釜山(プザン)
 2009年1月19日(月)〜21日(水)、昔の同僚親子と家内、そして私の4人で釜山へ行った。
2泊3日プザン・ロッテホテル泊
この時期だからこその信じられない安い旅であった。加えて、
円高、ウォン安。女連中の購買意欲のすさまじさ。

 9:30 地下鉄に乗って、国際市場に向かう。釜山を歩くのは初めて。他の3人は完全に
      私に頼り切っている。地下鉄の乗り方も分からない私は、本屋さんで立ち読みを
      して予習をしてきたが、本当にスムーズに行けるのだろうか。少しの不安もあった。
      はたして、地下鉄の切符売り場に行くと、『どちらに行くのですか』と日本語で話し
      かけて来る人がいた。胸には【日本人案内人】というワッペンが貼ってある。【チャ
      ガルチ】までの切符を購入してもらって、少し離れた改札口も丁寧に教えてくれた。

チャガルチ市場は人人人・・・、アメ横の比ではないスケールの大きさ
二階の食堂で、海鮮鍋、アワビ粥、焼き魚などを頼むと
キムチ類は言うに及ばず、サービスでムール貝の蒸し焼きやサンマなどなど、
食べきれない位テーブルに並ぶ。
飲み物込み4人で約5500円。信じられない安さ。これも円高!
黒ソイの焼き物。淡泊で美味しかった アワビのいっぱい入ったアワビ粥

13:30 午後の行動開始。
      若い(?)2人はデパートや免税店へ買い物に。私とお母さんは韓国禅宗の総本山の《梵魚寺》(ポモサ)へ。
      地下鉄を降りて、バス停を探す。韓国語が全く解らない中、若いお兄ちゃんに《ポモサ、ポモサ、バス、バス》と
      繰り返すと、《アッチ!》と指さす方向に何台かのバスが目に入った。
      《梵魚寺行き》のバスは直ぐに見つかった。やれやれ!1000w(約70円)15分位。運転手さんも親切だった。

《梵魚寺》の歴史は古く、新羅時代の678年に創建された。
しかし、豊臣秀吉が攻め入った《慶長の役》(16世紀末)で消失。1614年に再建された。
極彩色の木組みは東照宮・陽明門を思わせる。
楽器(琵琶)を手にした四天王の一体はとても綺麗だった

20:00 昼にいっぱい食べたので、夜は軽く済ませる事にした。インターネットで調べた《麺もの屋》。
      店先で客の呼び込みをやっていた、気の良さそうなお兄ちゃんに聞くと《付いてこい!》と言って、
      自分の仕事を他の人に任せて私たちの目指す《麺もの屋》まで案内してくれた。(^_^)/~カムサハムニダ!

やはり土地の人で賑わう食堂は美味い。太麺と細麺の温麺をたのんだ。
スープも薄味で、特に、太麺は腰がしっかりしていて美味しかった。
帰りがけ、《チヂミの粉を買いたいのだが・・・》と店のママに聞くと、
《それなら付いてきなさい》といって、近くの市場の店まで連れていってくれた。
***
今回のプザンでは多くの人たちが本当に親切に接してくれた。
韓国と日本との関係がギクシャクする中、
一般の人たちの思いは違うのだという感じを受けた。
《また是非行ってみよう》と家内と話した。