よろし:ちょびっとオンエアバトル、N1期チャンピオン大会。
まずは、こちらの組のネタからスタートです!
Syntax Error
コント/故にそれは内よりいずる
場区:C大会の品位をおとしめるべく一生懸命頑張ります。
奥村:まさかの天恵により参戦、宜しくどうぞ。
場区:棚からボテ腹だな!!
奥村:圧死するわッ!!!
アレなネタも交えて6戦6勝・C大会ランキング次点という好成績。繰り上げ出場からの王座奪取なるか!?Syntax Error!
場区:奥村。今日の昼は俺が特別に手料理を振舞ってやろう。
男による男のための思わず出産しちまうぐらいのをな。
奥村:…男の俺が「思わず」で出産してたまるか。
流産する程に不安だが…まあ、腹減ってきたし頼んでみるかな。
場区:おう!そうかそうか!じゃあ、「男根おろし器」どこ?
奥村:大根だろ!?大体、器具名だって「おろし金」だ。
そんな物騒な調理器具、考えただけで痛いわ。
場区:山紫水明の地、青い空、白い雲、そして…見渡す限りの男根畑。
雨にも負けず風にも負けず、今日も農協の方の汗と涙に育つ男根達…。
奥村:やめてくれ!想像しちまう!生えてるとこ想像しちまう!
大体なんで大根おろしから作るんだよ!もっとあんだろ!下ごしらえが!
場区:んー…そうだな、じゃあちょっと材料斬るからエクスカリバー持ってきて。
奥村:ねえよ!俺はアーサー王か!普通に包丁使え!包丁を!
場区:えー…だって包丁じゃイノシシ狩るの大変じゃん…下手したら殺されるし。
奥村:現地調達かよ!肉なら冷蔵庫に牛肉があるからそれを使えよ!
場区:でもそれ、俺が肉骨粉を餌に育てたヤツだから普通に狂牛病だぜ?
奥村:何勝手な事やらかしてんだよ!なんだよその食料テロリズム!
もうさっさと作るか、帰るかしてくれよ!
場区:へいへい…じゃあ、油引いて、牛肉、もやしっぽい陰毛を炒めて…っと。
奥村:牛ッ!牛ィッ!!
今、それを炒めちゃいけないって話をしてたんだろ!
しかもどさくさに紛れて陰毛入れてんじゃねえよ!!
場区:下半身に「陰毛っぽいもやし」生えてるって事にすれば良いじゃないか。
奥村:良くねえ!どこで整合性取ろうとしてんだ!
プールの着替えの時、「しなびたもやし」が床に散乱してたら嫌だろ!
場区:ヨッ!ハッ!…ホラ、そう言ってる間に出来たぞ。
「狂牛病ともやしっぽい陰毛炒め」、おろした男根をかけて召し上がれ!
奥村:思わず…今朝食ったモンが口から出産…サレルダロウナァ…
フ…フ……ハッ…ハッハッハッ!
場区:おお!!喜んでくれるか!!いやぁーこれで俺も作った甲斐が…!
ところでなんで包丁握り締めてんの?
奥村:斬捨て御免!エクスカリバアァァァッーーーーーー!!!
1組目 Syntax Error
木漏れ日と黄昏のワルツ
コント/ゆとりな絵本
前半は絵本で攻めて、後半は誰もが予想しなかったことをしたいと思います!
絵本ネタを作り続けて2期連続C大会出場。まずは通算12個目の絵本ネタをとくとご覧あれ!木漏れ日と黄昏のワルツ !
先生:今日の絵本は「ゆとり向けドラエモソ」です。
園児:うん、イラッとくるわ。
先生:ノピタ君が今日も泣きながら帰ってきました。
「うわーんドラエモソー!スネゲにラジコンの自慢をされたよー!」
園児:キャラクターの名前が酷い!もう少し上手にパクれよ!
先生:「もぅー。ノピタ君はいっつもこうだよ・・・」
ドラエモソはラジコンを3台ノピタ君にあげました。
園児:なんかすごく甘やかしてるね!もう少し苦労を経る過程はないの!?
先生:「よーし、1台はスネゲに自慢し返して、もう1台はシヅカちゃんにプレゼントして、もう1台は売ろう!」
ノピタ君はお金が大好きです。
園児:金にがめつい小学生って嫌だよ!せっかく貰ったものを簡単に売るところなんてゆとりっぽさ満開。
先生:スネゲは自慢し返されたのがショックで引きこもりになり、シヅカちゃんはノピタ君の彼女になり、
ラジコンは100万円で取引されました。
園児:こんなうまいこといかないから絶対!!この甘ったるい考え方、まさにゆとりだよ!
先生:次の日ノピタ君はまた泣きながら帰ってきます。
「うわーんドラエモソー!ジャイアソに足蹴りされたよー!!」
園児:この絵本は「ん」を「そ」に変えるしか能がないの!?
てか足蹴りって妙にリアルで残酷度が増したよ!
先生:ドラエモンはため息をつきながら言います。
「キミも男なら自分の力でなんとかしたらどうだい?」
園児:そうそう!こういう努力する過程がなきゃ!
てか今ドラえもんってハッキリ言ったよね!?
先生:ノピタ君は反論します。
「体格差とか考えても絶対無理だから。いやマジで。冗談抜きでキツいわ。道具貸して。」
園児:この屁理屈たれめ!!自分が不利になるとごたくを並べる辺りがゆとりだよ!
先生:「もぅー。ノピタ君は本当にだらしがないなあ。」
ドラエモソはスイッチを取り出し押した瞬間、ジャイアソの足が吹き飛びました。おしまい。
園児:残酷!!足に爆弾を埋め込んで爆破させる秘密道具なんて知らないよ!軍事目的だよ!
てかなんていう終わり方!
先生:ね、だから軍事戦争はやってはいけないんだね。
園児:まとめがそんなんかよ!今度からはもっと幼稚園児向けな話をしてね!
2組目 木漏れ日と黄昏のワルツ
動物物語
文章/ダイナマイト豆腐
あのね、なんかあのね、気取ってるキャラ作りにね、疲れたんですけどもね
C大会、やったるでー!ブヘヘー!!
ネタの語り手のイメージと正反対ですね。今期3戦とも450KB以上のツワモノがC大会に挑む!動物物語!
「TVが当たる!」という言葉を貧乏な俺は信じ、一年間市山豆腐店に通いつめけ、ついにTVを当てた。
TVは、「Tofu Video」の略だった。
受け取った瞬間、形容し難い感情に襲われ、店主を酷い目に逢わせてやろうと右手を握り締めたが、
「なんも間違ってへんやん」といった彼のどや顔の前には何もできなかった。
そしてこの盆休み、実家に戻った。さしてする事も無かったのでTVを観る事にした。 ビリッとパッケージを開く。
『弾けるダイナマイト 市川の絹ごし』
題名がダイナマイト。
これが店長直々に、毛筆で描かれているのだからたちが悪い。
表面を指でなぞった。『弾けるナマイト』になった。文字消えた。生糸弾いて何になるんだ。ハープか。
そしてパッケージ写真が酷い。砂浜の上、ヤシの木の下で絹ごし豆腐が佇んで居る。
俺はこの場所を知っている。シーガイアだ。宮崎だ。国内だ。そして写真の上部に、くすんだ肌色の何かがぼうっと浮かんでいる。これ多分店長の指だ。
もっと頑張れよ市川。
どうせこっちにはあなたのがんもどきがうんたらかんたら、とか書いてあるんだろと思いながら裏面を見やる。
「あなたはもう、手の平の上でさいの目切りできない…
押し寄せる豆乳!恐怖の絹ごし弾力!
その時木綿豆腐は何を決意したのか・・・!」
絶句した。表裏で180度違った。
まさかのパニックホラーだった。何がダイナマイトだ。店長に何があった。シーガイアで何があった。そんで絹ごし悪役だ。
いやとにかく、観てみるしかない。俺は泣きそうになる自分自身が分からぬまま、ビデオデッキの「取り出し」を押した。
ウィーンという音と共に、再び俺は絶句した。
『アタシが包み込んで揚・ゲ・ル♪ 谷山の油揚げ』
親父元気すぎだろとうなだれながら、俺は出てきたAbura-age Videoを握り締めた。
3組目 動物物語
自己インダクタンスL
コント/お見合い
「あなたは せかいでいちばんおもしろいひとたちを みたことがありますか? ぼくらは ありません。
だって じぶんたちのすがたは じぶんたちじゃみえませんからね。」
…すいませんウソです。かき回せればいいな!
2連敗の後の5連勝で一気にC大会ランキング4位に躍り出た。今大会の注目株!自己インダクタンスL!
千秋:あっどうも、私、千秋っていいます。どうもはじめまして。
佑樹:佑樹です。こちらこそ、はじめました。
千秋:冷やし中華みたいに言わないで下さい。
佑樹:いやーそれにしても、写真より実物の方が断然キレイですよねぇ、花火って。
千秋:…あ、私じゃなくて!?全然関係ないじゃないですか…。
あ、何か飲みます?
佑樹:じゃあ僕イソジンを。
千秋:ありませんし飲めません。まあじゃあ飲み物はまた後で…。
佑樹:……あ、じゃあ何かしましょうよ。トランプやりません?
千秋:いや修学旅行じゃないんですから。
佑樹:いいじゃないですかぁ。ソリティアやりましょうよ。
千秋:それ1人の遊びです。フツウに自己紹介しましょうよ。
佑樹さんはどちらの出身ですか?
佑樹:ずっと東京です。東京の中学、東京の高裁を出ました。
千秋:何をやらかしたんですか!不安です。じゃあご趣味は?
佑樹:僕、夜空を見るのが好きなんです。月を見たり、流れ弾を探したり…。
千秋:流れ星ですよね。どこの戦場にいるんですかって話ですよ。
佑樹:強いていうならリングという名の戦場に。
千秋:あ、ホントに戦場にいるんですね。
え、っていうかボクサーをやられてるんですか?かっこいいですね。
佑樹:ええまあ。最近は無傷の7連敗中です。
千秋:どこが無傷なんですか!傷だらけじゃないですか。
佑樹:いえ、実際に戦ってないんで、無傷なんですよ。
千秋:不戦敗ですか!
4組目 自己インダクタンスL
サンザンヒーローズ
漫才/UFO
B:おい!出場者の奴ら良く聞けよ!相方がスゲー一言ぶちかましてやるからな!
A:お手柔らかにお願いします
B:あれー?
今期のC大会ランキングはギリギリも、前大会4位の強豪だ。今こそ前大会のリベンジを果たすときだ!サンザンヒーローズ!
A:さぁ、チャンピオン大会ですよ。悔いの残らないように頑張っていきましょうね。僕も今日のために歯を磨いてきましたし
B:是が非でも毎日磨け!やだよ特別なときにしか歯を磨かない相方なんて!
A:まぁ今の発言にも出てきたように、僕昨日UFOを見たんですよ
B:いつ俺がUFOについて語ったよ!お前の耳安物のイヤホンよりも性能悪いんじゃないのか?
A:昨日の夕方頃、相方の家の蚊取り線香を全部まっすぐにした帰りのことなんですが
B:お前の仕業だったんか!あれ火付けたらぶっといお線香に見えてきたんだぞ!?
A:ふと空を見上げると、一点の光が規則的に不規則に動いてるんですよ!
B:どっちだよ!真逆の言葉を並べられて俺はがんじがらめさ!
A:「うわなんだ!?」って思って。たまたま持ってた虫眼鏡でズームしてみたんですよ
B:何でたまたま持ってるの!?今どき小学生の名探偵でも持ち歩かないぞ!
A:それでよく見てみたら、丸い円盤の形をしてるんですよ。「あっこれはUFOではないのか?」という2つの疑問が出て来まして
B:もう1つはどこにやった!で、その時の写真とかは撮ったりしてないの?
A:ゴメン俺テンパっちゃってさ、携帯で撮ることすっかり忘れてたんだよね
B:あー、それは仕方ないね
A:まぁデッサンは描いてきたんだけどさ
B:めちゃくちゃ余裕あるじゃねえか!そっちの方が数倍時間かかるだろうが!
A:それで9割ほど描き終えたころ、突然バシューって空の彼方へ飛んで行ったんだよね
B:9割ほどって、UFO大分ガッツリ居座ってたな!でもそんな珍しい体験をするなんて、お前すごいな
A:その時僕は思ったね。「あ、明日は歯を磨かなくちゃ」
B:今思うな!いい加減にしろ!
5組目 サンザンヒーローズ
暗黒天国
漫才/大事なポジション
???:C大会に、鈴村とハナは来ないっ!
!!!:なん・・・だとっ!?
鈴村とハナのおかげでC大会繰り上げ出場まで扱ぎつけた。C大会は別メンバーで挑む!暗黒天国!
テンテン:どうも暗黒天国です。
玉ちゃん:あの・・・僕らはトリオで漫才をやってる訳なんですが・・・えぇっと・・・
おいなり:玉ちゃん、どうかしたのか?様子がおかしいけど・・・
玉ちゃん:実は・・・僕、今ちんちんのポジションがずれてんだよ!
おいなり:なんだ、そんな事か。それなら早く直せば良いじゃないか。
テンテン:おい、おいなり!そんな事言うなんてあんまりだろ!
玉ちゃん、ちんちんのポジションがずれたまんま漫才をしようなんて・・・何て熱い漫才魂なんだ!
おいなり:あの〜、何この温度差・・・
それにちょっと大袈裟じゃないか?
テンテン:大袈裟なもんか!さぁ、みんなでこいつを胴上げだ!
玉ちゃん:そんな!?今胴上げなんてされたらチンポジが・・・
テンテン:そうか・・・ごめん。チンポジの事を忘れてたよ。
おいなり:どうでも良いけど、ちんちんのポジションを略してチンポジって言うなよ。
テンテン:ところで・・・そんなに酷いのか?
チンポジのズレは。
玉ちゃん:あぁ。
・・・昨日、医者に余命半年だって言われた。
おいなり:死ねねぇよ!たかがちんちんのポジションのズレで。
テンテン:直す方法はないのかよ!?
おいなり:ズボンに手を突っ込んで正せばいいだろ!
病気を治すみたいな言い方すんなよ。
玉ちゃん:僕のチンポジのズレは、アメリカのお医者さんに見てもらわないとダメなんだ。
おいなり:そんな重病みたいに言うなよ!
ちんちんのポジションがずれる度に渡米してたらたまったもんじゃないからね。
玉ちゃん:僕のチンポジのズレは、金髪の美人の看護婦さんに直して欲しいんだ!
おいなり:お前の性癖の問題かよ!いい加減にしろ!
6組目 暗黒天国
スピード×スピードアクセレーション
コント/やりすぎアンパンマン
そういやひろちょびさんて(ピー)じゃないですか、倫理的にマズいと思うんですよね…。
そんなこと言ったらあなたを(キュー)しますよ。 ・・・念願のC大会出場!スピード×スピードアクセレーション!
アンパンマン:バイキンマン、ついに追い詰めたぞ!くらえ、俺の必殺の…
普通の人間に放てばアバラの3本は余裕で持って行き、
なお且つボクシング世界王者にも匹敵するその連打性とスピードを持ち、
更にはあのイギリスのエリザベス女王までもが惚れ込んだと言う、
そして……そして、えーと、そして…
ジャムおじさん:長いわ!!台詞長すぎだわ!どれだけ己の拳をアピールしたいの!
んでネタが尽きたんならあきらめろよ!
アンパンマン:くらえ、アーンパーンチ!!
(ドブッ、ガスッ、ボコッ、ゲスッ、ズドン、ドスッ、ズガン、バキッ、ボキッ、バキッ、ボキッ、バキッ、ボキッ…)
ジャムおじさん:やりすぎだよ!!後半は骨を持って行きすぎだよ!
(ズキューン!!)
アンパンマン:まだだ…まだ拳がうずいてしょうがない…。
ジャムおじさん:最後ライフルをブッ放しておいてよく言ったもんだよ!指もクソも無いそのグローブみたいな手でよく撃てたな!
アンパンマン:この拳はまだ何かを殴らなければ治まらないっ…!
ジャムおじさん:そんなの知らんよ!そういう危ない考えは自分の中にしまっておきなよ!
アンパンマン:自分の中…!ハッ、そうか!自分を殴ればいいじゃないか!えーい、アンパンチ!
(ポコン、ポコン、ナデナデ、ポコン…)
ジャムおじさん:やっぱりキミはそういうところがかわいいねぇ。でもそれでも所詮はパンなんだ、変形しちゃうから止めなさい。
アンパンマン:パンなんていくらでも予備があるからいいだろ!
知ってるんだぞ、間違えてバタコさんがパンの生地の単位を間違えて発注しちゃったの!
パン工場の後ろに高くそびえる薄茶色の山は一体何なんだよ!!
ジャムおじさん:ああそうだったな、それで今キミの頭はざっと100万個はあるんだった。
でも明日にはすべて廃棄処分になるんだろうなぁ…。
アンパンマン:ならジャムおじさん、俺が自慢の、エリザベス女王が惚れ込んだこのパンチで自分の顔を飛ばすから、そこに新しい顔をセットしてくれ。
俺の拳のうずきを抑えることもできるし、パンの処理もできるしで一石二鳥じゃないか。
ジャムおじさん:何その餅つきかゴルフの打ちっ放しみたいなのは。まぁいいや、やってみようか。
(サッ、パーンチ、サッ、パーンチ、サッ、パーンチ、サッ、パーンチ、サッ、パーンチ……)
このアンパンマンが自らの顔を殴りどこか遠くへ飛ばし、そのアンパンマンにジャムおじさんが頭を乗っける、という行為は丸一日繰り返された。
アフリカの貧しい子どもたちは大層喜んだ。空からパンが降ってくるのだから。
一方日本の麻生さんは何故かこの事件の責任を取らされ辞任していた。民主党曰く、「予定調和」だそうだ。
7組目 スピード×スピードアクセレーション
東京クラッチ
コント/映画館
松岡:いや、もう何もありません。
石田:自分を信じて、結果を信じるのみですね。
前回のC大会では惜しくも3位。今期はさらにパワーアップして王座奪取を狙う!東京クラッチ!
石田:(映画館で映画を見るなんて久々だなあ・・・。
「ターミネーター4」見てみたかったんだ。
・・・お、上演前の注意アナウンスだ。)
松岡:この度はクラッチ映画館へご来館いただきまして
まことにありがとうございます。これより上演中の注意点をご案内いたしますので、
お客様は注意点が理解できましたら、お手元の「ガッテン台」を押してください。
石田:(何で「ためしてガッテン」のボタンがここにあるんだよ!
場内でガッテンガッテンうるさくなるだろ、そんなことしたら。)
松岡:まず、上映中携帯電話などの音がなりますと周りの皆様のご迷惑になり、
「煙たいやつ」と思われます。
場内は禁煙ですので煙たくなるのはご遠慮下さい。
石田:(え、結局禁煙だから携帯を使うなっていう結論でいいの!?まわりくどいな!
普通に「迷惑になるから」でいいだろ、そこは・・・。)
松岡:館内では小腹がすいた人の為に、上映開始から1時間半くらい経過すると、
ドネルケバブの販売車両と大量のサンバ隊がやってまいりますので是非ご利用下さい。
石田:(クライマックス付近で何呼んでんだよ!邪魔でしょうがねえな!
百歩譲ってケバブは許すとしてもサンバ隊は何のためだ!)
松岡:サンバ隊は基本的に「もののけ姫のテーマ」か「さくら(独唱)」に合わせて
やってまいります。
石田:(サンバの魅力が台無しじゃねえか!曲と状況がミスマッチすぎるだろ!)
松岡:また、上映中にフラッシュを使ったカメラ撮影やビデオ撮影、音声の撮影等は、
撮影機器を長時間回すことで機器が熱を持ち、いずれ発火するかもしれません。
発火すると煙が出ます。場内は禁煙ですので煙が出るのはご遠慮下さい。
石田:(何でさっきからいちいち「禁煙」を経由するんだよ!
撮影を禁止する理由はそこじゃないだろ!)
松岡:また、上映中に違う映画を上映するのはおやめください。
例えば「釣りバカ日誌」と「美味しんぼ」を同時に上映されますと、
ハマちゃんが釣った魚をことごとく山岡が究極の料理にしてしまいます。
石田:(いや、そんなことしねえし、そうはなんねえだろ!
映画同士がそこまでシンクロしてたらもうそれはそういう作品だよ!)
松岡:それに、お客様がそのような行為をした場合、あとでサンバ隊の邪魔となってしまいます。
くれぐれもご注意いただけますようお願い申し上げます。
石田:(その前にサンバ隊も邪魔なんだよ!何で気づかねえんだよ、それに!)
松岡:なお、緊急の事態になった場合、非常口は前方に2つ、後方に2つございます。
場内は防犯の為、非常口の扉は非力な人間ごときの力では開ける事はかないません。
石田:(誰目線の発言だよ!開かないんだったら非常の際の出口にならねえだろ!)
ガッテン!ガッテン!ガッテン!ガッテン!ガッテン!
石田:(ここでガッテン台押した奴誰だ!絶対ガッテンしちゃだめなとこだろ!)
松岡:それではまもなく開演です。
「ターミネーター4 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」お楽しみ下さい。
石田:(おい誰だ「釣りバカ日誌18」を同時上映しようとしてる奴・・・。)
8組目 東京クラッチ
シュビビン!
コント/おそらくハプニング大賞
生原:せっかくここまで来させて頂きましたからね……。
南条:恥ずかしいネタはいたしません、全力ぶちかまさせて頂きます。
生原:ヒュッ、タッ、ドッカーン!!
生原さんによって何らかの物体がぶちかまされたようです。N1期の超新星!シュビビン!!
南条:さあ、今週もやって来ました、
「そこらのニートよかウチのペットの方が役に立つぜぇっ!」のコーナーです。
今日は島根県出雲市より、ご近所でも有名な天才犬、生原さん家のポチョムキンくんを紹介します。
それでは生原さん…………生原さん?
生原:あ、は、はい!!よ、よろしくお願いしますです!!だ、大丈夫ですぜ!?
ポポポポ、ポチョム、ウチのポチョムキンでおますな!?
南条:いや、絵に描いたようなアタフタですけど……ポチョムキンくんは?
生原:ポポポポッポ、ポ、ポチョムキンですよね!?ウ、ウチのポチョムキンメチャクチャ賢いんですよ!?
「新聞取って来て」って言ったら新聞社までひとっ走りですし!!
南条:それはむしろ二度手間な気がしますが、だからそのポチョムキンくんはどこに?
さっきからうろたえのお手本みたいになってます。
生原:あ、あの、ポチョムキンはですね……その、撮影が嫌だったみたいで……僕が目を離した隙に…………ピュインって………。
ホント、まるで忍者のような身のこなしで……一瞬でも肉眼でポチョムキンを捉えられただけで奇跡でして……ハハハ………。
南条:………………はあ!?
生原:ヒイィィ!!だ、大丈夫です!!ポチョムキンの代わりなんて腐るほどいるんすよ!!
あの、えーと、あ、ちょっとこっち来い!!速く!!あ、お待たせしました、こいつが真のポチョムキンです!!
南条:いや、明らかに息子さんですよね?急場凌ぎにもほどがありますよね?
「え、父ちゃん、ええ!?ちょ、ええ!?」みたいな顔してますよね?
生原:な、何言ってるんすか、こいつは正真正銘、ヨークシャーテリアの生原ポチョムキンですよ!!またの名を俊介!!
南条:俊介くん以外の何者でも無いですよね?さっきから「シュンスケだよ、俺シュンスケだよ!!」って言ってますよね?
生原:いや、知りません!?ヨークシャーテリアって発情期になるとこう鳴くんですよ!!
まったくぅー、エロいなポッチョムキーン!!水ぶっかけてやろうかぁー!?
南条:不条理極まりないですよ。色んな動揺がこの場を満たしてますね。
生原:それではスタジオの高島アナにお返ししまーす。
南条:返しませんしスタジオにアヤパンいません。その子をポチョムキンくんと言い張るなら、まぁ、芸の一つでも………。
生原:芸、芸ですね!?よしポチョムキン、遠い新聞社に行って来い!!ほとぼりが覚めるまで帰って来るな!!
南条:何行方をくらませようとしてんすか。急にある種の勘当宣言された俊介のテンパり方が尋常じゃないですよ。
生原:神奈川の新聞社にな、吉岡さんって言う父さんが若い頃色々と世話になった巨乳の姉ちゃんがいるからな、そこを頼れ。
母さんに知られたくないからお前からは電話するな。
南条:音声さん拾った?今確実に「父さん」って言ったよね?あと若気のいたりらしきものも言ってたね。
生原:泣くな!!父さんだってつらいんだ!!クソ、テレビ局さえ、テレビ局さえ来なければ………!!
南条:うわ、責任転嫁された。ここまで感動しない親子愛もありませんね。
生原:南条さん………すいません、やっぱり息子と離れたくありません!!
こいつはポチョムキンじゃないんです、大事な、大事な息子なんです!!!わあああぁっ!!!
南条:知ってましたし、僕がやらせようとしたみたいに言わないで下さい。
もう無理だ、こちらからは以上です。それでは、スタジオの生野アナにお返しします。
生原:アヤパンじゃなくてショーパンか!!
9組目 シュビビン!
ライジングブルー
漫才/story of life
青:チャンピオン大会まで来ました! ライジングブルーです!
昇:2本ネタをするということなので2本とも頑張ります!
早速中盤のネタを見てください!
青:前半と後半しか無いけどね。
前半14行目〜後半7行目、とかでしょうか。 MM−1王者が20行漫才でチャンピオンを狙う!ライジングブルー!
昇:いきなりですが、俺が今声を大にして言いたいのは、
誰もが皆人生という素晴らしいストーリーの主役なんだって事なんですよ。
青:・・・チャンピオン大会の一言目がそれってお前めっちゃ格好いいな。
昇:それを踏まえて俺が一番憧れる人生はやっぱ桃太郎だと思うんだよね。
青;急に突き放された! 何でそこで桃太郎に憧れるんだよ!
昇:いや普通は憧れるだろ! 桃の錬金術師だぞ!?
青:そんな呼び方しねぇよ! お前だけだよそんな格好よく呼んでんの!
大体何でそんなに桃太郎を推すのよ?
昇:だってまず始まりが良いじゃないですか。
ちょっと言わせてくださいよ、「昔々・・・
青:いやいや、昔々って定番中の定番じゃないですか。
昇:「昔々、あるところにおじいさんっ子とおばあさんっ子がいました。」
青:孫じゃねぇか! じーさんばーさん本人を出せ!
昇:「桃太郎を快く思っていなかった二人の孫は桃太郎へ陰湿な嫌がらせを・・・
青:そんなどろどろしてないわ! なんだその昼ドラ的な展開は!
昇:・・・あ、これは「牡丹と桃」のあらすじだったわ。
青:本当にそれっぽいタイトルなのかよ! 「桃太郎」を読めよどうせなら!
昇:「昔々おじいさんとおばあさんがいました。
ある日おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ行きました。
おばあさんが川へ行くと、桃がリンゴや梨にいじめられていました。」
青:浦島太郎入ってる! そんな鳥獣戯画みたいな擬人法はいらないだろ!
昇:「おばあさんはそこで『どんぶらこどんぶらこ!』と唱えてリンゴや梨を追い払いました。」
青:どんぶらこの使い方が違う! 呪文じゃないんだよそのワード!
昇:「桃を割ってみると子どもが出てきました。
子どもは桃太郎と名付けられ、すくすくと育っていきました。」
青:そうそう、そんで鬼ヶ島に行くことになってきびだんごもらって仲間と会うんでしょ。
昇:はい、そしてここ! ここであの決め台詞が出てくるんですよね。
「おい犬、きびだんごが欲しければ仲間に入るんだ。それが『等価交換』だ!」
青:だから錬金術師じゃねぇって言っただろ! もういいわ!
10組目 ライジングブルー
いざ、計量へ!