「あーあ…いつも思うけど、やだな。朝の満員電車。

　今日なんかもう特に最悪だわ。俺の隣にいる奴、ウォークマンの音漏れがホントにひどい。

　いや、別に音漏れしてるぐらいならまだ許せるとしても、許せるとしてもだよ。

　いい歳して『だんご３兄弟』だけは無いだろ。さすがに。

　朝の山手線だぜ？　こいつが新橋とかで降りたら何かちょっとショックだわ。

　…で、携帯でゲームする分にもいいけど、テトリス相手にそこまで腕まくりするのもどうかと思う。

　……あぁっもう、２段同時に消す度に得意気な顔するなよ。

　こいつ、きっとストレスとか溜まってないんだろうなぁ。もちろん悪い意味で。

　…ってか第一、冬の山手線に短パンで乗り込むってどういうことだよ。

　その左手に持ってる虫取り網も邪魔なんだよ。お前のその網のせいで中吊り広告が読めない。

　『夜の秋葉原で目撃された田中……　　　　　　の次の文字が網で見えない。

　義剛だったら興味ないけど、眞紀子だったら買うよ。絶対買うよ。

　…でさ、どうでもいいけど、何でＹシャツにプリントされてる文字が『再試合』なんだよ。

　誰に向けてのメッセージだ。何の再試合なんだ。漢字知らない外国人でも本能的に着ないぞこれは。

　……いや、そもそも何でＹシャツに文字がプリントされてあるんだよ。

　もう他の状況が不自然すぎて、違和感が麻痺してきたわ。

　さらにその短パンに家康の肖像画が描かれてるってどういうこ……えぇっ、お前新橋で降りるの？

　いや、それはやめて欲しい。俺の『真面目なサラリーマンの街』神聖なる新橋像が崩れてしま……ちょっ、待っ……



　…あー、降りて行ってしまった…………まぁ、でもあいつが去ったから結果オーライなのかもな。」





……みたいな視線を集めてた気がしたんだけど、気のせいだよねっ。

石田：おっ、このデパートのエレベーターにはエレベーターガールがいるのか・・・。

松岡：いらっしゃいませ、松岡デパートへようこそ。
　　　このエレベーターは下の人の握力が続く限り上へまいります。

石田：人力かよ！握力がなくなったときの事を考えたら怖くて乗れないだろ！

松岡：当デパートはエレベーターに乗るか、各階のボスを倒さないと上へは参れませんが・・・。

石田：各階のボスは何の目的で配置してるんだよ！仕方ねぇ、エレベーターに乗るか・・・。

松岡：本日はご来店いただきましてまことにありがとうございます。
　　　当エレベーターは２階、４階、８階、５階、３階、５階、屋上、５階の順に止まります。

石田：ふらふらすんじゃねぇよ！下の人が大変だろ！あと５階だけ何でそんなに止まるんだよ！

松岡：６階と７階についての質問はご遠慮願います。

石田：ほんとだ！飛ばしてる！わざわざ言わなかったら気付かなかったのに！気になり始めちゃったよ！

松岡：ご利用階数は何階でしょうか。

石田：・・・４階お願いします。

松岡：４階・・・「日用品と地獄の帝王」のフロアでございますね。

石田：各階のボス情報を混ぜるな！その物騒な存在には何の用事もねぇよ！

松岡：（チーン）２階、紳士服の右袖売り場でございます。

石田：何でそこだけ分納なんだよ！発注見積もり考え直せよ！

松岡：（チーン）８階、ピアノの黒いところでございます。

石田：だから何でこのデパートは１フロア単位で大きな需要のないものばかり扱ってるんだよ！

松岡：（チーン）・・・５階、愛する人が・・・ございます。

石田：知らねぇよ！うまくもねえよ！それでお前５階だけ何度も行ってたんだな！
　　　そんでお前、もの凄い自然に俺が止まりたかった４階スルーしやがっただろ！

松岡：その装備で地獄の帝王は倒せないと思いまして・・・。

石田：そっちが目的じゃねぇんだよ！いい加減にしろ！

浅木「突入」

浅木　ここが犯人のアジトか！よし、乗り込むぞ！
北川　はい！
浅木　うあ〜！
北川　どうしました！？
浅木　入り口を間違えたみたい、泥だらけだよ〜
北川　ウルトラクイズ！？

浅木「携帯電話」

北川　あ、最新式のケータイじゃん！いいなあ。
浅木　いいだろう？実はこれ、持っていくのを忘れて家においておくと、後から
憑いてくるんだぜ！
北川　やっぱ欲しくない！怖すぎるわ！

浅木「ドラえもん」

北川　ドラえも〜ん。またジャイアンにいじめられたよ。何か道具出してよ。
浅木　仕方ないなあ、はい『大五郎』、嫌なことは飲んで忘れろよ！
北川　俺、サラリーマンじゃないよ！！

浅木「世界陸上」

浅木　さあ、第五レーンは優勝候補、日本の北川選手。
北川　よし、絶対金メダル取ってやるぞ！
浅木　最大のライバルは隣の第六レーンのアフリカ代表のジョン選手。チーターです。
北川　勝てるか！！

二人　どうも有り難うございました。

Ｂ：はいどーもサンザンヒーローズですよろしくお願いします

Ａ：頑張って行きたいんですけどもね、ちょっと聞いてくださいよ

Ｂ：何ですか？

Ａ：この間お前の家の日めくりカレンダーをすべて破りに行った帰りの話なんだけど

Ｂ：お前が犯人か！俺んちの一年を終了させたのは！

Ａ：そうしたら道端で黒スーツ着た人たちの集団を目撃してさ

Ｂ：なんか怪しそうな集団っぽいねそれ

Ａ：その人たちがなにやら大きな箱を車に詰めてたんですよ

Ｂ：取引でもしてたのかな？

Ａ：それでその車が行ってしまったんだけど、俺思わず親指隠しちゃったね

Ｂ：霊柩車かよ！葬式の締めくくりシーンじゃねえかそこ！

Ａ：その後に商店街を通りかかったんだけどそこでものっすごい人数の人だかりがあったんですよ、それでその中心を覗いてみたら何と死体が横たわってたんですよ

Ｂ：マジでか！ちょっと事件じゃないですか

Ａ：しかもその死体を二人組みの男性がさらに切り裂くんですよ！

Ｂ：怖！すごいとこ目撃しちゃってるじゃねえかお前！

Ａ：そんでその死体の肉があまりにも油がのってたからさ、思わず中トロ部分買っちゃったよ

Ｂ：マグロの解体ショーかよ！

Ａ：ほかにもこういう珍道中の話を集めた本を出したいんだけど

Ｂ：絶対売れねえよ！もういいよ！

２人：ありがとうございました

虫けらがいた（けらってなんだろう）

虫けらは世界と家族とセブンイレブンの接客態度に絶望していた

いっそのことなら自らで世界を創り出したいと考えていた

家族が何だ　母が何だ　

お腹を痛めて産んだ子でもなんでもない

だって僕ら無性生殖じゃん

じゃんじゃん　じゃーん　じゃーん

ジャーン　ジャーン　ゲェッ　孔明！

話を虫に戻します

虫けらは隔絶された世界と上質なはんぺんとちくわぶを創り出した

よし今日はおでんにしよう　そう思った

しかたがないのでがんもどきとこんにゃく(白)と昆布を買った

あっしまった　だしを忘れた

急いで買いに走ったがあまりに悲運だった

絶対的とも言える足に踏み潰され　輪廻の歯車へと旅立ってゆくのだった

僕の知っていた世界はあまりにも狭い


oh,Yes mom I'm so lonely.....

圭一：牛乳という物は、日本ではごく最近まで日常的に飲まれていなかったので
　　今でも牛乳の中に含まれている乳糖を分解できずに下痢をしてしまう人がいる。
　　なのに小学校などでは牛乳を強制的に飲まされたりしている。
　　こんな物が好きな人などいようか。いや、いない！
　　牛乳を強制的に飲まされるようなこの日本は間違っている！

悟史：…いきなり何語ってるんですか。僕にそれに関して何を言って欲しいんですか？

圭一：つまり、牛乳がこんなにも嫌いな理由を聞いて欲しいんですよ。

悟史：……なんで牛乳が嫌いなんですか？

圭一：お母さんが言ってたんだけど、牛乳って怖い、怖いって言ってるとどこからともなく沸いてきたりしたりするんですよ。

　　そんなものを好きになれますか？

悟史：お母さんは落語家ですか？というかさっきまで結構詳しく語ったのに

どんなに信憑性がないことでもお母さんが言うと信じてしまうあなたが信じられないです。

圭一：そうなんですよ。三遊亭母さんと申します。ってなんでやねーん！

悟史：殴るぞ？馬鹿者。

圭一：いや、まじですみません。ってお母さんが言っていた。

悟史：なんだよさっきからお母さんお母さんって。

お前はマザコンか？マザーコンプレックスか？

圭一：ははっ、それを言うならマザーコンディショナーだろ。

それに俺が言いたいのは、俺は牛乳が嫌いなくせに乳臭いって事だよ。

悟史：帰れ。

み〜：やっぱり、なぞなぞ１問じゃ少なかったかな？
スー：だね

江崎：まあこれからですよ。
大熊：めげずにがんばります。

安田：３連敗・・・
中山：やっちゃったかー・・・

隆：ヤバイな…。Ｃ大会直前まで来てるのに…。

竜：そうだなぁ…。

▲：うーん、ベタですね。その一言に尽きます。
　　この雰囲気は個人的に好きなんで次回期待しておきます。

▲：ネタと言うより普通の中学生の会話っぽくてまったく笑えませんでした。
　　この問題で「大惨事」と言うオチは予想できるので別のなぞなぞにすれば良かったと思います。

▲：簡単に切り上げ過ぎって言うか、ネタになっていないような感じを受けました。もうちょっとなぞなぞにするにももっと捻った感じが必要です。

▲：話題としては悪くないのですが、笑いとしては物足りないと思いました。
　　２０行までまだ余裕もありますし、もっとボケ数を入れて見ると良いと思います。

▲：２０行であることを前提に考えても短いです。
　　しかもボケの数が少なすぎです。
　　その上安直とは、減点する場所しか見つかりませんでした。

○：ひとつひとつの言葉の発想が面白かったです。
　　ただ、なんとなく話のまとまりに欠ける感じがしました。

△：最初のほうはよかったんですが三遊亭母さんから少しづつ話が変になっているというか、突き放されたような気分です。オチもわかりません。

△：無駄に長い一行目やノリツッコミなどところどころ笑える部分はありますが、少し短いように思えました。
　　あと、途中でツッコミの口調が丁寧語からタメ口に変わるのは不自然です。

△：うざいキャラとさめたツッコミガいい味を出していると思います。ただ、ボケが会話の中で機能しきれていない感じを受けたところがありました。

△：落語家の部分は好きですが、後半がやっつけにしか見えませんでした。
　　暴言を言うだけでは笑いには繋がりませんよ。

○：なんでしょう。面白いんですけれども、２０行を窮屈に感じ出ませんか？
　　広がりそうなネタを無理やり２０行にするためにオチが強引になっている感が否めません。そこが直ればなあと思います。

○：１行目から面白いです。ただ、孔明の部分が分かりませんでした。それ以外はとても良いです。

△：「話を虫に戻します」までは面白かったのですが、
　　以降のストーリーにボケらしいボケが無かったのが惜しいです。

▲：最初の2行目は面白かったんですが、後半になるにつれ正直言って良く分からなくなったという感じでした。（特に孔明とかおでんなど）

▲：前回に比べて分かりづらさがかなり上回ってしまった感じがします。今一つ虫とコンビニとの繋がりがわからないまま進んだ感じを受けました。

△：二番目だけよかったですが、他の二つはちょっと酷い出来に感じます。

△：それぞれ発想は独特で面白い視点だと思います。
　　ただ、うまく笑いに繋がりきらなかった印象を受けました。

△：最初のネタが理解できませんでした。後の二つは良かったです。

▲：ひとつひとつが長くてどれも良く意味が分からなくてイマイチでした。

▲：一本目、二本目、とも落とし方が分からないまままとめてしまっていたかなと思いました。
　　最後は発想はいいなあと思いましたが笑いには繋がらなかったです。

◎：想像すると笑える、こういう笑いが好きです。
　　後半少しづつ酷くなってきているこの書き方もいいですね。

◎：田中義剛と外国人でも着ないTシャツがもの凄くツボにハマりました。
　　個人的にオチも意外性があってよかったです。

◎：面白かったです。オチが分かりづらかったのですが、
　　その分を、「たんご３兄弟」からのボケがかなりフィットしてきて押し切りきった感じで勢いがあって良かったです。
　　特に「再試合」好きです。

◎：「再試合」などのフレーズでどんどんツボを突かれ、
　　オチで完全にやられました。これは面白かったです。

◎：流石、の一言を添えさせていただきます。
　　特にオチの裏切り具合は最高でした。

◎：２０行ならではって感じですね。オチも秀逸ですね。

△：悪くはないのですが、ボケや構成が基本的な範囲に留まっていたと思います。
　　ぶっ飛んだボケや設定が入るとより良くなると思います。

△：うーん、ボケに意外性がなかったです。
　　もうちょっと違う展開が欲しかったです。

▲：オチに意外性があったのは良かったのですが、笑いどころが少ないように思えました。

▲：笑いを伝えきれずにサラッとおわってしまった感じを受けました。もっと壊れてくれても良かったのでは？

◎：握力ってところが気になったなぁ・・・。
　　他は面白かったです。ほんとだ！飛ばしてる！のあたりが特に・・・。

◎：階数説明とか売っているもののチョイスの目の付けどころが非常にいいと思いました。

◎：とても完成度の高いネタでした。言う事は無しです。

○：袖の所とか面白かったのですが、後半の力強さが前半を生かしきれていないなと思いました。

○：１つ１つのボケが面白かったです。
　　２０行なので仕方ないですが、やや詰め込め気味にも見えました。

○：笑うというよりも安田さんの想像力が凄いと思いました。
　　磁石の部分に笑いどころがあればもっと良かったと思います。

○：ある意味ベタ過ぎる気はするのですが、
　　爽快なストーリーで良かったと思います。

▲：ベタな感じですね。何度も聞いたような話です。
　　あと、ラストで登場人物を変えるというか、夢オチ見たいな感じになっているところなんですけど、
　　このオチじゃあんまり裏切られた感じがないんですよ。オチに困った感じが感じられます。

▲：磁石のＮとＳ極のコントでしたが、通してみると、設定が良かったのにドラマとしか感じ取れないような流れにしかなっていなくて、
　　笑いに繋がりにくいかなと感じてしまいました。

▲：うまく出来てるんですが、面白いかといわれると・・・うーん・・・。

◎：マグロて！霊柩車て！と、思わず声を上げてつっこみたくなるぐらい面白いです。
　　ただ、全体の出来から見るとオチにもっとインパクトが欲しいです。面白いからいいんですが。

◎：「俺の家の一年を終了させたのは！」というツッコミが一番面白かったです。
　　Ａさんの日常によくある出来事をサスペンスっぽく言うところも良く出来てるなーと思えます。

◎：良くある日常を遠回しにして語るところに光る渋さと笑いを感じ取りました。テンポの良さもいいですね。　

○：この手のネタでボケが落ち以外にあるというのは非常にすばらしいです。
　　たいていの場合「オチが良ければそれでいい」となってしまうので。
　　ただ、解体の場所でオチでよかったと思います。

△：最初の日めくりカレンダーのボケが面白かったです。
　　ただ、そこからどんどん下がっていった感じがするので、
　　ストーリーにより脈絡を持たせて、後半に盛り上がりを作ると良いと思います。

○：ボケは全部いいですが、ツッコミに味がないです。
　　ツッコミをもう少し磨くといいと思います。

△：「ドラえもん」はちょっとベタ過ぎて笑いに繋がりにくいと思いました。
　　後の３つは、発想は悪くないですがちょっと弱い感じがしました。

△：ドラえもんネタは使い古されてる感が否めないです。
　　他のネタも微妙でした。

▲：「突入」ネタは言い回しを変えていますが江戸むらさきさんがやっていたような…。

　　他のネタもありきたりすぎて笑えませんでした。