予選ネタ集 Bブロック



審査については、参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきました。






エントリーNo.011  ビッグノース 「アニメキャラ」 大村「どうも!ビッグノースです!」 北田「テトリスを縦に一列に並べるビッグノースです!」 大村「ゲームオーバーまっしぐらかよ!!そんなこと言ってないで漫才やりましょうよ」 北田「俺さ、子供の頃にね、よくアニメキャラが描いてあったレトルトカレーが好きだったんだ」 大村「ああ、今で言うポケモンカレーとか言うやつですね。    僕はキャラクターではアンパンマンが好きだったので、    パッケージにアンパンマンが描いてあったカレーが好きでしたね」 北田「うわ、マジで?お前アンパンマンカレーが好きなの?」 大村「そうですけど?」 北田「だってお前、カレーライスにアンパンて、マズイに決まっ」 大村「別にアンパンマンは入ってねえよ!!    嫌だろ、カレーライスが出来上がったらアンパンマンの顔が『食べてね♪』とか言ってたら!!」 北田「はい、バイバイキン」 大村「うるせえよ!!もっと漫才やらせてくれ!!」 北田「でもああ言うのはもっといろんなキャラクターとか使って行ったらいいと思うんだよ」 大村「ほう、なるほど。例えば?」 北田「『筋肉マン!牛丼ひとすじ300円カレー!』」 大村「どっちメインだよ!?お客さん困る表記だろそれ!!」 北田「じゃあ『ワンピース!ルフィのカレー!』」 大村「お、カッコいいじゃないですか」 北田「『ゴムゴムの実 味!』」 大村「未知の味覚だよ!!その商品にどう反応したらいいかわかんねえだろ!!」 北田「ほかに『サザエさん!』」 大村「長年親しまれてるキャラですね」 北田「『中島カレー!』」 大村「チョイスが地味だよ!!せめてもっと出演してるキャラにしろよ!!」 北田「『アナゴさんカレー!』」 大村「そっち行くな!!確かに中島より出演してそうだけど!!」 北田「じゃあ『マリオのカレー!甘口!』」 大村「お、ゲームから来ましたね」 北田「『クリボー入り!』」 大村「食当たりの覚悟するわ!!絶対にアイツは体に良くないはずだ!!」 北田「たまに『一晩寝かせたクリボー入り!』」 大村「無駄なあがきだろ!!一晩寝かせても食当たりに変わりねえし!!」 北田「ほかにもさ、芸能人も使ってしまえばいいと思うんだよ」 大村「アニメキャラに関わらずですか。まぁそれもひとつの商売戦略になりますね」 北田「『近藤正彦!天使のような悪魔のカレー!』」 大村「ややこしいわ!!なんだよそのフェイントカレー!?」 北田「じゃあ『スマップ!世界にひとつだけのカレー!』」 大村「重いわ!!どうせ市販で何個も売ってんだろ!?」 北田「♪色と〜りど〜りのカレーと♪」 大村「気持ち悪いよ!!緑のカレーとか絶対に嫌だぞ!!」 北田「ほかにも『オレンジレンジ!ロコローションカレー!』」 大村「食う気なくすわ!!絶対に1個も売れねえよ!!」 北田「♪青空、海、やっぱこのカレー♪」 大村「大自然から結びつくかよ!?無理矢理じゃねえか!!」 北田「それなら『ピーコのカレー!』」 大村「あ、おすぎとピーコですね」 北田「『甘口!』」 大村「そこは辛口にしろ!!ピーコさんなら辛口だろ!!なんかもどかしい!!」 北田「ジャガイモがもうちょっと左寄りなら・・・」 大村「ファッションチェックならぬカレーチェックはいいんだよ!!おかしいのばっかじゃねえか!!」 北田「しまいにはドラマとコラボレーションなんてのもありだぞ?」 大村「え?ドラマですか?それはキツイでしょ」 北田「『火曜サスペンスカレー!』」 大村「絶対に毒入りだろ!?そっから推理劇の始まりとかお断りだからな!?」 北田「あと『世界の中心でカレーを叫ぶ』ね」 大村「雰囲気ぶち壊しだ!!世界の中心まで行って『バーモントー!!』って嫌だろ!!」 北田「じゃあ『101回目のカレー』」 大村「どんだけ試行錯誤してんだよ!?100回もカレー作りに失敗してんの!?」 北田「『僕は失敗しましぇ〜ん!!』」 大村「武田鉄矢すんな!!全然感動しねえよ!!」 北田「でもこう言うので商売はなりたってますからね」 大村「そうですね。メディアの力を借りて大きくなる企業もありますから。    CMなんかだって芸能人やアニメキャラはいっぱい出てきますからね」 北田「CMはみてて思うんだけど、もっとアニメキャラにやらしたらいいと思うんだよ」 大村「え?今のCMにいろいろとアニメキャラを加えると言う事ですか?」 北田「そうそう。例えばリポビタンDのCM」 大村「あ、ファイト一発で有名なあのCMですね」 北田「女が二人いて『ファイトー!!』『いっぱーつ!!』」 大村「お、女性ですか」 北田「『クララが立った・・・』」 大村「筋肉モリモリ的表現で立たすな!!感動のクライマックスの黒幕にリポビタンDはいらねえよ!!」 北田「ほかにもフジカラーのCM」 大村「あの普通のカメラで撮った写真とフジカラーのカメラで撮った写真を比べるやつですね」 北田「(二枚の写真を見比べて)わ〜すご〜い!」 大村「そりゃフジカラーは写りがいいですからね」 北田「こっちに写ってるイッタンモメンの方が綺麗!」 大村「視力いくつだよ!?違いわかんねえだろ!!モデル、イッタンモメンかよ!?」 北田「それにUNOのワックスのCMね」 大村「お、あの芸人さん達がワックスを使って変身するCMですね」 北田「UNO!変身!」 大村「変身した!!」 北田「サラフワッのワックスで、一休さんが」 大村「髪の毛ねえだろ!!ハゲ頭にワックス塗りたくっただけじゃねえのか!?変身もクソもねえだろ!!ああ!?」 北田「あわてない、あわてない」 大村「うるせえよ!!一休さんでなだめるな!!もういいわ!!」 二人「どうもありがとうございました」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第15位(準決勝敗退)  ビッグノース
審査員
点数
 70  68  62  89  54 平均
点数
 68.6
[審査員の感想・コメント] ・悪くはないのですが、芸能人カレー、番組カレーのやりとりが長すぎて、そこからアニメキャラの話に戻ってくるのに違和感がありました。  ボケが並列的でくどかったことに加え、上手くはあるものの先読みしやすいボケばかりになっていたので  カレーのくだりはもう少し短くてよかったと思います。キン肉マンや近藤真彦が誤字だったのも残念でした。
エントリーNo.012  シュールストロム 「卒業」 三村「どうもーシュールストロムです」 二人「よろしくお願いします」 大下「ネタの前にね、僕ら野球が大好きなんですよ」 三村「まぁコンビ名も元広島カープの外国人投手からいただいてますしね」 大下「そんな野球好きの三村と大下でやってます、シュールストロムです」 二人「よろしくお願いします」 大下「それにしても最近は引退シーズンでしょ」 三村「え?」 大下「だから学校から三年生いなくなるでしょって」 三村「卒業と言え!」 大下「この時期はやっぱり引退試合が感動するね」 三村「卒業式!」 大下「卒業式といったら校歌斉唱でしょ」 三村「感動する場面ですね」 大下「校歌斉唱、卒業生・在校生は起立してください」 三村「ガタッ(立ち上がる)」 大下「チャンチャチャチャン♪はーるかー母国―大地ではぐくんだー♪」 三村「うんうん」 大下「そのパワー今ぶーつけろーメーシアフロムUSA♪」 三村「USA!?今の何?」 大下「元阪神のアリアスの応援歌」 三村「校歌にしろ!しかもなんでアリアス選んだよ?」 大下「学校でアリアスの下敷きつかってる女子がいたから」 三村「マジで引く!」 大下「それでその後に長い長いナベツネの話ね」 三村「校長先生な、いうならそれ巨人の校長だから」 大下「今日でみなさんは卒業し、PL学園に進学するわけですが」 三村「高校へいきます、野球強いからってお前の中で高校=PLにするな!」 大下「みなさんに三本の木を植えたいと思います」 三村「あぁ定番のやつですよ」 大下「桑田、槙原、斎藤雅樹」 三村「なんで巨人の先発ローテーションだよ!木関係ないだろ」 大下「けど全員名前の部首に木がつく」 三村「確かにそうだけど!もっと勇気とか元気とか」 大下「みなさんに三本の木を植えたいと思います」 三村「そうそう」 大下「やる気、元気、斎藤雅樹」 三村「もういいよ!好きだな斎藤雅樹」 大下「ちなみに二本目はもときと読みます」 三村「元木!?また巨人のいぶし銀をだすな!」 大下「ここでみなさんに嬉しいおしらせです」 三村「どうした!?」 大下「なんと今日はテレビで活躍されている芸能人の方がみなさん卒業祝いにきています」 三村「ありますねこういうの、シークレットで」 大下「板東英二さんです」 三村「確かに有名だけど嬉しくねぇよ!」 大下「ホンマに卒業おめでとう」 三村「板東引っ込め!」 大下「これで卒業式を終わります」 三村「散々だったな」 大下「最後にもう一度、三奈さんほんとうに卒業おめでとうございます」 三村「あー最後の最後にみなさんの字を間違えちゃったよ、三奈さんは長嶋の娘だよ!」 大下「卒業生退場」 三村「退場の時もいいBGMがながれて泣いてる生徒とかいるんですよね」 大下「くーもーはわーきー光あふーれーて♪」 三村「それは高校野球の入場行進の音楽だろ!」 大下「泣くな、来年またこよう」 三村「土を集めるな!負けて泣くより卒業で泣け」 大下「あと卒業というと学校の思い出に選手名鑑が配られたり」 三村「卒業アルバム!」 大下「小学校のなんかはクラスごとにいろいろ載ってるんですよ」 三村「人をジャンルごとにランキングにしたりしてね」 大下「あー、『ファミスタでつかう投手ベスト3』とか」 三村「そんなのはない!」 大下「1位斎藤雅樹(巨)」 三村「また斎藤雅樹か!ほんと好きだな」 大下「2位今中(中)、3位小宮山(ロ)」 三村「なんでちょっと古いんだよ!違うって、〜な人みたいな」 大下「『しゃべり方が昭和の漫才師っぽい人』」 三村「いない!」 大下「1位大下洋介」 三村「お前かよ!」 大下「それ以外にも『好きな歌ベスト3』とか」 三村「確かに歌とかもありましたね」 大下「1位青春アミーゴ」 三村「人気だからね」 大下「あと2位から童謡がランクインされてたりして」 三村「まぁ小学校の時は給食の時間とかにながれるからね」 大下「2位山口山地のツトムくん」 三村「字が違う!ツトムくん山男みたいになってるから」 大下「3位さっちゃん」 三村「さっちゃんいいよね、歌ってよ」 大下「さっちゃんはね♪」 三村「うんうん」 大下「さちおっていうんだ本当はね♪」 三村「・・・さちこじゃないの?」 大下「だけど国民栄誉賞とったから♪」 三村「衣笠じゃねぇか!そんな歌じゃなかったでしょ」 大下「あとプロフィールとかもあったよね」 三村「あったね、名前とか誕生日とか将来の夢とか載ってたりしてね」 大下「あと通算成績」 三村「だから選手名鑑じゃないって!」 大下「自分のをあとでみると結構楽しいんですよね」 三村「確かにね、お前なんて書いたの?」 大下「大下洋介、11月29日生まれ」 三村「ちゃんと書いてあるじゃん」 大下「投球フォーム:サイドスロー」 三村「そんなのいらないでしょ!パワプロのサクセスの初期設定じゃないんだから」 大下「重要だよ!だって俺の大好きな斎藤雅樹は?」 三村「…サイドスロー!」 二人「どうもありがとうございました」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第32位(3回戦敗退)  シュールストロム
審査員
点数
 45  54  66  55  39 平均
点数
 51.8
[審査員の感想・コメント] ・野球を上手く使ってボケていますしマニアックさも面白かったですが  全てのボケがぶつ切りで(テーマごとに改行が入るからかもしれませんが)読んでいてぎこちなさを感じました。  三村のツッコミもただ単に正しいことに言い換えただけで笑いを広げられていないのでもう少し工夫が欲しかったです。 ・「だけど国民栄誉賞取ったから」・・・これ最高に面白いです。  でも全体的には、ネタが粗いですね。「山口山地」とかこういうのはボケとして不自然で止めた方がいいかと。  つーかそれ以前に、まず好きな歌で童謡がランクインされることは無いと思うんですけどね・・・ そう思ったのは俺だけでしょうか?
エントリーNo.013  アレックス 「春」 2人:はい!どうも〜! 高石:アレックスです! 楠木:よろしくお願いします。    中学での卒業式は良いものですよね。 高石:そうだね。 楠木:でも、卒業式の終わった後、後輩の女子に告白されたらどうしようって考えるんですよ。 高石:無駄ですね。もう卒業式終わりましたし。 楠木:じゃあ高校の卒業式の時の為に。 高石:告白したって全敗するお前が逆に告白されるって…    取らぬ狸の皮算用だろ。 楠木:何?その「取らぬ狸は皮ジャン用」って。 高石:訳分からないな〜!!    まさに不明だよ。皮ジャンならもっと狸以外にもあるよ! 楠木:ラスカルとか? 高石:アライグマはダメだよ。 楠木:オスカルとか? 高石:人だからね。 楠木:パスカルとか? 高石:理科でのみ使用お願いします。    まず、上の3つは狸じゃないから。 楠木:ドラえもんは? 高石:まず、ネコだし、ロボットだし、皮は人工物です! 楠木:ちょっと考え過ぎて先走ったな。 高石:ゲート開く前にレースのスタートを切っちゃうぐらいだな。 楠木:まあ、先走って悪いなんて事無いから。 高石:その逆の例がここにあるけどね。 楠木:是非、告白されたいな〜。って。 高石:あ、そう。    じゃあ、やってみるか。仕方ない。    お前、告白される方で、俺が告白するから。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:嫌、皆んな見てるから。 高石:は? 楠木:君も大胆だね。    卒業式で全校生徒前で告白なんて。 高石:何だこれ。    未成年の主張より勇気いるかもしれないぞ? 楠木:まあ、振られても振っても、1年はその話題でこの娘、持ち切りだね。 高石:じゃあ、2人だけの設定でやろうか。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:2人きりにするためにここに呼んだの? 高石:そ…そうです。 楠木:いや〜。流石に体育館倉庫は… 高石:いや。ちょっと君の妄想にストップをかけよう。    女子自ら、男子の恰好のスポットへと呼ぶはずないだろ! 楠木:2人きりじゃないか。 高石:普通、体育館の裏とかだろ〜。    体育館の裏な。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:2人きりにするためにここに呼んだの? 高石:そ…そうです。 楠木:いや〜。体育館の屋根裏には始めて上ったなぁ。 高石:私もです! って、おい!    体育館の裏って、校舎とかから死角になる場所だよ! 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:ここはまずいよ。 ヤンキーA:おい。良いよな。モテるヤツはよ〜。 ヤンキーB:タバコの火で君達の愛を燃えあがらせてやろうか〜。 高石:確かに問題が多いな。確かにタムロしているけど。    ヤンキーいらないから。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:ありがとう。 高石:先輩!高校行っても野球頑張ってください。 楠木:おい、グローブしろ。    甲子園決勝まで来て、相手に作戦をバラすようなキャッチャー失格だぞ! 高石:女房役?    まだ告白すら終わってないのに、3年もの時間を経過させるな! 楠木:あ、そうか。女子は甲子園に出られないのか。 高石:そこが論点では無いでしょ。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:ありがとう。 高石:先輩!高校行っても頑張ってください。 楠木:あ、俺…高校落ちたから… 高石:後輩!もっと調べとけ!    ここは、高校へと行っとけよ。 楠木:あ、高校はやっぱりダメですか…。 高石:先輩!ず…ずっと前から、好きでした! 楠木:ありがとう。 高石:先輩!高校行っても頑張ってください。 楠木:お前も頑張れよ。 高石:はい!先輩…、プレゼントを…    受けとって下さい! 楠木:こ…これは… 高石:先輩に似合うかと思って… (恋人よ…僕は旅立つ… 東へと向かう列車で) 楠木:ありがとう。この皮ジャン。 高石:皮ジャンじゃねぇよ!    曲が「木綿のハンカチーフ」なんだから、ハンカチだろうが! 楠木:あ、木綿豆腐。 高石:その女子は豆腐屋か!    ラストチャンスな! 楠木:分かったよ。 高石:はい!先輩…、プレゼントを…    受けとって下さい! 楠木:こ…これは… 高石:ハンカチです。 (恋人よ…僕は旅立つ… 東へと向かう列車で) 楠木:でも、シミがついているのは… 高石:使用品を渡すはずねぇだろ! 楠木:やっぱり後輩に好かれるはずがねぇな。 高石:今までの言動を見ているとそれが定説らしいな。    俺の言った通りだな。 楠木:3年後は彼女がいて欲しいな… 高石:出来てると良いね。 楠木:まあ、俺、年上が好きだから年下には興味無いけどさ。 高石:今までの会話は何だったんだよ!    いい加減にしろ! 2人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第45位(2回戦敗退)  アレックス
審査員
点数
 50  33  15  30  24 平均
点数
 30.4
[審査員の感想・コメント] ・このネタの完全版といえるものを見たことがあるんですが、それと比べると  今回は、行数を100行以内に削ったのが原因で、面白さまでも削られてしまったような気がしました。  行数制限のある企画では特に、ネタ運びをダラダラとやってしまってはダメです。  そう感じてしまいました。もっと面白さを100行以内に濃縮しないと・・・ ・甲子園のところが特にそうなのですが、自分で作った設定を読み手に説明しないままボケるところがあり途惑うことがしばしばありました。  読み手と演じ手との距離を縮めるよう配慮してください。
エントリーNo.014  丼もの 「保育士」 斉藤&佐竹)はいどうもー、丼ものでーす! 佐竹)いやーオレ最近保育士になりたいなーと思ってんだよね 斉藤)へぇいいじゃん、子供好きなの? 佐竹)うん結構好きなんだよね、こう子供の相手するのなんか楽しくてさ 斉藤)言ってみればロリコンですか? 佐竹)違いますねー、純粋に子供が好きなんですよ。こう面倒見みたり一緒に遊んだり 斉藤)でも保育士になるには結構大変らしいよー 佐竹)みたいだね〜、資格とかも取らないといけないみたいだし 斉藤)それもそうだけどやっぱ子供の面倒見るのが何より大変だと思うよ 佐竹)だなー、特に男の子なんかはヤンチャだからな〜、遊びの相手とかは大変かもな 佐竹)健太くんはなにしてるのかな? 斉藤)見りゃわかんじゃん、砂遊びだよ(しゃがんでスコップで穴を掘る動き) 佐竹)・・・、そうなんだ〜、あっコレ穴大きいねぇーなんの穴なの? 斉藤)埋蔵金の掘り終わったとこ・・そこにはなかった 佐竹)なんで砂場で埋蔵金掘り当てようとしてんだよ!もっと男の子らしいことして! 佐竹)健太くんなにして遊んでるの? 斉藤)なにもしてないんだ・・・ 佐竹)そうなんだ・・、じゃあ先生と遊ぼうか!なんの遊びがいい? 斉藤)女遊び 佐竹)まだ早い!!お前は幼稚園児なんだよ!!ったくもっと子供らしいことしてくれ! 佐竹)健太くん何して遊んでるの? 斉藤)うーんとね走ってるのー(その場で走り回っている) 佐竹)そうなんだーじゃあ先生もやろうかな 斉藤)わーい 佐竹)わーい 斉藤)もうすぐだー 佐竹)なにが? 斉藤)雨雲がー 佐竹)なんで雨乞いしてんだよ!先生はそんなこと教えた覚えはないよ!もっと子供らしいことして! 佐竹)健太くんはなにしてるのかなー? 斉藤)鬼ごっこー 佐竹)そうなんだーじゃあ先生もまざろうかなー 斉藤)じゃあ先生逃げてねー 佐竹)わかったー 斉藤)悪い子はいねぇがー 佐竹)それナマハゲだ 斉藤)・・・悪い子は・・(しゃがんでなにかを取る動き)いねぇがー 佐竹)それスコップだよ!!さっきの埋蔵金の時の!ったく包丁みたいに使ってんじゃねーよ!ちゃんとやれ! 佐竹)健太くんはなにして遊んでるのかな? 斉藤)鬼ごっこー 佐竹)おもしろそうだねー先生も一緒にやろうかなー 斉藤)じゃあ先生逃げてねー 佐竹)分かったー ワー! 斉藤)ちっちゃな子供が大好きでー・・毎晩2人は食っているー・・今宵も食すーお前らをぉー・・ガオー!! 佐竹)怖い!!!どこで憶えてきたんだよそんなの、つーか今のなんなの? 斉藤)10秒数えてた 佐竹)普通に数えろよ!!ったく真面目にやれよ 斉藤)えーん、えーん 佐竹)どうしたの?健太くん 斉藤)妻に逃げられたー 佐竹)だからお前は幼稚園児なんだよ!!マセガキを通り越してるよ!!オッサンだ! 斉藤)えーん、えーん 佐竹)どうしたの?健太くん 斉藤)株が大暴落したー 佐竹)だからお前は幼稚園児だっつてんだろ!! 斉藤)えーん、えーん 佐竹)どうしたの?健太くん 斉藤)転んでケガしたー 佐竹)あーホントだ!待っててね今消毒してあげるから 斉藤)大丈夫だよ、ほらこうやってツバを・・・カーーペッ!!! 佐竹)それはタンだ!!ってかツバでもダメだよ!お前さっきから何キャラ演じてんだよ 斉藤)何キャラって子供を食す鬼キャラだよ 佐竹)いい加減にしろ 斉藤&佐竹)どうもありがとうございました〜 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第53位(1回戦敗退)  丼もの
審査員
点数
  2  17  50  10  19 平均
点数
 19.6
[審査員の感想・コメント] ・まず、本題に入る前の掛け合いで同じようなやり取りを繰り返しているので読みづらいです。  もっと言葉を整理してください。肝心のボケもありきたりで弱いものばかりで盛り上がりませんでした。
エントリーNo.015  シアンビッツ 「熊に遭ったら」 日下部:ども、シアンビッツの日下部です。 上村 :エースピッチャーの上村です。 樋口 :4番キャッチャーの樋口です。 日下部:えーと、どう対応すればいいんだ? 上村 :こちらがボールボーイの日下部です。 日下部:バイト君か! 樋口 :こちらが売り子の日下部です。 日下部:だからバイト君か! 上村 :こちらがチケットちぎりのベテラン日下部です。 日下部:だからバイt・・・・・ベテランだから違うか。紛らわしい。 上村 :まあ、そんなエースと4番とバイトがお送りする漫才です。 日下部:何か僕だけ格が低過ぎない? 上村 :それより春になったらやりたい事があるんですよ。 日下部:やりたい事? 上村 :山にハイキングに行ってみたいなと思いまして。 日下部:あー、なるほど。いいねえ。 樋口 :でも春になったら熊が冬眠から覚めるから危ないんだよ。 日下部:たしかに熊は恐いよね。 樋口 :今年は寝相が悪いから例年より凶暴だし。 日下部:知らないよ。 樋口 :スギ花粉も熊が木をゆすって撒いてるって話だし。 日下部:うわ、地味に憎たらしい。でも、一番の心配は熊に襲われないかですよね。 上村 :その辺は大丈夫。ちゃんと策は練ってあるから。 日下部:何? 上村 :樋口を連れて行けば安心ですよ。 日下部:何で!? 上村 :あれ?知らないの?こいつの祖父は熊退治の名人でその血を受け継いでいるのが 樋口 :僕です。 日下部:信用できないなあ・・・ 樋口 :なんなら試しにシュミレーションしてみる?すっごい上手いから。 日下部:本当か?じゃあ熊役やってみるから。 上村 :いやー、ハイキングは楽しいなあ。 樋口 :だなー。 日下部:がおー! 上村 :ところでさ弁当何持ってきた? 樋口 :カブトムシ。 日下部:ちょっと待て!スルーしないでくれる? 樋口 :ごめん、会話に夢中でつい。 日下部:大体弁当カブトムシってなんだよ。 上村 :山の空気はおいしいなあ。 樋口 :カブトムシ炙るとおいしいなあ。 日下部:がおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :うわ、熊だ。死ぬー。助けてー。 上村 :ノミの心臓かよ! 日下部:わざと倒れたって分からないのか?今のは死んだフリをしただけだって。 上村 :あ、ごめん。勘違いしてた。 日下部:ちゃんとやってよ。 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :バキューンバキューンバキューン   カシャ カシャ 上村 :弾切れかい! 日下部:ツッコミところはそこじゃない!何で銃持ってるんだよ。 樋口 :熊狩りの必須アイテムだろ? 日下部:だからってむやみにぶっ放つな! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :ホイミ! 上村 :回復魔法じゃねーか! 日下部:それ以前に魔法使えないだろ。 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :ケアル! 上村 :さっきと一緒だろ! 日下部:だから魔法は使えないって! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :ぐしょぐしゃべきべきどご ひゃひゃひゃひゃ 上村 :お前強過ぎるだろ! 日下部:それより何でそんなに擬音が生々しいんだよ。 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :グサ ブシュシュー ひゃひゃひゃ 上村 :ナイフはイエローカードだろ! 日下部:そうでもない!てかまた表現がリアルだ! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :モンスターボール! 上村 :HP減らさないのかよ! 日下部:いや、持ってること自体有りえないだろ! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :ぐおー!ぷぎょぽぽー! 上村 :お前も熊か! 日下部:熊かどうかも判別できないぞ! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :熊さんの 言う事にゃ お嬢さん お逃げなさい♪ 上村 :お前はお嬢さんじゃない! 日下部:てか、歌う余裕は無いだろ! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :えーと、首に三日月模様があるから・・・アクマかな? 上村 :ツキノワグマだろ! 日下部:第一調べる余裕も無い! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :お、バイト君お疲れ。これ今月分。 上村 :それじゃ先月より少ないぞ! 日下部:熊に金銭感覚は無い! 日下部:ぐおー! 上村 :うわ!熊だー! 樋口 :初めて会った日からはや3年・・・・・やっと会えたね。 上村 :どういう関係だ! 日下部:あー、もうこの状況が分からない。 樋口 :「ちょっとそこのコンビニ行ってくる」と言ってから行方不明になったあなた・・・ 日下部:何故熊がコンビニに行くー!? 上村 :しゃけおにぎりが無かったから、別のコンビニへ。そしてまた別の店へってやってる間に迷子になったんだよ。 日下部:お前も入るな。 樋口 :でもはちみつなら家にたくさんあるじゃない?Pーさん。 日下部:黄色い熊さん!? 上村 :たまには腹に溜まる物が食べたかったんだ! 樋口 :だからって一人で街に出たら捕獲されるでしょ! 日下部:・・・これってあくまで人間と熊の会話・・・だよね? 上村 :うるせえ!うらあ! 樋口 :(ガシ)ふふ、やわなパンチじゃあたしは倒せないわよ。 日下部:えー!?人つえーよ。 樋口 :おらおらバズーカ! ドォォーン ひゃひゃひゃ 上村 :くそ・・・・・せめてピストルで死にたかった。 日下部:どのみち銃刀法違反だ!こんな茶番やめだやめ! 日下部:お前、さっきから熊殺してばっかじゃんか。 樋口 :こうやって遭う度熊を殺していけば、襲われる事も無いだろ? 日下部:それは動物愛護法違反だ!もういいよ。 3人 :ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第40位(2回戦敗退)  シアンビッツ
審査員
点数
 40  47  40  38  41 平均
点数
 41.2
[審査員の感想・コメント] ・ボケとツッコミがごちゃごちゃしていて途中で誰が何役だったか分からなくなってしまいました。  どうも三人を生かしきれていなかった印象です。ボケも凶器が大掛かりなのかポケモンやドラクエなど  フィクションを持ち込んだかの2パターンがほとんどで広がりが無かったのが残念です。 ・「ホイミ!」とか、今更そんなボケを見せられてもなぁ・・・って感じました。  あなたの実力は、こんなもんじゃないはずですよ。
エントリーNo.018  トパーズ 「ガキ大将を育てよう」 林「ご紹介に預かりました、トパーズです。」 中「好きな牛乳は3.6、トパーズです。」 林「君はまた奇妙な事を言うね。」 中「よし、これで3.6牛乳からのCM依頼来るな。仕事一つゲット。」 林「日本のCM業界の厳しさを、身を持って教えてやりたいよ。」 中「頼むよ。」 林「頼まれてもね。俺も中君もつらい思いするだけだよ。」 中「そんな事無いって。一回出てみろよ。酢昆布のCMとかどう?」 林「地味だよ。」 中「じゃあいいや。」 林「候補酢昆布だけ?」 中「だって俺酢昆布愛してるし。」 林「もっと別の物に愛情注ごうよ。人生損するよ?」 中「もう遅いよ。もっと子供の頃に言ってくれなきゃ。もう完全に萌えちゃってるもん。」 林「あ〜、酢昆布萌えか。幼少時代から苦労してんだね。」 中「まぁ、幼少時代から変な子だったね。」 林「自分で言うんだ、そこ。まぁ酢昆布ラブの時点で変だしね。他にはどんな風に変だったの?」 中「ガキ大将。」 林「ガキ大将?変じゃないでしょ、むしろかっこいいじゃん。」 中「を育てる仕事に就こうと思っていたよ。」 林「前言撤回。変だわ。中君の幼少時代は何があったんだよ。」 中「いや〜、俺実は子供の頃仲間はずれとかされてさ。」 林「まぁ酢昆布ラブだしね。」 中「いつもガキ大将クラスの奴らにいじめられてたんだよ。だから、大人になったらこっちもガキ大将育てて復讐してやろうと思って。」 林「誰に復讐するんだよ。明らかに対象が違うだろ。」 中「良いんだよ。俺の子供の頃と同じような奴に同じ思いをさせてやるんだ。」 林「今の子供達が陰湿な事するのは中君が原因だな。」 中「でもよ、最近やっと俺がやってきたガキ大将育成の活動が認められてきたんだよ。」 林「何を根拠に。」 中「こないだ新聞に載ったんだ。ガキ大将を育てようみたいな見出しで。これマジ。」 林「あ、それ俺も見た。発信源がお前の活動?」 中「そう。すごいだろ。」 林「中君が発信源なら、日本はよっぽどする事が無かったんだな。」 中「おい、酢昆布の悪口を言うな。」 林「言ってねぇよ。日本の悪口を言ったんだよ。耳も酢昆布かよ。」 中「まぁとにかく、俺の活動が認められたんだ。この機会に、バンバン広げていこうと思う。ついでに、ガキ大将を増やす事によって、子供が外で遊ぶ頻度も増や そうと思うんだ。」 林「まぁ確かに最近の子は余り外で遊ばないからそれは良いかも。」 中「だろ。だからここでちょっと深い内容を検討してもいい?」 林「中君の場合目的がちょっと違うとおもうけど、まぁいいか。」 中「よし。」 林「それで、どんな事をするの?今のゲームやパソコンが普及した時代の子供を外に出すのは難しいと思うけど。」 中「手っ取り早い方法で行くなら、全てのインドアゲームの破滅。」 林「手っ取り早いこと風のごとくだね。」 中「だろ。賛成?」 林「賛成反対の前に、可能不可能かで議論しよう。」 中「不可能。」 林「満場一致だね。はい、却下。」 中「もうちょっと議論しようよ。」 林「必要ねぇよ。二人とも不可能の意見じゃん。」 中「じゃあ、俺賛成にまわる。」 林「そんな、会議したいが為にみたいな事をするな。」 中「なんだよ、文句言うんだったらお前も意見出せよ。」 林「何その、散々意見出した挙句的な発言。中君まだ意見一つしか出てないからね。」 中「ごめん、ネタ切れ。」 林「・・・・・・・。リアルにキレるよ。」 中「ごめんって。先意見出して。考えとくから。」 林「わかったよ。今回限りだからね。」 中「ありがとう。で、お前の意見は?」 林「まぁ子供が外で遊ばなくなった原因として、遊ぶ場所が無くなったって言うのがあるよね。空き地が駐車場になったり、公園の周りが住宅だらけでボール遊び ができなかったり、公園自体が無かったりって言うのも良く聞くね。」 中「俺はあまり聞かないなぁ。」 林「ひょっとすると、君はキャンプしようって言い出して、計画は他の人に任せるようなタイプの人間だな?」 中「あたり。流石だね。」 林「・・・・・・・・・・。そういうのをなくす為に、やっぱ遊び場所の確保が第一かな。」 中「大丈夫。無視されるのは慣れてますから。」 林「外で遊びたいと思っている子供だってたくさん居ると思うよ。そんな子のためにもさ。年末の無駄な道路工事を無くして子供の遊び場の建設費に当てるべきだ と思う。」 中「長々と有難う。ところで酢昆布の話なんだけど。」 林「先に毒塗った針で針治療してやろうか。」 中「ごめん、まじめにやります。」 林「許す。」 中「ありがとう。でも今の意見聞いてるとさ、ちょっと無理があるよね。」 林「どこが?完璧じゃん。」 中「日本に遊び場建設を訴えるんだろ?それだけの署名を集めるのはかなり大変かと・・・・。」 林「規模がでかいよ。何もそこまでしなくても。あくまで俺の意見なんだから。そんなポケットビスケッツみたいな事しなくて良いから。」 中「そうなの?でもね、やっぱそんな大げさな事しなくても良いと思うんだ。」 林「どういう事?」 中「もっと、学校で呼びかけるとか、CMで宣伝するとか、コピー作るとかもいいね。「外はいろんな発見と驚きの連続。みんな、ゲームも良いけど、晴れた日は 外で遊ぼう。」みたいな。まぁ遊び場も問題だけど、まずは外で遊ぼうという気持ちを持たせる事が大事だよね。」 林「お、いいねぇ。・・・・・・もしかして、それ全部俺が言ってる間に考えたの?」 中「うん。」 林「中君、僕は君を見くびっていたようだ。此処にお詫びをいたす。見直したよ。」 中「本当に?ありがとう。ところで酢昆布の話なんだけど。」 林「あ〜あ、今までのが全部台無しだ。せっかく良い事言ってたのに。」 中「冗談だよ、冗談。よし、じゃあ今の意見でまとめるか。協力ありがとう。」 林「僕何にもしてなかったけどね。まとめるって、まとめてどうするの?」 中「提出するんだよ。」 林「どこに?」 中「国会に。」 林「君の方が格段に規模でかいよ。」 中「これまた冗談。ちゃんとこの活動しているグループあるからそこに出すよ。」 林「そうなんだ。頑張ってくれよ。」 中「言われなくてもな。後さ、一つお前に言っておきたい事が。」 林「何だ?今のお前の話ならきいてやるよ。」 中「酢昆布の話なんだけど。」 林「もういいや。」 二人「ご笑聴有難う御座いました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第22位(準決勝敗退)  トパーズ
審査員
点数
 70  34  85  93  34 平均
点数
 63.2
[審査員の感想・コメント] ・この雰囲気最高です。酢昆布の使い方も面白過ぎです。「先に毒塗った針で針治療」とかはもう本当に笑いました。  このコンビにはぜひ決勝にいって欲しいです。 ・説明だけくどくて中身がなかったのが残念です。前半の酢昆布云々はカットしてガキ大将についてもっと広げて欲しかったです。  狙いなんだとは思いますがダラダラ喋っているだけでネタにしまりが無かったのも減点。
エントリーNo.019  SEVEN−OH 「漫才」 7:SEVEN−OHです。 0:どうぞお手柔らかに。 2人:よろしくお願いします。 7:正直言って漫才は初めてなんで緊張してます。 0:実はどっちがボケでどっちがツッコミかもまだ決めてません。 7:というわけで今日はどっちがボケでどっちがツッコミかを決めたいと思います。 0:さて、どうしましょうか。 7:僕はツッコミがいいな。 0:君がボケね。 7:任せて。 0:わかった。じゃあ僕もツッコミやる。 7:よし、それでいこう。 0:…。 7:…。 0:…。 7:…ん? 0:…タンマタンマ。 7:なんで?せっかく一致団結して漫才するぞーっていう矢先に。 0:僕さっきボケたよ。 7:え、どこ? 0:んー、そうか。ボケに気づかなかったか。 7:じゃあ悪いけどもう一回言ってくれる? 0:あいにく漫才の世界っていうのはボケのリバイバルにウェルカムな世界じゃないんだよ。 7:じゃあセルフカバーっていうことで。 0:なんか歌手みたいだけど、結局同じだね。君はまずツッコミをやる前にボケを見極める必要があるなぁ。 7:ああそれなら大丈夫。 0:本当に? 7:母方のおばあちゃんはボケてるけど、父方のおばあちゃんはボケてない。 0:ああ、そういう見極めね。それはブラックだなー。 7:何かいけなかった? 0:うん。僕が聞きたかったのはおばあちゃんの痴呆についてじゃなかったんだよ。 7:じゃあおじいちゃん? 0:そっちでもない。僕が言いたいのは僕がボケたことをしっかりと見極められるかってことなんだけど。 7:え、お前ティーンズのくせにもう痴呆症? 0:違う違う。そうじゃなくて。 7:でも隠すことはないからね。そういう人だって世の中には星野の数ほどいるんだから。 0:星の数じゃなくて?世の中に生きる星野さんの数しかいないの?まあ、星野っていう苗字も多いけど。 7:とにかくお前がボケても僕は知ったことじゃない。 0:あっさりと見捨てたね…。 7:うん。 0:…話を戻そう。君はとりあえずツッコミの練習をしたほうがいいと思うよ。 7:NGKで? 0:うん、上手くなったら難波グランドでもいいけど今のところはここでガマンしてね。 7:うん。 0:ちゃんと人の言うことを聞いてくれる子で助かりました。 7:で、具体的にどうやって? 0:僕がわかりやすいボケをするから、それに対してつっこんでくれればいいよ。 7:簡単じゃん。 0:じゃあいくよ。 7:て、もういくのかよー。 0:…。 7:よし、まずは10ポイント獲得。 0:早いよ…。しかもいつの間に1ツッコミ10ポイント制に? 7:言い忘れてゴメン。100ポイントでもう1回ツッコミができる新システム。 0:結果として迷子なツッコミが10回につき1つ生まれるんだね。てかさっきのボケじゃないよ。 7:え〜?じゃあ−10ポイントか…。 0:ちゃんと減点っていうシステムのあるのね。 7:−20ポイントで解散するシステム。 0:マジっすか。2回ミスしたら解散ですか。 7:で、−50ポイントで死にます。 0:責任感じすぎだよぉ。どこの魔女裁判がそんな判決下すんだよぉ? 7:ちゃんと責任はとらないと。 0:今日のところは特別に減点なしでいいからさ。 7:本当に? 0:本当に。 7:お前はやさしいなー。感激のあまり涙がこぼれそうだよー。 0:気にしなくていいよ。これもコンビとしての付き合いなんだから。 7:貸しができたね。 0:それは僕のセリフだね。君の場合は借りだからね。 7:よしっ、じゃあ今度お前に択捉島あげるね。 0:ロシアと日本の関係のキーマンになりたくないし丁重にお断りするね。 7:そんな僕だけあれこれしてもらって悪いよ。何かお礼させてよ。 0:いや、いいって。 7:あ、そうだ。お前ってマンガ好きだよね? 0:うん。好きだよ。 7:じゃあ、少年ジャンプ1年分どーんとまるごとプレゼントするね。 0:一気に1年分は嫌だな。そのままゴミと化しちゃう気がしてならないなぁ。それも気持ちだけ受け取るよ。 7:じゃあ、このツッコミという大役をお前にやるよ。 0:じゃあ、それもらうよ。 7:では改めまして僕がボケで、 0:僕がツッコミをやるSEVEN−OHです。 7:しかしもう行数もかなりきてると思うのでこの辺にしておきます。 0:あ、このネタの種類は漫才で、タイトルは「漫才」ですから。 2人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第26位(3回戦敗退)  SEVEN−OH
審査員
点数
 57  59  59  63  43 平均
点数
 56.2
[審査員の感想・コメント] ・せっかく面白かったのに最後の終わり方が! 俺はどちらかといえば最後のオチはあまり重視しない方なんですが、  そんな俺ですら、この終わり方は無いんじゃないのか? もっと工夫できたはず! と思ってしまいました。惜しい・・・ ・ポイント制度は面白かったですし、淡々とした喋りが徐々にツボに入っていったので 前半もたついたところが無ければよかったんですが……。  まず3行の沈黙は余計ですし、試しに出したボケがあまりに薄すぎて会話が噛み合っていないのかと思いネタとの間に距離が出来ました。  オチも無理に落とした感が強く興ざめ、磨けばもっと面白くなりそうなのにもったいないです。
エントリーNo.020  ライジングブルー 「説得人」 青:どーもー! ライジングブルーです! 昇:初めての大舞台、頑張って行きましょう。 青:もちろんですよ。よろしくお願いします。 昇:で早速なんですけど、この前ね、映画で「交渉人 真下正義」を見てきたんですよ。 青:おお、ユースケ・サンタマリアさん主演の。 昇:それを見てね、僕も何か犯人と対決するような仕事をしたくなったんですよ。交渉人以外で。 青:なるほどね。ちなみにあなたは「これがやりたい」っていうのはないんですか? 昇:うーん、僕ちょっと思いつかないんで、あなたも考えて下さいよ。 青:僕が考えるんですか。・・・じゃあ、「説得人」というのはどうです? 昇:説得人。どういう仕事ですか。 青:例えばね、銀行に立てこもっている犯人を説得して、人質を解放してもらうとかですよ。 昇:ああ、よく見ますね。格好良いじゃないですか。 青:でしょ?だからそれが良いんじゃないかと思って。 昇:なるほど。一度やってみましょうか。 青:おいてめえら!俺の要求を聞かないんなら、こいつの命は保証しねえぞ! 昇:待て犯人! 青:誰だお前は。 昇:俺は隣のビルで立てこもっている者だ。 青:何でお前も立てこもりやってんだよ。説得しに来たんだろうが。 昇:「お、俺の方が先輩だぞ!今すぐ出て行きなさい!」っていう説得をしようと思って。 青:その立場でじゃ無くてだよ!犯人と敵対の関係で説得して下さいよ。はい最初から。 昇:俺はお前を説得しに来た、説得人だ! お前の要求は一体何なんだ。 青:今すぐ逃走用のヘリと現金1000万円用意しろ。 昇:わかった。まとめて言えば、現金のヘリ1000台だな。 青:まとめ方が違う!レゴブロックみたいになってるだろそれ。やり直せ。 昇:ヘリと、現金1000万デービットソン。 青:意味がわからん!どこぞの通貨だその金は。ヘリと1000万円だよ。 昇:あ、そうでしたそうでした。今ならそれとセットでドリンクバーもついてきますが・・・。 青:ファミレスかここは!何でこの状況でご注文するんだよ。とにかく用意してくれ。 昇:おうわかった。・・・何!?現ヘリが用意できないだと!? 青:現チャリみたいに言うな!っていうか現金のヘリを用意しろなんて言ってないぞ! 昇:すまん!用意できない!鉄製のヘリならあるんだがな・・・。 青:あるんじゃねーか!!それを持ってきてくれりゃ良いんだよ!早く持ってこい! 昇:待て! その前に、お前と話がしたいという人がいる!会ってくれないか。 青:あ? 誰だよその人っていうのは。 昇:お前の田舎の母親を連行してきた。 青:・・何連行してんだよ!半ば無理矢理ってことじゃねーか!まあとにかく話はしてやるよ。 昇:「私は悲しいでござるよ!!」 青:何で忍者調なんだよ!  一応返答するけど、とにかく俺の好きにさせてくれ! 昇:「ピシュッ ピシュッ ピシュッ ピシュッ ピシュッ ピシュッ ピシュッ」 青:痛っ!手裏剣投げんな!本当に忍者じゃなかろうかこいつ。 昇:早く人質を解放するんだニン。 青:ニンじゃねんだよ!俺のまわり手裏剣だらけだよ。 昇:「こんなに散らかして!片づけなさい!」 青:急に母の一面見せんな!自分がまいた種だろ。 昇:ではお母さん、ありがとうございました。 青:本当に何しに来たんだよ・・・・・・。 昇:ほら、そんなこんなで要求したものが届いたぞ。 青:マジで!?俺の要求ちゃんと伝わってんのか? 昇:まず、逃走用のヘビだ。 青:やっぱ伝わってねえよ!歩みが遅くて乗ったとしても捕まっちゃうだろ! 昇:大丈夫だ。これ毒ヘビだから近づけないよ。 青:俺もやられちゃうんだよその毒で!それはもういいから現金よこせ。用意できたんだろうな。 昇:もちろん用意してある。ちゃんと1000万分あるぞ。 青:よし、見せてみろ。 昇:おう、これが1000万円相当の毒ヘビだ。 青:またヘビか!現金って言ったんですけど。 昇:悪かった。それは用意し直すから、その間にお前が事件を起こした動機を話してくれ。 青:動機だと?どうせ言ったっておまえらにわかるかよ。 昇:どうしても言いたくないのか。 青:そうだよ。 昇:じゃあ行け、毒ヘビ軍団! 青:話す話す!有効的にヘビを使いこなしやがって。話せばいいんだろ。 昇:そうだ。俺に話してみろ。 青:ああ。実は俺の妹が病気で、アメリカで手術しないと治らないんだ。 昇:そ、そうだったのか。 青:だからどうしても金とヘリが欲しかったんだ。 昇:なるほど。だがな、そんなことをして手に入れたお金で俺は喜んでるのか? 青:「妹は」だろ!お前がはしゃいでどうすんだよ! 昇:わーいわーい!イェーイ! 青:本当にはしゃいでんじゃねーよ!もはや話にならん!早く要求したものを用意しろ!! 昇:ハンバーグ定食でしたっけ? 青:そんな要求してねえだろうが!!1000万円だよ1000万円! 昇:あ、1000万円分のハンバーグ定食ですか? 青:だからファミレスじゃないんだよ! 金とヘリっつったろ! 昇:・・でも金もヘリも手に入ってるじゃないか。 青:俺はヘビとヘビしかもらってない!海を渡れねえんだよこれじゃあ! 昇:大丈夫だ。それは海蛇だから海も平気さ! 青:でも海の上で死んじゃうんだよ!!結局ヘリコプターも用意できてねーしよ! 昇:大丈夫だよ。こいつ「ヘビコブラー」っていうんだ。 青:名前軽く惜しいじゃねーかよ!どっちにしろ毒っ気がありすぎだよ!普通に移動させろ。 昇:わかった。用意するから人質を解放しなさい。 青:・・・・・・わかったよ。解放してやる。 昇:ありがとう。よし、行けコブラー。 青:危ない!二度と移動用にその爬虫類を使うなよ。 昇:それよりさっきの1000万が来たぞ。待たせたな。 青:やっと来たか。早くよこせ。 昇:ほれ、1000万相当のマングースだ。 青:戦わす気なんか無えよ!現金でよこしてくれよ。 昇:すまん、それで稼いでくれ。 青:ふざけんな!沖縄で修行でもすんのか! 昇:フッ、油断したな。手錠をかけられたらからにはもう逃げられまい。 青:クッ、クソ!手が抜けない! ・・っていうかどうやってここへ? 昇:毒ヘビを登ってきた。 青:何だこいつ!立派なヘビ使いじゃん。何で説得人なんかやってんだよ。 昇:ふっ、お前はここまでだ! 青:くそ、ここまでか・・・。 昇:さあ、ご注文は? 青:お前何しに来たんだよ!いいかげんにしろ。 両:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第28位(3回戦敗退)  ライジングブルー
審査員
点数
 33  48  58  90  51 平均
点数
 56.0
[審査員の感想・コメント] ・「僕も何か犯人と対決するような仕事をしたくなったんですよ。交渉人以外で」という入りは無理がありますね。  最後付け足すように言ったのがより無理矢理さを強めています。  本題の説得部分もボケたい放題にボケた感じで筋が通っていない印象でした。  毒ヘビがこわいのならそれ使って辞めさせればいい話ですし、いつ手錠をかけたのかも分かりませんでした。
MM−1トップに戻る