今月の特集題 出発点に立つ喜び
![]() |
須賀 工 |
6年間の東京神学大学での学びが、無事に終えられ、越谷教会の方々の祈りによる支えに本当に感謝しています。 しかし、考えてみるならば、これからが始まりです。ようやくスタート地点に立ったところです。不安と恐れもあるが、やはり、無事に、今、伝道師への道の出発点に立つ事が出来る事は、本当の喜びでもあります。 東京神学大学で、常に語られている事があります。それは、「常に出発点に立ち帰る事」。つまり、この道が、神によって、備えられた、その時を思い起こす事であります。言い換える ![]() 本当の意味で、越谷教会に恩返し、というものがあるのならば、それは、恐らく、自分が、常に出発点で与えられた支えを胸に留めつつ、伝道者として、立ち続ける事なのだと思います。 ![]() 本当に、今まで、支えて下さり、感謝します。これからも主が共にありますよう祈っています。 |
(すか たくみ) |
![]() |
J.T |
私は、3月に大学を卒業し晴れて4月より社会人として新たな第一歩を踏み出します。先日、私は卒業者の発表と就職の報告をするため大学に行きました。立ち寄ったキャリアサポー![]() 就職難はニュースなどで報道されている以上に深刻です。なぜ新卒者に仕事がないのか改めて思い知らされました。私自身は内定を頂くことはできましたが、就職活動を通して沢山の会社を受験してきました。感じたことは、勉強は勉強した分、力がついたり結果として現れる部分がありますが、就職活動は自分自身が満足する力を発揮出来たとしても、簡単には結果に結び付かないということを何十回も目の当たりにして、心が折れそうになりました。 内定を頂いた会社よりも更に、自分の力を発揮できる会社を求めて、就職活動を続けましたが結果が伴いませんでした。一つ内定を頂いていることで気持ちに余裕はありましたが、辛い結果ばかりで、20年ちょっと過ごしてきた中で、就職活動は私にとって一番苦労した出来事になりました。 一番辛かったことは最終面接で5回も落とされたことです。最終面接に辿り着く会社はごくわずかで、最後で落とされると本当に悲しくなりました。 就職まで時間が少なくなってくる中で、内定を頂いている会社に就職しようと決めたのは12月でした。内定を頂いた会社はアルバイト先の会社です。私としては、2年間程働いていて会社の中身を知っていることや2年間の実績などが認められて、内定を頂くことができたのではないかと思っています。その会社では1カ月に一度、内定者懇親会を開いて下さり、人事の方がしっかりと入社までサポートして下さいます。 ![]() 今は、就職先は神様が私に与えてくれた会社だと思い、また辛い経験もしましたが、万事が益となることを信じて、この厳しい世の中で社会人として仕事が出来ることを喜び、日々前に歩んで行きたいと思います。 |
(J.T) |
越谷教会月報みつばさ2010年4月号特集「出発点に立つ喜び」より |
![]() |