PART 5 リエット・ド・サーモン(エリックのお母さん・フランス人)
【材料】
ア サーモン(生) 2切れ(約350g)
イ スモークサー モン 100g
ウ いくら 80g
エ バター 120g
オ レモン汁 15cc
カ 塩、胡椒、赤とうがらし少々
【作り方】
(1)鍋に水・塩を入れ、サーモンを茹でる。
沸騰前に弱火にして8分茹でる。
火を消し、しばらく置いておく。
その後、手で細かくする。
(2)バターを常温に戻して少し柔らかくしておく。
(3)ミキサーに、バター・細かくしたサーモン・塩・
胡椒・赤とうがらし・レモン汁を加え混ぜる。
(4)ボールにあけ、スモークサーモンを好みの
大きさにして混ぜる。
(5)いくらを入れて混ぜる。
(6)型に入れ、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
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あるポトラックパーテイで出会った料理。ワインにとても良く合い、パンに付けて
一口味わった時、「うわ〜おいしい!」と幸せな気分になった1品でした。
これを持ってきて下さったのは、丁度、息子さん家族を訪ねていたフランス人の
お母さんです。
早速レシピを教えていただきました。
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手前のお皿、イチジクに生ハムが巻いてある。オリジナル。絶品!お試しあれ!
PART 4 カールライス
(カール・スペイン、マジョルカに住むアメリカ人)
【材料】(5人分)
ア 豚肉(モモ又はヒレ)
500〜600g
イ 玉葱 中1個
ウ ピーマン 2〜3個
エ 赤ピーマン 1〜2個
オ にんにく 1片
カ 唐辛子 少々
キ クミンシード 小匙1杯
ク オールスパイス 小匙1杯
ケ オリーブオイル 大さじ1杯
コ 塩、胡椒、小麦粉 適当
【作り方】
(1)肉を太さ1cm、長さ5cm位に切り、塩・胡椒を適当に掛ける。
(2)小麦粉を全体にまぶす。(ビニール袋に小麦粉を大さじ2杯位入れて、その中に
先に塩、胡椒をした肉を入れて振れば全体に具合良く薄く小麦粉がまぶさる。)
(3)玉葱、ピーマンを1cm角に切る。
(4)お鍋にみじん切りしたにんにく、唐辛子、玉葱を入れ、オリーブオイル(大匙
1杯)で炒め香りを出す。
(5)ここに肉を入れて周囲に薄く焦げ目がつく程度に炒める。オイルが足りなけ
れば少し加える。(焦げやすいので注意)
(6)クミンシード(小1)、オールスパイス(小1)を入れてよく炒める。
(7)スープ(又は水)1カップとピーマンを加え、肉に完全に火が通るまで煮込む。
(8)味をみて、塩・胡椒を加える。
(9)ご飯と共に盛る。
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そもそもこの料理をなぜカールライスというかというと、私たち夫婦がスペイ
ンのマジョルカを訪れた時、友人のカールが作ってくれたからである。本当
の名前を聞き忘れ、見た目がカレーライスに似ているので我が家ではそ
のように呼んでいる。
クミンシードやオールスパイスが効いてこれは東洋の味からは想像の付
かないえもしれぬ味である。どちらかというとイスラム世界を思い出す味で
ある。
PART 3 ビビンバ(委さん・韓国)
【材料】(4〜5人分)
ア きゅうり 1本
イ ピーマン 3〜4個
ウ 人参 1本
エ 豆もやし 1袋
オ ほうれん草(水菜) 1把
カ ぜんまい 1袋
(内容量150g〜200g)
キ 牛肉 200g〜250g
ク ねぎ みじん切り(大4〜5)
ケ コチュジャン 小5〜6
【作り方】
(1)材料ア〜ウを千切りにしてそれぞれ別々にサラダ油で炒め、塩少々を
ふる。
(2)材料エ、オを茹でて適当に切り、別々にゴマ油で炒める。塩少々を入
れ、すりゴマ(大1)、ネギのみじん切り(大2)を入れる。
(3)材料カをさっと湯を通して適当に切り、ゴマ油で炒め醤油(大1位)
で味付けをし、すりゴマ(大1)を入れる。
(4)材料キを千切りにし、ゴマ油で炒め、醤油(大1位)、砂糖(小2)
で甘辛く味付けし、すりゴマ(大1.5)、ネギのみじん切り(大2)
をまぜる。
(5)コチュジャンをゴマ油(大1)で炒め、すりゴマ、砂糖(小1)を加
える。この時、焦がさないように注意する。
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大きめのどんぶりにご飯を適当に入れ、その上に(1)〜(5)を彩り良く
並べ供する。全てを満遍なくかき混ぜ、好みの量だけコチュジャンを入れて食す。
因みに、私はご飯が少し赤くなる位までコチュジャンを入れる。甘辛く、又、
みそやゴマの味が何とも言いようもなく美味である。
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このコチュジャンの善し悪しがビビンバの美味さに大きく左右する。私は東京に
行く度にアメ横で買ってくる。ここのものが今のところ一番口に合う。
PART 1 チキンカレー(チャーさん・マレーシア)
【材料】(5〜6人分)
(a)鶏モモ肉 5枚
(b)玉葱 中4〜5個
(c)しょうが 親指大 1片
(d)にんにく 5〜6片
(e)トマト 中1〜2個
(トマトの水煮缶なら400g半分位)
(f)ココナッツミルク400g缶半分位
(g)カレー粉 20〜25g
(h)ローリエ 2枚
(i)塩、醤油、サラダオイル
【作り方】
(1) 鶏モモ肉を大き目の一口大に切り、塩少々とカレー粉をまぶして30分位
おく。
(2) フライパンにオイルを入れ、鶏肉の回りに焦げ目が付くまで炒める。
(3) 玉葱をスライス又はみじん切りにして、電子レンジに7〜8分かける。
(4) しょうが、にんにくをみじん切りにする。
(5) 玉葱、にんにく、しょうがを5〜6分炒める。
(6) (5)にカレー粉を加え、カレーの香りがするまでよく炒める。
(7) (6)に鶏肉を加えざっと炒め、ココナッツ、トマト、水800cc位を加える。
(8) 沸騰したら弱火にして30分程煮込む。
(9) 塩、醤油で味付けをし、火を止める。
(10) 完全にさめたら、また火に掛け、20分程煮込む。
(11) 一晩寝かせ、翌日、また20分煮込む。
ナンは市販のもの。チキンカレーの時はナンで食べるが、実は、牛のすね肉
をじっくりとろとろになるまで煮込んで作る時もある。(この場合ココナッツ
は入れない)その時のベースは玉葱である。玉葱をスライスして、厚鍋で飴色
になるまで3時間位かけて炒める。多めに作ってオニオンスープにするとこれが
また絶品!。
更に、我が家では甘〜いパイナップルチャツニーをまぜて食べる。これが辛い
カレーとマッチして、何とも言いようのない美味さが醸し出される。
パイナップルチャツニー(ジュリアン・オーストラリア)
【材料】
(a)パイナップル 大1個 (b)にんにく 5片
(c)ショウガ 親指位(5cm) (d)マスターズシーズ 50g
(e)黒胡椒(粒) 小1 (f)鷹のツメ 5本
(g)塩 小1.5 (h)砂糖 400g
(i)ビネガー 200cc
【作り方】
(1) パイナップル、にんにく、ショウガをみじん切りにする。
(2) マスターズシーズ、黒胡椒をひく。
(3) 鷹のツメを細かく切る。
(4) 全ての材料をお鍋(ホーロー又はステンレス)に入れ、沸騰する
まで強火で煮る。あくを取る。
(5) 沸騰後は、水分がなくなり、キツネ色になるまで弱火で煮詰める。
ただし、焦げないように注意する。
(6) 冷めてからガラス瓶に詰め、2週間以上経って食す。
PART 2 娼婦のスパゲッテイ
(ラルフ・スペインに住むアメリカ人)
【材料】(2人分)
(a)スパゲッテイ 220g
(b)アンチョビ 50g缶
(c)トマトの水煮 400g缶
(d)にんにく 2片
(e)唐辛子 少々
(f)オリーブオイル 大1位
(g)ケッパー 少々
(h)オリーブの実 少々
(i)胡椒・オレガノ 少々
【作り方】
(1)お鍋にオリーブオイル(大1)を入れ、みじん切りにしたにんにく、
唐
辛子、アンチョビ(1缶)、アンチョビのオイル少々を加えて良い
香りが
するまで炒める。
(2)トマトの水煮缶を加え、少し経ってから胡椒、オルガノを加えて煮込
む。
これでソースの出来上がり。
(3)スパゲッテイをゆでる。まわりが少し柔らかくなる程度で、決してゆ
で
過ぎないこと。
(4)ソースにスパゲッテイを加え、ソースにとろみが付き、スパゲッテイ
に
芯が少し残る程度になるまで煮込む。
(5)ソースが煮詰まるようなら、少し水を加える。この時、味をみて塩が
足りなければ加える。(塩気はアンチョビの塩気にもよるので、最初
から塩を加えないこと
)
(6)ケッパー、オリーブの実を加える。
注:このスパゲッテイには粉チーズ等はかけない
なぜ《娼婦のスパゲッテイ》というか?
そのココロは《スグできる》