2008.09.05〜09.07

 9月5日(金)
 Cahors 12:55 ==(SNCF)== 13:39 Souillac 15:01 〜〜(BUS)〜〜 15:55 Sarlat(P.Pasteur)
 私たち夫婦は、カオールのホテル(お城)を出て、サルラに向かった。電車の中で軽い昼食を
採りながら移りゆく車窓の眺めを楽しんでいると、《間もなくスーイヤック》という案内放送が入っ
た。《エッ!スーリヤック?》と周りの若者に尋ねると《ウイ、ウイ》慌てて片づけて電車を降りた。
フランス国鉄では案内放送が入ることは珍しく、もし、それが無ければ乗り過ごす処であった。(-_-;)
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 スーイヤックの駅では乗り換えのバスの発車までにかなりの時間があったので、3日後のサルラ
からパリへ帰る行程をどうしようか考えた。駅の案内所で時刻表をゲットして、パリに着く時間を考え、
座席の予約をしようとしたら、《満席だ》という。《ただ、2人で100ユーロ払えば確保できないことも
ない》と妙な言い方。普通だと6ユーロ位のはずが、100ユーロとは信じられなかった。勿論、予約
はしなかったが、日本に帰ってからフランスの友人にそのことを話すと、《国鉄のそのシステムはフ
ランス人にも理解できない》と憤慨していた。
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                      【Thomas Cook ヨーロッパ鉄道時刻表から】

 サルラは食の都、ペリゴール地方の中世の雰囲気がそのまま残っている田舎町である。
カオールから電車とバスを乗り継いで約3時間でサルラに着いた。観光シーズン真っ盛りで
大変混むという事前の情報からここだけはインターネットでホテルを予約しておいた。ホテル
のフロントにはいかにも日本びいきというようなマダムが居て、遠来の私たちを親切に迎えて
くれた。
 9月初旬のフランスは9時頃まで明るい。私たちは夕食の買い出しも兼ねて町に出た。

 

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 9月6日(土)
 土曜日はサルラの町に市が立つ。カオールは水曜日、サルラは土曜日なのだ。私たちは、カオールもサルラも
市がある日を選んで日程を組んだ。
 朝10時、行動開始。町へ出た。近隣の村から大勢の人たちが集まる。本当に活気が溢れんばかり。小雨が
パラついていたが賑わっていた。




サルラは中世の街並みを今も色濃く残す
素晴らしい町である。
会話の様子からドイツ、スペインの人達が多い。



フランスの最も美しい村の一つに
数えられているサルラ。
前々から一度訪れてみたいと思っていた。
期待どおりの雰囲気。
街並みは中世でも中味は現代風。
ブテイックもあればブランド品を
扱っている店もたくさんある。
更に、食文化のメッカ、
ホアグラ屋、トリフュ屋が
いっぱいある。


思い出の品として木造りの列車を買う
珍しく陽気なドイツ人と写真撮る

 夕食はいつもの如くホテルでピクニック。町の総菜屋で《トマトファルシー》を買った。片言のフランス語でいろいろ話すと、
おばちゃんは痛く気に入ってくれて、大喜び。
 
 右写真はホテルでピクニック。真ん中の赤いのが《トマトファルシー》。これがまた絶品!
スモークサーモン、キャベツの酢漬け、人参の千切り、チーズ2種、カオールワイン。
今日もご馳走だ。Votre sante! 乾杯!

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 9月7日(日)
 約10日間のボルドー、カオール、サルラの旅を終え、いよいよパリに戻る日。朝、もう一度町に出て
サルラの町に別れをした。前日と違い、人もまばらで落ち着いた雰囲気であった。ホテルを出て、駅に
向かう。列車の座席指定は満杯。座って行くことができるのだろうか。3時間立ちっぱなしは少しきつい。
ともかく、サルラからビュイソン、ペリグーを経てリモージュまでは何とかゆっくり座って行ける。リモージュ
で様子を見ようということにする。
 
         【車窓からの素晴らしい眺めを楽しむ】                         【リモージュ駅】

 さすがにリモージュの駅は大きい。20分の待ち合わせで列車が来る。混み具合を確認して
乗り混むと、何の事はない混んではいたが座ることができた。生むが安しであった。それにして
もフランス国鉄のシステムの不思議さ。座席指定券が2人で、普通6ユーロが100ユーロとは。
 列車の中では、ピレネーの麓に避暑に行ってきたという北フランスの家族と向かい合わせ、
パリまでの3時間、片言のフランス語と身振り手振りで楽しく過ごし、瞬く間の一時であった。