コミュニティ・ダンス。
英国を中心に発展してきたコミュニティ＆エデュケーション活動と
コンテンポラリー・ダンスの祝祭。
様々なバリアを越えて、差異が認められ、一人ひとりの声が届き、分かち合われる場所。

レイチェル・スミス。
コンテンポラリーダンサーとしてのトレーニングを基盤にしながらも
その活動を、演劇（演出・俳優）、音楽（歌手）、ヴィデオ・アートにまで広げてきた
アーティストであり、エデュケーション・ディレクター。

先鋭的な芸術活動に挑むとともに、コミュニティに寄り添った活動を展開する
レイチェルとともに、コミュニティや学校で舞台芸術のワークショップや授業を担う方々を対象とした
ワークショップ・シリーズです。

ダンスと演劇のあいだのバリア
健常者と障がいをもつ方々のあいだのバリア
セクター間のバリア・・・
第4の壁の存在や、心のなかの壁。

様々なバリアや壁を越えるために、指導者はどう取り組んでいくのか。
表現を探る喜びをいかに体験させていくのか。
舞台芸術の教育やコミュニティへの活用を考えるだけでなく
舞台芸術そのものの可能性をも探っていきたいと願っています。

また、ワークショップに先立って、コミュニティの中でのユース・シアターの活動や、
劇場やアートセンターでの多様なエデュケーション・プログラム。
そして、それを担うエデュケーション・オフィサーの仕事について語る
アートマネジメント・セミナーも併催いたします。


注：ダンスの経験・素養がまったくなくても大丈夫です。

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日程　2015年3月29日（日）―31日（火）
会場　セゾン文化財団森下スタジオ　（都営新宿線・大江戸線森下駅下車 A6出口徒歩5分）

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Day 1 　3月29日（日）　　スタジオS

10 ：30 - 12：30 　セミナー「芸術、そしてコミュニティとともに―私の経験」　　
参加費　1,000円　　定員　40名

アーティストとして、エデュケーション活動を担うアートマネジャーとして、どのような仕事をしてきたのか。
いかに芸術分野間のバリアをこえ、いかに問題を抱えた青少年や、障がいを持つ方々と活動を展開してきたのか。
キーとなるのはつなげる力。与えられた社会的コンテキストのもとで、
アーティストの力を最大限に生かし、芸術の力を語っていくためのアートマネジメントセミナーです。


14：00 - 19：00　　ワークショップ１「コミュニティ・ダンスへの招待―誰もが躍る」　
参加費　7,000円 　　定員　20名

指導者が振り付けたダンスを踊るのではなく、自分たちでいかに自分たちだけの身体的表現を探り、
ダンスへと発展させていくのがコミュニティ・ダンスという哲学。
つながりを保ち、創造性を拓くための平等な関係性、差異が認められる環境づくりを通して、
創造的なプロセスの階段をのぼっていきます。

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Day 2　3月30日（月）　　スタジオS

13：00 -18：30　　ワークショップ２「楽しみと創造性と―様々な年齢と活動し、様々な芸術形態を統合する」
参加費　7,000円　　　定員　14名

参加者の年齢にふさわしい活動を探るとともに、つの芸術形態に特化することなく、
言葉、身体性、音楽性…様々な芸術形態の要素を取り入れ、統合していきます。
大切なのは、遊び心です。

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Day 3　3月31日（火）　　スタジオS

13：00 -18：30　　ワークショップ３「親しさと好奇心―障がい者のための表現を探る
インクルージブ・シアター」
参加費　7,000円　　　定員　14名

障がい者とともに／障がい者のための「表現」を探っていくワークショップです。
Day1のコミュニティ・ダンスの哲学をより発展させながら、インクルージョンのアプローチを探っていきます。
安全な環境づくりと配慮についても考えていきます。

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お問い合わせ 　メール

お申し込み方法　　参加申込書にご記入の上、メールにてご送付下さい。
　　　　　　　　　参加費のお支払方法、アップデート情報、当日のご案内等をお知らせいたします。
　　　　　　　　　尚、ワークショップ１、２、３すべてを受講される方は、セミナーは無料で承ります。
　　　　　　　　　（定員になり次第、締め切らせていただきます）

主催　特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク
協力　セゾン文化財団／三原キッズステーション