LUXEMBOURG(ルクセンブルグ) 2008・3・23〜24
 フランス、ドイツ、ベルギーなどに囲まれたルクセンブルグは、小国でありながら今やロンドンと並ぶ
ヨーロッパの金融の中心であり、首都ルクセンブルグは近代的なビルが立ち並んでいた。ただ、昔から
「ヨーロッパの緑のハート」とか「陸のジブラルタル」と呼ばれていただけに、旧市街地を中心として
その面影は十分に味わうことができた。

【アドルフ橋】

 実は、私たち夫婦にとってこのルクセンブルグは2度目であった。先回、もう15年以上も前のことであるが、
パリを基点にオランダ、ベルギーを廻るときに途中で2泊したのだが、その時泊まった駅近くの小さなホテルは
もうなかった。フランスのメッスから約1時間、中央駅は昔のままの威風堂々とした駅舎で、懐かしささえ覚えた。
前もってFAXで予約しておいたホテルに到着。宿泊の手続きを終え、先ずは3階の部屋に荷物を置くために
階段のところまで行くと、若い日本人の女性と出会った。
「確か、メッスから同じ電車で着いた方では・・・」
「そうです。先ほど余程声を掛けようかと思っていたのですが・・・、まさか同じホテルとは・・・」

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ノートルダム寺院と綺麗なステンドグラス〜イースター(復活祭)のお祈りで賑わっていた
==16年前のルクセンブルグでの思い出==
インフォメーションの人に薦められて
《ヴィレロイ&ボッホ》の工場へ行き、
大小16枚のお皿と分厚いガラスのサラダボール2個を買った
旅程の始めであったために
パリに戻るまで
その重さに大変な思いをした

==旅は出会い==
偶然ホテルであった女性(左下写真右)とは
余程縁があったのであろう
その後、国立博物館でも出会った
ホテルで夕食を一緒にする約束をして別れた

ナンシー近くのルネヴィルという小さな町で
ルネヴィル刺繍(ここをクリック)を勉強中
【クレールの刺繍】という映画を見て
その刺繍の素晴らしさに魅せられたとか
趣味の銅版画と合わせ
自分の人生をより深めたいとのことであった


帰国後彼女から贈られた銅版画【チューリップ】

【旅は人】人との出会いが旅を豊かにする