記事タイトル:こんにちは 


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お名前: てるお   
>みねははさん
大使館のパーティーですか。確かに階級矛盾はありますね。昔同好会のキャンペーンで
会員のポケットマネーを少しずつでもいいから集めて野生動物を救おう、という話があって、
ほんとに「100〜200円」くらいからこつこつ集めて5万円くらいになりました。それで、いざ送
ろうとしたところ、あるアフリカの国の高級官僚のご夫人が日本にこられて、ショッピングを
され、一晩で毛皮製品なんかも含めて50万円くらい散財した、という話があって、皆一気にやる
気をなくしてしまった、という笑うに笑えないエピソードがありました。

でも外交に資金をかけ、国際的な地位の向上に力を入れるのは長い目でみれば国民全体の利益に
繋がるでしょうから、一概に良し悪しの判断は難しいような気はします。勿論食料不足で飢えて
いる子供たちに必要な、衣食住や医療のサービスを提供するような事は人道上も政策上も最低限
の急務だと思いますけど。日本でも根強い「省益優先、国益無視」みたいな風潮だけはやめても
らわないと困りますが。でも国によっては公費と私費で大きな差があって、外交官が物価の高い
日本で安い鶏肉を手に入れるためにベンツでわざわざ遠方まで買い付けに行き、トランク一杯
買い込んでくるという、話もあります。パーティーを開きたがるのは、駐在先の国の人を正式に
招待すれば、それが公費で可能だからで、普段の私費ではとても食べられないようなご馳走が
出せたりする、という事情もあるみたいですよ。ちょっとだけ僕は同情します。

「ハランベ−」の寄付は直接は存じませんでした、勉強不足ですみません(汗;)。ただ同好会
を通じて協力しているはずです。

「文化人類学」・・・そうですか、やはり凄いですね。僕は人類発祥の地といわれるタンザニア
のオルドパイ渓谷に何度か行って発掘の跡をや人骨も観ましたが、壮観でした。人がアフリカに
見せられるのは自分の中の先祖の血が呼ぶからだ、という説もありますが、そうかもしれません
ね。人骨発見のリーキー博士(正確には発見者はその夫人)もちょっと大変でしたが、どうなん
だろう? もっともこういうお話はどちらかというと自然科学の人類学の方の話題で、みねはは
さんのご興味の対象からは外れているかもしれませんが。僕は比較文化論は大好きなんですけど
ね・・・。あと、僕の専攻は「ぼくってこんなひと」のところでも書きましたように、もともと
法律でした。今もちょっと関係のあるお仕事ですが、実際の本業はそこに書いたように
歴史研究と、そっち方面の執筆です。その執筆に絡んでつくば方面も多少関係があるわけなんで
すけれども。
[2000年1月21日 13時6分29秒]

お名前: みねはは   
あ忘れてた。ご質問にお応えします。
専門は文化人類学ですう。
てるおさんはなあにかにゃ?
[2000年1月21日 3時20分46秒]

お名前: みねはは   
はいはいこんにちは。
わたしはわたしの周りのケニアの人が大好きでした。
結構ぽーれという状況でもすごい楽しそうだったしね。
人生と格闘しながら人生を楽しんでるという感じでした。

たまにナイロビに上京して大使館のパーティとか潜り込むと
何でここでこんなにお金使うかなあ?
とか思ったりしたのでした。

みほりんさんのところで
JICAのプロジェクトの事が話題になってましたが
うーみゅ。まあいろんなプロジェクトがあって一概には言えないけど
確かにてるおさんがおっしゃるとおり、「???」
というプロジェクトもありましたしJICAの人態度でけえ、
と思った事もあったけど
結構いけてるプロジェクトもあったよ。

まあゆっくり語り合いましょう。

ところでケニアアメリカ大使館爆破事件のとき
被害遺児支援のハランベー(協力転じて寄付)
をしたんだけどてるおさんは参加した?
[2000年1月21日 3時17分5秒]

お名前: てるお   
>みねははさん

すみません、下の僕の発言で一箇所間違いがありました。アダムソン夫人にお目にかかったのは
メルーではなくてサンブールのロッジでした。アダムソン夫人はメルーにお住いで、そこからサ
ンブールのロッジまでわざわざ僕たちに会いにきてくれたのでした。随分前のことで、「メルー
に住んでて、そこから来てくれた」というお話が記憶の中で混同してしまったようです。後でパ
パとママに確認して間違いに気が付きました。どうもすみませんでした。でもメルーに行ったこ
とがあるのは本当です。またそのお話もしましょうね!
[2000年1月20日 9時53分21秒]

お名前: てるお   
>みねははさん

中国語もお得意だとばかり思っていまして、大変失礼致しました。それはそうと早速の
ご丁寧なお返事痛み入ります。

それにしてもケニアでは凄いご活躍だったのですねえ。尊敬申し上げます(感動;)。
メルーは僕も何度か行っておりますが、中でも印象に残っているのは中1のときに、
ここのロッジでかの「野生のエルザ」の著者、ジョイ・アダムソンさんにお目にかった
ことでしょうね。またこの話は別に書きますね。

政治や経済の問題は本とに難しいと思います。僕もなかなか見解をまとめられません。
ただアフリカの良い面も悪い面も公平公正に見ていきたいと思っています。でも一つだけ
お断りしておきますが、僕は別に「ハイソ」ではありませんし、上から見下すような態度は
アフリカの方々に対しても、日本の方々に対しても取りたくはありません。そういう意味では
「勉強不足」ではあっても「真摯な努力と研鑚」の意図でアフリカのことも観ていきたい、
と思っています。そしてそういう意味でもみねははさんの貴重なご意見を色々聴かせて頂ければ
とても幸いに存じます。 ↓の「来たよ〜」の欄でもガーナ人のご主人をお持ちのみほりん
さんが色々興味のあるお話をして下さっています。其方の方にも書いておきましたが、一度ご連
絡を取られてみてはいかがでしょう? ひろせさんのHPにもおいでですし、「ヘレンの小部屋」
というHPをおやりになっていて、ここからも「いますぐ」のリンクで飛べますから。

それとつくばで学問を修められた、ということですが、凄いですね、なにしろ「学園都市」です
ものね。何をご専攻されたのですか? 差し支えなければ教えて頂けます? そのご専攻が上の
お仕事とも色々関連あるのでしょうね、きっと。ただ前述の「エルザ」に絡んでと、それとは
別のことでほんのちょっとだけ僕もつくばには関係あります。またそれは今度お知らせしますね。
でも、RPG研というのは知りませんでした。ゲ−ムを作っているのですか?
[2000年1月19日 3時23分25秒]

お名前: みねはは   
あふりかのXmasもところで密かにレスをつけた
みねははです。
どうも長文のメールをどうもありがとう。
まずご質問にお応えします。
(これでわかっちゃう人がいませんように)
みねはははメルーの内務省国家人口審議会県人口局
で2年間お勤めしていました。
人口政策に関連する部署で家族計画その他
リプロダクティブヘルスに関するの情報普及活動や
村部の現金収入源創出プロジェクトのための社会経済調査などなど
担当してました。あと外国援助団体と地元NGOの調整とかね。

M大統領への評価がてるおさんとわたしではかなり違うのですが
空軍クーデターの前と後で
彼も変わったのかもしれないね。
クーデター後の彼は
特にわたしの周りのメルー族の人々に言わせると
すごい悪人ということでした。
Eメールでは華やかなケニア社交界のことを教えてくださったのに
なんか悲しくなってしまったのは
「下痢になった子供を死なさないためには
お塩と砂糖を水で溶かしたものを飲ませて!」
とか叫んでいたわたしの知るアフリカと
てるおさんの知るアフリカに大きな落差があったからかな。


ちなみにつくばの人?と聞いたのはYAHH様の投稿のタイトル
を誤解したのですわ。すみません。
わたしはかの地で学問を修めました。
つくばのRPG研の人とか知ってる?
[2000年1月18日 23時59分5秒]

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