いくつになっても論文がすっきり書けずにくるしんでいる。 ここは初心に戻って昔お世話になった記事をもう一度眺めてみることにした。 志村五郎:論文の書き方を恭しくしよう, 「数学の歩み」vol.12, pp.83-87 また、すこし励まされた気がした。序文の書き方などは現在の私の やり方と少し違う感覚で、やはり時の流れを感じる。 久しぶりにこの原稿をさがそうとしたところ、ドクターの頃つくった論文・論説の リストが大変役にたった。普段論文などを多くコピーし過ぎていて、 ふるいものはみつからないことが多いのだ。 あと、次の本はDC1のころたまたま出会った本だが、これにも何度も励まされている。 学術論文の書き方・発表の仕方、社団法人電子通信学会(編)、コロナ社 1976 きっと、まだいろいろあったろうが、こんな事をしているうちに、そろそろ 数学そのものへ向かいたくなってくる。