ちょびバト N3期チャンピオン大会ファイナル
【前半戦】結果
平均:380.6KB
出場者 | KB |
シュビビン! |
453 |
ボルケーノ |
421 |
ボルテージコード |
401 |
優しい朝の光に包まれて |
401 |
1日ソ連 |
381 |
スピード×スピードアクセレーション |
373 |
灯風 |
357 |
ぽん |
345 |
シーサイドサンセット |
293 |
よろし:さて、前半戦の計量が終了いたしました。
X子:この時点で1位はシュビビン!、2位はボルケーノ。前期ファイナルとほぼちょうど入れ替わる形となりました。
Y美:さらにボルテージコード、優しい朝の光に包まれてが400台で続きます。
まだまだ戦いは終わっていません、後半戦でどんな展開が待っているのか、見ものです。
よろし:それでは、また後半戦でお会いいたしましょう!
以下、前半戦のネタへのジャッジペーパーとなります。
|
|
前半戦 ジャッジペーパー
審査員・・・いいくに、鋳☆いんがむ、ねい、ジンガー、8823、翔、BONBORI、ひろちょび@管理人(順不同・敬称略)
1組目 ぽん
◎ :たぶん前見た時も書いた気がするんですけど、僕こういうの書きたいんですよ。理想なんです。なので点は引けないんです。(ねい)
○ :「こんな時、どんなコメントをすればいいかわからないの…」
「笑えばいいと思うよ(鋳☆いんがむ)
○ :無茶苦茶すぎるけどその中でしっかりと流れを作っていることで、その無茶苦茶さをうまく笑いにできているんじゃないかと思います。
ただ、面白い部分はとても面白いのですが、常に面白かったという訳ではなく、
特に読者を引き込むべき序盤でちょっと分かりにくい部分が多かったように感じました。(ジンガー)
○-:何と言うか、才能を感じました。とにかく個々の表現の異様さに度肝を抜かれました。
ただ、手放しで面白いと言えるかというと、そこまででは無かったです。
ボケフレーズが非常に多い分、かえって当たり外れが大きく見えてしまっていたところはあると思います。(ひろちょび)
△ :前衛的というか良くも悪くもぶっ飛んでいる設定だと思いました。
次々に迫ってくる別のベクトルの減少がたたみかける展開は良かったとお見ます。
ただ、笑いにつながったかどうかでいえば残念ながらつながらなかったですね。
ボケが完全に投げっぱなしになっている印象を受けたので、序盤の展開を後半で拾うような展開になればもっとよかったと思いました。(8823)
△ :不思議な世界観に引き込まれました。文章としてはレベルは高いですが面白いかと聞かれれば微妙なところ
独自の空気は概ね嫌いではないのですが……(翔)
△ :面白いとはと感じませんでしたが、非常に深く読みいってしまいました
ボケとかいう話ではなく、一つの作品と考えたときに世界観が際立っていました
ただ笑わせるネタとして点数をつけるなら、世界観以外に突出した部分がなかったなという感じで、別のネタで勝負してほしかったですね(いいくに)
△-:肉片になっても冷めない愛情。素敵なお話です。
「あたし」の奇っ怪ながらも淡々とした行動に目を奪われました。凄く惹きつけられる文章です。
特に後半の宇宙に伸びる黒い塊の所が好きです。「あたしは世界中の軍から勲章をもらった」など無意味に皮肉を込めてる所なんかが面白かったです。
まあそんな色々な意味でゾクゾクする作品なのですが、疑問に思う点もいくつか。
まずどうして「あたし」の腕には7から19の番号が振られていたのでしょうか。「オタマジャクシが空から落ちてくる」は自然現象だから良いとして、腕に番号は人為的な現象だと思うので説明が欲しかったです。
刺青のようなものなのでしょうか、それとも時計のようにデジタルな感じで浮き出ているのでしょうか、ならば「あたし」はロボットなのでしょうか。そもそもその数字が何を意味するのでしょうか。
主人公の人物像にも関わることなので、このボケは単体で終わらせてはいけないものだと思います。
それと「あたし」はなぜ一本だけプカティーニに滑り込ませなかったのでしょうか。
ブカティーニを4つしか持ってきていなかったのでしょうか。それとも光ファイバーは4つあれば十分だったのでしょうか。それともその一本にA子との特別な何かを感じたのでしょうか。
ボカして笑えるところでは無いと思うので、解説を怠らないでほしかったです。
そして一番疑問に思ったのが、なぜ「あたし」は夜にしかA子と会うことができないのでしょうか。朝に会ってはいけないのですか。
A子は何か特別な家柄のお嬢様なのでしょうか。それとも「あたし」の家庭の事情の方に問題があったのでしょうか。それとも地蔵に変貌している状態のA子だけを愛していたのでしょうか。
この「夜」というのは作品全体にかかわる重要なテーマなので、雰囲気で誤魔化してはいけない問題だと思います。
このようにこの作品は、「結果」だけしか表記していない箇所が多く、「理由」の説明を省いてる点が目立ちました。そのため単語のインパクトはあるのに、印象に残りづらいです。
「陰毛タワーが倒れたのは、二人の毛質が違ったせいだ」など中にはしっかり理由を説明しているものもあるのに、なぜこんなにも投げっぱなしにしてしまうのでしょうか。
20行に収ようとすることよりも、作品を濃く納得しやすい物にすることを意識して書いてみてください。結果をペラペラ語たって、読み手に与える印象は薄いです。(BONBORI)
2組目 ボルテージコード
◎ :これは面白かったです。
ツッコミがしっかりとしていたので、スタジオと中継現場の風景がはっきりわかったので、見ていて分かりやすく、ボケ網膜前後のつながりを意識していたと思いました。
短髪で面白い「ゴリラ」と「クラーク博士」を結び付けた展開が特に面白かったです。(8823)
○+:短いなかにも前ふりがしっかりしていて完成度が高いネタだと感じましたが、一つだけ言うなら「黙れ!」などすごく強い口調になるときがあるのですが、前半の淡々とした雰囲気から組んで敬語表現のままにしていただきたかったですね
それだけであとは完璧です(いいくに)
○ :ボリュームたっぷりで、非常にバカバカしいコント
その中でもフリを上手に使って計算されてますね
もっと銅像がぶっとんだ設定の像でも良かったかなとは思いますが良い出来だったと思います(翔)
○-:「幼さとの決別」にこれといった理由付けがなかったり
「(ぐさっ 「痛っ!」)」っていう補助的な表現を使ったり惜しさを感じるところがちらほらと。
しかし忘れたころに「タンスに足の小指ぶつけた人」の伏線を回収したのは上手いと思いました。(鋳☆いんがむ)
○-:最初に出した粘土像を全て伏線で回収したのはお見事でした。何度もゴリラと間違える黒沢さんが面白いです。
非常に濃く面白い作品だったのですが、やはりテンポの悪さが気になりました。
例えば「そうですよね吉野さん!」「それ吉野じゃねえよゴリラだよ!」これで1ボケになっているため、ツッコミで初めてその場の状況が分かるという形になってしまっています。
そうなるとツッコミが来るまで何がおかしいのかが分からないので、文章を吸収する機関に変な間を与えてしまい、その結果気持ち悪さを感じてしまいます。
柳田さんのツッコミも全体的に悠長すぎて、読んでて取っ掛りになります。クラーク博士のツッコミとかもう少し省略していいと思う場面が多々ありました。
せっかく内容は面白いのに、テンポが悪く読んでて疲れるため非常に勿体無い作品になっています。もう少し表現の仕方を変化させてみてください。
それといくらなんでも他人の作品を勝手にくっつけてしまうのはどうかと思いました。
柳田さんが上手くフォローしてくれればよかったのですが、まさかのスルーをしてしまったので、気持ち悪さだけが残りました。柳田さんのツッコミはもっと見直すべきだと思います。(BONBORI)
○-:「吉野さんと粘土作品を間違える」系のボケのごり押し具合がなかなか気持ち良かったです。
ただ、レベルの高いバトルであるが故、そこからの+αが見えにくいのが悔やまれるところです。(ひろちょび)
△+:粘土と人間の区別もついてないのに〜は笑ったんですが、他は無表情で進んだかな…
「像と間違える」というボケが大してインパクトがないのに繰り返されてもな、という感想です。
タンスの小指が後々出てくるのも読めました(ねい)
△+:画が無い分序盤がツッコミで笑えないというか、ツッコミがただの状況説明になってしまってるという感じですかね。
ボケの時点でボケが伝わるぐらいにするか、黒沢さんがゴリラの像と間違えていることに気付くところまでをボケにする、
などの方が飲み込みやすいのではと思いました。
前半のボケを後半で活かしている部分はしっかりと面白かったです。(ジンガー)
3組目 スピード×スピードアクセレーション
○+:全体通して面白かったです。シヴァを突くw
まあ難点を言うなら20行の間に2回もボケの方向性が変わってることなんですが。ちょっと面食らいました(ねい)
○ :序盤のお祓いに乗せて文句を垂れるところがよかったです。
後半ちょっと伸び悩んだ感があったと思います。シヴァの神とかちょっとマニアックで、そこで読んどる方の流れが止まった印象を受けました。
もうひとこえ文句を垂れてから必死に弁明するっていう展開と、神主がえらい目にあうオチを見てみたいと思いました。(8823)
○ :神主さんのキャラがとても良かったですね。欲にまみれてるところが素敵でした
面白いのですが、シヴァでもう一盛り上がりあったら最高でした(翔)
○-:面白いんですが、もう一つ爆発力がほしかったかなと思いました。
自分がお祓いのことについて知識不足もあって、「なぜインドの神様なのか」などの疑問を感じなかったため、
その辺りをボケとして分かりやすくしていただければ、あくまで自分としてはですが、もっと楽しめたかなと。(ジンガー)
○-:最初はどうなるかなと少しわくわくしていましたが、まぁ言い合う形に落ち着いたということで
相変わらず言葉のセンスやシヴァなどの発想は郡を抜いていました
オチへの加速度も大好きです
ただもうひとつスピスピさんの勢いがいつもより感じられなかった
のでこの点数で(いいくに)
△+:いきなりシヴァ神が出てきたのはメチャクチャ笑いました。やりたい放題の神主のキャラが面白かったです。
しかしもう一展開行けたんじゃないでしょうか。読んでて物足りない気分が残りました。
例えばシヴァ神も結局妄想の中で終わってしまっているので、実際にシヴァ神が降臨して何かを破壊するとかしたら面白いと思いますし、
厄についてもあまり触れられていなかったので、変にお祓した結果おかしな厄が振りかかった、というような展開があっても良いと思います。
「笑えるけれどまだ不発」という印象をこの作品から強く感じました。まだまだ改善のしようがあると思うので、もっと引き立て方を考えてみてください。(BONBORI)
△+:個人的には、序盤のお祓いの台詞が面白かったです。
キャラの統一感はあって良いのですが、スピ×スピさんにありがちなキャラ設定だったからなのか、受ける刺激が少なかったです。(ひろちょび)
△ :ボケがどれもとってつけたような感じで、積み重ねによる相乗効果がないんですよね。
あと「そもそもシヴァ神は破壊神だぞ」と相手がシヴァをよく理解してないことを認識していながら
「破壊神様に、私に憑いてしまった厄などを破壊するように言えば良かったんじゃ」と進言するのは変じゃないかと。(鋳☆いんがむ)
4組目 ボルケーノ
○+:最初のボケが若干分かりづらかったのと、「いつも通り」に対する藤滝さんの返しが少しハマらなかったです。
それ以降はボケの質も流れも見事で非常に楽しめました。
特に「青白い3本目の手が…」が面白かったです。(ジンガー)
○+:短い文章でしっかり笑いを取っている技術はさすがだと思いました。
特に、中盤からの心霊写真のたたみかけが本当によかったと思います。
あえて言うなら序盤の「浮気する側だこっちは」って言うセリフが蛇足だと思いました。
大落ちでどう絡んでくるか期待していただけに、このセリフだけ浮いているように感じます。(8823)
○ :20行じゃ厳しいか、、、
面白いんですけど、20行用ではなかったかなとちょっと不完全燃焼でした
ジャンル違いの下りは極めておもしろかったです
流れも次から次が気になる組み立てでした
ただ尺があってなかったかなと、長いほうが面白いんじゃないかなと(いいくに)
○ :ツッコミ役が「浮気する側だこっちは」って問題発言しちゃうのはどうかと…。
コントに入ってからの流れは安定して面白かったです。(鋳☆いんがむ)
○ :話題への入り方、またテーマ自体がちょっぴり斬新なのが良いですね。
ボケの展開のされ方は王道中の王道なのですが、設定がちょい斬新だからなのか、王道がすごく良い感じに効いていいました。
あとは、相対的に他の組と比べて点数を決めました。一押しというほどのものが無いのが惜しいところです。(ひろちょび)
○-:いつも通りでいいから、は凄いなあと思いましたが、残りのボケはまあ、普通でした。
霊とかUFOとか出てきてるのに非常に小さくまとまってる感じがします。(ねい)
○-:シャワーの穴に隠しカメラを仕掛けたことを咎めない藤滝さんに違和感を感じなくも無いですがきっちり漫才をやってきましたね
ラストは畳み込むようにボケてきて勢いは感じましたがちょっとパターンを変えてみても良かったかな、という気もします
少し単調になってしまいましたが、でも全体的にキレイな漫才でした(翔)
○-:最後の三段ボケにメチャクチャ笑いました。伏線の引っ張り方が面白かったです。
文章力が高く、漫才をしている光景が目の前に浮かびました。構成力なら満点だと思います。
ただなんと言うんでしょう、「凄く面白い漫才から一部を切り取った」というような印象を感じました。
もっと長い漫才で見たら、恐らくこの部分は導入のツカミから起承の部分にあたるでしょう。しかしこのネタは20行であるがため、無理矢理途中で終わらせたという感じがします。
20行でしっかり完結するような作品が見たかったです。妻はどうなったのか、浮気はどういう結果だったのか、まだまだ次に続く転結の部分の物語があるはずです。
それもしっかり収めることができたならば、このネタの満足感は格段に上がると思います。
何にせよ「20行の漫才」という観点でこのネタを見るなら、高得点は付けづらいです。(BONBORI)
5組目 シーサイドサンセット
○-:レナが最初に言った「自分で考えてないんだったら昔話って言わないよ。」というのがよく意味がわからないんですが…。
指摘するなら「自分で考えたなら昔話って言わない」or「それは自分で考えた話じゃない」といったところでは?
また、ゆずを軸をするのはいいですが織田裕二を鬼役に仕立てるのがいささか強引に感じます。
話自体も中途半端に終わって消化不良気味です。(鋳☆いんがむ)
○-:厚治のなすがままな感じなどが面白く、全体的には楽しめたのですが、
ボケが少し強引に感じたりという部分で少し面白さが削がれてしまっているように思いました。
あと急に終わった感が強かったかなと。(ジンガー)
△+:桃太郎とゆずを結び付けるっていう発想がすごくよかったと思います。
ツッコミが的確におかしいところを抑えているので、テンポよく話が進んでいったと思います。
ただ、唐突に終わったあたりがもったいないと思いました。
それだったら序盤のソープ云々の件をはじいて、鬼退治の場面のところで展開したほうがいいように感じました。(8823)
△+:桃太郎というよりはゆず物語みたいな……(笑)
鬼と織田を一字違いでボケるっていう部分からちょっとパワーダウンしてしまったかなぁと思います
ゆずの二人も織田裕二も中途半端にいじりきれてない感じが少し勿体無いですが、個人的に女の子コンビなんで応援しています(翔)
△+:ベタなのか新しいのか微妙なところですが
とりあえずゆずに失礼だということですね
ゆずの二人の非道徳的な行動がいまいちボケとしてしっくりこなかったかなっていう
ゆずを使うならゆずでなきゃ出来ないボケがほしいですよね
高島の下りも実際、あまり効果は薄いわけで(いいくに)
△+:「桃太郎」と言っておきながら桃太郎要素があんまりない、っていうのも一つの形ですね。
いろいろと独特な芸能人の使い方をしているのは興味深かったですが、
「ボケ→ツッコミ」のセットで見てやっと面白さが分かるような、そんな感じだったのが気になりました。
そういう2人の役割設定というかネタの魅せ方自体は無くもないと思うのですが、このネタではちょっと回りくどすぎた部分があるかなぁ、と。(ひろちょび)
△-:まったくはまらず。ゆずをいじるのってそんなに面白いかなあ。
あと「桃太郎にしなきゃならないのは分かるけど」というツッコミはいきなり絵本の外に立ってて悪い意味でビックリしました(ねい)
▲+:ゆずと桃太郎を混ぜ合わせようという発想がまず面白かったです。
話自体は綺麗に纏められており、二人の女関係の事情とかをそんなに知らなくてもなんとなく面白いと感じて読むことができました。
ただ、オチてないです。この一言に尽きます。「続きはWebで!」という言葉が幻覚で浮かび上がりました。
いや、本当にオチが無いこと以外は面白いですよ。織田裕二がどんな鬼っぷりを見せてくれるのかとか凄く惹きつけられる展開でしたもの。
もしかしたら後半のネタにこれの続きがあるのかと後半のネタを見てきたのですが、全く別のネタだったため肩透かしを喰らいました。
ちゃんと鬼を退治するところまで描いてください。そこが桃太郎の一番の山場なのですから。このままでは起承転結の起承で終わってしまいます。
完成させてください。私はこのネタを完成品とは認めません。最後まで20行に収める努力を怠らないでください。(BONBORI)
6組目 シュビビン!
◎ :これはよく出来た作品ですね。不気味さ、不安感を煽るのが上手く、
なおかつそれを笑いに転化する技術が見事です。文句なしの満点です。(鋳☆いんがむ)
◎ :面白かったです。
大爆発するような部分はなかったものの、質の高いボケ、ツッコミの連続で流れも良く十分楽しめました。
後半の川村先輩関連のところが特に面白かったです。(ジンガー)
○+:二人の温度差と設定の良さにやられました。
部活を辞めるのを説得するっていう題材は結構べただと思うんですけど、内容の良さと見せ方のうまさが抜群によかったと思います。
大爆笑までには至らなかったけど、終始にやけて見ていられる心地よいコントだったと思います。
なぜそこまで知っているのか?って言う疑問が残り、少々もやもやしましたが、総合的に見ても質の高いネタだったと思いました。(8823)
○+:ホテルニューオータニ副部長は、今大会で一番笑いました。相変わらずフレーズのセンスがえげつないです。
プライベートを何から何まで知らない奴に見透かせれているという考えてみれば凄く怖い話なのですが、そのマイナスの要素まで塗り替えてしまう笑いの勢いが凄いです。
特に南條さんの「なんだよこのネットワーク」と相手のテンションに流されずにツッコむ所が好きです。取り乱しもしないところから、作者はしっかり作品の雰囲気を掴んで書いているということがよく伝わりました。
ただ少し「怖さ」というものが笑いの量よりも大きい印象を受けたので、もう2、3段ボケを積み重ねて欲しかったです。そうすれば読んだ後も気持ちよさが残る作品になっていたと思います。(BONBORI)
○+:まず、キャラ設定・舞台設定がさすがだなぁ、と。
さらに、中盤で「生原が南条のプライベート知っている」ことを意外性のある形で織り交ぜてくるあたりがとにかく上手というか。
終盤〜オチでもっと面白いことが出来そうな気がしましたが、それ以外は完璧でした。(ひろちょび)
○ :この設定だったら生原くんは女性にしたほうがいいんじゃないかなぁ、って思いました。要はストーカーということで
全体的にアホで好きです。単語センスもオレ好みで笑えます
オチは野球部に絡ませた方が良かったかもしれません(翔)
○-:オチが、、、残念です
名前のセンスには笑わせていただきました
最初から中盤にかけて、なんでしってんだよ系のボケが連発して後半もパンチ力が弱かったように思います
タイムリーなネタチョイスのセンスには感服いたしました
爆笑まではいかなかったのでこの点数で(いいくに)
△ :なんか全体的に面白そうな雰囲気はあるのに最後まで一撃が来なくてもどかしかったです。
南条さん冷静すぎてこちらの心情とツッコミが全然リンクしませんでした(ねい)
7組目 灯風
○+:出てくるキャラが全員切ないですが良い色を出していますね
割と涙なくしては見れないネタだったかもしれませんよ
青バトに引き続き、チャンピオン取っちゃうのかなぁ……
そう思わせるネタでした(翔)
○+:「少ない言葉の中に意外性を詰め込む」という意味ではキレ味が抜群でした。
勢いで満点付けかけたのですが、
ドラえもんが磁気ネックレスでやられたのにもう1回出てくるなど、若干設定が気になる場所があったのが減点ポイントです。(ひろちょび)
○+:ドラえもんの世界が見事に哀しい感じに仕立てられており、普段のドラえもんとのギャップが非常に面白かったです。
水道止められてるしずかちゃんは何をしてたのかってのと、1回死んだドラえもんが生きてる部分が少々引っかかりました。
磁気ネックレスでドラえもんが死ぬっていうのはかなり面白かったです。(ジンガー)
○ :雰囲気は好きなんですけど、ボケの意味を読み手の想像力にゆだねている部分が多かったなと。
特に磁気ネックレスに関しては、磁力の作用で機械が狂ったってことでいいんですかね?
(調べたところ時計が狂うことはあるそうですが…)
あと細かいですが、なぜドラえもんの発言が最初の一つだけ「ドラ」になっているのだろうと。(鋳☆いんがむ)
△+:大落ちで全部持っていったような印象を受けました。
暗いドラえもんを見せるっていう目的だったのなら完璧に果たせていると思います。
ただ、見てる側としては笑うというよりは少々気がめいってしまったのが正直な感想です。
見せ方はさすがに上手いだけに、アプローチの仕方を修正してほしいなあと感じました。(8823)
△+:うわあメッチャ背筋がゾクッとした!怖いわコレ!間の使い方が上手すぎるわ!
いやあ、何が来るのか、何が来るのかとドキドキしながらスクロールしました。そんで展開がどれも予想の斜め上で、良い意味で裏切られ続けました。
そしてこれをドラえもんでやろうとしたのが凄く面白い。なんだかどのシリアスも描写的に面白くなり、怖さを感じながらも笑えるという不思議な作品でした。スネ夫の語りが特に好きです。
ただ、「世界が滅びたのはジャイアンの歌声だった」というオチは、なんだか極端に馬鹿げた話になっていて、このネタと合っていない気がしました。
最後に何か救いのある話を入れようとしたいというのは分かりますが、これならむしろ最後までシリアスムードで突っ走ってくれたほうが良かったという気がします。
せっかく心を掴まれる作品でしたのに、最後の最後で冷めてしまいました。もっと場の空気として違和感のないオチを入れてほしかったです。(BONBORI)
△ :メッセージ性が強くて笑いより涙が出てしまいました
まったくベタではないドラえもん
挑戦の心は認めますが、笑いには結びつかなかったです
ある意味、これはこれで完成形な気がしますが(いいくに)
▲ :正直に言わせてもらうなら、お笑いはもちろんありとあらゆるジャンルでいじられ続けてきたドラえもんを
この程度の広げ方で出してくるとはいい度胸だとしか感じませんでした(ねい)
8組目 優しい朝の光に包まれて
◎ :大好きです
腹を抱えてわらいました(いいくに)
◎ :面白すぎです。
1つ1つのボケのくだらなさと砂糖への押し付け感がたまらなく面白いです。
「角砂糖の角に頭ぶつけた」とかそういったぶっ飛んだ発想が羨ましいです。
100点満点でも満点つけたかもぐらい面白かったです。(ジンガー)
○ :なんだよこのネタww
これもまた大オチのインパクトが絶大だったと思います。
ただ、肝ともいえる本の章ごとの説明の件に波があったと感じました。
34〜46章あたりがちょっとパンチが弱かったのでネタが失速しかけたのがもったいないと思います。(8823)
○ :勢いがあって、かつ簡単なオチがあるのが良いですね。
ちょっとしたテクニックがいろいろ込められていますが、素直にそれが効きました。面白かったです。
ただ、想像を絶するほどのものまでは無かったかなぁ、と。(ひろちょび)
○-:第14章辺りから急に面白くなってきました
このまま盛り上がるかなぁと思いきや最後の4行で現実に戻されてしまいましたね
ストーリーとしてはこういう落とし方はアリですが、もっとバカバカしい路線に行ってもいいかなと思います(翔)
○-:本の中身の部分自体はいいんですけど、その砂糖を糾弾する理由を地球の危機に求めるのは無理があり過ぎるかと。
また、ネタの下げ方もとってつけた感が大きいです。(鋳☆いんがむ)
△+:砂糖反対演説のところは全部面白かったです。特に第17章と第40章が理不尽すぎて好きです。
しかしこの物語の問題点は、砂糖反対の話と露出狂の話が完全に分断されている所でしょう。
どちらかに少しでも前後の物語を混じり合わせるような伏線があったら綺麗な話になると思いますが、
最後四行でいきなり場面が変わってしまったので、唐突さだけが残りました。
本当に砂糖反対演説までが面白かったのに、勿体無いです。もっと構成をしっかり考えて物語を作ってください。(BONBORI)
△-:砂糖と黒糖でやったとこは面白かったです
他は無理に広げようとして上滑りしている印象を受けました
そしてそこまでやっておいてなんでこのオチなんでしょう(ねい)
9組目 1日ソ連
○+:メインである八字熟語の多くが「○々々々○々々々」だったり若干食い足りない感はあるものの
テーマが自分の好きな分野で結構ツボでした。統計の使い方を間違える部分も面白かったです。(鋳☆いんがむ)
○+:「声に出して読みたい日本語」に乗せてほしいって思えるくらい面白かったです。
統計データを取り間違えたあたりからぐっときましたね。それくらいあの辺りから終わりにかけてのたたみかけがよかったです。
逆にスタートからもう少し早い段階で笑いが生まれれば満点でした。
踊り字を使わない八文字熟語をもう少し見てみたかったです。(8823)
○ :体が52%が男性のボケはうおおおおってなりましたね。
全体的に面白かったです。
最後のツッコミが喧々囂々がまったく当てはまってないのがマイナス点です(ねい)
○ :ネタの設定をうまく使えている良い漫才だと思いました。
1つ1つのボケは面白いんですが、何か量的にもう少し欲しいかなと感じてしまいました。
長尺でやるともっと映えるネタなんじゃないかなと思います。(ジンガー)
○-:面白い発想のネタなのですが、50〜100行位の漫才の序盤っぽい、という印象でした。
良いペースで話が盛り上がりつつも、この24行の中でピークには達していなかったかなぁ、と。
「1日ソ連」って四字熟語っぽいけど全然四字熟語じゃないですね(ぇ(ひろちょび)
△+:題材は面白いし、後は調理法次第だなぁと見ていたんですけどもう一押し欲しかったとなぁというのが率直な感想でした
四字熟語に関してのボケのパターンが2つだけだったのでもう1〜2個あったらもっと面白くなるはずです(翔)
△ :「平々々々凡々々々」が凄く面白かったのと、中村さんの最後の返しが上手いなーと思いました。
しかしそれ以外に突き抜けている箇所はありませんでした。四面楚歌とか結局ベタな話で終わっちゃってますし、統計データも分かりづらくて笑えなかったです。
単語ネタはまず、ボケそのものが面白くないとどうしようもないので、もう少し良いフレーズを思いついて欲しかったです。(BONBORI)
△ :ボケ数も少なくほぼワンパターンでした
正統派の代表として個人的には応援してましたが
バラエティに富んだボケが見たかったですね
四文字でいいだろ、以外に取っ掛かりがほしいです(いいくに)
後半戦へ
戻る