日記

(〜2010年10月9日/アーカイブ)
<Welcome from Fukushima - Konno>

◇ 今日は、三連休の初日ですが、雨模様です。
 同居する義母が、いつもお世話になっているディサービスの主催で、バスで三春までの遠足です。
 雨が心配ですが、午後からの予測なので、何とかもって欲しいと思います。紅葉には少し早いでしょうか?
 テレビのトップニュースは、中国の人権活動家がノーベル平和賞の受賞のニュース。
 化学賞で喜び、文学賞で残念といっている日本のようには行かない、政治的な意味が込められているようで、国際的対立、ノーベル賞自体の評価の低下をもたらすのではないかと心配です。(10/9)


◇ 新監督の下での初めての試合をテレビでフル観戦。
 日本は、強豪アルゼンチンを1対0で破る。親善試合ではあるもののあっぱれ!
 ワールドカップ以後、選手たちの成長を感じさせる。
 監督の交替で、チームは大きく変化。組織の長の役割の大きさを感じさせる。(10/8)


◇ 弘前大学人文学部の非常勤講師として、26日に福島から移動し、27日から30日までの30時間の集中講義(「労働法」)を行ってきました。老体にとっては、重労働ですが、真面目な学生に動かされて、気持ちよく講義ができました。2年次生が主体ですが、講義にはよくついてきてくれました。30日は、夕方、福島県庁での会議に、ギリギリ間に合いました。明日から10月です。(9/30)


◇ 秋分の日、近くの格安洋品店に買い物に同行。
 手持ち無沙汰で、待っていると、若い女性が、「○○先生ですね」。
 「ウワー、握手してください!」
 びっくりしていると、3年前に卒業して、いま**町で働いています。懐かしいーと、云ってくれました。トレパン姿で、自宅のリラックスウエアですし、格安洋品店で、ボーッとしているので、格好悪かったのが、躊躇の理由。近況を聞きながら、名前を聞くのを忘れました。
 ゼミの先生は、友人のK先生だというので、連絡をとってお詫びのメールをしたら、返信がありました。
 お元気な姿に、安心しましたという返事。
 そうだ、元気にしてないと・・・・。
 元気に働いている卒業生の姿に、励まされました。そして何よりも、出身学校のいい思い出を大切にしていることに、うれしさ。
 友人には、若い女性から握手を求められるなんて、幸せだね・・と冷やかされたが、何か、温かい気持ちになりました。
いい秋分の日でした。(9/23)


◇ 9月22日、雨足が強まる中、職場からの帰り、映画館に寄り、映画を見てきました。
 映画は、『風のかたち −小児がんと仲間たちの10年』。「パンダハウス育てる会」の主催です。
 作品資料によると、以下のように解説されています。
 「2008年夏、聖路加国際病院副院長の細谷亮太医師、済生会横浜市東部病院小児医療センター長の月本一郎医師、あけぼの小児クリニック院長の石本浩市医師、三人によって企画された“SMSサマーキャンプ”は10年目を迎えた。
 元気一杯な年頃なのに、毎日病室で治療の日々をおくる小児がん患者の子どもたちに、自然との触れ合いや元患者のボランティアとの交流の機会を与えようというサマーキャンプを、カメラは10年間追い続けた。
 小児がん患者や体験者を、悲劇の主人公ではなく、“再生”のシンボルとして描いた本作は、単なる難病を扱ったドキュメンタリーという枠にとどまらず、命の尊さ、生きる意味、未来への眺望、の映像化として、閉塞的な現代の社会全体に大きなメッセージを送っている。」
 「小児がん」など、考えたくないと思い、涙なくしては見ていられないと想像していましたが、今では10人中7−8人は治癒しているという小児がん。なにか、展望の持てる映画でした。10年間の撮影ですので、子どもの頃と、成人してからと対比できて、感動的。異口同音に、「人に役立ちたい」、「病気をして人の優しさを感じた」等など。
 生きることが限られるからこそ、生きることを大事にしないとと、教えられる。(9/22)


◇ 23日、秋分の日あたりから、ぐっと秋の気配が強まりそうです。猛暑の夏を懐かしがるようになるでしょう。
 尖閣諸島での船舶衝突事件が、政府間のみならず、市民間の交流にも暗雲をもたらしています。
 国際交流が、市民レベルでの交流がベースと思ってるので残念です。
 政治は妥協がつきものですが、市民間の心の傷は、禍根を残します。
 これを契機に、軍事強化が大手をふりそうです。沖縄基地問題、自衛隊増強が、これを口実に進みそうです。何よりも、抵抗する市民運動も、弱まることを懸念しています。(9/21)


◇ 今日は予定を変更して、午前中に、おもちゃ屋に行き、幼児用具の買いものに付き合って、昼過ぎ、一人配達のドライブ。1時間余り。
 すでに、誕生日は10日も過ぎてしまって、誕生日をお祝いするのには、タイミングを失ったが、元気に明るく育っている。アパートの狭い通路を、補助車のついた自転車を、上手に操っている。体は大きくなったとは見えないが、行動力は見違えるほど。こちらはハラハラ。
 帰りの自動車道は、車が多い。連休と1000円効果?睡魔に襲われ、パーキングで休もうと思うが、満杯で、道路が一杯で入れない。なんとか無事たどり着いたが、しんどかった。
 疲れたが、久しぶりの二人の孫との対面。しばらく充電効果になるでしょう。(9/19)


◇ 国家公務員の給与に関して、人事院勧告のレベルの引き下げではなく、さらに引き下げることの可能性をある大臣は、就任のインタビューで答えている。
 「国民の目線」を根拠にしている。
 法律が求めている「勧告の尊重」を否定することを、検討前に公言する。
 人事院勧告は、国家公務員の団体交渉権や争議権の否定の代償措置。これがあるから、憲法違反を免れると最高裁も云っている。
 「国民の目線」の実態は何か?大衆迎合ではないのか?大臣は、もっと憲法と法律を遵守するよう、批判があっても、頑張ってほしいものだ。
 これでは、井戸端会議のおじさん、おばさんの話のレベル以下である。
 一国民としては、安易に「国民の目線」等という言葉を使って、法律を否定しないでほしい。他の政策の批判を、転嫁するなど、がっかりしている。「国民」も、もっと賢くならないと。(9/18)


◇ 昨日、初孫である孫娘が4歳の誕生日を迎えた。
 いろいろ事情が重なり、お誕生祝いの集いは、後日に延期したが、朝、電話をかけてきて、「4歳になったよ!」と元気いっぱい。
 4年前が思い出される。うれしさよりも、母子ともの健康が心配だった。
 陣痛が来て、土曜日だったので車で1時間の道を、急ぐ。
 結局、夜の会合のために、無事を確認して、帰らざるを得なかったが・・・・。
 成長に心配なこともあったが、元気にすくすくと育った。
 2年半後に妹が生まれ、お姉ちゃんになった。
 長女という兄弟姉妹間の序列は、一生続く。
 年老いても長女は長女。兄弟姉妹間で、トップに立つがゆえに、無理がある。
 もっと、子供らしい甘えがあってもいいのかなということと、兄弟姉妹間でも、リードすることの責任感から解放されてもいいのかなと感ずる。
 妹弟は、親との関係もあるが、兄姉との関係でもリードする責任はなく自由。
 同じ家庭環境でも、兄弟姉妹の位置によって、ずいぶん違う。
 生来の性格ではなく、環境に基づく性格の違いなのだろう。(9/10)


◇ ようやく涼しくなってきました。夕方から雨が降りだしました。明日の予想最高気温は、25度。(最低は23度)昨日の37度3分からは、急転直下です。
 2年間滞在し、10月に転任となる中央紙の幹部職員家族と、山菜料理屋で、送別の会食。
 仕事柄、お世話になったのだが、家族連れで、仕事の話は全くなし。元気なお子さんと、優しそうな奥様に囲まれて、この人のエネルギッシュな活躍の楽屋裏を垣間見た感じ。
 また、転校で可哀想な感じもするが、頑張ってほしい。
 鋭い指摘の新聞記者も、人間的な生活にバックにあるのだろう。
 心温まる送別会だった。(9/7)


◇ 9月になっても、猛暑が続いています。
 気象庁も、異常気象だと云っています。爽やかな気象予報士の話も、気が滅入ります。
 1日、2日、3日と来ましたが、35度の猛暑が続いています。
 9月になればと期待していましたが、裏切られて感じです。
 頭も正常には稼動していません。(9/3)


◇ 今日で8月も終わりです。明日から9月です。
 猛暑の中、大変な8月でした。
 8月も末になると、もう少し夏が続いてほしいと思うこともありましたが、今年は、早く去ってほしいと思わざるを得ません。
 熱帯夜、エアコンを付けて寝ましたが、途中で切ろうと思ったが切れません。
 リモコンが動いたり、動かなかったりで、以前、夜中に悪戦苦闘、ついに電源を抜いて切りました。接触が悪いのかもしれません。結構値段がするということで(1万5千円?)、買い換えるのは少し馬鹿らしい。
 隣の部屋も同じエアコン、そっと入ってリモコンだけ拝借。ちゃんと機能しました。
 リモコンなど、大変便利ですが、動かなくなると手動の方がいいと思ってしまいます。ただ、リモコンになれると、手動の方法が分りません。
 先日は、テレビのリモコンも全く機能しなくなって、手動で消したら、リモコンも治りました。
 テレビが問題なのか、リモコンなのか分りませんが、電気製品も、この暑さにうんざりしているのかもしれません。(8/31)


◇ 一昨日25日、夕食時に、半停電(?)に見舞われました。
 半停電という言葉あるのかどうかわかりませんが、自宅の左半分(1階2階)が停電、右半分が点灯しています。
 すぐブレーカーを上げましたが、何も変化なし。
 周囲の家は、停電していませんので、我が家だけ。
 電力会社に電話をしたら、30分ほどで来てくれました。
 小雨が降りだしていましたが、多分、我が家に電流を送る電柱のヒューズが切れたのではということで、一人で、高い電柱に上がってくれました。
 自宅のアンペアが50アンペアで、2つのヒューズがついていて、一方のヒューズが切れたのだろうということでしたが、上がってみてそうでした。
 小雨の中、雷鳴が遠くで聞こえてくる中、心配で電柱の下で見守っていましたが、要領よく、その職人技に感心しました。
 せめて二人で来てくれればと思いますが、人件費削減の折、そうもいかないのかもしれません。
 お陰で、明るい夕食となりましたが、労働の厳しさを知りました。(8/27)


◇ 高校野球は終わりました。
 沖縄・興南高校が、神奈川・東海大相模高校に、大差をつけて勝利、夏・初優勝となりました。
 みちのく代表の仙台育英、聖光学院を破ったのも興南高校。
 結果的に、みちのく代表も優勝を狙える力を持っていることなのでしょう。
 沖縄は、好きな県です。様々な苦難と闘い、今も闘い続けています。高校野球の優勝を契機に、さらに沖縄県民の願いが実現するよう、期待しつつ、応援したいと思います。(8/21)


◇ 高校野球も三回戦。今日・明日でベストエイトが出揃います。
 今日は、福島代表(聖光学院)が大阪代表を破って、まずベスト入り。明日、仙台育英が勝利すれば、東北から2校。
 前評判が、余りよくなかったので、期待は大きくはなかったのですが、東北の力を全国に示したというのは、常々のコンプレックスの裏返しでしょうか?
 とにかく、東北の笑う顔が見たい。(8/16)


◇ 盆休みの開始、東北代表の高校3校が、戦います。
 4戦中、3戦に東北代表が登場。
 悪くても1勝2敗と期待していましたが、残念、全敗。それも大敗。
 残すは宮城と福島。東北の代表がいなくなると、テレビから離れ、秋を迎えることになります。
 野球そのものより、郷土意識が醸成されます。何故なんでしょうか。(8/13)


◇ 16年前に卒業生したゼミ生が、非常勤講師(集中講義)で来てくれています。
 大学院の修士課程まで、一緒に研究していましたが、博士課程は他大学、いい先生に恵まれました。
 今は、国立大学の准教授。いい指導者は、求めても簡単にはめぐりあえませんが、ラッキーでした。第一線の先生方に可愛がられて、幸せです。
 今日の日曜日。昼飯を一緒にしながら、かつ土湯方面を案内しながら、いろいろ話ができました。
 教え子というには、あまり指導をしていなかったのですが、どんどん成長していく姿を見ると、うれしくなります。
 これこそ教師冥利でしょうか。(8/8)


◇ 学生時代の友人が詩集を出して、その出版記念を兼ねて、七夕で賑わう仙台の「歌声喫茶」に、土曜日の午後、集まりました。
 斎藤紘二「二都物語」という表題の詩集ですが、原爆被害者の目線で、感動的な詩集です。二都は、いうまでもなく、広島と長崎。
 学生時代の純な想いを、おじさんたちのだみ声ですが、大声で合唱しました。
 40年以上の時間も経ていますが、昨日のごとくに思い出すのは、不思議です。
 第二の人生の世代ですが、元気に、頑張って欲しいと思います。
 また元気に逢えることを楽しみにしています。(8/8)


◇ 弁護士さんたちの、合宿研究会に呼ばれて、「労働法改正の動向」について、報告する機会を得ました。
 報告内容は、十分ではありませんでしたが、準備をして、勉強になりました。
 人を雇うことの使用者としての責任を、もっと強化しないと、社会を崩壊させてしまうのではないかと思います。
 人間の労働は、使い捨ては出来ません。(8/8)


◇ 隣町の工業団地の懇話会に呼ばれて、「企業における次世代育成支援対策」について話をしてきました。
 参加者は、5名ほどと少数でしたが、熱心に聞いてくれました。
 単に、保育所問題などに収れんすることなく、男の働き方をも含め、見直すことの重要性を話しました。
 企業を超えて、工業団地全体での共同の取り組み、何か、新しいことが生み出されることを期待しています。(8/4)


◇ 東京都の最高齢者が行方不明の問題があり、全国的に100歳以上の高齢者の所在確認が行われています。
 みちのくの田舎に住んでいると、100歳超えると、マスコミでもいろいろ話題になり、プライバシーがないほど、世の注目を浴びているのですが、都会はそうではないんですね。
 高齢者が社会的に孤立しているというのは、こういうことなのでしょうか。
 行政と高齢者個人、家族と高齢者個人だけでなく、高齢者相互のネットワーク、地域社会と高齢者とのネットワークの形成が必要ですね。
 昨日のテレビで見た、65年以上前の戦地からのラブレター、夫から新妻に対するラブレターを、90歳前後のご婦人の方々が、公開し始めている報道を見て、感動するとともに、その思いを社会に開くことの重要性を感じました。
 高齢者の思いを率直に発信する、それがネットワーク形成の出発点でしょうか。(8/4)


◇ 大阪の幼児遺棄事件、住民票が出されてないので、強制立ち入りはできないという。
 また、昨日、東京の最高齢者が、住民票の地に長い間おらず、行方不明。
 実態に反する住民票が増えているのだろうか?
 行政との関わりや市民間の取引に、住民票が大きな役割を果たしているが故に、重大問題。
 もっと行政が、生の住民と接点を持ってほしい。
 住民票でそんなことを考えた。(8/3)


◇ 二日ばかり、少し和らいだかなと思いましたが、また今週は、猛暑の予想。
 ようやく8月ですので、今後が勝負。
 熱中症の犠牲者も、多いようです。
 頭痛がしたりすると、熱中症の第二段階かなと、すべて熱中症に結び付けています。
 ドバイでは、屋外の労働者を熱中症から守るため、一定時間の労働を禁止し、監督官が見回っているようです。
 日本でも、屋内の熱中症がありますが、労働現場での熱中症は聞きません。家庭の環境より、職場の環境がいいのでしょうか、また年齢のせいでしょうか?職場環境の問題として、考えるべきと思います。
 こんなに「熱中症」が騒がれたり、気をつけたり、初めての経験ですね。(8/2)


◇ 悲しいニュースです。
 3歳と1歳の子供が、マンションの部屋で死んでいた。母親は死体遺棄で逮捕されたが、3月かららしい。
 せめて、閉じ込めないで、他人の見える処に「放置」してほしかった。無責任ではあるが、人の命を大切にしているとも云える。
 都会のマンションは、一瞬にして、監獄になってしまう。
 わが孫たちを思い出しながら、悲しい気持ちになっている。(7/30)


◇ 歓送会、送別会が続いていましたが、今夜は歓迎会。
 一次会そして二次会。
 恥ずかしくも、銀恋、今日でお別れね、迄はいいのですが、リクエストに応じて、北上夜曲、声を張り上げてしまいました。
 懐かしいね。高校時代を思い出しました。
 いつになく、飲んでしまいました。(7/29)