よろし:ちょびっとオンエアバトル、N3期チャンピオン大会Aブロック。
     まずは、こちらの組のネタからスタートです!




金木犀の天鵞絨

コント/先生と生徒C
喰らえ怒りのスクリューパァイルドライヴァー
今期は「先生と生徒」ネタですんなり3戦3勝。セミファイナルもこの調子で行くぞ!金木犀の天鵞絨!
先生:ゴホゴホ・・・

生徒:先生風邪ひいたの?大丈夫?

先生:ゴホゴホゴホゴホ・・・ウオオオオオッ!!
   (スーツを破り顔を掻き毟るとそこにいるのはザンギエフ)

生徒:うわっ!!先生がザンギエフになった!!ロシアの胸毛サイクロンでお馴染みのザンギエフになった!!
   ストリートファイターで初心者が遊ばないキャラでお馴染みのザンギエフだよ!!

先生:グルグルグル・・・(その場で腕を広げ高速回転)

生徒:ウワァーーーッ!!こんなところでダブルラリアットするんじゃねえよ!!ウワァーーーッ!!

先生:ウオオオオオッ!!(超高速回転)

生徒:ぎゃああああっ!!吸い込まれちゃう!!
   アメリカのハリケーンってきっとこんな感じだちょっと待てお前ロシア人じゃねえか!!

先生:モスクワは・・・赤の広場は・・・今日も・・・・・・・・・・・・赤いッ!!!!!(回転が速すぎて逆回転してるように見えるアレ)

生徒:なんか格言言ってるつもりらしいけど全く頭に入ってこないよ!!レンガの建物は茶色だよ!!

先生:ウオオオオッ!!(回転しそして浮く)

生徒:あっ!!ザンギ先生浮いちゃってるよ!!いいの!?
   強力なマグネットに浮かせるコマみたい!!

先生:ウオッ!?ウ・・・ウガアアアアッ!!(頭を押さえ苦しみだす)

生徒:やっと風が収まった。本国に帰れよウォッカやるから。

先生:ウグワァアアアアア!!(上半身が取れ中くらいのザンギエフが、そして中くらいのザンギエフの上半身もまた取れ小さなザンギエフが登場)

生徒:マトリョーシカ!!僕マトリョーシカ初めて見るのにこんな気持ち悪い初めて嫌だよ!!

先生:帰国したいけどパスポート2人分足りない・・・(足りない!足りない!と中くらいのとちっちゃいのが復唱)

生徒:分裂なんてするからだよもう!!もう一度一人に戻ればいいんじゃないの?

先生:ウオオオオオッ!!(高速回転して【中】【小】ザンギエフを吸い込む)
   『イヤだあああぁぁぁっ』『【大】ザンギエフの体内はくさいいいぃぃぃっ』

生徒:うわめっちゃ嫌がってる!!くさいんだってよウォッカの風呂入れよ。アルコール消臭だ。

(このあとザンギエフがウォッカの瓶を頭でかち割り脳死判定を受けるが、ロシアではテンションで押し切る祭りが今日もどこかで行われているし、ザンギエフは話題にも上がらない)

1組目 金木犀の天鵞絨

覚醒フィラメント

コント/番組制作
実は1度ド下ネタを送ったんですがさすがに止めました
それなりにモロだったのでびっくりしてました。C大会はやっぱりちゃんとした(?)ネタで挑戦!覚醒フィラメント!
A「お前さあ、この番組を潰す気か?この番組名言ってみろよ」

B「『次世代を担うニューカマー、熱きラッパー達の宴』です…」

A「じゃあお前が意気揚々と『マジ最高のヤツ見つけましたよwwwパネェっすwww』って言いながら会場に呼んだのは何だか言ってみろ」

B「………………にぎり寿司です。」

A「何もかもが訳分かんねーよ!!!真逆も真逆だよ!!」

B「でもディレクター!貴方は僕に探してる条件を何と言いました?」

A「いや、そりゃ<赤や黒の服に身を包んだ重い一撃をかますヤツ連れて来い>って言ったよ。」

B「だからイクラの軍艦で最適かなと」

A「最悪だよ!全部かすってる様でハズレだよ!!逃げる魔球で連続フォアボールだよ!!!」

B「でも、でもディレクターその後の追加注文で何て言いました?」

A「だから嫌な予感はしてたから『ビッチリとキメた迫力の有るラップが欲しい』とは言ったけどその寿司に巻いたサランラップの話だったらぶっ殺すからな」

B「ならばその刺身包丁で私の心の臓を貫いて下さい」

A「案の定かよ!やるならやるでもうちょっと捻れよ!!!そしてなんで殺されるのにそんなに乗り気なんだよ!!!」

A「お前さ、普段俺が番組作る上で大事な事何て言ってるか覚えてるよな!言ってみなよ!!」

B「はい『見たこと無い、聴いたこと無い。ライバルは自分』です。」

A「お前の場合ライバルは世間の常識なんだよ!見たこと無い!聴いたこと無い!でもそんなお前に誰もついて来ない!!」

B「自覚が有る事は評価して頂きたいです。」

A「偉そうに言ってんじゃねーよ!!お前が変人と感じるのはそれが普通!!お前を指導する俺は毎日苦痛!投げる会話のキャッチボールは一通!!」

B「解ってるさ貴方の愛情!でも貫く己の信条!制作現場は毎日戦場!!」

A「oh ジーザス!知らねえ間にコイツは成長!信じられるか蔓延る緊張!ここまで来たら下がれねえぜOK?brother?1・2・3でhere we go!」

B「year!信じていたぜ俺の相棒!常識なんざに捕らわれないぜ弱気な自分にサヨナラ退場!寝ても醒めても生きても死んでも来世でお前と仕事が出来たら最高!いくぜー、fire!!!!」

プシャー!!ドーンドーン!!バーンババーン!!ボボーン!!プチプチプチプチ!!ホカホカスメシニホカホカイクラコレハコレデオイシイ!!





さあ





宴の始まりだ

2組目 覚醒フィラメント

ボルテージコード

漫才/見せたい背中
黒沢:どうも、ボルテージコードです。
柳田:よろしくお願いします。
黒沢:強豪揃いで不安ですが、精一杯頑張ります。
柳田:「読んでいて疲れてしまう方もいるのではないか」という不安とかはないですか?
黒沢:そうですね…横になって見たら良いと思います。
柳田:どうぞ。
仕事後のHP更新も横になってやれたらと思います・・・2期連続のC大会!ボルテージコード!
黒沢:僕もいつかは父親になる日が来るかもしれないですけども、そういう時は子供の手本となれる存在でありたいですね。
     『子供は親の背中を見て育つ』って言うじゃないですか。 だから将来父親になったらこうしよう、みたいな事を今から考えてまして。

柳田:いいこと言うじゃないの。 じゃあ実際に父親になったらどういう事をしていこうと思ってるんですか?

黒沢:例えば、レンタルショップから映画のDVDを借りてきて、家で子供と見るような時ね。
    僕は真っ先に白いTシャツを着て、リビングに仁王立ちして、自らスクリーンとなってTシャツの背中に映像を映し出そうと思ってます。

柳田:背中の見せ方が違う! そこは普通に家庭用シアターセットとか買って専用の幕みたいなの張ってさ、それに写せばいいじゃんか!

黒沢:途中でトイレに行ったりしたら親として子供の手本になれないですからね、プライドを持って立ち続けたいですね。

柳田:いやそっちの方が手本としておかしいだろ! その姿見て子供にどう育ってほしいんだよ!

黒沢:他にも、例えばTシャツに「おやつは戸棚の中にあります」って書いておけば子供は僕の背中を見てくれますよね。

柳田:だからそんなことで背中見せたところでなんなんだよ! それ見たって子供は大して育たねぇだろ!

黒沢:仕事が終わって家に着いたら子供に聞くんですよ、「今日は父さんの背中見れたかい?」

柳田:…お前が外で仕事してたんなら子供は家でどうやって背中見るんだよ! 多分子供は家で「おやつどこー?」ってなってたわ!

黒沢:あとね、子供の手本となるために僕らの漫才も変えていこうと思いまして、今日はそのための台本を書いてきたんですよ。
   今のうちからそれを練習しておきたいんで、もう一度漫才を最初からやらしてもらっていいですか?

柳田:いやそこは変える必要ないだろ!? 子供が親の背中を見て育つのと漫才は分けて考えろよ!

黒沢:はいどーもー! 改めまして僕らボルテージコードと言いまして、隣にいるのが柳田で、ただ今みなさんに背を向けてる方が黒沢です。

柳田:正面向けや! 背中の見せ方どストレートすぎんだろ! こんなんただの悪質な出オチじゃねぇか!

黒沢:いやー今日も美人なお客さんが多いですね。 そちらからべっぴんさん? べっぴんさん? 一つ飛ばしてべっぴんさん…?

柳田:ほらもう背を向けてるから自分の目で確かめれてないじゃん! 結果的にすごい失礼な感じになってんじゃねーか!

黒沢:じゃあ一人ショートコントやりまーす! 

柳田:唐突すぎる! 背を向けるわ途中で相方そっちのけで一人ショートコントするわでもうついていけねぇよ!

黒沢:それでは正面の方を向かせていただきまして、一人ショートコント、「小さい頃の遊び」
     A「そういや子供の頃はいろんな遊びやったよな。 例えば背中に文字書いて当てる遊びとかさ。 ちょっと久々にやってみようぜ」
     B「そうだなやるか。 じゃあ俺がお前の背中に書いてやるよ。」
     A「あー…いや、背中に書く方俺にやらせて。俺がお前の背中に書きたい。」
     B「おう、別にいいけど…」

柳田:…せっかく正面向いたと思ったらショートコントにまで背中出てくんのな。

黒沢:A「じゃあ書くぞ。………はい、何と書いたでしょう?」
     B「うーんちょっと難しいなぁ…。 なんて書いたの?」

     A「…お前の家、今度子供が生まれるじゃん。 俺は、お前なら絶対素晴らしい父親になれると思う。
     だから俺はお前の背中にこう書いてやったんだ。 『こいつは最高の父親です。大切にしなさい』ってな。
     子供が将来その背中を見て、父親であるお前を尊敬してくれることを俺は心から願ってる。
     だって昔からこういうだろ、『子供は親の背中を見て育つ』ってさ…」

     B「お、お前…!!」

柳田:……。

黒沢:…どうも、ありがとうございましたー!

柳田:いやこんな漫才やってられるか!! いいかげんにしろ!

3組目 ボルテージコード

スピード×スピードアクセレーション

コント/私と彼とワニの愛の物語
個人的には好きなネタなんですが、最近の審査傾向からして600程度に落ち着くのかな。
もし時間があれば、ファイナルの審査に協力出来ればなと思います。
そんなこと言って、ファイナル進出したら、どう、するんですかっ! 3期連続のC大会!スピード×スピードアクセレーション!
♂:君のことが本当に、大好きなんだ。ムチュゥ〜。

♀:キーーモーーイーーマジで無理無理無理!絶っ対に無理!!そのキス顔だけは無理!!!
  生理的に無理!生物的にも無理!!生命的には危機!!!

♂:一目見て、君のことが好きなんだと分かったんだよ。

♀:やめてー!!一目で私を否定するようなことを言うのはやめてー!!
  アンタこの間まで動物園にいたワニに欲情してたでしょバーカ!!

♂:愛しい君のためにラブソングを作ってきました、聞いてください。
  ♪ラララ〜かわいい君よ〜子ワニのような君よ〜

♀:カラオケ行って勝手に歌っててよー!!恥ずかしいからこっちガン見で歌うのやめてー!!
  てかお前本当にワニ好きだな!!普通ここは子猫とかじゃないの!?

♂:♪僕の彼女〜目がくりくり〜子ワニのように〜

♀:彼の中ではもう彼女になっちゃってるこれは大ピンチ!!あとこの歌比喩が乏しすぎ!!
  ワニの目とかよく分からんし!!やっぱ子猫の方がマッチしてたじゃねえか!!

♂:♪子ワニのような〜顔で〜一緒に眠るよ〜ムッチュゥ〜

♀:歌の中でどぎついキス入れるとか!!一人で振付しながら歌ってて悲しくないの!?

♂:この続きが聞きたいって?それは恋人になってからのお楽しみさアハハハハ。
  おっと、聞きたいだけでなく色々なことをやってみたいのかなウフフフフ。

♀:この台本通りやり通した感がすげぇ腹立たしい!!あの決め顔殴ったろか!!

♂:殴るのではなく噛み付いておくれ、そう、子ワニのように・・・。

♀:ああもううぜえな!!喉笛喰いちぎったろか!!

♂:プレゼントも用意してきたんだ、是非受け取ってくれたまえ。

♀:うげーっでっかいダイヤ乗っかってる指輪まで用意してやがった!!断りづらくなってきたし!!
  もう指輪だけ置いてどっか行ってよー!!

♂:女性はプレゼント攻撃に弱いからな。ブランド物のバッグもあげよう!
  ボーグランのオーダーメイドだぜ?わざわざ君のために作ってもらったんだ。

♀:それワニ革ブランドじゃねえか!!私をワニに例えておいて、早速一匹殺してるってどうなの!? 
  あんたはワニのことが好きだったんじゃないの!?

♂:・・・・・・僕はっ・・・ワニは好きだがそれだけじゃない・・・!!
  君のことも・・・好きなんだっ!!!

♀:・・・今更信憑性が無いわよ!!本当に私が好きなの!?ワニよりも好き!?

♂:ああ、大好きさ!!君とワニ、間違いなく君の方が魅力的だよ!!当然のことじゃないか!!

♀:ほっ、本当?そんな真剣に私のことを想っていてくれてたの・・・?
  じゃっ、じゃあ・・・私とワニ肉だったらどっちが好き?

♂:それはワニ肉かな。淡白でおいしい。

♀:ワニに噛まれて死ね。

4組目 スピード×スピードアクセレーション

ステレオミサイル

漫才コント/天使と悪魔が
辻添:遂にC大会です、高部から意気込みをどうぞ

高部:支点、力点、三遊亭!
「作用点好楽」・・・言ってみたかっただけです。 旧期以来のC大会!ステレオミサイル!
高部:どうも、ステレオミサイルです
   僕、ベタかもしれないですけど天使と悪魔が出てくるシチュエーションをやってみたいんですよ

辻添:そうか、じゃあ俺が道で拾う人やってやるから後から出て来いよ

高部:分かった



辻添:うわ、こんな所に天使と悪魔が落ちてるよ。こういう時って財布が出てくるんだよなぁ

高部:やぁ、財布だよ。今日のこの出会いに君と僕のマジックテープをくっつけて盛大に剥がしてあげるよ
   って最終的に剥がしてるじゃん!というか人間相手じゃマジックテープ無いからくっつく訳なかったよ!

辻添:変なこと話しかけてくる財布出てきたー!!誰か助けてーーー!!!

悪魔:俺は悪魔だ。そんな財布は交番に届けて警察に嫌な顔をされればいいんだよ

天使:私は天使です。神の使いです。人間よりも優れた知恵と能力を持った神の使いです
   時として私は魔法陣を描きその外側の人間を灼熱の炎で焼き尽くすことくらい朝飯前です。だって天使ですから
   こんなことを日常的に行う私ですが、決して心が冷たいというわけではありません
   この前はやたらささくれを気にしている人がいたので、気にならない様に体の至る所にささくれを作ってあげました
   こうすればささくれが沢山なのが当り前だから気にもなりませんね。私って優しい。嗚呼、優しい私
   なのにこんな私を、天にいる愚か者のゲス共は堕天使呼ばわりするんです。酷いですよね
   なので漆の原液をかけてやりました。痒さに負けてそのまま漆器になってしまえばいいのに
   ところで漆器って英語でjapanって言いますよね。何だ米の国の人間ども、日本はみんな漆かぶれか。痒がり帝国か
   こうなったらいっそやつらの朝食のシリアルに漆の原液かけてやろうかと思いました
   そんな私の心は漆器の様に美しいのであった

高部:なぜだろう、天使の方が淀んで見える

天使:酷いわ、私こんなに綺麗なドレス着てるのに。財布の中の旧五千円札の新渡戸稲造はメガネをかけていなかったのかしら?
   無論ドレスだけでなく私自身も美しいけどね

悪魔:そうだそうだ、そんなこと言う奴は小銭入れのスペースにギリギリ入りそうにない免許証を無理矢理入れて殺すぞ!

高部:やめて!出しにくいからやめて!そもそも僕は財布で生き物じゃないんだから殺せるはずがないよ

天使:私の美貌で萌え殺してあげるわ

高部:財布に萌えという感情は無いよ

天使:じゃあ燃え殺しちゃうぞっ☆

高部:燃やすな!そのセリフで星付けても全然可愛くないよ!

悪魔:さっさと萌える、もしくは燃えるんだ。さもなくばお前のマジックテープ部分のチクチクする方に綿ぼこりいっぱい付けるぞ!

高部:やめろ!常にくっつかないからなんだかお支払いする気マンマンじゃないか!

天使:お金払ったら天使の私が何でもしてあげる、あなたをカルティエの財布にだってできるわ
   この私を買ってみな〜い?

悪魔:そうだそうだ、お金払って立派な財布になっちまえよ。『財布界のバリバーリ・トゥード』と呼ばれる日々を終わりにしようぜ

高部:分かった、君を買ってカルティエになるよ!

辻添:はい、君ら売春したね。実は俺は私服警官だ。現行犯逮捕します

高部:ちょっと、聞いてないよー!

天使:私美しいのよ、やっぱり美しいって罪なのかしら

悪魔:みんな、拾得物はちゃんと交番に届けるんだよ!悪魔との約束だよ!

5組目 ステレオミサイル

放浪鴎

コント/訳
山本「高橋さん、まさかの三位進出ですよ」

高橋「いや〜、もうパプリカに感謝ですね」

山本「元から来るとは思われてなかったと思うので、本当はこういうネタをやりたかったというのをやりました、どうぞ!!」

高橋「時間いっぱい考えて、精一杯やりました!! 見てください!!」
連続200台同率オンエアから477KBトップまでのし上がったというパプリカ伝説(?)。初のC大会!放浪鴎!
高橋「ニホンニキテ、ニカゲツニナルケド、レンシュウシテモマダニホンゴスコシシカワカリマセン。ニホンゴクワシクナリタイカラ、ニュースヲミマス」

「今日、西町の三軒の民家で次々と火事が発生しました。警察では、放火と見て捜査しています。なお、この火事でこの民家に住んでいた女性が意識不明の重体という事です」

高橋「・・・ホウカ? ・・・ジュウタイ? ドウイウイミデショウカ?
   ナニナニ『家などの建物に、火をつけること』デスカ。コワイデスネ。デ、ジュウタイハ『病気や、怪我などがひどく悪い状態になっている事』デスカ。シンパイデスネ。マタヒトツカシコクナリマシタ」

(プルルル プルルル)

高橋「デンワデスネ。モシモシ? アー、ムラタクンデスカ。コノアイダハマンダカシテクレテアリガトウゴザイマシタ。マダ『ワンピース』シカヨンデイマセンガ、スゴクオモシロカタデス!
   ホカニカリタ、『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン』『ナルト』モ、コンドノヤスミニヨムデス。マタマンガカシテクダサイネ。サヨナラ〜。サテ、アシタハヨウジガアルノデ、ハヤクネマス。オヤスミナサイ」

(翌日)

山本「あ、いたいた。ボブ、ごめん遅くなっちゃった。待った?」

高橋「ダイジョブデス。ヤマモトクントデカケルノタノシミデシタカラ」

山本「いやゴメンね。道路、事故で混んでて渋滞でさ〜」

高橋「ジュウタイ・・・。ジュウタイ・・・。ジュウタイ!?
   ヤマモトクンダイジョウブデスカ!?シカモジコデナンテ、ムリシテコナクテモヨカッタノニ!」

山本「は? いやでも時間かかったけど来れたしさ。それより聞いてよ。その事故さ、でかい4WVに軽自動車のこんなんがさ、ドーンってぶつかって来たの」

高橋「コナンガブツカッテキタンデスカ!? 4WV・・・ダイジョウブダッタンデスカ!?ダイブサイズチガイマスヨ!?」

山本「まあ、確かに大きさの違いはあったな。いやー、ビックリしたよ。トラックの運転手、惨事だったろうな〜」

高橋「サンジ!? ウンテンシュサンジダッタンデスカ!? テイウカ、クルマジャナクテ、フネニノレヨ!!」

山本「お前何言ってんの? まあいいや。んでさ、乗用車に乗ってた方もおりてきたんだけど、その乗ってた人、誰だと思う?
   何と、うちの学校の近代史の昭平先生!」

高橋「・・・ヤマモトクンノガッコウ、スゴイヒトガセンセイヤッテマスネ!? ・・・サツジントカオキテマセンカ?」

山本「起きるか!! ボブ、今日どうしたの? なんか変だよ?」

高橋「ヤマモトクンノマワリノホウガ、ヨッポドヘンデスヨ!!」

山本「そうかな〜。まあ確かに事故は珍しいけどさ。んでさ、一応それにちょっと巻き込まれちゃって、一応診断で、まあ大丈夫だとは思うけど、そういう訳で今日はもう帰らないといけないんだよね」

高橋「ソウデスカ、ザンネンデス・・・。ジャア、アシタヤマモトクンノガッコウオワッテカラハドウデスカ?」

山本「あ〜。明日か〜。放課後は弟と家事手伝いしなきゃならないからな〜」

高橋「・・・・・・ホウカ!? カジ!?・・・・・・ヤマモトクンガソンナコトヲシテイタナンテ、ミソコナイマシタ!!
   (ピッ)モシモシ、ニシマチケイサツデスカ!? イマシタ! ハンニンガイマシタ!!」

山本「何がだよ!! 落ち着けよ。全く、他の留学生の知り合いは落ち着いてるのに、お前となると・・・」

高橋「ユーアーニンジャ!? ニンジュツデカズカズノジケンヲオコシテイタンデスネ!?
   ボク、クニニカエリマス!! コンナオカシナクニニハモウスメマセン!!」

山本「あ、待って。国に帰る前に一言いい? 俺さ、さっき死んだっぽいんだよね」

高橋「エ?」

山本「言っただろ。『事故でジュウタイでさ〜』『一応死んだんで、大丈夫』ってさ」

6組目 放浪鴎

シュビビン!

コント/化椅子語−バケイスガタリ−
南条:ここでコケちゃったらシャレにならないんでね。

生原:他の出場者よ。お前らなんか、握ってやる!

南条:ウチのスシ王子がそう言ってます。
何か1000円ぐらい払ったらなれそう>スシ王子  3度目のC大会!シュビビン!!
南条:(ゴーッ……)
   ふぅ、東京まであと2時間か……ちょっと寝たいな……あの、すいません。

生原:はい、どうしましたか前の座席の人?あいにく僕は無一文ですよ?

南条:カツアゲじゃありませんし無一文で新幹線乗っちゃダメですよ。
   あの、失礼なんですけど、ちょっとイス倒してもいいですか?

生原:……イスを倒す……!?ど、どういうことですか……!!
   このイスが、僕に襲いかかるとでも言うのですか……!?

南条:……すいません、オウム返しになるようですが言わせて頂きます。どういうことですか?

生原:だってイスを倒すというのでしょう!?それすなわちイスが僕に危害を及ぼすというのでしょう!?
   まさかこのイスはイスの姿をしたモンスターで、もたれかかった者に襲いかかるんですか!?

南条:あ、わかった。この人、「倒す」の意味をダイナミックに勘違いしてやがる。
   僕別にイスと戦ったりしませんから。イスを敵と見なしてませんから。
   別にこのイスそんなドラクエのミミックみたいな代物じゃないんで。

生原:そうか、この新幹線そのものがモンスターで、乗ってきた獲物を食らうつもりなんだ……!!
   なんてこった、とんでもない新幹線に乗り込んでしまった……!!ヒィィィィ……!!

南条:なんてこった、僕の言葉のあやがこの新幹線をモンスターにしてしまった。
   どうしよう、この人の前に座ったまま2時間……?横浜辺りで下りるべきか……。

生原:なるほど……言われてみれば、さっきからこの電車は普通じゃないと感じていたんですよね……!!

南条:さっきから何を感じていたんですか。ほとばしるほどノーマル新幹線ですよ。
   逆に聞きますがこの新幹線のどこにそんな異様な雰囲気を感じたんですか。

生原:いや、さっきこのイス、喋ったんですよ……!!
   「東京まであと2時間でヤンスかゲッヘッヘ」って……!!

南条:あ、それ僕っす。ゲッヘッへとは言ってませんが恐らく僕っす。

生原:今考えれば、地獄の化物のようなおぞましい声をしていましたよ……!!ヒィィィィ……!!

南条:あっれー?僕そんなグロテスクな声してるかなー?あー、あー。
   おかしいなぁ、地元で路上ライブしたらそこそこ人集まるほどの美声なんだけどなぁ。

生原:それにこの新幹線が化物だとすれば、乗る時に悪い若者に財布を奪われたのにも合点がいく……!!

南条:それただの悪い若者です。新幹線のせいにしちゃダメです。
   てか、だから無一文だったんですか。それ警察に言った方がいいでしょう。

生原:警察に化物を倒せるワケが無いでしょう!

南条:警察に倒せない化物を僕が倒せるワケないでしょう。
   僕、ただのミュージシャン目指して上京するだけのガキっすよ?
   だからさっきおぞましい声とか言われて猛烈に自信無くなってきてんですよ?

生原:とにかく、早くこの化物を倒してください!そして早く僕を助けてください!
   アナタならそれが出来る、アナタの声は人を救う人の声だ……!!

南条:おぞましい声じゃなかったんですか?良かった、自信が湧いてきた。
   えーっと、倒していいんですね……?ぶっちゃけ眠気とかぶっ飛んで消えちゃったんですけど……。

生原:いいに決まってるでしょう、こんな化物に狙われてると知ったら安心出来ません!
   これから2時間かけて東京に戻らないといけないんです!
   そして東京に戻ってパフュームの新曲を書いてやらなきゃいけないんです!!

南条:………えええナカタヤスタカさん!?アンタまさかのナカタヤスタカさん!?
   ちょっと待ってください、東京に着く以前に名プロデューサーに会うとは思わなかったんで動悸が止まんないんですけど。
   じゃ、じゃあヤスタカさんが思っている倒し方とは違うと思いますが、倒しますね……。(ガタン)

生原:ヒッ、うわぁぁぁぁぁっ!!イスが襲いかかってきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
   やめろ、食うなら前の座席のヤツにしてくれぇぇぇぇぇっ!!前の座席のクソみたいな声のヤツをぉぉぉぉぉ!!
   うわぁぁぁぁぁ繰り返すぅぅぅぅぅ!!このポリリズムぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!

南条:誰か席変わってくれ!!

7組目 シュビビン!

シーサイドサンセット

漫才/歯
レナ:何故か運良く今期最多勝・最多連勝を成し遂げた女子コンビがトリを務める事になりました。

トキ:でもそこそこ笑いが取れるネタしか書けず目立った高得点及びトップ合格は一回も無かったねぇ。


レナ:メンバー見ると強豪ばかりでプレッシャーがハンパないね…!緊張してきた…!

トキ:まぁいつもやってるネタと感じが違うから不安もあるけど、いつもと変わらず二人で楽しくやりたいと思います!

二人:それではどうぞ!
今期8戦8勝、そしてセミファイナルの出番が8番目。末広がりの女子漫才!シーサイドサンセット!
トキ:儲かる仕事って言ったらやっぱり歯医者さんとSMの女王様だよね?

      だからこの二つを組み合わせたらもっと儲かるじゃないかって思って考えてきたよ。名付けて「サディンティスト」って言うんだけど。

レナ:歯医者さんはともかくSM以外にももっとあるよ!!上手くネーミングを組み合わせてるけど嫌な予感しかしないよ!!

トキ:まず先生なんだけど女王様らしくボンテージ姿で現れるんだよ。でも歯科医らしさを取り入れるためにボンテージの色は白なんだよ。

レナ:何そのおまけ程度の歯科医要素!?格好からして嫌な予感が的中したよ!!

   歯医者だと思って来た患者さん絶対「え…!?」って混乱するよ!

トキ:呆然と立ち尽くす患者さんにサディンティストは「ボーッとしてないで裸になってそこの三角木馬にお座りっ!!この雑食性の豚野郎!!」って案内してくれるの。

レナ:完全にSMじゃん!!歯医者で裸になるのも三角木馬の存在も必要無いんだよ!!後雑食性…てか罵りは余計だよ!

トキ:ちなみにその三角木馬は歯医者用にリクライニング式になってるから大丈夫だよ。

レナ:どこが!?上半分がラクでも下半身の不自由さはカバーし切れないよ!!

トキ:そんなこんなで裸でリクライニング三角木馬にさせられた患者は口をあけた状態のままにするためにボールギャグがハメられるんだ。

   これなら患者のヨダレが抜けるから一石二鳥だね。

レナ:その前に丸々ボールギャグハマってて治療出来ないから本末転倒だよ!!二つの意味で開いた口が塞がらないよ!!

トキ:まあそこは培ったテクニックでボールの隙間からドリル通すから大丈夫だよ。

レナ:そんなテクニックの無駄遣いはいらないよ!!最初から然るべき機器を使えば良いんだよ!!

トキ:で次にサディンティストは患者に麻酔と鞭を打つの。

レナ:上手くないよ!?後者は完全に余計だよ!!

トキ:三角木馬と鞭と麻酔の三本セットで歯の痛みを抑えるんだよ?

レナ:なら麻酔だけにしなよ!!三角木馬にしろ鞭にしろ別の箇所の痛みが増えただけだわ!!

トキ:ちなみに最初に裸になったのは痛みを抑える為にロウで固めた麻酔を垂らすんだよ。

レナ:何その無駄過ぎる手間と労力!?そんな変態と科学技術の無駄遣いなんかしないで歯の局部だけにすれば良いんだよ!!

トキ:でいよいよ治療開始。サディンティストは患者の歯を見るために一旦ボールギャグを外して、

   「おんや〜?ここが感じるのか〜い?このアリクイ野郎が!!」ってドリルの先っちょでつついて歯を診てくれるの。

レナ:つつく必要無いよ!!で外すならやっぱり不必要だよ!!でどうでもいいけどアリクイって歯無いんだよ。

トキ:ほら『私は歯磨きを怠った醜い歯をしたサメ野郎です!!』と叫びな!!」と言った直後に再びボールギャグをハメる。

レナ:ハマった後じゃ叫べないし叫ぶ必要も無いよ!!てかサメってさっきから例えがヘタだよ!!そんなのいいからちゃんと治療しなさいっ!!

トキ:で、ドリルで始めるんだけど「ほ〜ら、ここがいいんだろぉ〜?でも今日は最後までやらないわよぉ〜。」って診るだけで治療は次回に持ち越すの。

   これで何回か患者さんが来れば儲かるよね。

レナ:いや二度と来ないし訴えられるわっ!!もういいよ!

8組目 シーサイドサンセット


いざ、計量へ!