2006年・3月 第2回 MM−1グランプリ、開幕。
第2回大会に挑戦したコンビ・グループは、計58組。
今回は、果たしてどんなドラマが生まれるのか?
ここでは、立場も実績も違う、3組のコンビに注目。
3者3様の、MM−1に賭ける思い、意気込みを・・・
まずは1組目。
若手コント師のホープが、なんとこのMM−1にやってきた。
「やっぱり1度は出てみたい」という気持ちが勝ちました。参加させていただきます。
こんなネタで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
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織部:え、違うのか………じゃぁ、漫才って?
桑折:だから、このマイクを挟んでおもしろい会話を…。
織部:ああ、わかったわかった。どこで挟めばいいの?
桑折:どこでって……2人で挟めば良いんだよ!
織部:2人のどこで?
桑折:え…………ど、どこでだろう。
織部:俺の推測だけど、多分腹だろ。
桑折:その線は薄いと思う!
だいいち腹で挟んだら、顔が近くて気持ちが悪いよ!
織部:俺は構わない。
桑折:お前の趣味は聞いてねーよ!
腹ではない!腹ではないよ!
織部:……じゃぁ背中だろ。
桑折:それも無いと思う!
背中合わせの漫才なんて、前代未聞だよ!
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新しいことへの挑戦。それは、時にしてとても勇気がいる。
あえて、普段やっていない漫才に挑戦した、低気圧さん。結果はいかに・・・
続いて2組目。
初出場のコンビもいれば、2回目の挑戦のコンビもいる。
その中には、前回とは背負うものが大きく違うコンビもいる・・・・
第1回大会、決勝3位の大健闘。
米:プレッシャーが・・・・・。
寿:そう言わないで下さい。
米:いや、もう前回の快進撃といいますか、ノーマークから3位まで行けたという事で、今回ちょっと緊張してるんですよ。
寿:そうですね。これは前回もそうなんですけど、新ネタっていうのがより一層不安にさせるんですよね。
米:あー、緊張しすぎで胸がムネムネしてますよ。
寿:胸しかないですね。とりあえず頑張りますよ。
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米:どうも八十八です。
寿:「八十八」と書いて「べいじゅ」と読みます。
米:私事なんですが、犬を飼ってましてね。
寿:そうですか。どういう種類ですか?
米:あの、ゴールデンレボルバーってやつです。
寿:レトリバーですね。レボルバーって顕微鏡についてる、カチャカチャして対物レンズを替えてピント合わせるやつですからね。
そんなものをゴールデンにされても関心を抱けませんよ。
米:あっ、ゴールデンリボルバーでしたか。
寿:レトリバーですね。リボルバーって、カチャカチャして連発ができる拳銃ですからね。
何で基本カチャカチャするやつをゴールデンにするんですかね。
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「プレッシャー」。本人たちの、この言葉がすべてを物語っているだろう。
それを乗り越え、そして頂上を目指す・・・・ そんな姿こそが、まず素晴らしい。
続いて3組目。
第1回MM−1で、躍進したコンビもいれば、逆に挫折を味わったコンビもいる。
まさかの結果、そして挫折だった・・・
第1回放送より・・・
渡辺「大物らしく遅れて登場!」
佐藤「入れてもらえず半ベソで土下座!」
二人「武勇伝武勇伝♪武勇でんでんででんでん♪」
佐藤「Let's GO!」
渡辺「試験で弱音は吐かないぜ!」
佐藤「そう!吐くのは昨日の御飯で十分!」
二人「武勇伝武勇伝♪武勇でんでんででんでん♪」
佐藤「Let's GO!」
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そう、デュアルさんは前回、あえて奇襲戦法に出た。「パクリエンタルテレビ」という名前で。
結果は、2回戦敗退。
結果発表の後、某チャットにて、本人たちの口からはこんなコメントが。
「あんなネタで、MM−1から逃げた自分が情けない。俺のことは思いっきりバカにしてくれていい」
本人たちはそう言うが・・・ しかし、決してその姿をバカにする人なんてのはいない。
奇襲戦法が外れるのは、決して珍しいことでも恥ずかしいことでもない。
そして今回・・・
挫折を乗り越え、自分たちの原点の漫才で勝負する。
前回のリベンジにかける思いは、どのコンビよりも強い・・・
渡辺「今日は僕が面白いRPGを考えてきました」
佐藤「不安が隠しきれないんだが…」
渡辺「すごく面白いですから。とにかくはじめましょう。
まずは主人公の名前を決めてね!」
うたま_
佐藤「何でもう3文字入力済みなんだよ!!
これじゃ『る』しか思いつかないよ」
渡辺「主人公の名前は『うたまる』でよろしいですね?」
佐藤「他の文字選ぶのも何か腹立つしこれで良いよ」
渡辺「それでは主人公の職種を決めて下さい」
佐藤「あ、自分で決めれるんだ」
渡辺「そうですね。そこがまた楽しいじゃないですか
下の中から選んでね!!!」
→ゆうしゃ
せんし
そうりょ
まほうつかい
さんゆうてい
しゅんぷうてい
しょうふくてい
はやしや
かつら
佐藤「半分以上噺家じゃねぇかよ!何この無駄なバリエーション。
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このように、いろんな挑戦者の、さまざまな思いが詰まったMM−1グランプリ。
参加全58組、58通りの物語がそこにはある。
そして、2回戦まで勝ち上がってきたコンビは計36組。
今日は新たな関門、準決勝進出コンビの結果が発表される・・・・・
あべ:はい、いよいよ準決勝進出コンビの発表の時間となりました。
おか:しかしいいですね、こうやってVTRを見てるだけでも、いろいろな人間ドラマがあるといいますか・・・
あべ:そうですよ。やっぱり同じネットお笑いをやる者として、感情移入してしまいますね。
おか:・・・よし、こうなったら!
俺らの、コンビ結成からMM−1の司会の座をコネでつかむまでの再現ドラマも作って放送しようか。
あべ:いやそんなの流さなくていいから!
しかも、コネって人聞きの悪いこと言うな! 違うだろ!
おか:では、準決勝進出コンビを発表しましょうか!
あべ:話をそらしやがって・・・ まぁいいです、気を取り直して発表いたしましょう。
では審査員の平均点が60点を越え、準決勝へと進むことができたコンビはこちらです、どうぞ!
おか:緊張の一瞬です・・・
エントリーNo. |
出場コンビ(グループ)名 |
001 |
エイジアンエイジアン |
005 |
低気圧 |
007 |
デュアル |
009 |
アバババ |
010 |
ROKI |
011 |
ビッグノース |
016 |
ケースバイケース |
017 |
パピーゲバ |
018 |
トパーズ |
021 |
言霊連盟 |
022 |
八十八 |
025 |
餅人間コンテスト |
026 |
グリーンタイプ |
031 |
スクリューコミカル |
032 |
薬罐部 |
034 |
ローテンション |
040 |
ワールドスコーピオン |
043 |
スピッカート |
046 |
シンナーズ |
048 |
S.O.N |
049 |
たいまつぎょうれつ |
052 |
リキッドジュエル |
053 |
茅ヶ崎ダンス |
055 |
トロイデ |
058 |
虫の息 |
あべ:以上のコンビが、見事準決勝進出です!
おか:おめでとうございます!
あべ:準決勝進出を決めたコンビは計25組、そして次回はいよいよ決勝進出者の発表です!
おか:2代目MM−1ファイナリストたちが、出揃う瞬間です。
あべ:ではまた、準決勝で会いましょう・・・・
決勝進出者の結果発表(まだ)
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