都市には街中に結構たくさんある。どんぶり物、煮物などがお勧めだ。そば類はやめたほうが無難。私が作ったほうがよほどうまい。刺身は川魚が多いので寄生虫が怖い。こうした街中の日本料理屋は中国人シェフがやっているからどうしても日本で習い覚えた味は年とともに劣化してくる。安心して食べられるのは超一流ホテル内にある日本料理屋だが目の玉が飛び出るほど高い。パリやジュネーブの日本料理屋に比べたら味と値段はとてもリーズナブルとはいえない。
5)夜のエンターテインメント
サウナもカラオケバーもある。片言の日本語を操る女性がいて、なにやら怪しげな雰囲気が漂う。ただし中国では売春はご法度です。
6)観光地
中国人と現地にいる日本人に聞いた3大お勧め観光地を紹介しよう。
まず大連。日本占領時代の町並みが残るきれいな町らしい。
次に四川省。重慶は中国第1の都会。中国の町の特徴的なものはすべて見ることができる。重慶から離れるが九寨溝は階段状の池が連なり、池の色が1日に何色にも変わるという。
最後は雲南省のもうミャンマーに近い奥地シーサンパンナ。少数民族が伝統的な生活を今なお守っていて、遠来の旅人を暖かくもてなしてくれるだろう。
そのほか中国には最澄、空海、鑑真和上ゆかりの遺跡もあまたある。また玄奘法師の足跡をたどるのも良いだろう。だが仏教寺院はあまり期待してゆくとがっかりするかもしれない。文化大革命のとき宗教遺物は全て破壊されてしまった。今残るのは金ぴかで色鮮やかな仏像に、コンクリート製の多重塔だ。仏像は瀬戸物だそうだ。
山紫水明も期待できない。水は必ず茶色ににごっている。無錫も同様だ。九寨溝は例外中の例外らしい。
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◎ ≪ひとこと≫
☆50号ありがとうございます。コツコツと大変な努力ですね”55号あたりで記念号特集としてはいかが? 会員の横顔紹介とか、アンケート....ささやかな記念品も会員から寄付されると良いですね”(近藤和子)
☆50号おめでとうございます。歴史が刻まれつつありますね。ありがとうございまし
た。(北條鎮雄)
☆ 配信頂いたネットワーク テーブル(第50号)に棋聖戦第5局での不祥事(王立誠と石田芳夫の人間性、感性に呆れて敢えて不祥事と言います)について書いておられましたが、偶々小生もこのことで友人宛にメールを送ったばかりだったので面白く思いました。
ご参考までにそのメールを以下添付(一部略)します。囲碁情報紙「週間碁」には以下のように書かれています。
QTE....
両者の言い分を聞いた石田立会人は、棋聖戦の対局規定に基づき、立会人と主催側の読売新聞との協議で裁定する旨を両者に告げ、その場の状況を検証するため衛星放送のビデオ室へ。
両対局者は自室で待機してもらう。何度もビデオを見直したが、王の合意がないことが判明、また柳の終局宣言も確認できなかった。 協議の結果、黒299まで両者の終局の合意は認められず、規約に則り対局を続行せざるを得ない、と判定された。午後8時8分、石田立会人が両者に告げ、中断されていた対局が再会されることになった。王が白300を打ち黒6子を打ち上げ、柳は投了、300手完白中押し勝ちとなった。
......UNQTE
立会人に対局続行と言われて、それではと黒6子を打ち上げる王の神経は凄いね。これが(囲碁の美学を標榜する)大竹9段だったら、きっと他のダメを埋めて柳にツガせるでしょうね。
尤も大竹の場合は盤面9目の大差だったらサッサと投げてしまうから、こんな変なイチャモンはつけようがないのかも知れない。 それにしても、大竹などはこの事件をどう思っているのかしらね。(田村明 65歳 在オーストラリア)
<小俣付記:読売新聞のwebsiteに棋譜があります。プロ棋士においても賛否両論があるそうです。また今回対局の両者とも多分母語は非日本語です。>
☆3月4日の朝日の夕刊にて中高年関連のホームページという記事が目に入りまして、その中に「日本のシニアネット」というのがあり、開きましたところ地域のシニアクラブが紹介されまして、その中の天地シニアネットワークが地域的に近いようでしたのでホームページから貴クラブのご案内を見まして会員登録させていただいた次第です。ネット交流は親族友人間のみで、初めての経験でしたので不安感もありましたが参加してみました。先日の配信メールでいろいろな体験談など面白く読ませていただきました。これからも新しい時代の高齢者のお手本になるように頑張って行きたいと思っていますのでよろしくお願い致します。(T.T 73歳 江東区)
☆「円仁の足跡」楽しく拝読しました。続き待望します。1100年ぶりはともかく快挙ですね。司馬さんの『空海の風景』を想起しました。(M.H64歳)
☆いつも天地シニアネットワークを送っていただき大変恐縮しています。私が今もっとも興味を持っていることは、俳句です。未だ未熟ですが、今の季節に関係なく幾つかご披露を(瓜生信雄 64歳)
日々の生 俳句に込めん 冬木立
行き帰り 挨拶交わす 花大根
改札を 心天のごと 出しかな
職退けて 馴染みし道に 柿熟るる
☆ Dear Gentlemen:
This is to inform you of the change of my e-mail address from ******@**.**.ne.jp
to ******@**.**.ne.jp and I hope you would follow up this information for issuing
your news from now on. Best regards, (M. M)
<事務局:メール定形文として有用ですね>
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● 世事有情
☆ 「子供巣立った高齢者、自宅貸し住み替え」という記事が2月17日の日経新聞日曜版にありました。子供が巣立った後、広すぎて持て余し気味の自宅を貸して、便利で暮らしやすい賃貸住宅などに引っ越す高齢者が増えているとのことです。自宅を売却せずに貸すのであれば、新しい暮らしになじめない時に元に戻れる。また将来子供に資産として残せるし、賃貸収入の差額が暮らしに余裕を与える。潜在的希望者が多いと見て、東急リロケーション、共立メンテナンス(いずれも東京)といった不動産専門業者も、積極的に手掛け始めているようです。しかし実際問題として、「高齢者が移り住みたいような優良な賃貸物件が少ない」「優良物件があっても家主がシニアの入居を拒む風潮が根強い」とのことで、まだまだのようです。(事務局 天地シニアネットワークの中で、貸したい方、借りたい方のご希望掲示は可能です。ご希望あれば、お問合せください)
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● 提供情報
■ 新聞・雑誌記事から
☆「1999年度県民所得、埼玉が神奈川を抜く」(2/23日経新聞)
県民所得は、雇用者所得、利子配当、企業の利益などを合計した値。内閣府が22日にまとめた県民経済計算の結果、1位、東京都(418万円)2位、愛知(355万円)3位、大阪(331万円)4位、埼玉(327万円)5位、神奈川(326万円)となり、埼玉と神奈川の順位が逆転したとのこと。埼玉県は建設、運輸、通信業を中心に設備投資が拡大、一方神奈川は、京浜工業地帯などの有力工場のリストラ、海外移転で生産の空洞化が進んだといったことが影響。
☆「病室の真菌、通常の倍−解体工事の近辺は注意」(2/24日経新聞)
病人やお年寄りなど体の弱った人で肺炎などを起し、院内感染の原因にもなる真菌が、解体工事現場近くの病室では通常の倍以上飛び交っていることが、国立医療センター感染制御チームの研究で分かった。工事現場と医療施設が密集している日本では、病室の窓の開閉には、注意が必要とのこと。
☆「中国産生鮮品、敬遠ムードー残留農薬など安全性に問題」(2/26日経新聞)
一月輸入分の中国産野菜のうち、食品衛生法の安全基準を超える残留農薬が検出されたのはオオバ、ブロッコリー、ニラなど6種。冷凍エビやブロイラーなども抗生物質残留を理由に欧州連合が先月から輸入停止しており、敬遠ムード出始める。国産や他国産に切り替え値が上がってきているが、安さを武器に急拡大してきた中国産の輸入にブレーキがかかる可能性が出てきた。
■ お知らせ 展覧会、音楽会 イベント
◎エイジング(シニア)世界大会
国際高齢者団体連盟盟(International Federation on Ageing、IFA)の第6回世界大会が10月27日から30日まで、オーストラリアのパースで開催されます。テーマはケアから雇用・再教育、さらに政策立案まで広範囲です。参加者募集中。
詳細はhttp://www.congresswest.com.au/IFA/
■ おすすめ図書
・「荻生徂徠 江戸のドン・キホーテ」野口武彦 中公新書 1993
伊藤仁斎に共鳴し江戸朱子学を批判し、さらに独自に孔子孟子を論じ、将軍吉宗へ改革論を献じるほどであったが、ついにはドン・キホーテに擬えられてしまっている。
■ 有用URL 最近目についた Web サイト
<シニア>
http://www.congresswest.com.au/IFA/ 国際高齢者団体連盟世界大会
<生活>
http://shopping.fresheye.com/_pr/dbm/0306/try.html 「産直品」ショップ
http://mailnews.cplaza.ne.jp/chosennippo/ 韓国情報メール便 500円/月
http://www.js-venture.ne.jp/ 創業ベンチャー国民フォーラム
<ICT>
http://www.horagai.com/ 文芸ホームページ「ほら貝」
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● 事務局から
・上海万博立候補を中国政府は公式に認めたとの記事(毎日3/13)
・「老年だって 二度とは来ないのだ」感動的言葉ですね。(μ)
・初の刊行として予告していました「宇宙の物語ー太陽系ファンタジー」は印刷の予定でしたが、加筆することになり製本頒布を延期いたします。理科の好きな青少年の参考書にもなるよう望んでいます。なお原稿のもととなった「宇宙の話」はホームページのライブラリに一括掲載してあります。
・会報郵送の場合毎月1回プリントしてお届けします。実費1通分200円
振込先:三井住友銀行神田小川町支店 7871532 テンチシニアネットワーク
・配信不要の場合はご一報ください、中止いたします。
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