2002年7月19日 東京は今日も猛暑です(あとで知ったのですが、梅雨明けだったそうです)。今晩は新宿発23:54の急行アルプス83号で松本へ旅立ち、一足先に現地へ行っている両親・弟夫婦と合流。白骨温泉にて宿泊の予定です。いつもですと夜行で出かける前夜は飲酒し、当日は酒を控えることにしています。その方が前夜の睡眠不足でよく寝られ、しかも朝、すっきり起床できるからです。特に今回のアルプス83号は松本で4:38に途中下車しなければなりません。
いつも通りにするべきでした。が、会社の近所で酒盛りです。旅支度は「会社から戻ってからでいいや」と気楽に考えていたせいで何もしていません。
「軽く飲んで早めに帰らねば」と思いながらなかなか帰らないのは酒好きのせいでしょうか?飲み会の最後の方はよく思い出せないほど飲んで、
帰宅(一緒に飲んだ5名の方々申し訳ございません)。あわてて新宿駅へ向かいました。すいているかと思いきや上の写真のように結構な人。寝台でない夜行は一昨年の尾瀬(東武線の2350)以来なので果たして起きられるのか。不安な気持ちながらも酒の力は恐ろしく、眠りに落ちました(おそらくイビキをかいたと思います。最初隣席にいた男性が翌朝、通路反対側の空席に移動していました)。
フッと目が覚めました。空は既に明るくなっています。腕時計をみると4:30間近。もう少しで松本駅到着の時間です。ここで、携帯電話の着信音(JRAのファンファーレ)がなりました。見ると昨晩一緒に飲んだMさんから。彼も今日はゴルフで早起きすると話しておりました。乗り過ごさないようにと電話をかけてくれたのです。ありがたいことです。
感謝の念を述べつつ電話を切ってビックリ。
携帯電話に充電不足のサインが。これ以降、不測の事態に備えて携帯はもっぱら発信のみに使うこととなりました。
両親・弟夫婦とは6時に松本を出発しようと打ち合わせ済みのため、それまでの約1時間、当初の計画通り松本城まで散策です。
ナワテ通りをぬけ、(ガイドブックで見て気になっていた)カエル大明神を通り過ぎて松本城到着。飲み過ぎた朝の割にはよく歩けました。途中のナワテ通りのベンチでは気持ちよさそうに寝っ転がっている方々も数多く見受けられ、羨望のまなざしを向けたものです。
駅に戻り約束の6時。残り少ない充電量を気にしながら携帯で連絡をとり合流です。ここで携帯電話はお役ご免となりました。
当然のごとくボンゴのサードシートにて熟睡。途中、眠たい顔でフラフラしながらたどり着いたのは畳平。
寒い!見えるのは雨。そして肌につきさす寒さ。酔った勢いで旅支度も調えなかったため、着替えはなし。着ている物もTシャツ1枚のみ。どうにも我慢がならず長袖のTシャツを買って寒さをしのぐことにしました。当然、写真もありません。
這々の体で乗鞍岳を下り乗鞍高原へ向かいます。ここでは「三本滝(日本の滝百選)」「善五郎の滝」「番所(ばんどころ)大滝」の乗鞍三滝巡りです。どれもすばらしかったのですが、一番印象に残ったのは昼食に食べたとろろそば(右写真)。番所大滝の近くにあった「おとくはん」という店でした。あれは二日酔いのせいでおいしく感じたのではなく普段でも変わらない味だったと思います。隣の待合所はギャラリーとなっていて周辺の写真等が飾ってあり楽しめました。
13時過ぎに白骨温泉つるや旅館着。チェックインの2時まで他の4名は温泉街を散策。しかし私はそれよりも睡眠を選びました。駐車場の車内で睡眠。散策から戻ってきた4人に起こしてもらいチェックイン。当然温泉へ。野天風呂、内風呂、そして定番のマッサージチェア。翌朝まで時間の空く限りこの繰り返しです。
豪華な夕食を食べ、予想以上の朝食(11品)をとった翌朝8:40頃出発。車の渋滞がいやで早々に帰路につきました。途中、穂高駅、わさび大王を経由して松本市内のT橋さん宅へ。父が古くからおつきあいさせていただいている方で私も度々ゴルフをご一緒しています。12時。T橋さんに近所の中華レストランへ連れて行っていただきました。麗山という店でここで食べた五目焼きそばがまたおいしかったです。ホームページのアドレスも紹介してあったのですが、メモするのを忘れてきました。残念。
13:30過ぎに出発。再度松本城・旧開知学校を見学して帰路へ。中央高速・関越道の渋滞を考えながら、結局、長野道-上信道-北関道-一般道-東北道等を経て21:00に自宅へ送り届けてもらいました。いやぁ〜。
旅の前夜は飲まないに限る!そう実感した2日間でした。