菊名駅プラットフォーム物語
菊名駅のプラットフォームに僕は一人で立っている。
不意に土手を上がって線路を横切りプラットフォームによじ登ってくる浮浪者がいて彼は僕の眼をしっかり睨みつつ、近づいてくる。
関わりたくないなと思いながら絶対に彼がカラんでくることを僕は知っており果たして浮浪者は僕に挑みかかってくる。
二人は線路の上に飛び降りさらに土手まで降りていって格闘する。
彼は僕に「殺してやる！」と叫び実際殺そうとしている。
仕方なく僕が彼の頭の上に立ってそのまま線路まで連れて行くと電車が来て下にいる彼だけを轢いていった。
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