アルチュセール |
1マルクスの資本論を抽象的と資本論の実践とに分ける2イデオロギーはなくならないがイデオロギーを抜ければリアルな世界観を得られる3国家=国家権+国家装置(抑圧とイデオロギーを要素に持つ)イデオロギー装置は市民社会でイデオロギーが物質化する場で、これにより社会の再生産化が維持される4マルクス主義の政治は階級より先に階級闘争が先立つ |
宇田川ようあん | 舎見開草。舎見(せいみ)はオランダ語の化学の音訳。(英語のchemical?)各原子や質量保存の法則も紹介 |
ガダマー | 真理とは言語によって表現されるものであり、経験は言語によって生成される。言語は単なる記号ではなく、言語の中で内容が生成される |
カント | 心は単なる白紙ではなく積極的な力であることを主張し、いっさいの感覚的経験から独立した認識である純粋理性の姿を明らかにしようとした。 |
ゲーテル | 完全性定理と不完全性定理 公理と推論規則で定理を演繹することは数学以前の論理ではなしうるが(完全性定理)、数学となると公理と推論法則では証明し得ないが正しい命題があり(不完全性定理) |
ケーラー | Ko(ウムラート)lher,W |
灰色の箱でゴハンを食べているヒヨコがより黒い箱を選択することから、黒っぽさと言う全体性で反応していることがわかった |
ケレニィ | ハンガリー生まれの古典学者 客観的だけでなく神話に微妙な人間心理の流れをあると考察 |
ゴフマン | スティグマを、スティグマのある人間と、ないその他大勢の人との関係から導き出した。スティグマとは、古来、奴隷等につけられた印でマイナスイメージがあるものだが、ゴフマンのいうスティグマとは、一般大衆の人から「あいつは違う」というまなざしを特定の人に向けることで現われるもので、具体的には体格、性格、信条に現われる。簡潔に言うと、いじめっこ達は「あいつは違う」ということを確認して、実際には自分達と変わらないいじめられっこを特殊なあつかいにしること。 |
ジェームス | James,W | 意識を分析せず、意識の進行状態を対象とし、意識は生理学的に中枢神経によってなされるとした |
シュッツ | 社会を科学的に理解するには、主観に意味づけられた社会の意味を理解することであり、科学 |
スキナー | Skinner,B.F |
ネズミがスイッチを押すと食べ物が出る装置でネズミがスイッチを押すのが早くなることから、自発的に環境への働きかけること(operant-behavior)で学習は成立するとした |
スケープ・ゴート(しょく罪の山羊) | 特定の集団または共同体にふりかかる危険ないし危機をふりはらうために、一人の人間を犠牲にすること。 |
スターリン | 独裁者。厳しい粛清で有名だが、それは一国社会主義と工業化を中心として繁栄するには、強力な国家体制が必要であり、その体制を維持するために厳しい権力集中、官僚制の国家を作った。簡潔に言うと目的のために手段を選ばずひどいことをした人。 |
スピノザ | 汎神論。存在について、無限の全体(宇宙であったり自然であったり)を唯一の実体(=神)とした。神は唯一であり、他のものの思考の対象とはならない。また実体を表現したものを属性とし、属性は無数にあるのだが、そのうち人間が理解できるものを思考と延長だけとした。 |
関孝和 | 「発微算法」のなかで筆算を用いて江戸時代に高次方程式を解答 |
宋應星 | 明末に科学技術の大著「天工開物」を著す。図入りの解説で江戸時代の平賀宇田川にも影響。因みに当時の中国は技術書は軽視されていたらしい |
ソシュール | 構造言語学主義者。関係主義を重視。関係主義とは、個々はそれ自体で価値をもつのではなく、他の個との関係において価値が表われるという考え方。
シニフィアン=音のイメージ。ラッパとカッパは似ている、とか。シニフィエ=概念のイメージ。そばとラーメンはにている、とか。 |
チョムスキー | 生成変形文法を提示。言語には文法などの表層構造の下に隠れている深層構造があると仮定し、表層と深層の結び付きは一定でなく、変形操作されるものとした。 |
デカルト | 理性を習慣や偏見、伝統や権威から浄化して諸学の基礎の発見のため、いっさいのものを疑うことから哲学をはじめた。こうして疑ったもののうち物体と精神に区別した。(2つは実在的に区別した実体と考えられ、その存在の根拠に神がおかれた。
また、精神がもつさまざまな考えのうち、数学的要素だけが、自己意識の確実性と神の誠実性をに保証されるとした。 |
デュルケム |
『社会分業論』で近代社会を自由な個人が職能(役割)を通して組織される有機的連帯の社会と捉えた。しかし『自殺論』に至って、近代人は、アノミーという欲望を規制する規範が失われた状態に支配される、とした。このアノミーを打破する方法として、デュルケムは職業集団を通じての人々の関係の再生を主張した。 |
デリダ | 文学や精神分析を読解して、その作品内にありながらまだ思考のされていないものや、排除されたものををとりあげ、徹底的に問い直した。この過程を脱構築という。 |
ドゥルーズ |
リゾーム論でヨーロッパ的思考が木のような形のイメージで体系をたて上へ向かって線状に進化しているのに対し、リぞーム論は地下茎のイメージで多様な形をしていて、両者は別個の思想体系をもち、いままでの伝統な考えは前者を重視してきたが真実は後者にあるとした。 |
ドヴォルザーク | 芸術はその時代の精神(思考観察)の配置をなしている |
トールマン | Tolman,E.C |
行動が刺激反応だけでなく、全体的な行動の目的を持ってなされることを主張(S-O-R) |
ニーチェ |
ひとつは自己批判によって近代が本来宿していた真の解放へのエネルギーを革新、強化しようととした。近代という時代を人間自身の自然の生命力と、計算的、論理的理性とのバランスが崩れているととらえ、計算のほうに傾いている、と批判した。もう一つはヨーロッパの理性への批判と否定の試みである。力のない者が 、キリスト教やプラトンをつくり、その者達の信奉したものの価値は、根拠のないものである。ヨーロッパの古い価値はこうした無いものの上につくりあげられたニヒリズムであるとした。 |
ハル |
Hull
ネズミがえさにたどり着こうとするとき、近づくほどスピードが速くなることから、習慣強度=動因X刺激強度X誘因などの方程式を導いた。 |
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ハーヴェイ | 血液の循環。心臓から動脈と静脈の役割も修正 |
デカルト | 人間の祖先が猿であると主張。僧正の「君の祖先がサルというのは父方かね母方かね?」のからかいに毅然と「私の祖先が人をからかう事にしか才能を使わない人間よりも、私は喜んでサルの方を選びます」と反論 |
パスツール | 酵母細菌を発見 |
バタイユ | 人間性に性を保存する部分と呪われた部分、呪われた部分は過剰として現れ、その消費をどうするかで人間性社会性が決まる |
ピアジェ | 発生心理学で個人歴史の精神の発達を順次に発見することで心の構造がいかにできあがるかを確認。あらゆる児童は同じ段階。知能は言語より先に習得 |
ヒポクラテス | 医学の祖。著書は複数の手によるものとされる。 |
フーコー | 権力はイデオロギー正当化を作り、近代イデオロギー装置といえ近代権力装置あり近代人はの理性は権力に服従的であった |
フッサール | 我々が自明だと思っていることをいったん括弧(エポケー)にいれて、超越論的に純粋自我と純粋意識に還元しなければならないとした。 |
フランクル | 精神は本能や心に還元できない独自の者を持ち神経症のは投薬だけでなく精神的な者によって治療 |
ブランショ | 言葉は語られることで実存と現前はなく存在としてある |
ブルトマン |
新約聖書が当時の文化に基づいた物であるため解釈の変更を促す |
ブルトン | シュルレアリストの創始者 2項対立の通底 |
ブレヒト | 従来の感情移入する劇でなく登場人物の置かれている状況に観客が弁証法的に思考を働かす劇を試みた |
フロイト | 文化の成立をリビドーの抑圧 |
フロイトの夢 | Freud,s |
フロイトは夢を抑圧された無意識のあらわれとし、自我や超自我によって歪曲されるため、無意識はそのままのかたちであらわれない。そのため夢はよくわからないものが多い。ちなみに無意識とは感情や行為の源泉となるもので、自身で意識化できない段階と、意図的に意識化できそうなもの(前意識)とがある。自我(ego)は意思的合理的なもの、超自我(super-ego)は自我より道徳的な基準が働いたもの、であり自我は無意識を抑圧するものであり、抑圧に失敗すると神経症の原因となる |
ヴェルトハイマー | Weltheimer |
ゲシュタルト(Gestalt)心理学の祖。斜線と直線を交互に点滅させて見せていると2本の線のなす角度が狭まって「見える」実験をして、心理現象は全体として考えなければ説明できない |
ヴント |
Wundt,W |
実験心理学の祖。心理学を直接経験の学とし、学問の対象を意識とし、心的現象は感覚と感情の組み合わさったもの(水=酸素+水素のように)と考えた |
ヴェルフリン | 芸術には個々の作品を超えた大きなスタイルがあることを発見 |
ベルタランフィ/td> | 一般システム論の提唱者 生物学を通しどのように複雑かつ有機的に構成されているかを知ることで要素間の集まり方が問題 |
マール | 特定の作品は特定の様式 |
マリノフスキー | 人類学が歴史実証的だったのを機能主義に基づき複雑な相互の |
マルクーゼ | ヘーゲルの哲学的根拠が否定性にあることフロイトが生物学的に社会が抑圧的方法によっていること |
ヤコブソン | シシェルバが提案した音素の示唆的特徴を活用し音素の十二対の弁別的特徴の抽出と体系化を行った
詩の構造に置いて記号論と関わらせリズムの類似関係は詩が受容されるのに不可欠とした |
山口昌夫 | エドワード・シルズの「中心と周縁」の影響を受けて、シルズが中心=聖なるもの、周縁=中心に属さない大衆、としたのに対し、山口は、周縁に弱者なるゆえの聖性を期待し、周縁は中心と対立しつつも、互いに相補的な立場に立ちうる、と周縁に積極的意味をもたせた。簡単に言うと、聖なるもの |
ライヒ | リビドーの抑圧を性格に見る 性格フロイトの談話療法の改良 |
リースマン |
「孤独な群衆」個人の社会への関わり方を適応型アノミー型自立型 |
ローザ・ルクセンブルグ |
ポーランドのマルクス社会主義経済学者であり、革命家。革命を大衆の自然発生に依拠した。 |
ローレンツ | 生き物は遺伝にプログラムされた行動をとる |
ワトソン | Watson,J.B |
心理学はの対象は行動であり刺激と反応(S-R)であり、感情は腺や内臓に関係があるとした |
ワトソンとクリック |
ワトソンとクリックDNAの2重らせん構造の発表 |