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大阪府 松藤 司
の意味は1つだけではない。いろんな意味がある。
だけで知的な授業ができます。
本授業にはTOSSの先生20名ほどの参観者がいた。その一人が授業記録を取ってくれていた。その先生の感想も一緒に紹介する。
発問1 動物を表す漢字をできるだけたくさん書きなさい。
馬 犬 牛 魚 鳥 象 羊 山羊 ・・・
書けた子からノートを持ってこさせた。一人一人ほめながらさっと○付けをした。
○をつけてもらった子は黒板に漢字を書いた。
魚は出なかったので教師が出した。
発問2 馬の下の4つの点は何だと思いますか。
(足)
説明1 馬という漢字は次のようにしてできました。

4つの点は馬の4本の足を表しています。
発問3 では、鳥の4つの点は何を表していますか。
やはりノートを持ってこさせた。次の子とが出た。
羽(10人) 羽と足(22人) 手と足(1人)
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説明2 鳥は上のようにしてできました。鳥の足は2本ですが、よく見てみましょう。
足の先をよく見てみましょう。指が4本ありますね。鳥の点はこの指を表しています。
発問4 「魚」にも点が4つあります。この点は何を表していますか。
子どもからは3つ出た。
ひれ うろこ しっぽ 答えはしっぽのひれである。
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発問5 さて、動物以外、動物以外ですよ。下に4つの点がつく漢字を1つだけ書いて持ってきなさい。
持ってきた子から板書させる。
発問6 黒板に書いた以外に、教科書や辞書を見てもいいですから、1つだけノートに書きなさい。
無、煮、点、黒、然、照、焦、熱、熟、燃・・・
説明3 「熱」の下の4つの点は「火」です。火の字が下に来たので、遠慮して低くしたのです。絵を見ると、コンロの火がポッ、ポッと燃えている感じがしますね。
発問7 みんなが書いた漢字の中で、火を表す点を持つ漢字はどの漢字だと思いますか。思う漢字に鉛筆で○をつけなさい。
煮、燃、
あまり出なかった。
発問8 では、「黒」の点から考えてみましょう。黒の4つの点は何を表していると思いますか。
ア 火
イ その他( )
火の方が多かった。

説明4 黒の4つの点も「火」の点です。下から火が燃えて、煙突にすすがついている様子を描いた字です。だから、黒の点も火を表しています。
発問9 では、無の4つの点は何を表していると思いますか。
ア 火
イ その他( )
説明5 無は、ももともとは「舞」という意味でした。着物のたもとに鳥の羽を持って踊っている様子からできました。
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説明6 神の前で舞をまって「ないもの」をねだること。そこから「ない」という意味になりました。舞の意味がなくなったので、?を両足の形に変えて、「舞」の字を作りました。無の4つの点は火ではありません。
発問10 点という漢字の4つの点は何を表すと思いますか。
ア 火
イ その他( )
発問11 もとの漢字は「點」でした。黒い点を表していました。今の字は左の4つの点と占が合体しました。そして、黒くなくても、「てん」として使われるようになりました。
指示1 今日の漢字文化の授業の感想を書きなさい。
1 子ども達の感想より
・おもしろかった。
・「点」とかは、昔あんなのからできたと思うとびっくりした。少し勉強になったと思う。
2 参観者の感想より
・漢字文化の授業は大変テンポがよく、変化のある繰り返しで、組み立てられており、子ども達はすぐに授業に乗ってきていると思いました。点に注目して、次々とテンポよく問題を出したので、子どものグングン引きつけられたと思います。
・下に4つの点のつく漢字を使った変化のある繰り返しの授業に自分も引き込まれていました。漢字のバリエーションが豊富で、自分の手持ちの情報がたくさんいるんだなということを実感し増しました。
引用文献「小学生 漢字の達人になる辞典」川嶋優著(三省堂)