広川：どうも、『ひろたか』の広川です！

　高田：同じく、高田です。

比梅津：ピン芸人の『比梅津よろしかば』です。

　広川：えー、ちょびバトの第１期Ｃ大会特集、ということでね。

　高田：ねー。我々は鬼バトで２連敗しましたけれども。

　広川：今関係ないだろその話題は！悔しくても心の中に仕舞っとけ！うぅ・・・

比梅津：まあまあ、そんなに落ち込まないで下さいよ。

　　　　さて、この特集ではＣ大会出場の皆様の戦歴を振り返ると共に、

　　　　オンバト企画としては少々特殊なちょびバトＣ大会のルールについて、

　　　　詳しく説明して行きたいと思います。

　広川：まずは、Ｃ大会に出場する１０組を、ネタのダイジェストも交えて紹介します。

　高田：どの組も、今期のちょびバトで大活躍の組となっております。

比梅津：では、どうぞ！

　第９回　コント/或る兄弟（５１３ＫＢ）

（勉強机に置かれたモニターに、部屋で本を読んでいる女の子が映っている）

弟：ねえ見て見て兄ちゃーん、ぼく、この子の誕生日になにかプレゼントしたいんだー。

兄：…いや、ってかそれよりまずお前どこでこんな盗撮の技術身につけたんだよ！？

弟：えへへー、すごいでしょー。こんなのちょちょいのちょいだったよー。

兄：えぇえええ！？な、なんか末恐ろしいわお前！

弟：それでさー、どんなものあげたら喜んでもらえるかなー、っていろいろ考えたんだよぼく。
　　やっぱり女の子って見た目がきれいなもの好きそうだから、きれいにラッピングした札束とかどうかなぁ？

兄：なんでそこで中身が金になっちゃうかなあ！？まだお前の口から札束とか聞きたくないんだけど僕！

　第12回　漫才/爆弾処理班（４７３ＫＢ）

松岡：だろ？だからちょっとやってみようぜ。
　　　俺、爆弾処理班やるからお前は爆発に巻き込まれる一般人な。

石田：ちゃんと解除しろよ！俺かわいそすぎるだろ！
　　　普通そういうのって「赤の線を切るか、緑の線を切るか」みたいな緊張感じゃねえの？

松岡：おお、そうか！きつねうどんを食べるか、たぬきそばを食べるかってことだな？

石田：今「赤いきつねと緑のたぬき」の話はしてないだろ！
　　　俺は上官で指示する役をやるから、お前は処理班で状況を説明しながら実行しろよ。

松岡：わかったわかった・・・えーと
　　　「大変です！すったもんだがあって結果的に爆弾がしかけられました！」

石田：どんだけ高速再生してんだよ！「結果的に」じゃまずいだろ！・・・まあいいや！
　　　それでは装置の解除を実行せよ！まずは爆弾の状況を説明せよ！

松岡：デジタル時計がくっついています！

石田：！つまり時限爆弾だな！？今、何分何秒を指している？

松岡：８８：８８のまま点滅しています！

石田：ちゃんと設定できてねぇじゃねえかよ！
　　　配線の状態を知らせろ！直接配線を断線して解除にあたるぞ！

　第20回　漫才/野球少女ミヤ（４４１ＫＢ）

　翔：実は、最近小説を書く事にはまってましてね
　　　今日は、ミヤが主役の小説を考えてきたんですよ
　　　タイトルは「野球少女ミヤ！」

ミヤ：あら、ずいぶんいきなりですけどありがたいですね
　　　ちょっと読んでみてください

　翔：ミヤは高校生活に退屈していた。そんな時、ミヤはＴＶで一つのスポーツと出会う
　　　そのスポーツこそが「サッカー」である

ミヤ：矛盾〜。タイトルとストーリーが矛盾しているよ〜

　翔：そして、クライマックスはミヤとジダンの頭突き対決が・・・

ミヤ：へいへいへい！ストップ！そのままストーリーを進めるな！
　　　ジダンの頭突きとか古いよ！

　翔：そう！その時放送されていたのは「デトロイトタイガースＶＳ読売ジャイアンツ！」

ミヤ：なんでアメリカＶＳ日本なのよ！統一しなさい！

　第16回　漫才/子供の頃（５０１ＫＢ）

Ａ：あのね、我々今年で１９じゃないですか

Ｂ：そうですよ、もう少ししたら二十歳にもなりますよ

Ａ：いや違う違う、視力のことだけど

Ｂ：視力が１９！？お前ドンだけ今年に入って目良くなったんだよ！年が１９って話じゃないの！？

Ａ：まぁ１９歳にもなりますけど、やっぱ年をとるにつれて子供の心っていうのが徐々に薄れて行くじゃないですか

Ｂ：まぁしょうがないと思いますけどね

Ａ：よく子供のころお母さんに桃太郎とか呼んでもらってたでしょう？

Ｂ：読むんじゃなくて呼ぶの！？

　第１回　コント/髪質の語り（４５３ＫＢ）

古賀：それなのに俺、チン毛が尋常じゃ無いほどストレートなんだよね。

永村：…お前の体内では何が起こってるんだよ！！

古賀：もう、風になびくほどに。

永村：風になびかせるなよ！！

古賀：だから俺、今度から髪の毛をチン毛として扱うように心がけてるんだけどね。

永村：どこも立派じゃねェよ！！

古賀：そんでもって、チン毛を髪の毛として扱うようにするんだ。

永村：すんなーッ！！

　第18回　説明/観察日記（４７３ＫＢ）

７月３日　タイトル「期待はずれ」

結果を先に書こう。

ペットの力でぬれ煎餅は製造できなかった。

軽い絶望と、かゆいケツのほうが、を感じた。結果的に押韻してしまった。

僕は一生懸命ケツのほうを掻いた。ケツのこうなっているほうを一生懸命掻いた。

無論、その製造できなかった煎餅を使って。硬いから掻きやすかった。

そういう意味ではセイコウ（どのセイコウかは想像してお楽しみ下さい）したのではないかと思った。

　第14回　コント/選挙のウグイス嬢（４２１ＫＢ）

諫早：ご町内の皆様、おはようございます！
　　　この度、夏殻市議会選挙に立候補することになった、無所属新人岩沢亮！　岩沢亮！　でございます！

彩子：公園の前で選挙演説か…。何だってこんな日曜の朝早くから…。
　　　しかも市議会選挙って何か中途半端ね…。
　　　　
諫早：あ、日曜の朝なので仕事の無いニート共はどうぞおやすみになってください。

彩子：誰がニートよ！　しかも「共」って失礼じゃない？
　　　大体その応援演説のせいで起こされたんだからこっちは。

諫早：ちなみに岩沢は、『何だって日曜の朝早くから演説活動なんかしなきゃいけないんだ。
　　　早く家帰って十二時まで寝て、その後メイドとの恋愛ゲームで萌え萌えしたい。』とおっしゃっています。

彩子：ニートか！　どんだけ正直なのよ！？
　　　やる気無いんだったら立候補しないでよ。
　　　
諫早：あっ、先生！　私の耳元で『うるさい！眠れないだろ！』と怒鳴らないでください。

彩子：寝るな！　あんたのために頑張ってんだろうが、そのウグイス嬢。
　　　大体、それ言っていいのは私を含めた住民だけよ。

　第17回　漫才/ハンバーガーショップをやりたい（４４５ＫＢ）

高部：でも、肥満体系の人の増加は問題視されていますし、食文化の欧米化と共にどんどん進んでいくと思うんですよ。
辻添：まぁ、確かにな。
高部：だからこの欧米化に乗ってハンバーガーショップとかやったら儲かるんじゃないかと思うんですよ。
辻添：そう簡単にはいかないだろ。 
高部：だから儲かるように色白で髪と唇が赤い人を用意して・・・
辻添：それはドナルドだろ！あと、それだとパクリだよ。
高部：大丈夫、俺が用意するのはドナルドじゃなくて「怒鳴るど」だから。
辻添：それでも十分パクリだよ！

　第３回　コント/寝る前には絵本（４０９ＫＢ）

父親：どうした、眠れないのか。もう９時半だぞ。
　　　眠れないときは・・・そうだ絵本を読んであげよう。
　　　今から父さんがお前が眠れるように絵本を読んであげることにしたからな。
　　　よし、読むぞ。

息子：なんか半ば強制的だよ、父さん。
　　　あと微妙に「もう」という時間帯でもないよ。

父親：うるさい、無駄な会話をするんじゃない。
　　　制限２０行なんだから。

息子：できればそんな楽屋裏みたいな話は聞きたくなかったよ、父さん。

父親：オトナの都合というものだ。
　　　ではさっそく、「チカチカ山」

息子：なんか違うよ、ニアピンだよ、父さん。
　　　なんかまぶしすぎるような気がするよ。

父親：「昔々、赤と青の光を交互に放つ山がありました」

息子：すごいチカチカするんだね、父さん。
　　　そんなにまぶしいと眠れなくなっちゃうよ。

　第19回　コント/関係者達よ（４０９ＫＢ）

霜山：すみません、ここから先は工事中のため、関係者以外立ち入り禁止なんですよ

橋本：・・・・・関係者なら、いいのですね？

霜山：はぁ？

橋本：いや、たとえば親戚だったり、高校の時の同級生だったり、塾の友人だったり、

浮気相手だったり、最高のライバルだったり、そんな関係でもいいのですね？

霜山：いや、それはちょっと・・・・

橋本：私ね、そこで工事をしているマキって女性の浮気相手なんですよ、という訳で通ります

霜山：待ってください待ってください

いきなりそんなスキャンダルな話題を告白されても困りますし、

だいたい関係者っていう人は、従業員や現場監督の事を言いますから、浮気相手っていうのは含まれてませんね

橋本：なんだよ浮気相手っていうのは、かなり深い関係だろ

霜山：知りません、とにかく帰ってください

比梅津：いかがでしたでしょうか？

　　　　ネタの方は、今期のちょびバトを代表する名作ばかりでしたね。

　高田：必ずしも最高得点ネタが紹介されて無い辺り、管理人の何かしらの意図を感じますね。

　広川：どういう意味だよそれは！確かに取り上げ方の基準は曖昧だけれども。

　　　　一応、今期の活躍を象徴するようなネタを選んだつもり、だそうですよ。

比梅津：では、ここから重要な話に参りたいと思います。

　　　　ちょびバトのＣ大会のルール・動きについての説明です。

　広川：まず、他のオンバト企画と大きく違うのは、

　　　　一度に２ネタ投稿していただく、ということです。

　　　　２つのネタを、前半戦・後半戦用に振り分けていただきます。

　　　　前半戦・後半戦をそれぞれ１つのまとまりとして審査にかけて、

　　　　２つのネタの合計ＫＢの１番高い組が初代チャンピオンとなります。

　高田：なお、前半戦は通常通りの計算方法でＫＢが算出され、満点は５４５ＫＢですが、

　　　　後半戦はＫＢが通常の約1.1倍となり、満点は６０１ＫＢです。

比梅津：２ネタのＫＢを合計すると、だいたい普通のチャンピオン大会で用いられる

　　　　１０９０ＫＢ満点の計算法と似たようなＫＢになります。

　　　　まぁ、実際には１１４６ＫＢ満点にはなっちゃいますが。

　広川：ちなみに、前半戦・後半戦の計算方法の違いは何を表すかというと、

　　　　後半の方が差がつきやすいということです。

　　　　なので、自信のあるネタや勝負ネタは後半戦に持って行っちゃいましょう。

　高田：前後半の２ネタ制にしようと思った主な理由としては、

　　　　短い２０行ネタは当たり外れが大きく、１ネタ決着だと少々バクチ性が高いかなぁ、

　　　　というのがあり、チャンピオンを決める上では２ネタ制にすることにしました。

比梅津：ネタを書くのがスローペースな方には、もしかしたらキツい条件かもしれませんが、

　　　　そういった事情などから決定した事なので、あらかじめご了承ください。

　広川：とりあえず、ルールの大枠はこんなところでしょうか。

　高田：あと大事なのは、ネタの発表順ですね。

比梅津：はい。短い２０行ネタの戦いにおいて、

　　　　ネタ順が結果を左右することも十分有り得ますからね。

　　　　前・後半共に、あらかじめこちらでネタ順を抽選いたしました。

　　　　ネタを用意する際、ネタ順を考慮するのも戦略のうちかもしれませんね。

　広川：前半・後半のネタ披露順は以下のようになりました。

　広川：全体のトップバッターはＴＨＥ　ＬＩＬＹさん。

　　　　その後前半戦は、バーソロミュー教団さん、青西瓜さんと長文界でも大活躍の組が続きます。

　　　　ランキングでダントツ２位・１位の東京クラッチさん・Enfance finieさんは、

　　　　それぞれ６番手・10番手となりました。

比梅津：後半戦は天体観測さん・サンザンヒーローズさん・Enfance finieさんと、

　　　　最初にランキング上位の組が集まりました。

　　　　絵本ネタでおなじみの木漏れ日と黄昏のワルツさんが９番手、

　　　　３連敗の後３連勝で一気に出場を決めた偽りＰｅｒｃｕｓｓｉｏｎさんが大トリです。

　高田：前・後半戦両方の順番の組み合わせも重要となってきます。

　　　　ステレオミサイルさんは前後半共に強豪に囲まれた形となりましたが、どうなるでしょうか？

　　　　青西瓜さん・東京クラッチさんが前後半でほぼ同じ順番というのもキーになりそうです。

比梅津：ちなみに、Ｃ大会の放送についてですが、前・後半戦両方の審査が終わった後、

　　　　まず前半戦を放送し、前半戦のネタの得点を途中経過として発表。

　　　　その翌日〜２日後に後半戦を放送し、最終得点を一気に発表、と言う形となります。

　高田：そうそう、ところで合計得点が同点になった場合はどうするんだ？

比梅津：その場合、前半のＫＢが高かった方が優勝、

　　　　前後半とも同ＫＢだった場合には、Ｃ大会ランキングが上位の方が優勝となります。



　広川：さて、Ｃ大会特集ということでお送りしましたけれども。

比梅津：この放送の直後から、Ｃ大会投稿受付となります。

　高田：締切は３月２日（日）いっぱいとなります。

　　　　締切を大きく過ぎても未投稿、かつ連絡が特に無い場合、

　　　　１１位以下の方に出場権利が移ることがあるのでご注意ください。

比梅津：それでは皆様、またＣ大会終了後にお会いいたしましょう！