横浜・曙町「ビージーンズ」 〜Hちゃんの巻B〜

1998.12.12 プレイ時間16:00〜17:00(実際時間16:25〜17:25)

10時。またアキバから電話を入れる。もちろんBJとYHJの両方に。おかしい。今日は2店とも全くつながらない。何十回もリダイヤルするが駄目。刻々と時が過ぎてゆく。さすがにこうもつながらないと、”予約でもう一杯になってしまうのでは?”と普段冷静な私(?)でも焦ってきた。15分経過。まずYHJにつながった。
「今日は、Mちゃん出勤しますか?」
「はい、出勤いたしますが、もう予約で一杯になってしまいました。申し訳ありません。」
ガーン!そ、そんな…。やはり超人気の女の子は10分以内につながらないと、予約は難しい。ましてボーナスが出た週末だけあって、
餓えたオオカミが一杯いるに違いない。(そういう自分はどうなんだ?)しかし本命であるBJにつながるまでさらにリダイヤル。やっと20分過ぎにつながる。
「今日は、Hちゃん出勤しますか?」
「ええ、一応出勤の予定です。一番早くて16時からになりますが、まだ本人と確認とれていません。いかがいたしましょうか?」
「じゃあ、とりあえず16時からで予約受け付けてもらえますか?」
「かしこまりました。お客さんはHちゃんは初めてで?」「いいえ、何回か…。」
「ありがとうございます。それでは14時に再度電話をお願いします。その頃には出勤の有無がわかると思います。」「わかりました。」
何か先週のYHJのパターンと似ている。いやな予感が。しかし、もし「初めてです。」と言ったらどうなったのだろうか。私の場合、店員にも顔を覚えられてしまっている。きゃー、恥ずかしい。14時の確認までの時間がえらく長く感じる。ここまで来て駄目だったら、何しに来たのかわからない。一抹の不安を抱きながら、アキバの街を彷徨う。ラオックス・コンピューター館でHP素材集を購入。ソフトコーナーで「Voice一太郎」のデモを見た。これがあればこのコーナーも楽に書けるのに…。でも買ってしまうと肝心なことへのお金がなくなるので、グッと我慢。
 14時。おそるおそるBJへ電話する。
「16時にHちゃん予約の○○ですが、Hちゃんどうでしょう?」
「はい、○○様ですね。時間通りお越しください。」
「わかりました。では、お願いします。」とりあえず、店には出てきているようだ。しかし、またまだ油断できない。新宿で買い物をして横浜へ向かう。
BJで受付を済ませ、待合室へ。先週見たような先客が一人。まもなくHCへ移動。待合室で一人で雑誌を見ながら待っていると、もう一人客が入ってきた。年は20代半ばくらいか。店員が入ってくると、その客に今すぐ案内できる女の子3人の写真を持ってきた。しばらく考えた後、一人を選択し、本当にすぐに呼ばれていった。私も予定より30分過ぎにようやく呼ばれる。
「お客様、お待たせいたしました。Hちゃんです。どうぞ、ごゆっくり。」
「こんにちは。」「こんにちは。」いつ逢っても、大のオキニのHちゃんは、とってもかわいい。
「また来てくれたんだね。遠いところをありがとう。」Hちゃんの手に引かれて、いつもの部屋へ。
「ずいぶん待ったでしょう?前のお客さん、予定より25分も遅れて来たのよ。」とプンプン顔のHちゃん。
「Hちゃんを25分も待たすなんて、ずいぶんな奴だね。」「そうでしょう。でも、おかげで25分休めたから良かったけどね。」
「まあ、お元気そうで何よりです。」「ハ〜イ♪ジャンパー掛けとくね。あったかそうなの(服に)になったね。」
さすがに女の子である。着ているもののチェックは鋭い。
「この前もらったお菓子、お店の子と食べたんだけど、とってもおいしかった。」「喜んでもらえてよかったです。」
「H、こないだお店に泊まったんだ。」「えっ、本当に泊まったんだ。(この話はHちゃんの巻Aを参照してください。)でも、ここのベッド堅いから腰がいたくならなかった?」「うん、店員さんにマッサージしてもらったから。」う、うらやましい…。
シャワールームへ。
「Hちゃん、車の免許取ったら、何に乗るかもう決めてるの?」
「うん、最初は軽自動車にしようと思ってるの。今はいろんなのでてるでしょ。」最近の子は、大型四駆車やスポーツタイプが乗るものだと思っていた私は、以外な答えに驚いた。でも、その方がHちゃんには似合っている気がする。
「Hちゃん、風邪は大丈夫?」
「うん。毎日出るようになってから月から水曜日まで良かったんだけど、木曜日にドッと疲れが出て、水曜夜中2時から木曜日の夜中
10時まで寝ちゃった。」

「そんなに寝られるのもすごいよね。」「うん、自分でもすごいと思う。(自分の)部屋のウォーターベッド片づけちゃったから、残ってる堅いソファーの上で寝てるの。電車の吊革にぶら下がったままでも寝れるよ。」「そこまでいくと特技だね。」
シャワーを終えて外に出ると、中の暖かさから一転して寒く感じる。「うー、寒い。風邪ひかないように先に待っててね。」
そうなのだ。この時期は、このギャップが大変なのだ。でもそれが却って人肌を求めてしまう要因でもある。

例のスタイルでプレイが始まる。「このスタイル、Hちゃんのオリジナルなの?」
「うん、そうだよ。お客さんに『さあ、横になってください。』とかって指示するのに抵抗があったから、ごく自然な感じにしたかったの。」
いつも通りプレイは進行しているので、内容は省略。ただ、いつもよりキスの時間が長かったような気がした。それだけHちゃんの
柔らかい唇の印象が強く残っていたからだ。
「ラストの23日は(Hちゃんの常連が先を争って)予約取るのに大変だろうな。」
「それが…。(23日の)チケットが取れなくて、22日がラストになったの。」
「えー!平日じゃない。」「予約は取りやすいと思うけど、平日じゃ静岡からこっち来るの難しいよね。」「うーん、有休取ろうかな。」と、
本気で悩む。「それじゃ、Hちゃんに『メリークリスマス』も『明けましておめでとう』も言えないんだね。」
「そうじゃんねー。でも話したかったら○○もあるし、××もあるし。静岡ならいくらでも理由つけて遊びに行けるから、お別れじゃないよ。」 と、うれしいことを言ってくれるHちゃん。

プレイ終了後、例によってイチャイチャタイム。
「(体が剥き出しのままじゃ)寒いから毛布を掛けたい気分だね。Hをあっためて。」と自分に絡みついてくる。おお、よしよし何て可愛い子じゃ、とギュッとHちゃんを抱きしめてあげた。「手、あったかいね。Hね、冷え症なの。ほら。」とつま先を自分の体にちょっと押しつける。「おおっ!本当に冷たい。ねえ、Hちゃんの名前ってどうして付いたの?」
「ここの前の店に入店したとき3月だったから、店長が『君の名前は僕が決める。うん、Hにしよう。』って簡単に決まっちゃったの。最初は、この名前がイヤだった。H×とかH△とかならまだ良かったのに。『何かお婆さん臭いです!』って言いたかったんだけど、入店したばかりだから何も言えなくて。でも、(2年の)後半は好きになった。」
「Hちゃん、この2年間どうだった?長かった?短かった?」
「あっという間だった。お店の人もまだHがこの業界を辞めることを信じてないの。またススキノで働くんでしょ、とかね。ひどいでしょ。
お客さんも結婚するんでしょ、とか別の店に行っちゃうんだとか思っている人もいたの。」
「もう、体力の限界?」
「まだ、もう少しこの業界でやれると思うけど、ヘルスは若くなきゃできないから。年をとったらソープに行くしかないの。そこまでしたくないし、ピークの内に辞めるの。でも、12月で辞めるっていいと思わない?キリが良くて。」
「まあ、少なくても男ができたとは思われないだろうね。Hちゃんのこのポッチャリ肌も封印するわけだ。」「うん。」
無情にも終了10分前を知らせるベルが。再び、シャワーを2人で浴びる。シャワーを終えてから、Hちゃんにお土産を渡す。
「えー、本当にいいの?ありがとう。これでこの後もがんばれるよ。」
「うん、がんばってね。あと、この前話したHI−C梅カルピス割を持ってきたよ。」

「うーん、味はリアルゴールドの方がまだいいね。」

時間となり、Hちゃんとお別れのキスを交わして、エレベーター前まで送ってもらう。エレベーターは上の階へ上がっていたので、Hちゃんと並んで待つ。”なかなか降りてこないね。”という思いでHちゃんを振り返ると、”そうだね。”という表情でニッコリ微笑んでいる。 ああ、時が止まってくれたら。そんなはずもなく、エレベーターに乗り込む。「バイバーイ。」「バイバイ。」
今回は思いっきり次回に逢うまでのしばしのお別れができたことに満足して店を後にする。

店を出た後、Hちゃんと約束したあることのメモを渡し忘れたので、再び店に戻り、細身の店員に手渡し、Hちゃんに渡すように依頼した。しかし、悲劇はこれだけでは済まなかった。帰りに新宿に立ち寄り、(もう一軒はしごしたのではない。念のため。)バックを開けて
驚いた。Hちゃんに渡すべきお土産のメインが入っていたのだ。慌てて店に戻ったのは、言うまでもない。情けなや…。
それでもめげずに来週も行ってしまうだろう。

今回のプレイ料金 60分 プレイ料21,000円+指名料1,000=22,000円

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