よろし:ちょびっとオンエアバトル、N2期チャンピオン大会ファイナル。
     まずは、こちらの組のネタからスタートです!




ボルテージコード

漫才/感謝の目的
柳田:まさか、この舞台まで来れるとは!
黒沢:正直なところ、26行あります。
柳田:ないです。ネタお願いします。
長台詞ならありますね。 デビューから高得点で4連勝、目指せチャンピオン!ボルテージコード!
柳田:最近トイレに行くと、「綺麗に使っていただいてありがとうございます」っていう紙が貼られてたりするじゃないですか。
   あれって本当に意味あるんですかね? 何か変な感じするんですよ。 使う前から感謝されても、みたいな。 
   まあ多くの人が使用するわけですから綺麗に使って当然なんですけどね。

黒沢:…お前わかってないな。 あれはそういう目的で貼ってあるんじゃないんだぜ?

柳田:え? 綺麗にトイレを使ってもらおうみたいな狙いじゃないの?

黒沢:違うよ。 じゃあお前良いタイミングで「綺麗に使っていただいてありがとうございます」って言ってみて。

柳田:おう、やってみるわ。

黒沢:『よし、ここまで逃げれば警察も追ってこないだろ。 とりあえずこのまま今日はここに隠れて夜を明かすとするか。

    …とりあえずトイレに来たんだ、用を足すとしよう。』

   【……ビビーッ 声紋ガ、犯人ト一致シマシタ。 犯人ヲ、逮捕シマス。】

   『いたぞーっ! ここだー! 23時35分、容疑者逮捕!』
   『く、くそっ!! まさかトイレに罠が仕掛けられているとは・・・!!(ガクッ)』



柳田:……綺麗に使っていただいてありがとうございまs  いやなんだこれ! 意味わかんねぇよ!

黒沢:「(まんまと警察の罠を)綺麗に使っていただいてありがとうございます」 っていうね。

柳田:っていうねじゃねぇよ! そんな隠された意図あるか!

黒沢:じゃあこれなら納得してくれるかな・・・。

   『ちょうどいいや、トイレで手でも洗うかな。』
   〈そのとき、二人の手がセンサーに同時にセンサーに触れる。〉
   『あっ・・・』 『あっ・・・』

   『ポッ』

柳田:……綺麗に使っていただいてありがとうごz いやだからおかしいだろ! 男子トイレで何あったんだよ!

黒沢:「綺麗(な出会いの場)に使っていただいてありがとうございます」 みたいなね。

柳田:そんな使い方あるかバカ! 男子トイレに図書館で手が触れあうみたいな出会い必要ねぇんだよ!

黒沢:じゃあこっちだ。 なかなか納得してくれないな・・・。
   『…あれ、このトイレ故障かな? 全然スイッチ押しても水が出てこない…
    あ! 100円入れなきゃ水流れないのかよ! マジかよ金取るのかよ…
    まぁしょうがないか。 100円入れますよ。 …あ、確かに水流れたわ。 
    なんか損した感じするな・・・。 まぁでもせっかく100円入れたわけだし、清潔に使わないとな。』


柳田:「綺麗に使っていただいてありがとうございます」
   …いや、まぁ確かにさっきまでのよりはマシな感じするけど…やっぱ違うんじゃないか?

黒沢:待て。 まだお前は正確な意味を理解してないな。
   本来の意味としては、『綺麗に使っていただいて恐縮です…

柳田:ありがとうって言えよ! 恐縮してんじゃねぇよ!

黒沢:いや最後まで聞けって。
    『綺麗に使っていただいて(恐縮です…あ、あと100円入れてくれて)ありがとうございます。』

柳田:どこへの感謝だよ! ここの100円で絶対誰か儲かってるじゃねぇか!

黒沢:…ここで集めたお金は全部アフリカに寄付させていただきます! そしたらお前は何て言うべきよ?

柳田:…「綺麗に使っていただいて、ありがとうございます。」

黒沢:………な?

柳田:納得するか! いいかげんにしろ。

1組目 ボルテージコード

東京クラッチ

漫才/セイギ ヲ シル モノ
松岡:連覇、or、解散。

石田:全てをぶつけるC大会にします。
ちょびバト開始以来、圧倒的な実力で通算17連勝。チャンピオンの座は誰にも渡さない!東京クラッチ!
松岡:東京クラッチです!よろしくお願いします!
   俺、小さい頃からヒーローに憧れてて、今日はヒーロー戦隊の物語を演じたいから、
   お前はどういう会話をすれば『幸運を呼ぶ壺』が売れるかを一生懸命考えて。

石田:俺とお前の話題にすっげえ誤差!何で俺だけに胡散臭い感じを植えつけるんだよ!
   まあ、ヒーローに憧れるっていう気持ちはわからなくもないから、
   付き合うよ。ヒーローものの物語。

松岡:うん、じゃあ俺は逃げ惑う地球人やるから、お前は恐れおののく地球人やって。

石田:どっちも完全に巻き込まれた第三者じゃねえか!
   どっちかが怪人とかやらなきゃ成立しないだろ、こういう話は!

松岡:じゃあお前怪人やってくれる?俺は全てを失った地球人やるから。

石田:どうしてそんなに被害者方面になりたがるんだよ!
   立場を考えたら何を演じるべきかわかるだろ!俺は怪人なんだぞ!

松岡:じゃあ俺は悪の帝王やる!ゆけ!怪人!

石田:地球人めミナゴロシにしてくれるわーってこれじゃ物語が一方的すぎるだろ!
   お前はヒーロー戦隊をやりたいんじゃなかったのかよ!

松岡:あのな、俺がやりたいのはヒーロー「戦隊」なんだよ。
   だから、俺一人がヒーローやってたら「戦隊」にならないだろ?
   だから、俺が赤レンジャーやるとしたら、お前も青レンジャーとかやってくれなきゃ。

石田:敵いないじゃん!赤と青の奇抜な二人組が出てきただけじゃねえか!

松岡:敵がいないのは、まあ・・・
   『今日は怪人が現れなかったが、俺たちの戦いは始まったばかりだ!』とか言えば。

石田:何しに出てきたんだ俺たちは!
   そもそも怪人が現れなかった日をテーマにした物語に何の意味があるんだよ!

松岡:じゃあ、怪人と戦わなきゃいけないっていうなら、なんかこう、
   架空の何かと戦ってるっていう設定にすればいいじゃん。
   さもそこに怪人がいますよ、っていう感じで。

石田:何その「見てる側の工夫が必要です」みたいな初期設定!

松岡:『出たな怪人!・・・何を!お前らの好きにさせてたまるか!
   ・・・そんな事させるか!俺たちが倒してやるぞ!』

石田:せめて誰か怪人側の音声やれよ!
   どういう会話をしてるのかさっぱりわからないだろ!

松岡:『今日こそ決着をつけてやるぞ!
   ・・・そうだ、そこと名前記入欄の隣のところに判子を押すんだ!』

石田:事務的に決着つけようとするな!そんな地味な展開のヒーロー戦隊があるか!

松岡:『あと2枚目の同じ所にも判子を押すんだ!
   ・・・よし、あとは後日お前の家に幸運を呼ぶ壺が届く仕組みだ!』

石田:その壺を売らせる話はもういいんだって!

2組目 東京クラッチ

Syntax Error

漫才/よのなか かねだ
奥村:この日のためにずっと…

場区:お絵かきの練習を続けてきました!!

奥村:遊んでるだけじゃねえか!!ネタ考えろよ!
   大体、それは中の人の都合だろうが!!
   やめようよそういうメタ発言!

場区:まあ、ちょいマジメな話。
   俺はここに来られただけでだいぶ満足しているよ。

奥村:場区…!

場区:だから、もう家帰ってお絵描きしてていいか?

奥村:やる気だせよ!!逃げ出す気マンマンじゃねえか!!
そのお絵描きってまさかネタ中に出てくる…違いそうですね。自力でチャンピオンをもぎ取れ!Syntax Error!
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 よのなか かねだ
************************

場区:この落書き……坊さんのしわざかな?

奥村:…その心は?

場区:だって「世の中 ”鐘”だ」だろ?

奥村:坊さんは確かに鐘叩くけど崇拝してるのは仏だろ!?
   大体、除夜に散々、叩きのめしてる時点で絶対崇拝してないだろ!!

場区:鐘がドMだという発想はないのか?貧困な想像力だな。
   ほら、叩くと「Gone!Gone!!」って鳴くし。

奥村:なんで仏教法具が英語話してんだよ!?
   叩かれてテンション上ってる鐘とかいや過ぎるだろ!!

場区:正確には坊さんの方はドSだから両方テンションあがってるんだけどな。

奥村:いらないよそんなSMプレイ!!
   そんな坊さんは悟りの道を歩き直せよ!!

場区:あるいは…「余の中 鐘だ」。
   鐘マニアの殿様が鐘への愛情を綴ったものだな…ロマンチック。

奥村:いつの時代だよ!叩かれてないのに頭痛くなってきたよ!!
   大体、どう考えても「世の中 金」だろ!?

場区:オリンピック選手の仕業か!?

奥村:読みは「キン」じゃなかっただろ!人の話きけよ!?
   そのうえ、この上なくアスリートに失礼だよ!!

場区:谷でもカネ!ママでもカネ!! 

奥村:そっちはキンだよ!?
   それじゃあ金メダリストが汚い大人になっちゃうだろ!

場区:うーむ。まあ、谷選手も奥さんだし、夜の鐘突きぐらい…。

奥村:何の話だよ…?

場区:谷選手が夜に「Gone!Gone!!」…的な。
   
奥村:男の撞木で鐘突き…とか変な想像させんなよ!!?

場区:そんな煩悩は除夜の鐘におまかせ!
   Gone!Gone!!
  
奥村:煩悩ごとおまえも消え失せろ!!
   もういいよ!!

3組目 Syntax Error

闇乃つきこ

コント/45.9MHz
日陰で暮らしていた人間なので、こういう日の当たる大舞台は苦手です。
でも、包み隠さず自分を出します。本当の私、デビュー。
デビューした期でいきなりファイナルに進出。本当の姿でチャンピオンになれ!闇乃つきこ!
皆さん、こんにちは! お盆の今日、いかがお過ごしでしょうか。「Hell Infomation!」ナビゲーターの、新餓鬼 ゆみ です。

この番組は、地獄の様々な情報を皆さんにお伝えしていく番組です。

まずは、お天気です。

今日は、全獄的に冷え込む予想となっております。

特に、血の池地獄地方では、池の温度が前日より100℃低い、230℃となっております。

入水の際は、カーディガンなど一枚羽織って入ったほうが良いでしょう。

続いては、交通情報です。

お盆である今日は、帰省ラッシュのため、各地で渋滞が起こっております。

東京と冥界を結ぶ、東冥高速道路では約7kmの渋滞。また、三途インターチェンジでは天国でも帰省ラッシュのため、合流地点が込み合っており、約19kmの渋滞となっております。

今後の交通情報にご注意してください。

さて、続いては、ランキングのコーナーです。今日のランキングコーナーのテーマは、何度も言うようですが「お盆」ということで、こちら!

『お盆で現世に戻った後、やりたいことランキング ベスト3』です! それでは早速、第3位から紹介していきましょう。

第3位。『好きな異性の部屋を覗く』。これは圧倒的に男性票が多かったですね。こういうところが地獄に送られる原因なんでしょうねー。

続いて、第2位。『写真に写る』。やっぱり、現世に行ったときの思い出は形として残したいものですよね。ただ、あまり大胆に写ってしまうとお焚き上げされるので注意しましょう。

そして、第1位!『残された家族を見守る』。いやぁ、これが1位で良かったです。皆さん家族思いなんですね。

その他、ランク外の回答として「女湯を覗く」「痴漢をする」「高低差のある階段に寝そべり、女性のパンツを見る」などがありました。本当に成仏されたらいいのに、と思いました。

そろそろ、お別れの時間が近づいてまいりました。それではここで、番組に寄せられた手紙を1通読みたいと思います。

ヘルネーム「餓っ鬼ー大好きっ子」さんからいただきました。

「私は現世に娘を残して旅立ちました。今日、お盆休みを利用して娘を見に行ってみると、未成年にもかかわらず、飲酒や喫煙をしていました。このままでは、私と同じ地獄に来かねません。
 
 娘には絶対天国に行ってほしい。という気持ちを込めて、この曲をリクエストしたいと思います。」

とても娘さん思いの良いお父さんですね。ということで、リクエスト曲、SPEEDの「Go Go Heaven!」をお聞きしながら今日はお別れです。

See You Tommorrow!

4組目 闇乃つきこ

TOPシークレット連盟

コント/スイカ割り
堂々:C大会ファイナル!!
一俊:俺達の思いはひとつだけだ!!
あみ:だね!!じゃあ、皆で意気込みを言おうか!
   せーの、




三人:時間が足りねぇ!!!!!
投稿期間に間に合って何よりです。単発企画からの刺客!TOPシークレット連盟!
豚野郎:(糞・・・何でこんな野郎共とスイカ割りしなきゃいけねえんだよ・・・)

野郎共 :まーえ、まーえ!!

豚野郎:(はあ・・・カップルはビーチでイチャイチャ、ズコバコしてるっていうのに・・・

    糞ったれ!!今海にいるカップル共、恋も海に溺れ死ねぇぇぇ!!

野郎共:まーえ、まーえ!!

豚野郎:(なんか、さっきから前ばっかだな…ちゃんと僕ちんを誘導できてるのか?)

野郎共:まーえ、まー・・・半回転!!

豚野郎:(過ぎてんじゃねえか!!下手くそか!)

野郎共:まーえ、まーえ!!

豚野郎:(はあ・・・こんなことなら、親からの仕送り金を海じゃなくて出会い系サイトのアバターに費やしとけば良かった・・・)

野郎共:まーえ、まー・・・半回転!!

豚野郎:(さっきの二の舞!?いつになったら終わるんだ・・・)

野郎共:うーえ、うーえ!!

豚野郎:(うえ!?ええ!?スイカ、空中に浮いてるの!?)

野郎共:うーえ!!うーえ!!うーえ!!うーえ!!おえー!!

豚野郎:(吐くほど命令してるし・・・

    仕方ない・・・まっ、僕ちん舞空術使えるし、上に行くか・・・)

野郎共:うーえ!!おーえ!!うーえ!!おーえ!!おーおええええー!!

豚野郎 :(吐きちらかしてるじゃねえか・・・どんだけ上にあるんだ・・・

野郎共:うーえ!!おえええ・・・おぉ・・・しーた、しーた・・・

豚野郎:(しかも、またミスりやがった!!あんだけ命懸けだったのに!
    
    てか、下って何だよ・・・僕ちんが、自由に重力を操れるから良かったもの・・・)

野郎共:した・・・し・・・今だ!!豚野郎っ・・・・・・!!

豚野郎:(はあ・・・やっと終わるよ・・・)

    せーの、


(ぶん!)











魔王:ぎゃああああああああ!!!!!















堂々:うわあ・・・こんな奴が魔王倒すなんて嫌だな・・・これだけ想像すればイメージが掴みやすいな!

   よし!ボケ掲示板に投稿だ!


お題「こんな勇者は嫌だ!」 

答:勇者が豚野郎


一俊:要約しすぎ!!今までの時間返せ!!

5組目 TOPシークレット連盟

コントラスト

コント/デリケートおどうぐ箱
田中:もっとカッコいいコンビ名にしたかった。
柳田:どんな?
田中:『トクガワ』みたいな。
柳田:もっとカッコワリィよ。
   ・・・あ、お願いします。
実際の芸人でいう「ヒデヨシ」みたいな感じでしょうか。独特のコントでチャンピオン狙う!コントラスト!
年々と増加する、少年犯罪。そんな少年犯罪を未然に防ぐ為、小学生達の最もデリケートな部分である『おどうぐばこ』の監視する『おどうぐばこ員』が結成された。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
田中:……はさみ。分度器。コンパス。のり。ホッチキス。クーピー。
   …異常なしのようだ。 
 
柳田:そうですね。
   はぁ……疲れたぁ。もうこれでこの学校のおどうぐばこは全部監視し終わりましたね。
   じゃあ、用務員のおじさんが来る前にさっさと帰りましょう。

田中:そうだな………アレ?このおどうぐばこ、奥に何かあるぞ………。
   ………っこ、これは!!!!





二人:カスタネット!!!!!
 



柳田:なんてこった…。
  「カスタネットがおどうぐばこの中に入っていた」なんて口が裂けても言えませんよ…。
   先輩……気がつかなかった事にしませんか……?
 
田中:いや……ダメだ!!
   お前は…この子がカスタネットを服用している姿を想像できるのか!?
   俺はカスタネットで人生をダメにして来た奴を何人も見て来た!
   フラメンコの真似をしようとして高速でカスタネットを叩き、
   カスタネットの間に指を挟み、世間を恨み………
 
柳田:や……やめて下さい!
   そんな怖いことを言わないで下さい!
 
田中:その”怖いこと”が実際に起こっているんだ!!
   ……カスタネットの乱用を防ぐ為に……通告すべきだ。
 
柳田:……先輩……。なんでそんなにもこの子の事を……、いやこの国の事を考えられるのですか?
 
田中:俺は顔も名前も知らないこの子の事や、国の事を考えてはいない。
   しいていうなら、俺にとっての”償い”だ。
 
柳田:”償い”……?
 
田中:実は、俺も昔はワルだったんだよ。
   おどうぐばこには、カスタネットはもちろんの事、
   ルーズリーフに穴を開けるやつ、ミートソース、リコーダーを掃除する黒い棒みたいなやつも入れていたんだ!!
 
柳田:なんてマニアックな物を……。
   リコーダーの棒なんて、結局最後まで、どう使って掃除するのか分からなかった……。
   
田中:そんな事を繰り返していた俺は、
   心ない大人達から「…早く、それを片付けなさい!」とひどく言われたもんだ。
   そんな俺にある人がこう言ってくれたんだ。
   「…お前の、おどうぐばこの色、変だな」
   初めてだ。初めて、俺のおどうぐばこを見てくれた人が居たのだ。
      
柳田:確かに、ミートソースが入っているおどうぐこは変色しているでしょう。
   
田中:その時から、昔の俺のように、
   おどうぐばこでしか主張できない非行少年を守らなければいけない、
   そういう償いの使命感を持っているんだよ。
 
柳田:ものすごい話の着地ですね…。
   そうですよね…カスタネットなんて許せませんよね。
   僕、怖がりません!何が来ても怖がりません!
 
田中:おぉ、そうだ!それが俺たち『おどうぐばこ員』の使命だ!!
   よし、もっと奥を調べてみろ!
 
柳田:お、奥に何かあります!!
   ……ん?なんでしょうこれ?
 
田中:なんだ?…白い粉…?…片栗粉か小麦粉じゃないか?

柳田:ま、まだ奥に何かあります!
   ……ん?これもなんでしょう?

田中:それはアレだろ。刃先が赤色の液体がついた刃物だろ。

























 
二人:なんか、コレ、怖いわ。

6組目 コントラスト

ボルケーノ

漫才/ラブレター
藤滝: 丘山知ってるか?俺ら今期3勝全部1位で、セミファイナルも1位なんだってよ。
丘山: マジで!?…ってことは?
藤滝: ってことは!?
あ、この間群馬行きました。楽しかったです。狙うは1位のみ!ボルケーノ!
藤滝: 最近部屋の蛍光灯が切れかけてるみたいでさ、つけ始めに、
    『パチッ、パチッ、パチッ』って点滅するんだよね。

丘山: へぇ〜、ア・イ・シ・テ・ルのサインか。

藤滝: 誰からのだよ!?点滅2回足りねーよ!『アイシ』って何だ?

丘山: あっ、蛍光灯といえば、
    天使の輪っかに似てるなってところからキューピットを連想したせいで思い出したんだけど、
    お前宛のラブレター預かってたんだった。ちょっと読むね。

藤滝: アイシテルのサインで思い出せよどうせなら!なんでわざわざ遠回りした!?
    あと「読むね」じゃなくて渡せよ。

丘山: かわいい女の子が俺の元へ近づいてきて、笑顔で手紙を差し出して、
    「これ…藤滝さんに渡してください」って言われた、
    そんな俺の気持ちを噛み締めながら聞け。

藤滝: それは何か申し訳ないと思うけど、とりあえず渡せよ。後で読むから。

丘山: 『初めまして。私はケイコと言います』初めまして〜。

藤滝: ラジオか!?…そしてもう完全に渡す気ないね。

丘山: 『あなたがこの手紙を読んでいるということは、残念ながら私はもうこの場にはいない。』

藤滝: 遺言か!?で残念ながら読んでるのは俺じゃねぇし。あなたが託しちゃった人だよ。

丘山: 『単刀直入に言います。あなたのことが好きです。
     もし会っていただけるのであれば、明日の朝10時に、市役所の婚姻関係窓口まで来て下さい』

藤滝: なんか怖いよ!話早く進まされそうだよ!

丘山: 『私はあなたを、アイシ』

藤滝: …何でそこで止まるんだよ!?蛍光灯じゃねーか!俺の部屋の!

丘山: 『乱筆乱文すみません。全部カタカナですみません。5Hの鉛筆で書いてすみません』

藤滝: 読みづれぇ!よく頑張ったねお前。俺に渡した方が絶対楽だったろうに。

丘山: 『パナ・ソニック』

藤滝: …P.S.だよ!蛍光灯じゃねーか!パナソニックとか言ったら!

丘山: 『私はハーフなので、もし私と結婚したら、ちょっとしたナショナル結婚になります』

藤滝: 国際結婚だろ!蛍光灯じゃねーか!ナショナルとか言ったら!

丘山: いいな〜ナショナル結婚。
    是非2人で明るい家庭を築いてほしいね…蛍光灯じゃねーか!明るい家庭とか!

藤滝: なにセルフツッコミしてんだよ!?お前の意図だろそれは!

丘山: というわけで、折角だから会ってみるのもいいと思うけどね。えーと名前が…
    ケイコとじゃねーか!お前が明日会うのはケイコとじゃねーか!

藤滝: 明るい出会いになりそうだね!もういいよ。

7組目 ボルケーノ

サンザンヒーローズ

コント/赤ずきん
B:この大会で優勝したら皆でピザ食べよう
A:ピッツァな
B:それでデザートにプリンたべよう
A:プティングな
このコンビ、サンザンヒィロォゥズな。  3度目の正直だ!サンザンヒーローズ!
A:やあやあ私は赤ずきん。これからばあさんの家にちょっくらお邪魔する魂胆さ

B:どもども私はオオカミ。腹へって仕方ないのでばあさん頂きました。熟年の味がしました

A:(がちゃ)あれ、ばあさんの部屋を開けてみると、そこにはオオカミしかいないじゃないのさ

B:やや、しまった。変装してごまかすつもりが、ムダ毛処理してる間に見つかってしまった

A:お前の場合ムダ毛どこだよ。そんなことより、ここに住んでるばあさん知らない?

B:私が食べたことには気付いてないようだ。安心安心

A:悪いけど丸聞こえだよ。もしかしてお前さん、私を食べるつもりでここに居たのかい?

B:なるほど、実にオオカミっぽい理由だ。そういうことにしよう

A:ぎゃー食べられるー

B:ガオー食ーべちゃうぞー・・・あっ、でもなぁ・・・ダイエット中だからあんま食べたくないなぁ

A:これはこれは一定の部分だけ噛み付かれる可能性大だぞ。引きずるタイプの痛みだぞ

B:さっきばあさんも食ったし・・・ここで食べるのはよして、持って帰るか

A:なんてワイルドな発想。できればイケメンな人間に言われたかった。そして抱かれたかった

B:えーと、ジップロックは・・・

A:童話の世界観が台無しだよ。てか袋詰めかい。ワイルドから一気に庶民派に変わったよ

B:あったあったジップロック。えーとどうやって開けるんだっけ、ええいもうめんどい(がぶりびりびり)

A:食いちぎって開けやがったよ。庶民派とワイルドさが絶妙に交差してるよ

B:よし開いた。ではお入りなさい

A:こんなワイルドライフも悪くない、か。お邪魔します

B:あ、暴れないように頚動脈切っておくか(がぶりぶしゅー)

ワイルドライフ、終了(記録:瞬き程度)

8組目 サンザンヒーローズ

シュビビン!

コント/トラブルトラベル
生原:どうも皆さんご機嫌よう、シュビビン!です。
南条:このたびはチャンピオンになるための渾身のネタを是非見て戴きたく存じます。
生原:シャンゼリゼ!!
あら、お上品。今度こそ打倒東京クラッチで優勝狙う!シュビビン!!
生原:いやぁ、料理メチャクチャ美味しかったな!やっぱ修学旅行に来たからには美味いもん食わないとな。
      よーし、布団敷こうぜ布団!俺テレビの隣ー♪そして枕は投げやすそうなやつー♪
   つーか何だよお前テンション低い!盛り上がっていこうぜィヤッフォーーーーイ!!!

南条:………いや……ていうか………何で教頭先生が僕の部屋にいるんすか……。
   僕は高山君と同じ部屋のはずなんですけど……高山君どこ行っちまったんすか……。

生原:高山君は私の代わりに先生方の部屋に泊まります。

南条:高山君メチャクチャ可哀想じゃないですか。修学旅行特有の夜の楽しさ味わえないじゃないですか。

生原:あ、そうだ南条君。担任の先生から聞いたが君は最近成績が下がってるらしいじゃないか。
   君なら県内トップクラスの高校に行けるかもしれないんだから、もっと自分は追い込まれているという自覚を……。

南条:すいません、勘弁して下さい。こういう時くらいそういう学校生活のしがらみから解放させて下さい。

生原:それもそうだな、おっと、そろそろ女子が風呂に入る時間だ……行くぞ?(ニヤニヤ)

南条:捕まりますよ?俺は悪ふざけで済むとしてアンタは懲戒免職まっしぐらですよ?

生原:大丈夫大丈夫、巡回とでも言っとけばおとがめなし。

南条:女子風呂を巡回コースに組み込んでるあたりで咎められるべきですけれども。
   ていうかその前に生徒の部屋に勝手に泊まろうとする時点で間違ってますけれども。

生原:……なぁ、好きな子いる?

南条:何でこの状況下で甘酸っぱいトークに移行してるんすか。
      好きな子なんてクラスメートにも言えないのに教頭に打ち明けられるワケないじゃないすか。

生原:いーじゃん言えよーっ!担任の先生に話して内申下げるぞぉーっ!?

南条:うわっ、ここに来て教頭の権力を乱用しやがった。権力持ってるバカが一番怖いってのはマジだった。

生原:ちなみに俺はねー、三組の三沢さん!実はこれから三沢さんの部屋に遊びに行こうと思ってんの!

南条:三沢さん逃げてー。無駄に権力を持ったロリコンが君の楽しい一時をぶっ壊しに行くよー。

生原:いや、勘違いしないでね!?やらしい気持ち無いから!ただ一緒に花札やりたいだけだから!

南条:中途半端に世代間ギャップのある遊びをチョイスしないで下さい。修学旅行なんですからUNOとかやりたいですよ。

生原:うの!?出来る出来る、あのユーエヌオーと書いてうのだろ!?
      出来るさ、なんせ私は「有能」だからね!ユーエヌオーだけに!ガハッ!!

南条:地獄だ……これはまさしく大地獄だ……。
   なんで学校生活一番の思い出である修学旅行の夜に教頭のクソみたいなオヤジギャグ聞かないといけねえんだ……。

生原:恨むなら給食費を滞納している高山君の親を恨みなさい。

南条:高山君そんな理由で代わられたんすか?とんだとばっちりじゃないですか。

生原:おや、そうこうしている間に消灯時間だ、寝ようか。
       君の班は明日は確か五重塔を見に行く予定だったな、よし、私も行こうじゃないか!
       とうに50を過ぎた私が五重塔を見に行く、ガハッ!!

南条:帰ってくれ!!

9組目 シュビビン!

灯風

漫才/結婚
ゴウ:今更ですけど、気づいてしまったんですよ……

ナオ:また何をよ。

ゴウ:セミのネタ………最初効果音間違ってたんだよ!!

ナオ:えっ、どれどれ………濁音と半濁音の違いじゃないか。まあいいよ。

ゴウ:し゜ゃあ、ネタをと゜うそ゜。

ナオ:そこ濁点間違うなよ!!まずどう読むのさ!?……よろしくねー。
(ビュドプヴェッザ!!)←1文字目が本当はピ、とのことです。 デビュー2期目からのチャンピオン狙い!灯風!
ゴウ:僕ね、結婚したんですよ。おめでとうございますホントに。

ナオ:なんで自分で祝ってるんだよ。……でも、結婚!?聞いてないんだけど!?

ゴウ:いやー、前々から言おうと思ってたんだけど……お前いつもボーっとしてたり、「何、言いたいことがあるなら言えよ?」とか言ってくれるから全然言えなくて……

ナオ:話し出しやすさMAXじゃねえかよ!!どんだけ好機逃してんだよ!………それで、相手はどんな子?俺の知ってる人?

ゴウ:実は………………この、「左手」です!!

ナオ:                    って、うおおおいっ!!ちょっと……ビックリしすぎて何も言えんかったわ!!

ゴウ:もうこの左手ちゃんとね、かれこれ付き合って20数年だけどね……

ナオ:勝手に進めんな!そりゃ、生まれてきたときから一緒だからね!!そうなるだろうけど!

ゴウ:それでね、今一緒に同棲してるんだけど……

ナオ:…同棲って言うのかこれ!?別居できるならしてみろって話だよ!

ゴウ:この子ね、僕に手料理とか作ってくれて…!

ナオ:ただの自炊だろ!!自分で料理作ってるだけじゃん!

ゴウ:…でも、この左手ちゃん、不器用だから危なっかしくて……

ナオ:右手を使え!!利き手じゃないのに左で料理するなよ!!

ゴウ:それでな、今度「新婚さんいらっしゃい」に出演したいと思ってるんだけど……

ナオ:……出れるわけないだろ!!お前……このまま行ったら、新婚さんいらっしゃいなのにゲスト1人だぞ!!前代未聞すぎるだろ!!

ゴウ:それで、最後のコーナーで旅行とか当てちゃったりして……

ナオ:聞けよ!!……お前、人の話聞かないから本当の彼女できねぇんだよ……
   ……てか、さっきから意味わかんねえよ!!結婚とか嘘じゃねえかよ!!

ゴウ:…ちょっと!!…僕と左手ちゃんの関係を、軽いもんだと思ってるだろ!!

ナオ:…その前に、関係とやらを認めきれてねえよ!!

ゴウ:僕と左手はね……毎晩毎晩、夜の営みも行ってるんだよ!!

ナオ:お前……ただの残念な独身じゃねえか!!

ゴウ:だからイエスノー枕なんてもらっちゃったりしたら……でもいつもイエス1択だもんな……グフフ……

ナオ:勝手に1人でやってろ!!……この、童貞がッ!!

10組目 灯風


いざ、計量へ!