GC版PSOレポート

 8/24(金)〜26(日)に幕張メッセで開催された、任天堂スペースワールド2001に行ってまいりました。一般向けは25〜26で、僕は26日に。
 比較的近所なので、朝の早いうちに行こうと、10時前には開場入りしていました。5時までオンラインやってたんですけどね(笑)
 会場は夏休み最後の日曜ということで、家族連れが多かったですね。それと僕のようなゲーマーの2極構造。まずはゲームキューブ(以下GC)の本体を観察しにいくことに。

ゲームキューブ
 まず最初に受けた印象は「ちっこい」。誰もが想像しているサイズよりも一回り小さいはずです。まぁ高さがあるので、体積はドリームキャストよりありそうですが。ソフトは8cm・・・シングルCDサイズ?本体はコンパクトになりますが、容量はどうなのかな?という印象。拡張ポートやモデム収納は底面に集中しており、いろいろ装着しても外観に変化はないようです。DVD対応の松下版GCも見てきましたが・・・性能は問題ないんですが、見た目のデザインは人を選ぶと思います(^^;
 コントローラーポートは4つでDCと同じですね。PSOも画面4分割でOFFで4人ですし。ただ気になるのがメモリーカード用のスロットが2つということ。4人がそれぞれキャラを持ってきた時はどうするんでしょう?読み込んでおいて最後にセーブする、くらいしか対処を思いつかないのですが・・・コントローラーには挿すとこありませんし。また持ち寄りができるということで、キャラデータに本体IDが記憶され、別本体では遊べないというセキュリティは無くなると推測できますね。
 コントローラはN64とPSデュアルショックを融合させたような印象。手へのフィット感は見た目ほど悪くありません。慣れてしまえば問題ないでしょう。アナログスティックと別に十字キーが存在しており、配置はDCと同様。ただ、若干距離があるので後述するPSOショートカット使用時は手元をみながら使ってました(笑)各トリガーは任天堂らしくそれぞれ形状が違います。覚えやすいように、との配慮なのでしょうが、ゲーマーや覚えの早い子供にとっては押しやすい同じ形状のほうがありがたい気がするのですが・・・生産単価も抑えられるでしょうし。なお振動機構は内蔵されているので、ウトウトしていてもドラゴンの地中アタックが起こしてくれるでしょう(笑)
 メモリーカードは・・・まぁ用途が同じで使いやすい形状を考えるとこうなるのかなぁ、というPSそっくりさんでした(^^;色も形も。59ブロックですが、サイズは一回り小さいです。これとは別にパナソニック製の64MのSD−RAMも展示されていました。メモリーカード型のソケットに小さなRAMカードを挿して使います。容量はかなり大きそうなのですが、カードが小さすぎて落としたら見つけるのに苦労するかも(笑)
 肝心のモデムは通常回線とブロードバンド用の2種が展示されていました。形状、寸法は同じスロットを使うために全く同じ。前述したように拡張スロットに収まるため、でっぱるような事はありません。帰りにいきつけのゲームショップに寄って、GC関連の発注リストを見せてもらったのですが、やはり本体と同時発売ではありません。初のGCオンライン対応ソフトであるPSOが3月を予定しているので、それまでには出ると思うのですが・・・。またキーボードが影も形もないのが気になるところです。4人同時OFFではキーボードどころかチャット要らない(あえて使う奴はいるでしょうが)ので、4ポート全部コントローラーでも構わないのですが、ONもソフトキーボードだったりしたら大変です(^^;発売してくださいね・・・。


 本体と周辺機器をチェックしたところで、会場をぐるっとまわりました。ゲームボーイアドバンスのソフトもかなり出ていましたね。そういえばアドバンスはGCに接続してコントローラーとしても使えるのですが・・・PSOの操作をするにはアクションパレット用のトリガーが2つほど足りません。使えないんでしょうかねぇ・・・。画面表示にはVMで御馴染みのあの画面が出てきそうですが(笑)
 さて、目的であるPSOのところに到着。待ち時間はOFFが15分、4人ONが30分でプレイ時間はどちらも10分。計算が合わないのはドラゴンに一定ダメージを与えると終了してタイトルに戻るので、そこまで行けなかった場合に10分で終わるということなのでしょう。(倒したかった・・・)
 もちろんこのレポートを書くために両方体験してきましたよ。

PSオフライン
 まずは画面4分割モードを鑑賞。DC版のフルスクリーンでさえ、カタカナの濁点と半濁点(゛と゜ね)の判別がつきにくかったのに、どうなのかなぁと思っていたのですが・・・案の定、各文字つぶれてました(苦笑)HPやTPは数値ではなくグラフ頼り。4分割ということで2分割にある縦横比をどうするか、という問題は無いのですが、いかんせん小さすぎるような・・・21インチ以上のTVでないと辛いでしょう。でもOFFでアイテム移動ができるとしたら、このモードのお世話になる他ないのですが。
 通常OFFの方は並んで実際にプレイ。使用できるキャラはできあいのヒューマーのみ。いわゆるアッシュ君でLV1から。武器は実在のパルチザン(分かる?)の刃先が上下に付いたような、紫色のダブルセイバータイプ。最近バトル挿して戦っているためか、モーションが遅く感じられます。まぁ開発度30%ですしね・・・。パレットに入っていたのはハードアタック、ノーマルアタック、フォイエ、Rトリガー併用でモノフルイド×4、モノメイト×4。スケープドールはかなりの数を持っているようでした。
 エネミーなどは普通のノーマルで、サービスでアル・ラッピーも出てきます。レアは出しませんけど(笑)画面上ではまだ自キャラのテクスチャが粗い程度で、さほどDCとの違和感はありません。ただ、Lトリガーの視点変更は気持ち強く押さないと効いてくれないので、少し難儀しましたが・・・レーダー見て視点を変えずに後方に切りつけたりする感覚が身についているので、無理に視点を変えないようにしたらスムーズに進みました。
 森なのでボスは当然ドラゴン。プレイするたびにドラゴン、シルドラゴンが交互に出るようになっており、僕は当然のようにシルドラゴンに当たりました(笑)凍る(セイクなんて装備してません)のでドラゴンより難儀しますね。ただノーマル仕様という事で、動きの鈍いシルドラゴンと戦うという貴重な体験ができました。一定ダメージを与えたところで終了。地中アタックはまだ入っていないか、まだ初めて見る人に見せたくないのかのどちらかでしょうね。


PSオンライン
 4台並べてのオンラインプレイもできるとあって、結構な行列です。もちろん並びました〜。担当キャラは先頭からヒューキャシール、ハニュエール、フォーマー、レイマー。並んでいる順に振り分けられるのに気づいたのはすでに列に加わった後。1人の差でヒューキャシールを逃してしまいました・・・でもレイマーになるあたり、レンジャーの神様の加護を受けているのかも(笑)
 後ろから見ていて、ソフトキーボード以外にも十字キーにショートカットが入っている事に気づいていたので、一通り出してみる。「こんにちは」「敵だ!」「気をつけて」「行こう」か・・・。他の人のこんにちは、にすかさず答える(笑)でもチャット使ったのは僕とこの人だけでした。また、ONでおなじみの他の人が地形に引っかかっているように表示され、しばらくするといきなりワープ現象はGCでも健在なのを見られて思わずニヤリ。
 まぁPSO慣れしているので、レーダーを参考に視点変更なしに右後方などへ精密射撃。もちろんMISSなんて出させません。ただ、そのまま撃っていると1人で全滅させてしまいそうなので、コンテナを優先して破壊。転送装置に入ってみると、行き先は「???」。誰か1人でも転送を実行すれば、全員まとめてドラゴンの眼前にご招待〜。
 ・・・今度もシルドラゴンでした(笑)ライフルなので接近する必要ないのは有利なんですが。セオリー通り頭と足にガンガン撃ち込んで、やっぱり一定ダメージで終了でした。


 一通り体験してみたわけですが、移植はほぼ完璧な感じです。操作上の微妙な違和感などは開発が進むめば解消されていく程度ですね。コントローラーに慣れてしまえば、DC版と変わらない冒険ができるでしょう。あとはチート対策のセキュリティの手法が改善される事を祈るばかりです(苦笑)最近のお子様はロストなんかした日には暴れそうですねぇ・・・。
 最後に、オンラインモードで使用できた4クラスについて述べることで締めくくりとします。

レイマー
 見た印象は「こんなコスあったっけか?」なかなかのイケ面です。帰宅後に本で調べても該当するフェイスタイプはありません(見間違いでなければ)GC版はコスも追加されるんでしょうか・・・レイマー人口が増える事を期待。
 使用武器はライアットガン(ポンプアクションのショットガン)で排莢のある実弾系。やはり火器は実弾の受けがいいようです。弾そのものはもちろんショット系ではなくライフル系の単発でした。


フォーマー
 最初に見た時はフォマールだと思ってましたが、紹介ホームページには新クラスを2種見る事ができる、と書いてあったのを思い出し、よく見直してみる事に。あ、胸ないや(笑)下もロングスカートではなく・・・ラッパズボン?歩き方も内股歩きではなく、つま先が外向いてます。顔もかぶりものをしてはいるものの、なるほどヒューマー系。フォマールとの外見の差が、フォニュームとフォニュエールほどには無いため、プレイヤー数がどこまでいくか微妙。
 使用武器は、見た感じサミットムーンでしたが、細部は微妙に違う別武器かも・・・?


ハニュエール
 チビッカーズハニュでした(爆)ソニチの皆さんも好きねぇ・・・。これも新コスだったかも?可愛らしさは健在。
 武器は猫パンチ(笑)ニクキュウ部分がピンクのフォトンで、攻撃時にのみ先端から3本の爪が飛び出します。


ヒューキャシール
 今回の個人的目玉クラス(笑)紹介にも力が入ります。外観は既刊の設定資料集に載っている、切れ味のよさそうなポニーテールを持ったくのいち風デザインを煮詰めた感じ。レンジャーはキャストもキャシールも装甲を纏っていましたが、ヒューキャストは動きやすさを追求しているのか軟素材のボディースーツ状でしたよね?ヒューキャシールも体型ピッタリフィット。
 ただ・・・グラマーでナイスバディなのでかなりヤバいです(笑)側面から見ると流れるようなラインかつハッキリした段差で上からバン、キュッ、ポン(^^;しかも走ると「ゆっさゆっさ」しているように見えたのは気のせいではないはずです(笑)ヒューキャシールにもチビッカーズが多いとは思いますが、平均身長はレイキャシールを大幅に上回るのは確実かと。
 武器はソロプレイのヒューマーと同じ武器でした。ダガー系持たしてもらいたかったですねぇ・・・ヒューキャストを見慣れた目には、攻撃時にへっぴり腰に見えますね。ナックル系だとどう変わるのか興味がわくところ。



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