<兵庫県>

県立西宮高校


 PROFILE
学校名  にしのみや
所在地  兵庫県西宮市
主な交通機関  阪急電鉄今津線甲東園駅
冬服の特徴
  • 直線的でやや深めの関東襟。
  • 太めの紺ライン3本。
  • 青紺スカーフ。
  • 紺胸当てに紺ライン3本。
  • 左脇の裾に黒で「県西」の刺繍(下記投稿記事参照)。
  • 襟のコーナーには、マークなどなし。
冬服のカラー
図解のとおり、紺3本ラインのふつうのデザイン。
夏服の特徴  夏服の詳細は不明ですが、セーラーではありません。
 白ブラウスに紺のジャンパースカート。
特記事項  ポケットの中央下に学年色(赤、青、緑)の校章バッジをつける。
調査年  2010年
 学校公式HP  http://www.hyogo-c.ed.jp/~kennishi-hs/

このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。
 管理人評価

 カッチリとした直線的な関東襟と紺系一色でまとめたシックな色合いが、いかにも伝統進学校然とした制服。基本は小野高三木北高に似ており、同じ流れをくむデザインだと思われます。ゆったりと長めに垂らすラインより気持ち明るめの青紺のスカーフが優雅ですね。
 夏服はセーラーではありません。が、このジャンパースカートもとてもクラシックで、一昔前の女学校を思わせるいでたちです。こういう学校には、地域のリーダー校ともいうべき風格があります。制服を見るにつけゆるぎない信頼感を覚えるのは、私だけではないでしょう。

 観察記録

 阪神間の主要都市の名をそのまま冠した県立校だけあって、伝統と格式は申し分なし。すばらしい進学実績に加えて、音楽科も有し、芸術教育も部活も盛んだそうです。市立西宮高校もあるので、区別のために地元では県西と言われているとか。
 阪神地区の学校らしく、スカートはひざが隠れる程度の長さが基本。ソックスは短い白のもので、靴はローファーがほとんどです。学年色の校章バッジ、スカーフを外している人もおらず、ずいぶん規律正しい印象でした。ただ、本来普通にスカーフ結びをするらしいスカーフ、リボン結びをしている生徒さんが半分くらいいました。これだけは認められているのでしょうか。

 投稿情報
おっしゃるとおり我が校は、市立西宮と区別するために県西と呼ばれています。文化祭の名前も県西祭です。西宮高校と呼ばれることの方が少ないように感じます。
 現在、西宮市内には全部で9つの高等学校がありますが、その中で現在でもセーラー服を制服として採用しているのは県西のみです。生徒の間での評判は、私が聞く限り微妙なところですが(よく聞くのは「首元がスカスカなので冬寒い」「ダボっとしすぎ」という声です。セーラーであることそのものに対する不満はあまり聞いたことがありません)、同じく西宮市内の鳴尾高校や今津高校がMCでブレザー化していく中で、セーラーを墨守しているのは自分の学校ながら評価すべき点ではないかな、と思います。
 他の多くの学校でMCがいかにたやすく行われているかということは承知しているつもりですが、我が校が今後MCを行うことはおそらく考えにくいのではないかと思います。2011年度の入学生から単位制に移行しましたが、制服のデザインはほぼ変わりませんでした(胸ポケットの深さが微妙に深くなりました。気づいている人はほぼいませんが)。
 校訓の「質実剛健」を非常に大事にしている学校です。そのせいか生徒指導などは他校と比較しても割と厳しめなのではないかと思います^^;スカートの丈はもちろん、髪の色も少しでも茶色ければ1本抜いて薬品につけて検査するほどの徹底ぶりです。
 
 冬服の左脇の裾、脇チャックの隣(前面側)に、縦に黒のゴシック体で「県西」の刺繍が入ります。オリジナリティーばっちりです。一文字大体1.5cm×1.5cmくらいかと思います。
 スカーフの結び方についてですが、自由です。普通のスカーフ結びでも、蝶々結びでも、少数派ですがネクタイ結びにしていても何も言われません。しかし一たび外したまま登校してみようものなら、生徒指導が待ち受けています。靴下は白と決められているだけで、長さの指定はありません。ワンポイントもOKです。ルーズソックスは禁止です。
 冬の寒い時期(11月〜3月)には黒タイツの着用も認められています。また同時期は指定ピーコートの着用もできます。
 セーラーの中に着ているジャンパースカートですが、前がダブルボタンになっているのはかなり珍しいのではないかと思います。他は私は追手門学院大手前中・高しか知りません。
 
 夏服は、管理人様も注目されていたジャンパースカートに、襟の形が少し変わったブラウスを着用します。うまく説明できませんが襟はかなり大きめで横に広がった形をしており、一番尖った部分は肩のあたりにまで到達します。右側の襟に校名イニシャルのKNの文字が入ります。(刺繍は学年色です)
 袖口に3本ラインが入りますが、これはセーラーのそれのように上から縫い付けたものではなく、折り返して縫ったような感じです。説明下手ですみません…。長袖と半袖があります。
                             (情報提供:在校生のまりこさん)
 すごい! 県西の詳しい情報が一気にまとまりました。
 在校生さんならではの情報、ありがとうございました(^^)/
 (2013年の投稿情報です)
着用率が高いと言ってくださっていた冬服の校章バッジですが、安全ピン型でなくリベットバッジです。なので外れないんです。だから着用率は基本100%です。
 現在は夏服期間でみんなジャンパースカートに長袖or半袖ブラウスですが、半袖の子はなぜかほとんど袖の先を折り返して着てますね。はやりだと思います。
 あと袖の3本ラインですが、年によって形が若干変わるみたいですね。リサイクル制服を使っている子のラインはかなり太目になっていて、セーラーのラインそのままって感じでした(ただ生地を折り返して縫っているだけというのに変わりはありませんが)。私のはラインがすごく細いです。2mmくらいですかね。
                             (情報提供:在校生のまりこさん)
 さらに詳しい続報をいただきました。
 ありがとうございました(^^)/
 (2013年の投稿情報です)
 イラストについて

 なんか肩のあたりのバランスが変ですが、うまくいかないのでこれでご勘弁を。

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