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その4.台割について

台割。聞きなれない言葉です。一般の方が普通の生活をしていたら、まず知らずに一生を終わる言葉です。
しかし、印刷業界ではとても大切なもの。と言うか、これなくしてはすべての作業がストップしてしまうシロモノです。(それなのに台割の説明をしてるマニュアルって少ないんだよなぁ…)
簡単に言ってしまえば、台割とは印刷物の設計図です。
家を建てる時のことを考えてください。設計図がなければ家は建たないし、設計図が間違っていたら欠陥住宅になってしまいます。
それと同じで印刷物も台割がなければ刷れないし、台割が間違っていたらおかしな印刷物が出来上がります。
これは同人誌に限らず、すぺてのページ物の印刷物に当てはまることです。
「そんな難しいこと言われてもわからない…」と思われるでしょうが、あんまり難しく考える必要はありません。
要は何ページに何を入れるかがわかればいいんです。
たとえば、1ページ目は表1で2色、2ページ目は表2で白ページ、3ページ目は挨拶文を入れて、4ページ目から11ページ目までがマンガで……というようなものを一覧表にしておけばいいんです。
印刷屋さんによっては、入稿時に発注票と一緒に書かされるところもあるようです。
もちろん、印刷屋さんに渡す台割は他人が見てわかるように書かなければいけませんが、自分用の台割なら自分だけがわかればいいんですから、ノートなどにメモっぽく書いておくのがいいかもしれません。
ちなみに下記の表は台割の一例です。24ページ、表紙2色で想定してみました。

表1(2色/スミ、赤)

マンガ

17

小 説

表2(白ページ)

10

   ↓

18

   ↓

はじめに

11

   ↓

19

イラスト

目次

12

イラスト

20

インフォメーション

マンガ

13

フリートーク

21

編集後記

   ↓

14

小 説

22

奥付

   ↓

15

   ↓

23

表3(白ページ)

   ↓

16

   ↓(イラスト)

24

表4(2色/スミ、赤)

だいたい、この程度書いておけば、まあなんとかなるでしょう。
同人誌を扱っている印刷屋さんは、原稿を持ち込んでくるお客さんが決してプロだとは思ってないのでこの程度の台割でも大丈夫だと思います。
ただし、プロだと思われてないってことは逆に言えば、ナメられる可能性もあるってことです。
もちろん客をナメるような印刷屋さんは使わないほうがいいのですが、だからといって「シロウトだからわかんないしぃ」って態度をとるのもどうかと思います。
わからない、知らないことは恥ずかしいことではないんです。それはただ知る機会がなかっただけのことです。
もし疑問があったら、遠慮せずにどんどんプロのアドバイスを受けるべきです。
それを面倒くさいからと教えてくれないような印刷屋さんは避けるべきだと思います。
次は面付についてです。

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