troianの方言の部屋

静岡の方言のページへようこそ

      現在静岡県静岡市に在住しています。      

  はじめて当地に来た当時、方言の豊富さと独特の暖かい言い回しに感動を受け、

 以後遊び半分で集めてみました。当然私は国語学者でも何でもなく、国語の文法も

 なにも分からない普通の労働者です。又、他県から来た人を県人と間違え、その

人の使っている他県の方言を、静岡の方言と間違えているふしもあるかもしれません。

       その場合は平にお許し下さい。                

最近の若い人達はあまり方言を使わなくなりました、寂しい気がします。

いつ完成するか分かりませんが、少しずつ完成に近付けたいと思っています。

焦らず急がず頑張りますのでまたお越し下さい。


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 静岡の方言    意味  用例
 あらすか ありません→国名なんかじゃあらすか(国名ではありません)。「んなこたーあらすかえれ」
(そんな事はないです!)、最後の「えれ」は強調語。
 いかず 行こう、行きましょう→一見否定語のように見えますがその逆です。同じ意味でいかざー
いかぜーいかずによ等々地域によって使い分けられているようです。
その他
食わず→食べましょう、やらず→やりましょう。勿論食わざーやらざーとも言う。
 うざましー 非常に(大きいとか多いとか)→今年は天候が良かったので、うざましく お茶が採れた。 
うざましースイカだ!→ 非常に大きなスイカだ!「ヤツはうざましく借金している」
 うっちゃる 捨てる→相撲の決まり手ではありません。「この本要らないからうっちゃるよ」「そんな物
早くうっちゃっちゃえよ」「彼女をうっちゃるのか?」 ぼしゃると似ているようです。
 うらっほ 草木の梢、先端、てっぺん→「お茶はうらっぽみるい葉を使う」(先端の若い葉を使う)
 おこんじきさん 乞食(今は禁句かもしれない)→今でこそあまり見かけなくなりましたが、異様な姿をして
よく見かけたものです。小さな子供が見てもその異様さには興味を引かれたのでしょう、
「ママ、あの人なーに?」「あの人はね、おこんじきさん」ほのぼのした親子の対話でした
 おじゃみ お手玉のことです。
 おぞい 悪い、粗悪→「今日はおぞい天気だ」「おぞい事すんなよ」「お前の頭はおぞい!」
 おだっくい すぐ調子に乗る人、調子の良い人おだを食うとも言う「あいつはおだばかり食ってる」
おだばかり食ってねーで真面目に仕事をしなよ」 多分おどけるが訛ったのだと思う。
 おまっち マッチにを付けたのではないです。あなた達、お前達、あなたの家→「おまっち!早く
家へ帰りなよ」「今夜おまっち(あんたの家)に行くよ」。おまんち又はおめんちとも言う。
 がっち もず(鳥)、物忘れの激しいヒト→枯れ枝などにカエルなどが刺さっている事があります。
これはモズが捕った餌を後で食べようと刺しておいて忘れたものです。そこから物忘れの
激しい人をがっちと言うようになったのでしょう。「ヤツはがっちだ」「オレもがっちだ」
 がらい、がらいか 無意識に、わざとではない、うっかり→「足を踏んだのはがらいかだったんだから許して
あげな」「がらい電柱にぶつかって酷い目にあったよ」
 かんだるい だるい、疲れた→「二日酔いで今日はかんだるい」(二日酔いで今日はだるい)
かんだりー、かいだるいとも言う。「きつい仕事だっけんでかんだりー」(重労働で疲れた)
 きーない 黄色い→「そんなにミカンを食い過ぎると皮膚がきーなくなっちまうぞえ」
 くりょー 下さい→「何か食わせてくりょー」(何か食べさせて下さい)。「オレの嫁になってくりょー
 〜け(ねー) 「今日は暑いっけねー」(今日は暑かったね)。「良かったっけねー」「オレも見たっよ」
「オレはわけー(若い)頃ハンサムだっ、頭もええ(良い)っよ」。 全て過去形です。
 けーがだけーが) だけど→「彼女若く見えるけーが年寄りずら」「空は夕焼けだけーが明日は雨ずら」
だけんとも言う。「だけんおら(私は)彼とは違う」
 けっこい 素晴らしい、良い、見事な→「けっこい服着てどこ行くだ?」(着飾ってどこへ行くの?」
「昨日はけっこいものを頂いてご馳走様でした」「今日はけっこい日だ」(良い天気だ)
 ごせっぽい (環境的に)気持ちが良い・居心地が良い・サッパリする→梅雨の晴れ間はごせっぽい
ごせっぺー」とも言う、「今日は女房が居ないんで ごせっぺー」 その昔徳川家康が 
静岡に来た時に、気候温暖で居心地が良いので「
御所っぽい」と言ったのが語源とか。
但し、日常使われるのは「
ごせっぽくない」と言う方が多いようです。
「天気んわりーんで(天気が悪いので)
ごせっぽくない」enotoさん、ご提供感謝です。
 こそくる(り) 直す、修理する→「でーく(大工)さん、今日の仕事は?」「親戚の台所のこそくりだ」
 さんだす 差し出す→普通は無造作に差し出すこと「検問やってたんで、免許証をさんだしてやった」
私の知ってる大工さんは「そこのノコギリ
さんだいてくりょー」(差し出してくれ)と言います。
さんだしてさんだいてとも言われます。          enotoさん、ご提供感謝です。
 しょんばい 塩辛い、しょっぱい→「これしょんばいけど美味しいよ」(塩辛いけど美味しいよ)
しょんべーとも言う「この漬け物はしょんべー」 注、しょんべーけど寝しょんべーではない
 しらっくら 態度がダラダラすること→「しらっくらしてねーで早く来い」
 〜ずら 〜でしょう、〜だろう→全国的に知られた民謡に「きゃーろが啼くんで雨ずらよー」という
のがあり「カエルがないているから雨になるでしょう」という意味です。〜だらとも言う。
03/11/29、enotoさんのご指摘で、「ちゃっきり節」は静岡鉄道のCMソングだそうです。
 そのいと そのうち→「そのいとおまっちへ遊びに行くよ」「彼の行方はそのいと分かるずら」
 だく 限界、満腹→「オイもっと飲めよ」「もうだくだんで(なので)カンベンしてくれ」
 だんで なので、だから→「もう歳だんで迎えがちけー(近い)ずらよ」(歳なのでお迎えが近いでしょう)
 ちいたー 少しは→「ちいたー飲めるずら」(少しは飲めるでしょう?)「彼の病気はちいたー良く
なったずらか」(良くなったでしょうか)「この猿、ちいたーチーターに似てるかな」
ちいとはとも言う。ちいと又はちっとは(少し)の意。まちっとは(もう少し)「まちっと飲むか」
 ちみくる つねる→「おまえがちみくったんで赤ずみてしまった」「夢じゃないか顔をちみくってみな」
 ちんぶりかく すねる、臍を曲げる→「少し怒られたぐらいでちんぶりかくな」(すねるな)
ちんぶりかえるちんぶりこくとも言う。「このガキちんぶりこいて寝ちまった」
 とぶ 走る→勿論普通に鳥が飛ぶとか飛行機が飛ぶのような使われ方はします。「とんでく
(走って行く)、「早くとんで来い」(早く走って来い)、「とびっこ」(走り競争)
 とろい これは意味を特定して表現するというよりも、感覚的に感じる言葉のような気がして
なりません。「泥臭い」が変化したのでしょうけど、私のネットネームも案外こんなところ
からきたのでしょう(^^; 私はBIGLOBEと同じ会社が運営しているPC-CANという
パソコン通信で日本各地の人達と楽しんでいますが、この方言はある程度広範囲に
通じるようです。「そんなトロイ事言うと嫌われるぞ、とろいヤツだ!」
 ねしょんべん 私は釣りが好きで、良く相良、御前崎や浜岡沖に船釣りに出かけます。ある時見知らぬ
魚を釣り上げて船頭さんに「この魚の名前は?」と聞いたら「ねしょんべんだよ、食えねえ
から捨てな」で捨てましたが後悔、今度釣れたら学名を調べてみます。
 はぜる 爆発する→「タイヤに空気を入れ過ぎるとはぜるぞ」「ガスライターを燃やすとはぜるよ」
爆弾菓子というのがあります、これを静岡でははざしと言います。はざす→爆発させる
 はだって わざと→「アイツは人の嫌がる事をはだってやるんだから!」「はだってやったずら」
 ひゃっこい 冷たい→「ひゃっこいビールが飲みたい」「君の手はひゃっこい」「私の心もひゃっこい
 ぶそ(く)る だだをこねる、臍を曲げるぶそくる とも言う。「少し怒られたぐらいでぶそくるな」    
ぶそくってないで早く仕事をしろ!」「すぐぶそるヤツは嫌いだ」
 へーだら それなら、それじゃー→「へーだら行くか」(それじゃ行こうか)、ひーだら聞こえる事も
ある。
へーじゃーほんだら同じ意味。
 ほし 代金をつけにすること→「オヤジさん、今日の飲み代はほしにしてくんろ」(つけにしてくれ)
 ぼしゃる 捨てる、処分する→「そんな役にも立たない物ぼしゃっちまえ!」「この前の書類は?」
「要らないと思ってぼしゃってしまったよ」「これは大事な物だからぼしゃるなよ」
主に県西部で使われているようです。「没にする」が訛ったのかな??
 まい(か) 〜ましょう→例えば「そんな事あるまい」のように否定表現のようですが、いかずの「」と
同じで、動詞の後に付いて何々をやりましょうという意味になります。「行か
まいか」(行き
ましょう) 「食わ
まいか」 県西部得に浜松には「やらまいか精神」という言葉があります。
何でも積極的にやりましょうという能動的な態度を表す意味です。
 まめったい よく働く動く、達者、物事を真剣にやる→「彼はまめったい人だ」(彼は良く働く人だ)
これは県外でも案外幅広く使われているようです。
 まるさら 全部、まるごと→「金庫の札束をまるさら盗まれちまった」(金庫の札束を全部盗まれた)
「小遣いやるから財布をまるさら持ってけ」(財布ごと持って行きな)
 みるい 若い、未熟、柔らかい→お茶用語で「みる芽」というのがあります、これは未熟な若芽で  
上質なお茶が出来ますが高価です。「お前はまだ 
みるいんでこの仕事は無理だよ」   
みるい女、これは若い女性又は未熟な女ですが、場面場面でニュアンスが違うようです。
 やーする 愛する、愛でる→「彼女をやーしてるんで、嫁に貰おうかな」「ばーさんや、まだオラんとこ
やーしてるかやー?」「しんぺーすんな、まだまだやーしてるよ、じーさんや(^^)」
 やくたいもない しょうもない、下らない、つまらない→「やくたいもない事を言うんじゃねー」(下らない事を
言うんじゃない)「また
やくたいもないものを拾ってきたずら」「やくたいもない事をやってる
私は
やくたいもない人間かも」 「役立たず」が語源かも? やくてーもねーとも言う。
 やっきりする 頭にくる、腹立たしい→「宝クジはいくら買っても当たんねーんでやっきりする
やっきりこくとも言う。「借金を頼んでも貸してくんねーんでやっきりこいた!」
やっ」にアクセントをおいて、息の飲み方が強く長いほど怒りが強い。これに
歯ぎしりが加われば最高の怒り(^^;
 やんでく 歩いて行く→「オレは後からやんでくんで先に行っててくんろ」
 やんばい 良い具合→「良い塩梅」が訛ったのかも。「今日はやんばいですね」(今日は良い天気
ですね)            enotoさん、ご提供感謝です。
 〜ら(〜だら) 「〜ずら」と同じよに使われますが、多少ニュアンスが違うような気がします。
「そんなこたーねー」(そんな事はないでしょう)。「それかれー」(それ辛いでしょう?)
「それおめーんだら?」(それ君のでしょう?)。「わかんねーだら」(分からないでしょう)
 わけーしゅー 若い衆→若い人達という普通の意味にも使われますが、当地では少し意味が違います 
「ウチの若い衆」と言えばその家の子供の事で、1人でも2人でも人数は問いません。  
また、社長が「ウチの若い衆」と言えば社員全員の事で、年上歳下男女は問いません。
発音は
わけあしゅー わきゃーしゅー とも言う。

まだまだ まだまだ追加したいと思っています。                   [次ページへ]