蝉丸神社 |
祭 神:蝉丸法師 ●「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」の百人一首に登場する 蝉丸法師の歌です。 「今昔物語」では雑用をつとめた無 位の役人(雑色)と紹介され、「平家物語」「源平盛衰記」 では醍醐天皇の 第 四皇子とされているということで、謎の多い人物ですね。 この神社の側に、かつて、「逢坂の関」が有り、蝉丸法師の庵が、この側にあったと伝えられます。 蝉丸法師が、どのような身分の人なのかは分かりませんが、琵琶の名手であったということは、間違いなさそうです。 坊主めくりの中で、「坊主の中の坊主」と呼ばれる蝉丸法師ですが、本当は、「坊主」じゃなくて、「楽師」であると いうのも、おもしろいですね。 琵琶の名手蝉丸をまつる蝉丸神社は、逢坂山の麓は旧東海道沿いに三ケ所ある。 地元大津では下社、上社、村社と呼んでいるようだが、一般には、蝉丸神社といえば下社の関蝉丸神社のことを云います。 平安時代、嵯峨天皇のときに下社に豊玉姫をまつり、円融天皇のときに琵琶の名手・蝉丸をあわせて祀ったことから 音曲芸能の神として信仰されている。 もとは逢坂越えの関の守護神としてまつられた。 ●蝉丸神社(上社)は、下社から国道を京都方面に歩いて行くが、十分な歩道もないし、交通量が多いので車に接触 しないよう十分注意をして歩いて下さい。 上社に猿田彦命をまつり、蝉丸をあわせて祀っている。 ●蝉丸神社(村社)は、逢坂の関跡を過ぎた京阪電車大谷駅近くにある。上社から行くと、そのまま京都方面に歩いて行って下さい。 ここには車石という大変珍しいものがあるので、是非一度は訪れて欲しい。 平安時代、嵯峨天皇のときに上社に猿田彦と豊玉姫をまつている。もとは逢坂越えの関の守護神としてまつられた。 |
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