南ブルゴーニュの秋(1)
Paris---Troyes---Tournus====Cluny====Sumer en Brionnais====Malfarat====Beaune---Bourges---Paris
丁度1年前の2014年秋、ドイツ・フライブルグに住む友人
ご家族とフランス・南ブルゴーニュを車で旅した。ブルゴーニュ
と言えばワイン。ただ、今回私たちが旅したのは、あまりワイン
とは関係のないブリオネ地方。フランス人にもあまり馴染みの
ない地域である。
M氏ご夫妻とはこれまで何度もご一緒している。私たちは
いつも彼らの車に乗せていただき、鉄道やバスではいけない
所へ連れて行ってもらう。田舎道をゆっくり巡る。歴史と自然を
満喫した。
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10月16日(木):トゥールニュ(Tournus):人口約6200人 ☆☆
パリからトロワに行き2泊。古い木組みの街並みを堪能した後、ディジョンを経由してトゥールニュに着いた。駅前の予約
してあるホテルは午後3時にならないとチェックインさせて貰えない。昼食時であったので、近くのレストランに入った。
【タラのすり身:フランス料理ではよくある。】
昼食後、荷物をレストランに預かってもらい、街に出た。トゥールニュは歴史のある古い町である。町の高台にあるサン・
フィリベール教会(☆☆☆)は9世紀に建てられた修道院。ファサード(教会正面の壁)は9世紀、内陣は11世紀〜12世紀の
建築。誠に重々しくどっしりしている。
【内陣】 【地下礼拝堂10世紀:迷える子羊の祈りの声が聞こえるような・・・・】
【高台にある教会は町のどこからでも見える】
【トゥールニュは修道院で栄えたこの地方中心の町】
【ホテルの主:フロントに寝そべって客の応対?】