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★管理人評価★ |
これぞ由緒正しき関東襟セーラー。横幅が狭く小ぶりで、一方背のほうがやや深めに垂れているところは伝統的な東京襟の特徴です。そこを太い3本ラインがきれいな間隔を保って飾っているところ、ほかに余計な装飾がないだけに今風の制服とは一線を画すクラシックな印象を与えてくれます。
一見特徴が少ないように見えて、これぞ鎌女セーラーというポイントが紺のカフス。逆V字を作って袖口をくっきりと際立たせていて、これは全国でも唯一のデザイン。よく目立つワンポイントで伝統の制服のイメージを損ねることなく個性を発揮しているのです。
鎌倉の伝統校にはこれ以上ない、校風をそのまま物語るような素敵な制服です。このあたりは公立校の制服で見るべきものがないので、この学校にはほんとに頑張ってもらいたいです!
★観察記録★ |
古都鎌倉で輝かしい歴史を有する、東京でも有名な伝統私立女子校。神奈川県の伝統女子校では珍しく、宗教にのっとった教育をしていません。
同じ制服の中学を併設しており、中学は青いスカーフ、高校は黒いスカーフになるようです。黒スカーフの高校生は多くの子がリボン結びをしており、一方中学生はスカーフ結びをしていました。この状況を見るかぎり、高校生もスカーフ結びをするのが本来のスタイルかもしれません。鎌倉駅から近いので、観光などで訪れれば、中高合わせてたくさんの生徒さんを見ることができます。
鎌倉と言うともう1校、セーラー服の北鎌倉女子学園も有名ですが、鎌倉の繁華街に近いという立地のせいか、鎌倉女学院のほうがチャキチャキとした印象。北鎌倉女子学園のスカートがかなり長いのに対し、こちらは膝丈程度が主流です。とはいえ、やはり家柄のよい女の子が通う名門校には違いありません。
★投稿情報★ |
30年ほど前は神奈川県に住んでいたので、大船駅や横須賀線の車内などでちょくちょく見た制服で懐かしいです。デザインも当時と変わっていないようですね。やたらとMCが行われる学校が多い中で貴重な存在だと思います。 ベレー帽については、当時から手に持って歩いているなど、少なくとも校外ではかぶっている生徒をほとんど見ませんでした。wikipediaによれば「現在もベレー帽は存在するが、着用は任意」ということのようです。 (情報提供:尾張の住人さん) ベレー帽は30年前も今も幻のアイテムですかね…。 ありがとうございました(^^)/ (2013年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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