予選ネタ集 Dブロック



審査については、参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきました。






エントリーNo.031  スクリューコミカル 「告白」 二人:はいどうも〜よろしくお願いします。 伊藤:まぁMM−1での二回目のステージですから気を引き締めてまわしを引き締めていきましょう。 櫻井:気を引き締めるのはいいんだけどね、まわしはしないほうがいいよ。どんな漫才師だっつの。 伊藤:よし、ツカミはKOと。 櫻井:誰をノックアウトした?ツカミ取れてないからね。でもとりあえずがんばっていきましょう 伊藤:俺たちは中学卒業してこれから獄中生活になるわけですけど・・・ 櫻井:高校生だよ!俺らなにしたんだよ卒業後に。 伊藤:獄中生になるわけですね。 櫻井:いやいや本当に高校生みたいに言わなくていいから。 伊藤:出席番号が名前というね。 櫻井:まぁ番号で言われるけども!出席番号ではないだろ。 伊藤:「警官!また田中がいません!」「なんだあいつ?また脱走か?」みたいな会話もね。 櫻井:無いよ絶対!というかまた脱走じゃねぇで捕まえようとしろよ!高校生だっつの。 伊藤:高校生になってねちょっとね希望があるんですよ。 櫻井:へぇなんですか? 伊藤:まぁ彼女を作るってことなんですよね。 櫻井:まぁ欲しいですよね彼女。 伊藤:ときめきメモリアルで 櫻井:恋愛ゲームじゃねぇかよ!現実で作れ空想の世界に入っちゃだめだから。現実ね。 伊藤:そうだね。現実で欲しいわけですよ。 櫻井:それはね大体の男が思ってることだよね。 伊藤:でもね付き合うにあたってね告白が大切かなと思うんだよ。 櫻井:そりゃそうですよね。大切ですよしっかり想いを伝えないとね。 伊藤:でも俺ね多分ね言えないと思うわけよ。 櫻井:なんでだよ? 伊藤:ほら俺ってにがり症・・・じゃなくてアガリ症じゃん。 櫻井:そこ間違わねぇだろ!にがりって豆腐とか作るとかの原料じゃねぇかよ。 伊藤:アガリ症でさ・・・いわゆるコジコジ君? 櫻井:モジモジ君だよね?それじゃアニメのキャラクターになっちゃうからさ。 伊藤:とりあえずアガリ症だからね、緊張して言えない場合があるでしょ? 櫻井:まぁね。 伊藤:「ぼ・・・ぼくは・・・あなたのことが好k・・・あぁ・・ごめん!」って言って逃げちゃうかもしれないし。 櫻井:それはないだろ!まず「好き」より「好k」って言うほうが難しいと思うよ? 伊藤:まぁとりあえず練習したいわけだよ。だから俺プロポーズやって、お前相手やって。 櫻井:わかったよ。 伊藤:ごめん櫻井さん。急に3年2組なんかに呼び出して・・・ 櫻井:ちょっと待て待て!おい、場所おかしいだろ明らかに。 伊藤:え?3年1組が良かった? 櫻井:いや一クラスずれても意味無いだろ!もっとあるだろ良い場所が。 伊藤:う〜ん・・・校長室? 櫻井:だからおかしいだろって!なんで学校の長の部屋だよ。 伊藤:それで校長来て「邪魔したね・・・」ってね。 櫻井:お前らがじゃまだろ!校長にまで迷惑かけてるんじゃないよ。 伊藤:もしくは校長来て「ヒューヒュー!」ってね。 櫻井:校長子供すぎるだろ!お前大概校長って5、60のやつだぞ? 伊藤:それで教頭とかも呼んできてね。 櫻井:もう生徒より子供になってるじゃねぇかよ!それで教頭も来てるんじゃないよ。ほかにあるだろ? 伊藤:男子トイレ? 櫻井:相手入れないだろ!お前ずっと待ってることになっちまうぞ? 伊藤:あ、教員用トイレ? 櫻井:違うっつの!何故トイレにこだわるんだよ!しかも教員用とかやめろよもっと。 伊藤:それで教員入ってきてそれで校長と教頭連れてきて「ヒューヒュー!」 櫻井:校長と教頭いいんだよ!なんなんだよその学校教員の精神年齢の低下はよ。 伊藤:じゃぁ例えばどこだよ? 櫻井:体育館裏とかあるだろ。 伊藤:あ、体育館上空ね。 櫻井:裏だよ空行くな!何故浮きながら告白しちゃうんだよお前。裏でいいの。それで放課後とかね 伊藤:いや理科の授業だな。 櫻井:放課後でいいんだよ!なんで理科の授業中に告白しちゃうかな?ある意味度胸あるよ。 伊藤:わかったよ、じゃ放課後の体育館裏でな。 櫻井:やっとわかったか。よしやるぞ。 伊藤:ごめん櫻井さん、放課後に呼んじゃって。 櫻井:別にいいよ。それで話って何? 伊藤:うん・・・実は・・・ 櫻井:う、うん・・・ 伊藤:櫻井さんの消しゴム落ちてたよ。 櫻井:告白しろ!なんでこのタイミングで落し物だよ。 伊藤:恥ずかしくてさ・・・ 櫻井:逆に恥ずかしくしてるだろお前。告白。 伊藤:わかったよ。 伊藤:ごめん櫻井さん・・・あなたが好きで・・・ 櫻井:唐突すぎる!いや言えたのはすごい進歩だけども。 伊藤:この想いは100m8秒だぜ? 櫻井:いや例えがよくわからない!そこ例える必要ないだろ。 伊藤:この想いはあのアサファ・パウエル並だぜ? 櫻井:正直8割方の人がキョトン状態だね。100mの世界記録保持者ね。でも明らかにそれより速いスピードだぞ? 伊藤:とりあえず愛は・・・せっかちなんだよ。 櫻井:わかったわかった。とりあえずやれ。 伊藤:わかったよ 伊藤:ごめん櫻井さん・・・急に呼んで・・・ 櫻井:いや大丈夫だよ。それで話ってなに? 伊藤:あ、実は・・・俺櫻井さんと会ったときから何か新鮮な気持ちを覚えて。 櫻井:え?・・・ 伊藤:それで今日この想いを伝えたいと呼んだんだ。 櫻井:う、うん・・・ 伊藤:櫻井さん!俺と漫才してほしい! 櫻井:愛の告白しろ!何故ここに来て漫才なんだよ。 伊藤:・・・これがスクリューコミカル誕生秘話であった・・・ 櫻井:違うよ!なんなんだよお前結局できてねぇじゃねぇかよ。それじゃ彼女できねぇよ。 伊藤:いやときめきメモリアルでできるよ。 櫻井:いい加減にしろ。 二人:どうもありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第25位(準決勝敗退)  スクリューコミカル
審査員
点数
 72  73  72  56  33 平均
点数
 61.2
[審査員の感想・コメント] ・つかみが外し気味なのと、前半がダジャレネタばかりでボケの種類に乏しかったですが、  子供っぽい校長のあたりからエンジンがかかってきて面白かったです。もう一押しほしかったですが水準は超えているかと。
エントリーNo.032  薬罐部 「初詣」 T:どうも薬罐部です! K:宜しくお願いします。 T:2度目の舞台ですね。 K:ええ、いい結果を残せるように頑張りましょう。 T:祈りが通じれば良いんだけどね。 K:…何の話ですか一体。 T:あのね、今年のお正月もまあ初脂に行ったんですよ。 K:うん、初「詣」ね。初の脂って新年早々体に悪いですから。 T:それで、その時に「いい成績を収められますように」って祈願したんだよね。 K:…それだけじゃ全然安心できないよ。 T:大丈夫だよ。お賽銭もお年玉全部費やしたから神様も願いを聞いてくれるでしょ。 K:神様が金で動いたら嫌だわ!しかもなんでお年玉をお賽銭で使い果たしちゃうんだよ! T:来年の初詣ではもっとお金かけるぞ! K:何の決意だそれは。初詣ぐらい普通にすればいいじゃん。 T:普通の初詣ってどんなのだよ。 K:まあとにかく神社に行く訳ですよ。 T:で、神社に着いたと。 K:じゃあどこ行く? T:なんか向こうの方に人が集まってるな。 K:…あれは祈願してる人たちじゃないの? T:違うよ。えーと…セリやってるな。 K:いや神社だろここ!?市場とかじゃないでしょ。 T:ちょっと行ってくる。 K:あ、いやちょっと! K:やっと戻ってきた。 T:くっ、この神社競り落とせなかった…。 K:なんで神社が丸ごとセリにかけられてるんだよ!しかもそれ誰か競り落としちゃった人がいるってことじゃん! T:あ、でも祈願のときに揺らす縄は競り落としてきたよ。 K:それ無いと困るだろ!そして持ってても困るし!なんで競り落としちゃったんだ。 T:いやー、随分安く手に入れられたな。 K:ほらみんな欲しがってないじゃないかよ! T:まあいいや。とにかくさっさと祈願しに行こう。 K:そうだよ。初詣に来たんだから祈願しないとね。 T:お賽銭も1万円分持ってきたし。 K:…まあ好きにして下さい。 T:でもこれで守礼門が5枚飛んでいっちゃうのか…。 K:…いや二千円札!?しかも5枚も持ってるのかよ! T:ああ、紫式部が…。 K:紫式部!忘れてたよ完全に。滅多に見ないからな。 T:…あっ、でも小銭に両替しないといけないな。 K:最初から小銭で持ってくれば良かったじゃん。 T:ちょっと両替してくる。 T:はぁ、はぁ…。疲れた…。 K:どうしたんだ。そんなに遠くだった? T:いや、なんせ10kgもあるからさ。 K:…今度は全部一円玉かよ!細かくしすぎだろうよ! T:他の硬貨が全部切れてたんだもんしょうがない。 K:ないないそんな状況。もういいよ、早く入れて。 T:(一円玉を袋から取り出して投げながら)いーち、にー、さーん、しー… K:玉入れか!10000までやってたら日が暮れるだろ! T:(一円玉を投げる) K:………。 T:(一円玉を投げる) K:……………。 T:…暗くなってきたな。 K:本当に日が暮れかかってるし!こんな所で時間浪費したくないよ! T:はい終わった。さ、早く祈願しよう。 K:…そういえばさっき縄競り落としてたよね?鈴鳴らせないじゃん。 T:あ、もうすぐ新しい縄が生えてくるから。 K:どういうメカニズムなんだよ!そんな再生能力ないよ綱には。 T:縦に切っても横に切ってもしばらくすればそれぞれが復元する。 K:もう完全にプラナリアだなそれは。もういいや鈴は。早く祈願しないと。 両(手を叩いて手を合わせる) T:世界が平和になりますようにそして家族が健康でありますように   そして長生きできますようにそしてお金持ちになれますように   そして宿題がなくなりますようにそしてみんなが僕に従いますようにそして K:声に出すな!しかも後半どんどん自己中な内容になってるし! T:彼女が沢山できますように。 K:最悪だな!二股する気満々か! T:できれば六股ぐらい。 K:余計たちが悪いし!なんだ6人掛け持ちって! T:いいのいいの。枯れ木も山の賑わい。 K:失礼だよしかも!彼女枯れ木か! T:まあ祈願も済んだことだし、お腹空いたから屋台でなんか買おうよ。 K:ああ、いいんじゃない。 T:あれなんかどう?「霜降り和牛のサイコロステーキ」 K:随分と豪華だな。高そうだから別のにしない? T:豚トロの串焼きとかもあるよ。 K:うーん…悪いけどパスで。 T:フライドポテトにする?ピザもあるよ。   あとは…フライドチキンにアメリカンドッグ、メンチカツ、チーズボールもある! K:いやもう初脂じゃんか!あからさまに脂っこい物ばっかだなここ! T:おおっ、バターも売ってる! K:脂!完全に脂だそれは!バター単体で売ってる屋台なんかあるかよ! T:買おうよ買おうよ!ほら、ここに二千円札があるから… K:まだあったのか!どんだけ財布の中の二千円札率高いんだ! T:いや5%ぐらいだけど。 K:じゃあ金持ち歩きすぎだろ!…いや、めちゃくちゃじゃん。何これ? T:あのさ、僕気付いたんだけど。 K:何を。 T:やっぱり相方と行ってもつまんないんだよね。 K:あ、そう。じゃあ誰と行けば楽しいんだよ。 T:ガールフレンズと行きたいかな。 K:いや、だから掛け持ちやめろって!もういいよ。 両:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第21位(準決勝敗退)  薬罐部
審査員
点数
 70  72  62  73  42 平均
点数
 63.8
[審査員の感想・コメント] ・正統派な掛け合いの部分と縄の再生に見られる(プラナリアというツッコミも含めて)飛んだ発想がうまく組み合わさり面白かったです。  このまま両者を伸ばしていけばネットお笑い界における磁石になれるかもしれませんね(誉めすぎですかね?)。  現段階では詰めが甘いところもあって(たとえば「 K:まあとにかく神社に行く訳ですよ。」のあとのTのセリフが不要で変な間が出来たり、  二千円札のくだりは――単に私の学がないだけかもしれませんが――守礼門からいきなり二千円札と言われてもピンと来ず反射が遅れてしまいました)  決勝進出は厳しいかもしれませんが今後決勝に残れるぐらいの素質は持っていると思います。
エントリーNo.033  Cloock-Clock 「刑事になりたい」 山形:どうも〜Cloock-Clockで〜す。 福井:アゴという名の核爆弾、福井です。宜しくお願いしま〜す。 山形:ということでMM−1も2回目なんで頑張っていきましょう。 福井:いや〜突然ですけども刑事になりたいなぁと思いまして。 山形:あぁ刑事はかっこいいですからね。 山形:ご苦労さん。 福井:あっ。ご苦労様です。 山形:害者はどこだ? 福井:あっちかこっちです。 山形:なんでわかってねえんだよ。ちゃんと把握しとけ。 福井:あぁこっちです,こっちです。 山形:これか。息は? 福井:臭いです。 山形:いやそういうことじゃなくて。してるかしてないかよ。 福井:もう息はしてないです。 山形:そうか。害者の身元はわかってるのか? 福井:えぇ。免許証が近くに落ちていました。 山形:なら色々と教えてくれ。 福井:わかりました。えーと…アダ名は「浪花のキットカット」。 山形:本名言えよ!なんでお前がそいつのアダ名知ってんだよ。よくわかんねえアダ名だしよ。 福井:本名は高橋権三さんです。 山形:なるほど。他は? 福井:1948年にこの世に生を受けたそうです。 山形:1948年生まれって言やぁいいじゃねえかよ。他は? 福井:住所は東京都3番地の201。 山形:・・・え?真ん中ごっそり抜けちゃってない? 福井:テレフォンナンバーは110。 山形:違う所に繋がっちゃうよ。 福井:性格はおっとりかつ大胆系。 山形:なんちゅう性格よ。 福井:口癖は「お昼ご飯はキットカットにして下さい。」 山形:おやつ感覚だな。 福井:特技はドレミの歌の替え歌を作ること。 山形:どんな特技だよ。 福井:というワケで歌います。 山形:別にいいよ歌わなくて。 福井:ドーはドッキリ大作戦大成功のドー♪ 山形:すんげえ語呂が悪いよね。 福井:レーはレンコン食べたくて〜レー♪ 山形:だから何があるかっちゅう話になっちゃうよ。 福井:ミーは味噌のミー♪ 山形:また随分と地味な。 福井:ファーは何かのファー♪ 山形:早くもネタに尽きちゃったよ。 福井:ソとラとシはー… 山形:まとめるな!無茶苦茶だわ!そんな歌を害者は歌っていたのか?! 福井:いや。この歌は僕が作りました。 山形:じゃあ歌うなよ!紛らわしいわ!どの情報も全然ダメだな。 福井:違うんだよ。俺はこういうのよりも取り調べの方がしたいの。 山形:取り調べ?それを先に言えよ。    じゃあ俺が犯人役やってあげるからお前は刑事やれ。    んで俺に色々と問いつめてこい。 福井:OK.OK. 福井:お前がやったんだろ? 山形:俺はやってねえよ。 福井:嘘をつけ。お前が弟を叩いたんだろ? 山形:兄弟喧嘩かよ。そんなちっぽけな争いで取り調べはされませ〜ん。 福井:じゃあお前がアメリカ軍を支配してるんだろ? 山形:そんな権力持ってねえよ。 福井:じゃあお前があのどしゃぶりの夜に愛しのあの娘を奪ったんだろ? 山形:知るかよそんな話!何があったか知らないけど。 福井:とにかくお前がやったんだろ? 山形:俺はやっ… 福井:カツ丼でも食うか? 山形:タイミング悪いわ!少なくとも俺,今言おうとしてただろ? 福井:とにかくカツ丼食うか? 山形:じゃあお言葉に甘えて食うよ。食います。 福井:よし。じゃあ頼むか。(ピ・ポ・パ プルルルルルル…ガチャッ)    あっ,もしもし。出前お願いしたいんですけど。カツ丼1つお願いします。    ・・・はい。カツ抜きでお願いします。 山形:何でだよ!それだとただのどんぶりご飯になっちゃうから! 福井:え?住所?名前?そんなのそっちで調べてくださいよ!!(ガチャッ ツーツーツー) 山形:この展開はカツ丼が届かない展開だな…。 福井:いいから早く食え! 山形:・・・カツ丼まだねえんだよ!何を言ってんだお前は。 福井:・・・オイ。刑事に向かってそんな口聞いていいと思ってんのか? 山形:あっ……すいません。 福井:ちゃんと語尾に「んぱ」を付けて話せ。 山形:・・・とにかく俺は何もやってないんぱ!……何だこれ? 福井:どしゃぶりの夜に奪われた愛しのあの娘の口癖だ。 山形:どんな女なんだよ。忘れりゃあいいじゃねえかよ。 福井:そうだな。忘れるのが一番だな。 山形:何事も前向きにいきましょうよ。 福井:そうだな…ってことでお前がやったんだろ? 山形:どんな話の戻し方よ,それは。 福井:何遍も言っているようにお前がやったんだろ? 山形:だ・か・らやってないって言ってるっしょ? 福井:いつまでもそんなこと言ってて本当にいいのか? 山形:・・・え? 福井:田舎のおふくろさんがたぶん泣いてるぞ。 山形:その若干確信が持てない発言は何なんだよ。 福井:とにかくいいのか?おふくろさんを泣かせたままで? 山形:い,いや…… 福井:おふくろさん,悲しんでるんだろうなぁ…。 山形:・・・。 福井:きっと悲しさのあまり…。 山形:・・・わかりました。すいません。    俺がやりました。俺が犯人です。 福井:そうか。13時17分。犯人介護。 山形:逮捕しろ!介護してどうするんだよ!    もうやめだやめだ。一番肝心な所間違うようじゃ刑事をかっこいいと思う資格なんてない。 福井:でも1つだけどうしても気になることがあるんだけど。 山形:なんだよ? 福井:いつまで経ってもカツ丼が来ないんだけど。 山形:もういい加減にしろ。 2人:はい,クルックークルックー。どうもあごがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第35位(3回戦敗退)  Cloock-Clock
審査員
点数
 47  56  55  48  36 平均
点数
 48.4
[審査員の感想・コメント] ・ネタ作りの基礎は出来ているのですが、被害者の情報を伝えるくだりが特にそうなんですが  ボケをあっさりと終わらせて次のボケへ次のボケへと流れていくのでネタの印象が薄くなりました。  ツッコミの焦点がずれていることもたびたびあったのでツッコミに工夫を凝らして笑いを膨らませてほしかったです。
エントリーNo.034  ローテンション 「脅威」 クワ「アメリカの野郎・・・!」 カブ「いきなり問題発言をするな!どうしたんだよ一体?」 クワ「どうしたも何も、最近アメリカから輸入された牛肉に危険部位が混じってたじゃないですか。」 カブ「そういうこともありましたね。でも何でそこまで怒ってるんですか?」 クワ「だって日本が無理に輸入してくれと言ったんじゃなくて、アメリカが強引に迫ってきてたじゃないですか。」 カブ「ああ、確かにそうですね。」 クワ「毎日のようにライス国務長官が牛肉の輸入を許可してねって、一方的にメールを送ってくるなんて許せないですよ。」 カブ「ライスはそんな可愛い娘じゃないよ。日本には赴いてたけどさ。大体誰にメールを送るんだよ?」 クワ「どっかの幹事長の息子とかですよ。」 カブ「無責任な事言うなお前は!訴訟を起こされても知らねえぞ?」 クワ「まあでも生死に関わる事なのに牛肉の検査をしていなかったとか酷すぎますよ。    だいたい日本も日本ですよね。アメリカの言う事くらい断ればいいのに。」 カブ「うーんでもライスはIQ200ですからね。すぐ言い包められてしまうんじゃないんですか?」 クワ「やっぱりそうなってしまいますか。    きっとこういう問題は、頭を柔らかくして考えなければならないんだろうね。親父、BSE一丁。」 カブ「それは脳みそがふにゃふにゃになるだけだよ!    いいよ俺に渡さなくて!早く返して来いよ物騒だな!」 クワ「分かりましたよ。でもまあ狂牛病もそうですけどね、世界では様々な病気が流行っているじゃないですか。」 カブ「そうですね。特にアフリカなどでは毎日たくさんの人が亡くなってますよね。」 クワ「ええ。だからもう裕福な僕らがどんどん協力するべきだと思うんですよ。」 カブ「それはいい考えですね。やはり先進国の僕らが何とかしなければ始まらないですよね。」 クワ「そうですよ。だからどんどんノッポさんを送り込まなきゃいけませんよ。」 カブ「素直に足長おじさんて言えばいいだろ!何でノッポさんに限定すんだよ!」 クワ「あまりの栄養失調で、果たして母親に子供がでっきるっかな、でっきるっかな♪」 カブ「うるさいよ!ベッドの横で茶化してないで静かに見守ってなさい!    というかまず足長おじさんというのは物語の事だよ。お前知ってんかよどういうお話なのか?」 クワ「知ってますよ。あれでしょう、僕の足をあげるよ!と言って義足の人々を助けるんでしょう?」 カブ「アンパンマンじゃないんだから!足ってそんな融通利くもんじゃないだろ!」 クワ「え、じゃあどういうお話なんですか?」 カブ「昔ジョン・グリアという孤児院で暮らす女の子が居たんですよ。」 クワ「居ますねえ。」 カブ「いやお前知らないだろ。それでその孤児院で年長なのが彼女を含めて4人居るんですけど、    このうちの一人だけが奨学金を貰えて学校に行けるという話が持ち上がってたんですよ。」 クワ「ああーなるほど。」 カブ「でも彼女は失敗ばかりで周りからドジって呼ばれていたので、    学校には向いていないんじゃないかと初めの内は言われてたんですね。」 クワ「僕も最初はそう思ってました。」 カブ「いやうるさい黙れ。それで他の3人の子達の誰かになるだろうと思われたんですけど、    足長おじさんと呼ばれる男の人が彼女のユーモアな所に引かれて奨学金を出すことに決め、    何とか学校に通えるようになったんですよ。どうですか?ジーンと来るお話でしょう?」 クワ「うっ、うっ・・・ ドジな子が選ばれるなんて、他の3人の立場が無いよ・・・」 カブ「そこに視点を当てるな!確かにそうだけど主人公が幸せになったからそれでいいんだよ!」 クワ「でも僕らのノッポさんがそう言うんだから仕方ないよね。」 カブ「お前俺の話全然聞いてなかっただろ。」 クワ「まあそれにしても、今では色々な募金活動も盛んじゃないですか。」 カブ「確かに街中でも緑の羽だの赤い羽だのを良く見かけますね。」 クワ「ええ。その羽はアフリカの人が汗水流して稼いだお金から作られているとも知らずにね。」 カブ「そんな訳ないだろ!アフリカ人が負担したら募金の意味がねえよ!」 クワ「あーじゃあそこらへんは適当に保険料で補いましょう。アフリカンファミリーとかに任せましょう。」 カブ「何だよアメリカンファミリーみたいに言いやがって!    保険料を横領するもんじゃないし、まずアフリカ人は保険に介入してないから!」 クワ「そうでしたか。まあそれにアフリカだけじゃなく、最近だと鳥インフルエンザが世界中に広まっているじゃないですか。」 カブ「ああ、そういえば世界各国で確認されてますね。それでもうたくさんの鳥が死んでしまっていますよね。」 クワ「大変だ!このままじゃコウノトリさんが全滅して人間の赤ちゃんが居なくなっちゃう!」 カブ「それはヨーロッパの作り話だよ!だいたいその話は親が子供に聞かれた時に使ういい訳とかだろ?」 クワ「バカだなお前は!オスとメスの交尾で受精した後に子供が生まれるんだよ!」 カブ「何でそこまで理解していてコウノトリは譲らねえんだよ!支離滅裂じゃねえか!」 クワ「早くコウノトリ一羽一羽にワクチンを打たせなきゃ!おいコラUNICEFちょっと金貸せ!」 カブ「国連児童基金を拝借するなよ!さっきの募金の話は何だったんだよ!」 クワ「お前コウノトリさんを見捨てろというのか!?」 カブ「違うよ!見捨てるわけじゃなくて、今は人間の事を最優先に考えろって言いたいんだよ!    現代人はそれに対する抗体を持っていないんだから、感染したらただ事じゃ済まないんだぞ?」 クワ「そうかもしれないですけど、今のところは大丈夫ですよ。そのウイルスは鳥からは直接は感染しないんでしょう?」 カブ「いやまぁそうですけど、豚などの家畜を通して人間に感染能力を持つんですよ?全然安心はしていられないですよ。」 クワ「だから大丈夫ですってブータンじゃないんだから。」 カブ「それはニュアンスだけだろ!そこにはたいして豚とか生息してないから!」 クワ「代々伝わる神話が晴れときどき豚の国家をなめないでくださいよ。」 カブ「お前の方がなめてるよ!それは日本のお話だろうが!」 クワ「豚管が家にまで通っていない貧しい家庭は、空から降ってくる豚をタンクに溜めて生活を切り盛りしているんですよ?」 カブ「実際に降ってくるか!せめて神話にとどめて置けよ!それに何だよその気持悪いパイプラインは!」 クワ「本当にブータンに住んでなくて良かったね。」 カブ「うるさいよ適当な事ばっか言いやがって。」 クワ「でも鳥インフルエンザはどうやって食い止めればいいんでしょうかね。」 カブ「難しいんじゃないんですか?あっという間に広がってしまいますから。」 クワ「じゃあもう今のうちに鳥1羽1羽を保険に介入させなきゃいけないじゃないですか。」 カブ「また保険の話かよ。金を払うやつなんか居ないんだから無意味だってのに。」 クワ「そんなことないですよ。どっかではアヒルだって介入してますし。」 カブ「あれはただのマスコットキャラクターじゃねえのか?」 クワ「うーんそうだなー、最近よくCMでやってるアリンコジャパンとかに頼みますか。」 カブ「失礼な間違い方だな!アリコだよアリコ!」 クワ「手頃でがっちり特別会計!」 カブ「入院保険だよ!国民の税金を変な事に使う様にしか聞こえないから!」 クワ「良かった良かった、これで一安心。むしゃっ。」 カブ「何故鳥を食う!お前こそ保険入れよ!」 クワ「いやぁーでも凄いよね。やっぱりどんな困難に直面しても頭を柔らかくすればこの様に解決できるんだね。」 カブ「全然解決できてねえだろ。お前はただ適当な事を言ってるに過ぎないから。」 クワ「日本国民は、アメリカ産の牛肉に危険部位が混入していた裏には    こんな意図が隠されていたのだという事を肝に銘じましょう。」 カブ「いい加減にしろ!」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第20位(準決勝敗退)  ローテンション
審査員
点数
 74  18  90  83  61 平均
点数
 65.2
[審査員の感想・コメント] ・ただ最近の出来事をグダグダと喋っただけにしかみえませんでした。  素材をの上っ面をぐちゃぐちゃとなで回しただけで捨てて練りこみが足りないように思いました。 ・後半が特に面白かったです。鳥のネタや保険のCMネタはうまい! ただ・・・ 保険に「介入」ではなく、「加入」ですよね。  ここ、せっかくのすごく面白い所なのに、誤字が引っかかってしまったのはちょっと残念・・・
エントリーNo.035  MASAMUNE 「新学期」 一ノ瀬「どうもー、MASAMUNEです。」 三条「いやー、本当にありがとうございましたー。それでは皆さん」 一ノ瀬「いきなり終わるな!えー、よろしくお願いします。」 三条「そういえばもう新学期シーズンですねぇ。」 一ノ瀬「あー、僕たちも昔はいろんな期待を胸にふくらませてましたねぇ。」 三条「例えば、カツあげされてみたいなぁーとかねぇ。」 一ノ瀬「そんなこと思う奴いないよ!」 三条「あと学校といえば部活ですよね。」 一ノ瀬「あー、そうですね。スポーツとかで汗を流したりとかね。」 三条「あと友達同士でどの部活入るか聞くんですよ。」 一ノ瀬「ありますあります。」 三条「ねぇ、どこ部活入るか決めた?」 一ノ瀬「お、友達と話してますね。」 三条「あー、やべぇ。これじゃ駄目だった。好感度下がっちゃった。これじゃ恋愛フラグが・・・」 一ノ瀬「恋愛シュミレーション!?お前どんだけ悲しいんだよ!」 三条「うるさいな!俺は中学では帰宅部のエースだったんだぞ!」 一ノ瀬「帰宅部のエース!?!?なんだそれ!?!?」 三条「俺より早く帰宅した人は中学時代誰一人居なかったんだ!」 一ノ瀬「ただそれ早退しまくってるだけだろ!!オタクか!!良く高校行けたなお前!!」三条「入学式とかでは校歌を歌いますよね。」 一ノ瀬「あー、まだ知らない校歌だから新入生は歌えないんだよね。」 三条「東の都にそびえーたーつー♪」 一ノ瀬「おぉー、なんか校歌っぽいね。」 三条「邪悪な建物〜 魔王城〜♪」 一ノ瀬「RPGかよ!!なんでそんな物があるんだよ!」 三条「そこから歩いて 徒歩3分〜♪」 一ノ瀬「近すぎだろ!!!モンスターがうじゃうじゃいるぞここら辺!!!」 三条「その後校長先生の話があるんだよねー。」 一ノ瀬「あー、話が長くてつまらないんだよね。」 三条「あー、皆さん。入学おめでとうございます。」 一ノ瀬「うわー、やだなぁー。長そう・・・」 三条「安全に登校するために、必ず『はがねのつるぎ』を購入してください。」 一ノ瀬「ええー!?!?自分で戦うのかよ!!!つーか魔王城本当にあるのかよ!!!」 三条「また、魔法が使える方は移動できる呪文を覚えておきましょう。」 一ノ瀬「誰も出来ないよ!」 三条「まぁこんな風に入学していくわけですよ。」 一ノ瀬「絶対ありえないけどな。」 三条「で入学した後、いじめに逢っちゃったりするんですよね。」 一ノ瀬「あー、ありますよね。気の弱い子とか。」 三条「で、母親とかに相談するんですよね。俺も相談したことあるんですよ。」 一ノ瀬「えー、マジ?じゃあ俺が母親やってみるから、お前いじめられてる息子やってね。」 三条「合点承知の助。」 一ノ瀬「いつの時代の了解だよ!」 三条「母さん・・・」 一ノ瀬「あらどうしたの、ユージ。」 三条「実は俺カツあげを・・・」 一ノ瀬「え!?!?誰がやったの!?」 三条「して3000円ゲットした・・・」 一ノ瀬「やったのお前かよ!!!被害者は普通お前だろ!!!」 三条「やっぱりお前がやってよ。息子役。」 一ノ瀬「分かった。お前全然出来てないからな・・・。」 一ノ瀬「母さん。実は俺カツあげされたんだ・・・」 三条「えー!!!誰よそんなのやったの!!!」 一ノ瀬「クラスの田中と鈴木・・・」 三条「許せないわ!!!」 ピッ ポッ ピッ 一ノ瀬「母さん・・・学校に電話してくれてるんだ!」 ガチャ 三条「もしもし、ゴルゴ13さんのお宅ですか?」 一ノ瀬「ストーーーーーップ!!!殺すなーーー!!!!」 三条「あら、あなたのためなのよ!」 一ノ瀬「殺すのはやりすぎだよ!だいたいお前なんで電話番号知ってるんだ!」 三条「良くCMでやってるじゃない。0120-565-13って。」 一ノ瀬「単純すぎだよ!565(ゴルゴ)13(サーティン)て誰でも分かるわ!」 三条「だいたいあなたがいじめられるほど弱いのがいけないのよ!」 一ノ瀬「えー!?被害者の子供の方を責めるのかよ!ひどっ!」 三条「だいたいあなたのお父さんは強かったのよ。」 一ノ瀬「親父が?」 三条「虎牢関の戦いでは呂布と互角に戦ったし・・・」 一ノ瀬「それ三国志じゃねぇーか!俺の親父って一体なんだよ!!」 三条「仕方ないわね。」 ピッピッポッ 一ノ瀬「今度は誰に電話してるんだよ!」 ガチャ 三条「もしもし?ジェームズ・ボンドですか?」 一ノ瀬「007か!もうええわ。」 二人「どうもありがとうございましたー。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第51位(1回戦敗退)  MASAMUNE
審査員
点数
 30   7  15  37  20 平均
点数
 21.8
[審査員の感想・コメント] ・心に引っかかるところがまったくなく終わってしまいました。  ゴルゴの口座番号は確か「56513」だったはず。わかっててボケたのかもしれませんがお粗末な印象しか残りませんでした。
エントリーNo.036  3.14kb 「お菓子」 韮沢「はいどうも3.14kbです!」 笹原「よろしくお願いします!」 2人「ね〜」 韮沢「というわけなんですけども。」 笹原「あのさ、韮沢君、好きなお菓子って何かある?」 韮沢「まぁ、基本的にはチョコレート系統は全部好きだけど。」 笹原「中でも好きなのは?」 韮沢「特にこれといって好きなものはないけどね。あっ、でも、スニッカーズとかのああいうネバネバしたのは嫌いだね。」 笹原「………」 韮沢「…どうした?」 笹原「…この野郎ぅぅ!!」 韮沢「どうした、余分に『ぅぅ』なんて語尾につけて。」 笹原「…お前は伝説を知らねぇのか…」 韮沢「何の伝説だ、そりゃ。」 笹原「…夏の日の、あいつらの、あいつらの伝説のことだよ…」 韮沢「はい?!そんなこと言われようと、全く存じてないですが。」 笹原「…じゃあ教えてやろうか、あいつらの、あいつらの、伝説を…」 韮沢「いい加減そのしゃべり方やめてもらいます?最初と最後にいちいち『…』つけなくてもいいと思いますよ。」 笹原「分かった。」 韮沢「素直!素直はいいことだ。で、話を続けて。」 笹原「じゃあ、今日は君に、あいつらの、あいつらの伝説を教えてやるぜ。」 韮沢「…あっ、今日はノートを持ってきたわけね。伝説が記されたノートを。」 笹原「『あいつらの、あいつらの伝説。』」 韮沢「さっきから『あいつらの、あいつらの』ってうるさいねぇ!ここまで計8回『あいつらの』って言ってますよ!1回言えば分かるから。」 笹原「これは、お菓子業界に生きる、ある男の伝説である。」 韮沢「珍しいですね、お菓子の伝説なんて。」 笹原「彼の名前はスニ田スニ男、51才。」 韮沢「…ありえない名前だねぇ。一応スニッカーズをモデルにしてるんだろうけど。」 笹原「今日も日課の『コンビニに行ってスニッカーズを買い占める』を実行。」 韮沢「きっと値が張ってるよ。月の食費が大変だな。」 笹原「カゴいっぱいのスニッカーズをレジに持って行くスニ男。 困惑するバイト君。」 韮沢「そりゃレジのバイト君も困るわな。」 笹原「そこに偶然現れた女性。 彼女の名はスニ田チヨコ、25才、スニ男の娘である。」 韮沢「娘さんいるんだ、意外の一言に尽きるわ。しかも『チヨコ』って…」 笹原「チヨコはスニ男に告げた。『私、結婚するの。』」 韮沢「唐突だなぁ、展開が。」 笹原「スニ男は言った。『いったい誰とだ!』 チヨコが言った。『フフ、チロルさんとよ。』」 韮沢「チロルチョコと!チロルチョコと結婚か。」 笹原「『チ、チロルだとぉ!!』と、スニ男。 『そうよ、私の名前は晴れて チロルチヨコ になるのよ。』とチヨコ。」 韮沢「くだらねぇなぁ!」 笹原「『そんな結婚など断じて許さぬ!今すぐチロルとやらを探すぞ!』というスニ男。」 韮沢「おお、スニ男も許さないか。」 笹原「しかし、隣のレジには、チロルチョコがたくさん入ったカゴを持った男の姿が…」 韮沢「そいつだ!きっと探してんのはそいつだ!」 笹原「困惑するバイト君。」 韮沢「そりゃ困るわ。変なやつ3人もいるんだもん。」 笹原「スニ男はチロルに言った。『結婚など許さんぞ!』 チロルは言った。『ソンナニケッコンガイヤデスカ!』」 韮沢「フィリピン人?!チロルはフィリピン人か!?」 笹原「スニ男は言った。『なら闘るか!』 チロルは言った。『アア、ヤロウジャナイデスカ!』」 韮沢「コンビニで決闘ですか?!断じて遭遇したくない。」 笹原「スニ男は早速キックをお見舞い。 対してチロルは連続パンチだ!」 韮沢「単なる格闘技ですね!」 笹原「エルボーを決めるスニ男。 ブレーンバスターをするチロル。」 韮沢「もうプロレスじゃねえか!!」 笹原「バックドロップをするスニ男。 4の字固めをするチロル。 現金を引き出すチヨコ。」 韮沢「コンビニのATMで現金引き出してる場合じゃないだろチヨコ!!父親と婚約者が戦ってんだぞ!」 笹原「さらに激しい戦いになっていく… なんと、なんと2人は、魔法を使い出したのだ!」 韮沢「大変なことになってきたな…」 笹原「チロルの魔法! 『チロルチロル!』」 韮沢「こりゃまた呪文がしょぼいなぁ…」 笹原「『フン、コレデアナタハシンダモドウゼン…』」 韮沢「生意気な外国人だなぁ!こいつ!セリフも見づらいし。」 笹原「スニ男は言った。『こんな魔法など効かぬ… …あぅっ!…開かねぇ…さっき買った俺のスニッカーズが開かねぇ!!』」 韮沢「どんな魔法使いやがったチロル!」 笹原「『スニッカーズを開けようとする俺の意思に、手が背きやがるぅ!』」 韮沢「漫画によくありそうなセリフを口にしてんじゃねぇ!スニ男カ ッコつけで言ってるだろそのセリフ!」 笹原「『ま、負けられねぇ、ならば魔法には魔法だ!!』」 韮沢「50過ぎのおっちゃんに出来んの?!魔法。」 笹原「『スニ田流奥義…スニスニッカーズ!!』」 韮沢「両方とも呪文に工夫を凝らすべきだと思う。うん。」 笹原「『ベツニナニモオコッテナイデスヨ。』 しかし、隣で隠れてレジを打っていたバイト君に異変が… 『ピッ、あれ、ピッ、あれぇ?!チロルチョコのバーコードが反応しねぇ!!』」 韮沢「くだらねぇなぁ!!おい!チロルに直接被害がいってねえよ!」 笹原「戦いはさらに激化… 口から炎を吐くスニ男。 口からチロルチョコを吐くチロル。」 韮沢「チロルが吐いたのは吐瀉物だよ!!汚いなチロル!」 笹原「陰で見守るバイト君。」 韮沢「なんだかんだで興味持ってるよバイト君が!!」 笹原「さらに口から炎を吐くスニ男。 身軽な体でかわすチロル。 やけどを負ったバイト君。」 韮沢「バイト君が被害受けてるよ!受難だなぁ!」 笹原「ついには光線を出すチロル。 それをなんとかよけるスニ男。 息を引き取るバイト君。」 韮沢「バイト君死んじゃった!そんな戦いに興味持つからだよぉ!!」 笹原「気を取り直して口から炎を吐くスニ男。 その炎に光線をぶつけるチロル。 ビールを盗んで店を出るチヨコ。」 韮沢「チヨコ帰った!何気に犯罪犯してるよ!」 笹原「スニ男の隙を見つけたチロル。 焦るスニ男。 無言の帰宅をするバイト君。」 韮沢「遺体が家に到着?!」 笹原「隙見て光線を出すチロル。 ダメージを負うスニ男。 ついに決着がついた!」 韮沢「軍配はチロルに上がったか…」 笹原「失望するスニ男の目の前に1人の老人が…」 韮沢「ええっ…!」 笹原「『スニ男君、あの頃の君はどうしたのかね?』 『う、うまい棒師匠…』」 韮沢「誰?!うまい棒師匠って誰?!」 笹原「次回、物語は始まりを告げる −第1章 完−」 韮沢「これが始まり?!こんな長いのが第1章?!」 笹原「まあ、全部で36章まであるんですけど。」 韮沢「多いな!こんなのでよく36章も続いたなぁ!」 笹原「2章読みます?」 韮沢「いやいや!読まないですけど、どうしてこんなに長く続くんですか。」 笹原「いやね、この物語もスニッカーズのキャラメルのように、粘り強いんですよ。」 韮沢「もういいよ。」 2人「どうもありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第37位(2回戦敗退)  3.14kb
審査員
点数
 45  67  28  39  44 平均
点数
 44.6
[審査員の感想・コメント] ・ナンセンスを通り越してただ単にアホ(誉め言葉)な展開とフレーズの数々は面白いのですが終盤息切れしたかなと。  もう少しバトル以外に進展があればよかったんですが。ハイテンションで押していくネタだというのはわかりますが、  ちょっと勢い任せなところ(主にツッコミ)があったのも少々マイナスです。 ・最後まで、話に入り込めず終わってしまいました。  俺の中でそうなってしまった一番の理由は、やっぱり前半ですよ。  最初の25行前後が、あまりにダラダラしていて、何もかも中途半端だと感じてしまったのが・・・  もし俺なら、前フリ部分はどんなに長くても6〜7行ぐらいで終わらせます。さすがにそれは極端な考えかもしれませんが・・・  ともかく、ネタ全体にもっとメリハリが欲しかったですね。
エントリーNo.037  ランブルスクランブル 「全ては出会いのために」 ☆荒井☆どうも、ランブルスクランブルです! ◆服部◆ランスクの、ランスクによる、ランスクのための漫才をやっていこうということで。 ☆荒井☆誰も支持しそうにない宣言ですね。まあ、とにかくランブっていきましょう。 ◆服部◆それにしてももう春真っ盛りって感じじゃないですか。 ☆荒井☆そうですね。暖かくもなってきたし、いい季節ですよね。 ◆服部◆で、この季節になると出会いが欲しいと思うんですよ。 ☆荒井☆まあ、春は「出会いの季節」とも言いますしね。 ◆服部◆お前はどんな出会いが欲しい? ☆荒井☆僕はやっぱり恋人と運命の出会いっていうものにあこがれますね。 ◆服部◆ああ、画面を通じて好みの人と。 ☆荒井☆出会い系ですか!そんな出会いじゃなくてもっと純粋な出会いですよ! ◆服部◆あ、フェイス・トゥー・フェイスの方ね。 ☆荒井☆なんか無理矢理感があって違和感があるワードな気がしますが…。まあ、そういうことですよ。 ◆服部◆それで、お前はどういう出会い方をしたいと思ってるの? ☆荒井☆そうですねぇ…。例えば本屋で同じ本を買おうとして偶然手が触れ合ったことで出会うとか。 ◆服部◆なんかベタだな。 ☆荒井☆まあ、そうですけどね。 ◆服部◆だったら今はIT社会だから、同じ株を買おうとして手が触れ合って出会うとかは? ☆荒井☆…ゴメン、出会う要素が見当たらないんですけど。 ◆服部◆じゃあ自販機で同じジュースを買おうとして手が触れ合うとかは? ☆荒井☆…明らかにどちらかはお金を払わずしてジュースを買う気ですよね? ◆服部◆うん。それはお前がやらないと出会えないけど。 ☆荒井☆無理です!そんなことやったら相手は怒りますよ!出会うどころじゃないですって! ◆服部◆じゃあお前はどんな出会い方がしたいんだよ!? ☆荒井☆だから本屋で出会うパターンでいいって言ってるじゃないですか! ◆服部◆あ、そうなんだ。それでOKね? ☆荒井☆僕、そんな出会い方に重点置いてないですって。 ◆服部◆じゃあ何に重点置いているわけ? ☆荒井☆そりゃあ、どんな子に出会うかですよ。 ◆服部◆あ、なるほどね。お前はどんなタイプの恋人に出会いたいの? ☆荒井☆そうですね…。色白な子とかが好みですね。 ◆服部◆なるほど、白い恋人ね。 ☆荒井☆って、なんか北海道の銘菓っぽい言い方ですね…。それで、身長が自分よりも小さい方がいいですね。 ◆服部◆あ〜、はいはい。南くんの恋人ね。 ☆荒井☆確かに小さいですけど!アレはフィクションだし小さいの域を超えています!オマケに他人の恋人だし! ◆服部◆他にはないの? ☆荒井☆あとは僕、石原さとみや井上和香みたいな口の子とかが好きなんで、そういう子ですね。 ◆服部◆あっ、お口の恋人かぁ。 ☆荒井☆って、それはロッテの登録商標!それだと僕の恋人がガムみたいじゃないですか! ◆服部◆いいじゃん。なんか韓流スターとか千葉ロッテの選手みたいで。 ☆荒井☆確かにロッテのCMに出てますけど、そういうことじゃないですって!とにかく、そういう子がタイプなんですよ。 ◆服部◆なるほどね。でも、だとしたら俺とは全く違ったタイプの子が好きっていうワケね。 ☆荒井☆え、お前のタイプは? ◆服部◆まず俺はどちらかと言えば白より黒の方がいいかなと。 ☆荒井☆あ、そうなんですか。ギャルみたいな子がタイプなんですね。 ◆服部◆芸能人で言うと黒木瞳みたいな人。 ☆荒井☆ってそれ名前だけじゃないですか!黒木瞳はかなり美白ですよ! ◆服部◆で、身長は自分より大きい方が。 ☆荒井☆これまた珍しい好みを持ってるんですね。女性の方が大きいのは結構男しては抵抗あると思いますけど。 ◆服部◆だからスポーツ選手とかがそうかなぁ。 ☆荒井☆まあ、スポーツやってる人はそういう人も多いですしね。 ◆服部◆で、お口の恋人。 ☆荒井☆だから、なんでそこでロッテが来るんですか!? ◆服部◆というわけでその3つのキーワードに当てはまった人が俺の理想の人っていうことになる。 ☆荒井☆なんか3つ共それぞれリンクし難いキーワードですね…。特に最後の条件が検索結果を少なくしてますし。 ◆服部◆う〜ん、何か当てはまる人はいるかな…。 ☆荒井☆僕の中では該当する人物は見当たらないですね。 ◆服部◆…あ、わかった! ☆荒井☆え、誰かその3つに当てはまる人がいたんですか? ◆服部◆ジョニー。 ☆荒井☆…千葉ロッテの? ◆服部◆もちろん。 ☆荒井☆って、確かに「黒木」「スポーツ選手」「ロッテ」の条件に当てはまってますけど!根本から違うじゃないですか! ◆服部◆でもこの人しかいないって。 ☆荒井☆そうかもしれませんけど、ジョニーは男です!恋人との出会いだって言ってるのに、なんで男と出会うんですか!? ◆服部◆そんあ嫉妬するなよ。俺だけが運命の人を見つけたからって。 ☆荒井☆全くもって嫉妬のカケラすら脳内に存在しないですって…。 ◆服部◆わかったよ。俺もお前のタイプの子を見つけてやるよ。っていうかもう見つけた。 ☆荒井☆これまた勝手な行いですね。しかも、さっきのやり取りからして信じられないんですけど…。 ◆服部◆大丈夫、大丈夫。ちゃんとお前のタイプに全て当てはまっている子だから。 ☆荒井☆…“女”ですよね? ◆服部◆当たり前だよ。 ☆荒井☆じゃあ教えてくださいよ。どんな子ですか? ◆服部◆え〜っと、お前のタイプは「白」「小さい」「ロッテ」だよね? ☆荒井☆だからロッテじゃないですって!口に特徴がある子です! ◆服部◆あ、そっちの条件も兼ねてるから平気。 ☆荒井☆…ならいいですけど。で、誰ですか? ◆服部◆ロッテのマスコットキャラ、リーンちゃん。 ☆荒井☆もうおしまい! ◎2人◎はい、タンブル!どうもありがとうございました! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第28位(3回戦敗退)  ランブルスクランブル
審査員
点数
 50  70  50  72  38 平均
点数
 56.0
[審査員の感想・コメント] ・少々理屈っぽすぎて嫌味が出ているものの二人の理知的な掛け合いが面白く、落とし方もうまくてよかったのですが、  前半のボケとボケにつながりがなく並列的なまま終わっていて印象が弱かったのがもったいない。
エントリーNo.038  信健ブラザーズ 「プロポーズ」 健「どもーよろしくねがいしますー」 信「おっす! よろしく!」 健「でねー、今日は何の話をしようかいろいろ迷ったんですけどねー」 信「結局なにもしないことにしましたっ!」 健「うん、それはまずいな〜。仕事しようよ〜」 信「んじゃあ、何の話するのさ! 俺は手伝わないよ!」 健「のっけからすごいこと言うねぇ。頼むよ、手伝って」 信「プロポーズの話ならいいぜ!」 健「多少不自然さは残るね。まあ、いいけど」 信「僕の知り合いがね、今度プロポーズするらしいんですわ。それでねー、何かこう、良い言い回しとか無いかなって相談を受けてましてね〜」 健「なるほど。『僕のために味噌汁を毎朝作ってくれ!』とかそんな感じのですね」 信「そうそう、なにか良いのある?」 健「そうだな〜、俺だったらストレートに言っちゃうけどな〜」 信「あ〜なるほどね〜。『あなたのパンツで毎朝僕のために味噌汁になってくれ!』」 健「うん、意味を持たない三段階の変化球だねそれは。ちなみにパンツと味噌汁は組み合わせないほうがいいぞ? そこはかとなく悪意を感じちゃうからね。 いい? 俺が言ってるのは、『結婚してくれ!』とかそういうストレートね?」 信「『俺の子供を産んでくれ!』」 健「うん、そうそう。そういうストレートな奴がいいね」 信「『あとこいつの子も』」 健「それまずいな〜。どっから誰連れてきちゃったのこれ」 信「父を営業先から」 健「親父きた!? なんだ、お前のとこ子孫残すのに必死だな〜。営業ほっぽってくるかな普通」 信「『もうひとりいい?』」 健「こらこら、よくばるな」 信「と、こんな感じ?」 健「よくしれっと言えるね〜。もし今の言われたら警察駆け込むよね?」 信「じゃあこんなのどう?」 健「ほう、なになに?」 信「『もしも明日、雨が降ったら……僕と結婚してくれないか?』」 健「おや? トレンディーだね。でも、晴れたらどうするの?」 信「『もし晴れたら、僕の涙が、雨になるよ』」 健「おお、80年代の匂い。ポマードの匂い。でもまあ、いいんじゃない?」 信「『もし雪だったら、雪合戦しよう』」 健「うん、したいね。そうなったらもう結婚どころじゃないよね」 信「そろそろ君もなんかいいのだせよっ」 健「えー。俺そういうの苦手なんだよね。知ってるでしょ?」 信「だからさ、いずれは君も言うわけじゃない。みち子に」 健「まあ、そうだね。みち子にね」 信「だからほら、予行練習としてさ、やって損はないぜ」 健「じゃあ……『結婚してくれたら、君をもっと、愛してあげる』」 信「お断りします!」 健「ことわられた!?」 信「君ね〜、今のは無いよ。まず偉そうだよ」 健「え、そうかなぁ〜いいと思うんだけどな〜」 信「今みたいな感じで言いたいならこうだよ。『結婚したら、君はもっと僕を愛してくれるのかな?』」 健「おおっ、なるほど。『うんっ』ときて『じゃあ、結婚しよう』とくるのか」 信「『ハッ』ときて『グッ』とくるわけだ」 健「ふるいよっ。そしてわかりにくいよっ」 信「要するに断られてるんだよ」 健「だめじゃんっ」 信「なんにしても、みち子にはふられるよ。だって君、きもちわるいもん」 健「……え? いまなんて?」 信「だって君、気持ち悪いもん」 健「くぉら!!」 信「お!? 早速来たな元気坊主!」 健「近所の元気な男の子見たく言うな!! 気持ち悪いとか見もフタもないだろ! だいたい俺の何処が気持ち悪いんだ!?」 信「カブトムシを赤く塗って喜んでるところとか」 健「やったことねぇよ! 何だそれ!? どっからその発想出てきた!?」 信「そんなに言うんならね! ぐっとくるプロポーズしてみなさいよ! この赤カブト!」 健「だから赤カブトの件についてはしらねーって!」 信「『殺されたくなかったら結婚しろ!』 くらいいえないのか!?」 健「いえねーよ! というか言っちゃだめだろそれ!」 信「ばか! 女の子は言葉をまってるんだよ。思ってるだけじゃ伝わらないんだよ!」 健「その言葉を待ってる女はいねーよ! そもそも思ってもねーよ! それこそ警察駆け込まれるだろ!」 信「『君のその黒いの、なに?』って勇気を出して言えないのか!?」 健「プロポーズですらないだろそれ! なんだ!? 黒いのって!」 信「頬についてるの」 健「ホクロだそれは! なんかよくわかんないけどホクロだろ!」 信「『え? なーんだ、ホクロかぁ』」 健「なんだと思ったんだ? それ以外だったらなんかやだろ! 頬にある黒いのは!」 信「『じゃあ結婚しよう』」 健「じゃあって! ホクロを気にして今まで言えなかったのか!?」 信「『え、なに? 本当はホクロじゃないだってぇ!? じゃあ君とは結婚できない!』」 健「だから『じゃあ』はやめろ! 確かにホクロじゃなかったら前言撤回したい気持ちはわかるけど!」 信「『え? 本当はカブトムシ?』」 健「気づけ! というかありえるか! どこの世界に頬にカブトムシ付けてプロポーズ受ける女がいる!?」 信「『そ、それなら……』」 健「ならんならん! そうはならんだろ!?」 信「ということは、君の場合は『君のその赤いの、なに?』になるんだね」 健「だから赤カブトの件はしらねーよ!!」 信「とにかく、君のその貧相な言葉じゃ、女性はときめかないね」 健「お前が飛びすぎてんだ!」 信「『僕は君と出会い、そして結ばれるために生まれてきたんだ』」 健「な、なんだよ。急に真面目にするなよ」 信「『こいつもね』」 健「だから親父を営業先から連れてくんな!」 信「最低でもこれくらい言えなきゃね」 健「言えなくて良かったよっ」 信「ふん、羨ましがるな……あ、そうだ、もみじ饅頭たべる?」 健「なんでこのタイミングでもみじ饅頭でてくんだよ! 前代未聞だよ!」 信「本番前言いそびれてて」 健「そのまま言いそびれててくれよ! 本番中の大事なオチの部分で相方にもみじ饅頭進められる俺の身にもなってくれよ!」 信「一大事だね」 健「そうだよ! その通りだよ! 漫才しようよ!」 信「えー、もういいんじゃない? 俺、たいしたことできないよ?」 健「ああああ!! じゃあもういいや!」  ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第39位(2回戦敗退)  信健ブラザーズ
審査員
点数
 58  65  25  43  19 平均
点数
 42.0
[審査員の感想・コメント] ・前半は掛け合いが危なっかしい(健「多少不自然さは残るね。まあ、いいけど」ってよくないですよ。  不自然さを感じさせない入りにする事はいくらでも出来るはずです)なりにも  独自の発想や味わい(80年代の匂い。ポマードの匂い。など)があってよかったのですが、  相方いじりからネタの形が崩壊したのがもったいないです。  もみじ饅頭の突飛さにはかなり心をつかまれましたがオチが投げ捨てただけなのが残念です。  本当は55点前後ですが今後に期待して65点にしておきます(個人的に準決勝行ってほしいので)。
エントリーNo.039  フリダシニモドル 「彼女が欲しい!」 2人「はいどーも!『フリダシニモドル』です!よろしくおねがいしまー す!」 速見「カッコイイ方が速見真一で、2年連続でおみくじで凶を引いたのが高 橋康二です!」 高橋「来年あたり大凶引いてしまうのではないかと、今からビクビクしてい ます。」 速見「おみくじに凶が入っていることを見事証明してくれました!ありがと ー!」 高橋「どうでもいいよそんなの………そんな事よりオレ最近思うんだけ ど………」 速見「ショートコント『ザビエル』!」 高橋「人が話してんだろ!それにショートコントのタイトル奇抜すぎんだ ろ!」 速見「何だよ?人のショートコントを中断させてまでお前が話したい事と は?」 高橋「お前のショートコントだってそんな重大なモンじゃないだろ………オ レ最近思うんですけど、やっぱり彼女がほしい!」 速見「………それがオレのショートコントを中断させてまでお前の言いたか ったことか!?」 高橋「何キレてんだよ!!でもそろそろ彼女ほしいんですよ!」 速見「あー、確かにお前も80歳越えたからな。」 高橋「越えてねぇよ。80歳越えてたら『そろそろ彼女ほしい』なんて言っ てられないからさぁ。まだ学生ですからね。」 速見「え?どんな子がいいの?なるほど、やまんばギャルがいいのかぁ。」 高橋「言ってねぇよ。古くね?やまんばギャル。とっくに少数派民族になっ たわ。」 速見「え?じゃあどんな子がいいの?」 高橋「理想はやっぱり明るい子ですね。」 速見「光が強くて物がよく見える子がいいのか?」 高橋「その意味じゃねえよ!どういう子?それ。お釈迦様か?」 速見「あ、元気な子がいいわけね?」 高橋「そうですよ。まぁ後は料理が上手くて、性格も良くて、顔もそこそこ 良くて、できればお笑いが好きな子がいいね。」 速見「高望み過ぎじゃねぇ?それ。」 高橋「いいんだよ、理想なんだから。若干完璧超人でも理想の世界ならOK よ。」 速見「それは妄想だけどな。じゃあ現実世界でお前のことを好きになりそう な奴で、そういう子はいるの?」 高橋「いないけど、一応好きな子はいるんですよ!」 速見「へー。」 高橋「いや、もうちょっと食い付けよ!なんで今『へー』で流した?」 速見「興味無いから。」 高橋「それを言ったらお終いじゃねぇかよ!もうちょっと食いつけ!」 速見「で?その好きな子とはどんな関係なの?」 高橋「うーん、一応友達くらい。告白したいんだけど告白できないんだよ ね。」 速見「わかった。じゃあ告白の仕方を教えてやるよ。」 高橋「でも、お前大丈夫なのか?」 速見「任せろ!何てったってオレは恋愛に関しては自称・『無冠の帝王』だ からな!」 高橋「自称じゃ困るし、無冠の帝王っていう表現が一番信頼できないんだ よ!でもまぁ、頼むわ。」 速見「まずはその好きな女の子を呼び出すんですよ!」 高橋「あー、呼び出して告白するわけですね。」 速見「ピンポンパンポーン………2年C組の殺人狂子さん、至急屋上までお 越しください。」 高橋「規模がでかい!何で学校の放送使っちゃってんだ!で、殺人狂子さん って誰!?」 速見「殺人さんは、お前が好きな子の仮名だよ。」 高橋「もうちょいましな名前は付けられなかったのか!?」 速見「お前全国の殺人狂子さんに失礼だろ!謝れ!てかまずオレに謝れ!」 高橋「なんでお前に謝るんだよ。スイマセン、全国の殺人狂子さん。」 速見「じゃ、オレ女の子やるからお前告白しろよ。」 高橋「うん。」 速見「何?話って?え?付き合ってくれ?ゴメンなさい!」 高橋「早い早い!1行で終わらせんな!・・・・・・・・・しかもオレ断られてんじ ゃん?」 速見「生理的に受け付けない!できれば死んで!ウザイ!」 高橋「酷い言われようだな・・・・・・・・・ごめん、もう1回やらしてもらえ る?」 速見「何?話って?岡村くん。」 高橋「オレ高橋だよ!流石に間違えないだろう高橋と岡村は!」 速見「何?話って?」 高橋「実はオレ・・・・・・・・・君のことが・・・・・・・・・」 2人「好きなんだ!」 高橋「何でお前も言うんだよ!ここ一番いいトコだぞ!」 速見「何言うか予測できたから・・・・・・・・・」 高橋「予測できても言っちゃダメだろ!」 速見「うーん、やっぱりお前インパクトが足りないよ!そんなんじゃ女の子 は惹かれないよ。」 高橋「そうか・・・・・・・・・でも、インパクトってどういう感じにすれば?」 速見「例えば、『もし君に振られたら君は死ぬ!』みたいなことを言うんだ よ。」 高橋「恐いよ。普通それは『君に振られたら僕は死ぬ!』だろ?逆恨みで殺 すのか?」 速見「じゃあ オレがお手本を見せてやるよ。インパクトのある告白!」 高橋「大丈夫か?インパクトあるのか?」 高橋「何?話って?」 速見「実はオレ・・・・・・・・・君のことが好きなんだ!」 高橋「え・・・・・・・・・?そんな・・・・・・・・・急に言われても・・・・・・・・・」 速見「これを見てほしい!」 高橋「え?それは・・・・・・・・・?」 速見「退部届だ!」 高橋「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」 速見「君に振られたら僕は部活をやめる!」 高橋「学校やめろ!!何で部活なんだよ!大したことないだろ!」 速見「君に振られたら帰宅部をやめる!」 高橋「帰宅部は部活じゃねぇよ!!・・・・・・・・・なんだよお前、インパクト0 じゃねぇかよ。」 速見「そんな事は無い!何故ならオレはこの方法で5人に告白して全部玉砕 した!」 高橋「駄目じゃねぇかよ!いいかげんにしろ。」 2人「ありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第43位(2回戦敗退)  フリダシニモドル
審査員
点数
 20  42  15  51  26 平均
点数
 32.8
[審査員の感想・コメント] ・まだまだ発展途上という感じですかね。どこがよくないというわけではないのですが、ネタの線が細く物足りませんでした。  先読み出来たから言うのと殺人狂子さんに謝れはよかったのですが (実際に謝るのではなくツッコんでほしかったですが)他のボケが貧弱です。  今後ネタ書きのコツがつかめればなかなかいいコンビになると思いますよ。
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