スペイン国境の町=Collioure(コリウール) 2012/2/24〜2/27 ☆☆☆
2月24日(金)
Toulouse7h54-(BUS)-9h19Castelaudany9h29-(TER)-11h29Narbonne11h53-(TER)-13h03Collioure
トゥールーズで3日間過ごした後、スペイン国境近くのコリウールという町に移動した。これが思っていたより
大変で、バスや電車を何度も乗り継いでの移動であった。加えて、フランス国鉄は電車の遅れについていちいち
理由は言わないので分からないのだが、途中のカルカッソンヌの駅で約1時間遅れ、乗り換え駅のナルボンヌ
でもコリウール行きの電車が出たところ。結局、コリウールには予定の2時間遅れの15時頃着くことができた。
ヤレヤレ!
【コリウールの夕景】 【夕方の散歩:右は威圧感のある城壁】
2月25日(土)
Collioure11h03-(TER)-11h24Portbou15h25-(TER)-15h50Collioure
《折角国境まで来ているのだから》ということでスペインのFigueresという町まで足を延ばして、「ダリ美術館」へ
行こうと考えたのだが、電車の便が悪くて日帰りは無理。そこで、スペイン側の国境の町、Portbouまで行く事に
した。TERは綺麗な電車ばかりと思っていたが、まるっきり期待はずれ。ド汚い電車で、窓も汚れていて、綺麗な
海岸もよく見ることができなかった。それでもフランス国鉄がスペイン側まで直接入るということで、約20分で到着
した。列車から降りると、ホームに3〜4人のPOLICEが居て、《パスポートを見せろ》という。EU域内では自由に
行き来できると思っていたのだが、ここでは乗客の全員がチェックされた。
観光のシーズンオフの為か、町は人出が少なくひっそりしていた。駅のすぐ近くに常設市場があったので、
生のチョリソーをゲットした。試食したが、さすがにスペインのチョリソーはフランスのものとは違い美味しい。
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昼になって海岸沿いのレストランに入った。アントレは私が《イワシのソテー、ニンニクソース》、家内が《ムール貝》。
そして、メインは二人ともパエジャにした。客が少ない為か、すぐにアントレが出てきた。それを見てビックリ!
私の皿には、何と、大きなイワシが4匹も乗っている。しかもウロコ付き。きちんと取ってないのだ。これには閉口
した。それでも頑張って4匹とも食べたら、イワシの【ゲップ】が出た。(>_<)
一方、家内のムール貝は絶品。大きなお皿に超大盛り。そして身の大きさにもビックリ。感動!ご丁寧に、殻には
まだ藻が付いていたし、小さなザザムシみたいな虫まで付いていた。(^_^)/~
そして、メインの《パエジャ》も美味しかった。私達が入ったときは、まだ閑散としていたのだが、いつの間にか
テーブルがほとんど埋まっていて、その内の大勢の客が《パエジャ》を食べていた。この店の看板料理なのか
もしれない。
【アントレ:鱗付き?のイワシのソテーと驚くほど大きな身の付いたムール貝】 【パエジャも美味しかった】
2月26日(日)
コリウールの裏山に一人で登ることにした。頂上には堅固なお城がそびえていて、そこを目指す。。道は整備されていて
大変よい。途中の風車までは登り口から約20分。オリーブ畑を抜けるとすぐに着いた。風が強いが、快晴。眼下にコリウール
の町が広がる。海は碧く、遠くに雪を頂いた山並みが見え、絶景。思わず声をあげた。
風車から20分。斜面に広がるブドウ畑を見ながら頂上へ。それにしても風が強い。ただ、恐怖感は全くない。眼下の
パノラマはすばらしいの一言。
【朝日に照らされたコリウールの町】
城に着くと2台の車が駐車場に停まっていた。《何だ、車でも来られるのか》と思いながら門のところまで行くと、分厚い扉がドーンと
閉まっていた??それも城門としての頑丈な扉。ビクともしないし、人っ子ひとり見あたらない。《あの車は何なのだろう》と思いな
がらウロウロ。他に入れる門はない。しばらく巡って見ると看板があった。《開城4月1日・・・・》とある。(*_*) 残念!
冬場は閉まっているのだ。《4月1日までは待てないなあ》とのんきな事を思いながら下山した。
2月27日(月)
Collioure14h45-(BUS)-15h55Perpignan16h22-(TER)-17h25Beziers
《朝、広場にはマルシェが立つ》