このページで使用されている画像は(株)ソニックチームの許諾を得て、
ドリームキャスト用ゲーム「ファンタシースターオンライン」より
キャプチャーしたものです。配布や再掲載は禁止されています。


ただいま増量中?すすむ巨大化

一際巨大なラッピー

最大サイズのレイキャストを上回る
最近、ラグオル地表で巨大なラッピーの目撃例が多くなった。そのサイズは大型フレーム仕様のレイキャストをも上回り、他のラッピーと共に上空から落ちてくる様は圧巻だという。この巨大ラッピーの正体については変異体、もしくは親鳥かと推測されているものの、結論が出るまでには至っていないようだ。ラッピーは倒した後の狸寝入り、高速逃走と直角にターンできる高機動で捕獲は至難とされているが、この巨大ラッピーは図体に見合った速度しか出せないために成功させやすいのでは、と囁かれている。またその大きさ故に食材としての商品価値も期待されている。ラッピーが我々の食卓にのぼるのも、そう先の事ではないかもしれない。


13日の金曜日に怪人出現す

犠牲者のLOLORIちゃん

背後より振り下ろされた斧が、
胴にまで達してしまっている。
「13日の金曜日の晩、怪人が現れ人々を殺戮する」・・・古来より伝わる伝説が、現実のものとなってしまった。惨劇の場所はラグオル地表の森。キャンプにきていたLOLORIちゃんが何者かに襲われ、重傷を負った。背後から斧の一撃を受けており、同様に襲われたハンターズや殺戮された現住生物の数は膨大な数にのぼった。この現象は過去二回、いずれも13日の金曜日の晩に限って発生しており、伝説の怪人のしわざという説が有力だ。しかしチェインソーを振り回す謎の集団も目撃されており、しかもそれに被害にあったハンターも加わっていたとの情報もあって混乱しており、真相の解明にはほど遠いというのが現状である。今年はもう13日の金曜日はないものの、来年以降の再発生が懸念されるため各方面に注意するよう呼びかけられている。

斧やチェインソーを持った謎の集団


パイオニア2手抜き工事疑惑

証拠写真を撮る本紙アンドロイド
我々の搭乗しているこのパイオニア2に欠陥がある・・・そんな噂が浮上してきている。元々このパイオニア2は惑星ラグオルに到着後に解体、そのまま建設資材として使用できる構造となっている。これはパイオニア1と同様の機構で、建造時期が後になっている分、改良型となっているはずである。ところがロビーなどで見た目とはうらはらに簡単にめりこんでしまえる壁面が存在する事が報告された。それ以来、ハンターズが中心となりさらに調査を行った結果、致命的ともいえる薄さの外壁の存在が明るみに出た。
問題の場所はCITY内のチェックルームの向かって左側、ショップングコーナーの手前の壁面である。ここで壁と平行となるように壁潜りを実施したところ、なんと壁を突き抜けて外宇宙に出てしまったのである。この場所は一般市民も立ち入れる場所で、周囲に子供がいる事も多い。危険なため注意を呼びかけているが、怖いもの知らずのハンター達には絶好の暇つぶしスポットとなっているようだ。なお、この件について総督府のコメントは一切ない。ラグオルの調査でそれどころではないということだろうが、本星の汚職疑惑にまで発展することを恐れているのでは?と指摘する声も多い。


森でファイナルファイト勃発?

モスマントを蹴り落とす少女

顔を蹴られよろめくブーマさん(32)
ラグオル地表の森で乱闘騒ぎが発生した。ハンターズが公然と徘徊している現状では、さほど珍しいことではないと思われたが、記者が急行してみると戦っているのは素手の少女達だった。彼女達は遠巻きに見守る我々を無視して突き進み、とうとうヒルデベアまで蹴り殺してしまった。観衆の話では彼女達は誘拐された総督の娘を助けにきたハンターズで、それぞれ市長、ニンジャ、マーシャルアーツの使い手であるらしい。本人達への直接インタビューは、現場のあまりの凄惨さに誰も近づけず断念された。

血の海と化した事件現場


爆発事件の真相、明らかに
パイオニア2到着時に起きた、セントラルドームの謎の爆発。一般市民には調査中とだけ知らされていたが、本紙記者がパイオニア2の航行記録の入手に成功。交信記録と映像を調査したところ、驚愕の真実が明らかになったのだ。まずはその記録を見ていただきたい・・・。
『・・・うそ!何年も放っておいたくせに・・・私達の発見を横取りしに来ただけなんでしょう?!パパだからって許さないんだから!・・・構わないわ、始めて!』
『エネルギー充填率124%・・・対衛星軌道砲、発射!』
POW!
「セントラルドームからの砲撃を確認!」
「おのれリコめ、甘やかしすぎたか・・・奴らにラッピーを独占させてはならん!反撃しろ!」
DOM!
Zooooooooooom!
「着弾を確認・・・セントラルドーム、崩壊しました・・・。」
「そうか・・・この事については他言無用だ。ハンターズに地表調査を依頼だ。それに紛れてラッピー回収班を降下させる」
「了解!」
事故と思われていた爆発事件の真相は、ラッピーを巡る利権・・・というより単なる親子喧嘩というものだったのだ。この事を裏付けるかのように、一部のハンターズに内密にリコの捜索依頼が行われた模様だ。行方不明の娘の捜索というのは表向きで、その実は口封じのためと思われる。


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