青柳の八幡神社

　取手市史（社寺編）に、珍しい藁葺き屋根の神社の写真が載っていたので是非見たいと思い出かけました。場所がなかなか分からず、3回目くらいのアタックでやっと到達しました。やはり地図を常備しないとダメですね。青柳の八幡神社を探すのはこれで最後にしよう、今日見つからなければ、たぶん青柳の八幡神社はなんらかの理由で無くなってしまったんだと思うことにしよう、、という日に、やむを得ないのでコンビニで都市地図を買いました。家にあるのに・・・

　地図を見ながら道路を探りましたが、どう見ても人の家に入っていってしまうような道路も載っていてけっこう迷いました。神社というと、参道が鳥居さんに通じているという先入観があり、参道らしきものを捜してしまったのが迷った原因です。やっと森を見つけたときは胸をなでおろしました。

　残念ながら、屋根はすでに金属に葺き替えられていました。

　神社巡りをしているとよくあるのですが、森の写真を撮っていたら知らない実年男性が自転車で通りかかり私の近くで停まり、「はぁ～　あれ神社だったなぁ～」と誰に言うでもなく小さく声を出しました。せっかくなので私も「なかなか感じの良い森ですね」というと、「あの木には実がなるから、毎年採るんだなぁ～」と言って神社の方に自転車を走らせて行きました。後を突いて行くと、「これこれ、この木だ」と言って指差し、境内を通り抜けて行ってしまいました。神社巡りをしていていつも思うのは、神社の写真を撮っていて変に思われないかな、、ということです。神社を撮るふりをして何か悪い写真を撮ってるんじゃないの？・・的な。　お前どこぞの工作員じゃないの？・・的な。。　そういった時に、こういう人が声を掛けてくると、けっこう安心します。なにげなく（自分はただの神社好きで、神社の写真を撮ってるだけなんですよ）と会話の中に匂わせて、自分は怪しい者ではないと、この見知らぬ人の海馬に刻み付けてしまおうと働きかけてしまいます。


取手環状線から横道に入って行きます		探し迷った八幡神社の森が見えました！

		屋根は金属に葺き替えられていました



		鳥居さんの前は森です左右に細い道があります