GLOBAL IME INSTALL for Chinese
☆日本語版Windowsでも中国語が使える!? 日本語版Windowsだからといって、あきらめることはありませんか!?マイクロソフトから発表されているGlobal IMEというソフトを使えば、日本語版の環境においても、中国語の表示と入力が可能になりますよ。 ただし、Internet Explorer (4.0以降)、OutlookExpress とともに使うためのソフトです。 具体的にはインターネットの中国語ページにアクセスしたり、メールなどで 中国語を入力したりするためのものです。 | ||
◎マイクロソフトのサイトからダウンロード! まず、日本語版のWindows9X、Me、WindowsNTであることが前提です (Windows2000には同じ機構が組み込まれているので必要ありません。)また、 Internet Explorer の4.0以上がインストールされていなくてはなりません。 (最新版は5.5ですがこれは、CD-ROM付の雑誌からインストールしましょう!) 次にマイクロソフトのサイトからGlobal Global IME for Chaineseのプログラムをダウンロードします。URLは下記のとおりです。 (2001/9/17現在での最新バージョンは5.02でした。) 日本語版Windows9X の場合、ダウンロードするのはランゲージパックが含まれたものです。 ランゲージパックとは、中国語を表示するために必要な日本語のフォントと プログラムが一体となったもので、中国語以外にも各国語のパッケージが用意されています。(注1) また、Windows2000からはこの機能が標準で添付されるようになったので、 Windows2000が入っているマシンであれば、日本語版のWindows2000であっても中国語が 簡単に使えるようになっています。 ☆Global IME 5.02 for chinese http://www.microsoft.com/msdownload/iebuild/ime5_win32/en/ime5_win32.htm この中にはIMEのほかに、中国語のフォントや辞書なども含まれています。(注1) そのため、プログラムのサイズが4〜5MBほどにもなり、ダウンロードに時間がかかります。 簡体字の場合 Globl IME 5.02 for Chinese (Simplfied) - with Language Pack 繁体字の場合 Globl IME 5.02 for Chinese (Traditional) - with Language Pack (注1)with Language Pack と表記があるものがフォント付
◎インストール! | インストールは非常に簡単で、ダウンロードしたscmondo.exe(簡体字) または、tcmondo.exe(繁体字)というプログラムを実行させるだけです(画面1)。 ![]() ▲画面1 プログラム名はscmondo.exe 次にインストーラが自動的に実行され、【インストールしますか?】と聞いてくるので 【はい(Y)】をクリックします。(画面2) ![]() ▲画面2 インストールしますか? 次に契約同意画面で、 これに同意しないと当然ですが先には進めません。 (画面3) ![]() ▲画面3 契約同意画面 Global IME for Chinese(Simplfied) - with Language Packには中国語辞書も含まれていて、 インストールを行うと自動的に解凍されてハードディスク上に展開されていきます。 ![]() ▲画面4 インストール中 インストールが終了すると、英文で終了のダイアログが表示され、 【OK】ボタンを押すとコンピュータをリセットするようにとのダイアログが出ます。 ここで【YES】を選ぶとパソコンが再起動されます(画面5、6)。 ![]() ▲画面5 インストールが成功 ![]() ▲画面6 いますぐ再起動をするかどうか聞いてくる
◎使ってみましょう! | 再起動すると、Global IMEが組み込まれます。 確認する為にインターネットエクスプローラを立ち上げてみましょう! 接続先は こちら(http://www.people.com.cn/)で試してみてください。(人民日報) この状態ではまだ中国語は化けています。そこで、ブラウザの上方にある"表示"メニューから "エンコード"を選びます。 すると、横に飛び出たサブメニューのなかに"簡体字中国語 (GB2312)"という項目が見えるのでこれを選びます(画面6)。 ![]() ▲画面6 Global IME for Chinese(Simplfied) - with Language Packの インストールで簡体字中国語がメニューに追加された。 エンコードを変更すると、簡体字中国語の表示ができるようになりました(画面7)。 ![]() ▲画面7 テキスト部分も簡体字中国語表示になる。 ◎中国語入力! 簡体字中国語の表示に成功したら、次は簡体字中国語の入力です。 OutlookExpress 上で入力する例です。 まず、メニューバーの"新しいメール"をクリックし、メール入力画面を出します。 そして、IMEの切り替えをします。(タスクバーのIMEを左クリックすると 中国語(簡体字)IMEがメニューに現れます)(画面8) ![]() ▲画面8 右下へカーソルを持っていき中国語(簡体字)IMEクリックする。 入力モードになると、左下に中国語(簡体字)IMEのツールバーが表示されます。 (画面9) ![]() ▲画面9 左下に中国語(簡体字)IMEのツールバーを表示します。 あとはピインで中国語(簡体字)で変換が行えます。(画面10) ![]() ▲画面10 日本語版Windowsで中国語が入力できる。 ※繁体字の場合もIMEツールバーの違いだけで同じように出来るようになります。 [参考資料] ◆マイクロソフトGLOBALIMEシステム要件(中国語) http://www.microsoft.com/windows/ie_intl/ja/download/sysreq/sysreqime5win32.htm |