論文とケースレポート

 

 

(1)論文を書く時の基本理論について:

 下記の基本理論を習得しておいて下さい:

<宗教心理学の基本訓練指針>

自分の魂(神の愛)を信じた場合

自分の魂(神の愛)を信じない場合

 

見えてくるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

自己実現への

 

    

 

    

2

アイデンテイ

テイーの統合

 

    

 

    

3

14の防衛機

 

    

 

    

4

現実吟味力

 

 

5

思考

    

    

6

感情

 

 

7

行動

 

    

8

ストレス曲線

 

 

9

幸福曲線

 

    

10

 

 

プロセススケ

ール(7ストラ

ンズ)

 

 

 

 

 

見えなくなるもの

 

 

 

1

自己実現への

 

    

 

    

2

アイデンテイ

テイーの統合

 

    

 

    

3

14の防衛機制

 

    

 

    

4

現実吟味力

 

 

5

思考

    

    

6

感情

 

 

7

行動

    

 

8

ストレス曲線

 

 

9

幸福曲線

    

 

10

 

 

プロセススケ

ール(7ストランズ)

 

 

 

(2)論文の各章の題名は下記の指定の命題となります:

<正会員向けの魂論文の指導要綱>

   2009年7月24日改正

 

*対象者:2級免許所持者

*論文(4単位):PC使用でA4版で50枚。審査認定料 ¥30,000

* ケースレポートの枚数と審査認定料も同じです。

*個別に電話で詳細を打ち合わせする必要がありますので気楽に連絡下さい。

面談で研究論文内容のメンターを私が担当しますが、

先ずは下記の研究課題を思索してみましょう。

 

研究課題:

<はじめに>

第1章:意識と知覚

第2章:五感と体感

第3章:無意識の世界

第4章:愛とゆるし

第5章:和解と平和

第6章:螺旋状に上昇する意味

第7章:光と復活体

第8章:魂と聖霊

第9章:愛

おわりに:<今ここで>の恩寵を健全な信仰心で生き抜くとは?

 

論文を展開していく時の参考資料としては下記の資料を使用します:

*1:私の著作:人の身体は神の神殿

*2:テキスト<生き甲斐の心理学(旧名:CULLカリタスカウンセリングの理論)>

*心理臨床家の手引き(誠心書房:鑪幹八郎編):3級以上の資格所有者の必読書

 

3)ケースレポートの書き方:(2010年9月10日新規追加条項)

ケースレポートは学派により相当違いますが、神経症患者、精神病患者の

カウンセリングでのカルテをもとに書いていきます。

しかしユースフルライフ研究所は設立の当初から日本人の

生き甲斐支援を目的として勉強をすすめ

ワークショップ(ギリシャ、日本神話、源氏物語、能面による心理療法、

絵画鑑賞による心理療法)を 展開してきました。

 

現代の日本文化にはいまだ奈良時代から語り伝えられてきた概念が沢山あります。

日本書紀、古事記、万葉集、源氏物語、お能文化、そのような重要な精神文化の中に

<汚れと禊><もののあわれ><侘びと寂><幽玄>があります。

村社会からくる<甘えの構造>も重要です。

この5領域の基本的な精神構造は日本人の病理ではない基本概念を

西洋の学問である心理療法が時として病理として扱ってしまう事例が

多いのは誠に残念なことです。

 

そこで当研究所が本免許申請の際に必要となる<ケースレポート>は

心の病をカウンセラーとして体験した精神病理学的な論述を中心に

書く事はあまりなじまないので、下記要領で提出していだだこうと思います。

 

(    (*1)日本人のアイデンティティーを形成している奈良時代を注目してもらう為に

歴       歴史上重要な一人の人物<持統天皇>を研究、思索してもらう。

(    (*2)その人物をテキスト140−142ページのロジャース命題で分析する。

(    (*3)テキスト139ページのエリクソンの発達論からも分析する。

(    (*4)テキスト5ページのカリタス カウンセリングの原理を分析の視点として

         論述していく。

         歴史の真実に迫るのは不可能ですし意味がありませんが

         心理療法での他者分析に必要な諸原理を応用活用する訓練として楽しんで下さい。

       

          上記を十分に思索し楽しんだ後、下記の章に分けて論述して下さい。

      完成に数年をかけて悔いの無いケースレポートを書いて下さい。

     この視点は自分の成育史の自己分析で、既に習得されているはずです。

     自分に置き換えながら楽しく書いて下さい。

     

     はじめに:奈良時代とはどんな時代でしたか?

     第1章  持統天皇のストレス曲線につて

     第2章  持統天皇の幸福曲線について

     第3章  持統天皇のプロセススケールについて

     第4章  持統天皇は何を考え、感じ、行動したか

     第5章  持統天皇のパースナリテイ上の傾向と渇望について

     第6章  持統天皇の成育史をエリクソンの発達論から記述する

     第7章  持統天皇のアイデンティティの統合について

     第8章  持統天皇の現実吟味力について

     第9章  持統天皇の14の防衛機制について

     第10章 持統天皇の自己実現について3つの視点から考察する

     おわりに 持統天皇は日本人の原型について、どのような影響を残したか

 

以上を50枚で書いて下さい。

                  (以上)

 

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