スペイン・バスクの旅(1) 2011.3.17〜3.20

3月17日(木)Bayonne--(bus)--Hendye--(Tram)--Sain.Sebastian(Donostea)
  フランス・バスクの中心都市、バヨンヌからバスに乗って一路フランス国境のアンダイヤ(Hendye)に向かう。
ビアリッツ、サン・ジャン・ド・リュズなどにぎやかな町を抜けて、バスは海岸線を快調に走る。ただ、残念なことに
生憎の天気で折角の景色が台無しであった。(>_<)
 バヨンヌから約1時間、川の向こうにスペインの地が見えるアンダイヤに着く。

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 アンダイヤから目指すサン・セバスチャンへはトラムが通っている。以前はなかったが、10年前(?)頃に開通したらしい。
インターネットで検索しているうちに見つけたもの。開通する前は、スペイン国鉄で入国したのだが、列車の本数が少なくて
不便だった。今はEUとなり、国境を越えるにも何の手続きもなく、通貨も一緒。違うのは言葉位のもの。旅行者には
本当に便利である。

 サン・セバスチャンはバスク語でドノステアという。トラムの駅名はバスク語である。駅の売店のおばちゃんにバス乗り場を聞き、
とまどいを感じながら旧市街地までバスで出る。何とかスムーズにホテルに到着。
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 小休止の後、町へ出る。実は、今回このサン・セバスチャンへ来ようと思ったのは、もう30年も前にこの地で食べた《イカの墨煮》が
まことに美味で、もう一回是非食べてみたいと思ったからである。町中を約1時間位歩いて、以前食べたレストランを探してみたが、
何せ30年前のこと、結局見つけることができなかった。空腹でイライラしてきて、適当なレストランで食べたが、あまり旨くなかった。

3月18日(金)サン・セバスチャン市内散策


【午前】
ナバル美術館(海洋博物館)
モンテ・ウルグル(ウルグル山)
モタ城・軍事博物館

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【午後】
モンテ・イゲル(イゲル山)
(市内バス)

モンテ・イゲル山頂にて:写真左の山が、午前中に登ったモンテ・ウルグル

 夜、この町ならではのバールでピンチョスを食べに出掛ける。小皿から好きなものを取って食べる。生っぽいタコが絶品だった。