根知山寺 日吉神社秋季大祭おててこ舞い
根知山寺の村寺.日吉神社秋季大祭は稚児道中からはじまって、みこしの練り歩き、舞楽奉納など4時間に渡って繰り広げられます。,また、「根知山寺の延年」は国の無形文化財に指定された県内唯一の延年芸能をつたえるお祭りです。「延年」の由来はさだかではなく、500年程前に関西から伝わった寺院芸能といわれているそうです。毎年9月1日の大祭には「おててこ舞」「鏡の舞」「鉾の舞」など11種類の舞が奉納されます。特に、「おててこ舞」は太鼓や横笛のゆったりした音色が境内にひびき渡るなか、すげがさに袴姿の大将4人、花の冠と朱赤の着物姿の稚児4人が花模様の扇をまわしながら、ただ、たおやかに舞う様は雅でいながら素朴で清い。当地に住まいしたからには、いつか目にしたいものと思っておりましたが、今日ヤット願いが叶いました。過疎と高齢化がすすみいまでは24戸の村民が近隣の協力も得て今年も無事に祭りを成功させた喜びが見る側にも伝わる満たされた一日でした。
広くはない境内は土地の方と観光客、カメラで身動きできないほど。