=もう一度是非行ってみたい町(8)=

  歴史、文化、自然、人柄 ・・・フランスの田舎を旅していつも思う。今度はいつ来られるかな。どの町も個性があり、
 当にフランス。その中でも私がこれまでに行ったことがあり、是非もう一度行きたいと思っている町をご紹介します。

MARSEILLE マルセーユ ☆☆☆ (地中海沿岸:フランスの玄関港)

 
 私が初めてマルセーユを訪れたのは1976年
 (昭和51年)の年の瀬の押し迫った12月29日
 のことであった。もう35年も前のことである。
 家内と2人、初めての海外旅行で茨城県の歯医者
 さんのツアーとご一緒した。
  サン・シャルル、マルセーユ中央駅のすぐ横の
 駅前ホテルの窓からは、遠くマルセール港の向こ
 うの山の上にノートルダム寺院の尖塔が光って見
 えた。当に絵ハガキのような景色に見とれた思い
 出がある。
  夕方、町の露店で買った土人形(左写真)の
 「サントン」を見るにつけその当時の思い出を家
 内と話している。
  また、私が初めてブルーチーズを口にしたのもマルセーユであった。隣に座った若い
 歯医 者さんに薦められて食してはみたものの、何とも言えないあの強い味で飛び上が
 り、周りの人たちから笑われたことを覚えている。しかし、今はもう大好きになっているのだから
 分からないものである。
 
 
 
【港から見た山の上のノートルダム寺院】  【ノートルダム寺院からイフ島を望む】
 
  35年前は1泊だけのツアー旅行であったが、2度目は、2009年(平成21年)3月初旬に往き
 3泊した。この時は個人旅行で、気ままに街歩きをしたり、「ブイヤベース」を食したりした。

  
 
【港の朝市】                    【市内をトラムが走る】

  子どもの頃夢中になって読んだ「厳窟王」の舞台となった「イフ島」にも行ってみたいし、トラムに
 乗ってゆっくり、のんびり街歩きをしたい。そして、何と言ってもあの本場の「ブイヤベース」をもう
 一度食してみたいと思う。