品川台場
東京都港区台場にある。江川英龍の設計により、嘉永6(1953)年8月に着工し、安政元(1854)年
完成した。 嘉永6(1953)年のペリー来航により、幕府は江戸湾の防備強化をはかり、品川台場
の築造を決定した。当初、海中に11カ所の台場を築く計画であったが、安政元(1854)年に再来
航したペリーとの間に日米和親条約を締結したこと、また幕府の財政難により、6カ所の台場の
築造にとどまった。 現在、第3台場と第6台場が現存しており、第3台場がお台場公園として一
般に公開されている。
東京湾の古地図 海上にある方形の島 6つが品川台場である。分かりにくいが、沿岸部に |
品川台場配列図 第4台場は7割方完成して放棄された。第7台場は埋め立てが終了した程度である。 |
品川台場案内図