予選ネタ集 Eブロック



審査については、参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきました。






エントリーNo.041  天体観測 「便利な世の中・清原」  翔「はいどーも天体観測です!」 ミヤ「よろしくお願いします!」  翔「まぁ、私達、高校生男女コンビとして頑張っているんですけど」 ミヤ「最近、ようやく私も携帯電話を買いましてね!」  翔「あぁ〜!俺も欲しいんだよねぇ。電話付き携帯」 ミヤ「電話が付いてないと携帯の意味がないから!」  翔「カメラマン付き携帯も欲しいなぁ!」 ミヤ「何、その不気味な携帯は?」  翔「カメラマンが色々な物を勝手に撮ってくれるの」 ミヤ「もはや意味が分からん!でも、最近は電化製品も進化していますね!」  翔「進化してるね!人類もこの前、人間に進化したし」 ミヤ「誰もそんな歴史の話はしてないよ!電化製品が進化しているって言ったの」  翔「歴史を語らせると、俺はうるさいぜ?」 ミヤ「語らなくていいよ。今は電化製品の話をするの」  翔「はいはい。でも具体的にどう進化しているんですか?」 ミヤ「例えば、テレビですよ。今はテレビで番組に参加できるんですよ」  翔「マジで!?それ凄くない?」 ミヤ「そうなんですよね」  翔「巨人戦見てたら、サードとか守れちゃったりするの?」 ミヤ「それは無理だわ!翔ちゃんに小久保の代わりは荷が重いだろうし」  翔「バカヤロー!俺は練習試合にスタメンで出て、初打席を迎えた2回表に代打を出された男だぞ?」 ミヤ「早いな!打席に立ってないじゃん。そんなんじゃ小久保どころか西武に行った江藤も越えられないわ」  翔「セカンドでもいいけど・・・」 ミヤ「守備位置の問題じゃないから!クイズ番組とかに参加できるんですよ」  翔「あぁ〜、そっち系?」 ミヤ「他にどんな系統があるのかが私には分かりませんけど」  翔「で、他にはどんな電化製品が?」 ミヤ「あとは、パソコンですよ!今じゃパソコンはテレビ代わりだからね」  翔「俺は野球が友達代わりだけどね」 ミヤ「そんな報告は別にいりません。でもパソコンも本当に便利ですよ」  翔「そうだね。通販とかで色々なものが買えたりね」 ミヤ「チケットや宿泊の予約が出来たりね」  翔「清原のホームランを予約したりね」 ミヤ「それは無理!野球は筋書きのないドラマだし」  翔「予告ホームランならぬ予約ホームランですよ!」 ミヤ「別に上手いことも言わなくていいです」  翔「あとね、俺、自分で電化製品を発明したいと前々から思ってたんだ」 ミヤ「発明って難しいんだよ?」  翔「俺をなめるな!俺は地元じゃ『泣く子もだます』で有名だったんだぞ?」 ミヤ「最低だね・・・黙らせようよ」  翔「さらに、地元じゃ負け知らずなんだぞ?」 ミヤ「聞いてないよ」  翔「あっ!もう、ひらめいた!ラジオに、映像をつけるの」 ミヤ「世界はそれをテレビと呼ぶんだぜ?」  翔「あとは、食べ物や飲み物を冷やして保存するような箱とかね」 ミヤ「冷蔵庫じゃん。もうあるよ。やっぱ翔ちゃんに発明は無理だね」  翔「じゃあ、2つの電化製品の能力をくっつけて1つにするってのは?」 ミヤ「なるほど!テレビとCDコンポををくっつけて、音楽も聴けるようにするとかね」  翔「ドライヤーと炊飯器をくっつけてご飯を炊きながら髪を乾かすとかね」 ミヤ「別に必要ないわ!」  翔「ドライヤーとトースターをくっつけてパンを焼きながら髪を乾かすとかね」 ミヤ「またドライヤーか!どれだけ髪を乾かせば気が済むんだよ」  翔「上原の変化球と松坂のストレートをくっつけて、最強投手作ったりね」 ミヤ「電化製品どこいったんだよ!そういうのはパワプロでやれよ」  翔「おしべとめしべを合体して受粉させたりねぇ」 ミヤ「何をやってんだよ!電化製品は!?」  翔「でも、最初にも言ったけど携帯も進化してるよね〜」 ミヤ「着信音とか選ぶのはやっぱ楽しいですよね」  翔「そういえばさ、この前俺も携帯買いに八百屋に行ったんだよね」 ミヤ「え?」  翔「それで、野菜を見てたたんだよね」 ミヤ「待った待った!どうして携帯買いに行って八百屋にいるの?」  翔「そういう年頃なんだから気にしないでよ」 ミヤ「年頃関係ないよ!」  翔「まぁ、話を聞いてよ」 ミヤ「一応聞いてあげるよ」  翔「すると、そこに清原がいたんだ」 ミヤ「え?あのオリックスの!?」  翔「うん。大根とかゴボウで素振りしてたなぁ」 ミヤ「いや、あり得ないでしょ!あの大スターが?」  翔「本当にいたんだって!まぁ、サインはもらわなかったけど」 ミヤ「もらってやれよ。大スターだよ?」  翔「そこは気にしないで、今度はおもちゃ屋に行ったんだ」 ミヤ「携帯どこいったんだよ!」  翔「そしたら、マジカルステッキで素振りしている古田がいたんだ」 ミヤ「今度は古田か!おとなしく監督してれば良いのに」  翔「サインもらっちゃったよ」 ミヤ「よかったねぇ」  翔「その横に清原もいたよ」 ミヤ「また現れたか!きっと翔ちゃんにサインあげたかったんだよ」  翔「サインはもらわなかったよ」 ミヤ「どうしてこだわるの?清原嫌いなの?」  翔「そこは気にしないで、今度は道端を散歩していたんだ」 ミヤ「本来の目的を完全に忘れているよね?」  翔「そしたら、イチローに出会ったんだ」 ミヤ「もう大リーグにいるはずのイチローが現れてもつっこまないよ」  翔「サインもらっちゃった」 ミヤ「よかったねぇ。何しろ大スターだからねぇ」  翔「去年のロッテの4番だからねぇ」 ミヤ「サブローじゃん!!別人だよ」  翔「その後ろに清原がいたんだ」 ミヤ「清原がただのストーカーみたい」  翔「ヒットエンドランのサインもらっちゃった」 ミヤ「ジェスチャーのみかよ!」  翔「でも、これだけ色々な野球選手に会ったけど、携帯はもらえなかった」 ミヤ「そりゃ、あれだけ変な行動していればね・・・」  翔「だから、今度は清原のサインをもらってくる」 ミヤ「多分、もうくれないから!もういいよ」 二人「ありがとうございました」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第40位(2回戦敗退)  天体観測
審査員
点数
 55  45  40  34  32 平均
点数
 41.2
[審査員の感想・コメント] ・あぁ〜、せっかく前半いい感じだったのに後半がもったいない!  「携帯買いに八百屋に行ったんだよね」から後の部分が、意味分からず・・・  無理に話の流れを変える必要なんてどこにも無かったのに・・・ ・ 構成力・発想力がついてきましたね。  本筋と関係ない余計なボケ(泣く子もだますなど)で流れが止まっていたり、  ツッコミの口調が明らかに男のそれで違和感があったりと引っかかるところはありますが、  今後の成長に期待して60点。  ……途中まではこう書くつもりでしたが、終盤の清原のくだりがそれまでとなんのつながりもない上に支離滅裂で  はっきり言って余計です。この部分をやるのならなぜおもしろいボケのあった電化製品を広げるか  「テレビ番組に参加」など言葉足らずになっているところの説明費やさなかったのか……。  非常にもったいないです。後半の失敗で15点引かせてもらいました。
エントリーNo.042  ダブルアクセル 「風邪の原因」 矢吹:どうもよろしくお願いします。 小角:ダブルアクセルです。頑張っていきましょう。 矢吹:僕ね、この前風邪ひいちゃったんですよ。 小角:あらら、大変ですね。 矢吹:でね、一応風邪は治ったんですけどね、ちょっと考えてることがありまして。 小角:何ですか? 矢吹:何故風邪をひいてしまったか、っていうことを考えてるんですよ。 小角:風邪をひいた原因ですか。 矢吹:で、僕が考えた結果、僕が風邪ひいたのは月曜日だったから、日曜日の生活の仕方が悪かったからだと思うの。 小角:あー、なるほど。風邪をひいた前日に、何か体に悪いことしちゃって、風邪をひいたってことですね。 矢吹:だからね、僕が今から日曜日にどんな生活をしたかっていうことを言うから、体に悪そうなところがあったら指摘して。 小角:オッケー、まかせといて。 矢吹:まずね、7時ぐらいに起床したね。 小角:そこは全然問題ないね。 矢吹:で、7時1分に朝食を食べ始めました。 小角:7時1分って起きてからまだ1分しか経ってないよ!?朝食食べるの早くない!? 矢吹:いや、これが矢吹家のおきてみたいなもんだから。 小角:どんなおきてだよ。そんで朝食は何食べたの? 矢吹:確かパンだったね。 小角:ここも問題ないね。ちなみに何パン食べたの? 矢吹:コパン。 小角:おかしじゃねぇか!朝食がおかしって体に悪いわ! 矢吹:小さくたって一人前だよ? 小角:だから何だよ。じゃあもう朝食はいいや。次何したの? 矢吹:8時に食べ終わったから… 小角:コパン食べるのに59分かかったのかよ。遅いなぁ。 矢吹:8時から9時は歯磨きしたり、皿洗いしたり、掃除したりしてたね。 小角:その後は? 矢吹:9時から12時は勉強したり、コンビニ行ったり、ゴキブリと鬼ごっこしたりしてたね。 小角:…3つ目のが気になるんだけど。 矢吹:ゴキブリと鬼ごっこっていうのは、矢吹家のおきてみたいなもんなんだよ。 小角:そんなもんおきてじゃねぇよ!ただの変質者だろ。あと一応聞くけど、ゴキブリを素手で触ったりしなかったろうな? 矢吹:…え、触ったらダメなの? 小角:触ったのか!汚ねぇだろ!まさかとは思って聞いたら、そのまさかだったよ。 矢吹:それが原因で風邪ひいたのか〜。 小角:いや、それだけとは限らないから午後の生活も教えてくれ。 矢吹:え〜と12時から1時の間は昼食食べてたよ。 小角:昼食は何食べた? 矢吹:ラーメンだったよ。 小角:ここは問題なしだな。何ラーメンだった? 矢吹:ベビースター。 小角:それもおかしじゃねぇかよ!その日おかししか食べてないじゃん。 矢吹:ベビ〜スタ〜ベビ〜スタ〜日本語にすると赤ちゃん星〜なんかちょっと変〜♪ 小角:…昼食の後は何した? 矢吹:おい!無視するな!2番の歌も聞いてけよ! 小角:2番もあんのかよ。面倒くさいなー。 矢吹:では2番歌います。ベビ〜スタ〜ベビ〜スタ〜はおいしいね♪ 小角:…一番と文字数違うじゃねぇかよ!スッキリしない歌だな。 矢吹:気にしないで。 小角:じゃあ気を取り直して、昼食の後は何した? 矢吹:1時から友達と遊んだよ。 小角:何して? 矢吹:ほふく前進レース。 小角:はいストップ。それはどういう遊びですか? 矢吹:校庭をほふく前進で30週する遊び。 小角:想像をはるかに超えた遊びがここに誕生したね。 矢吹:いや〜ありがとうございます。 小角:ほめてはないよ、少なくとも。で、その遊びをした後は何したの? 矢吹:6時にお風呂入ったね。 小角:ほふく前進レース5時間やったのか〜。ギネスに申請しとこうね。 矢吹:そんで7時から夕食食べたよ。 小角:夕食は何食べた?まさかまたおかしじゃないだろうな? 矢吹:違うよ、キャビアだよ。 小角:朝と昼とえらい違いだな!朝昼おかしで夜キャビアってどんな食事だよ。 矢吹:お母さんが夜はキャビアにするから、朝昼はおかしにしろって言ったんだもん。 小角:お母さん一応家計の心配をしてるんだ。 矢吹:で、夜9時に寝たよ。これが俺の日曜日の生活。 小角:なるほど。じゃあ今から問題点を言うから。 矢吹:お願いします。 小角:まず1つ目は食事。 矢吹:えぇ!?しょ、食事に問題がぁ!? 小角:驚きすぎだよ!お前食事にどんだけ自信があったんだよ。 矢吹:食事のどこに問題が? 小角:野菜を全然食べてないってところ。これじゃあ風邪をひきにくい丈夫な体はつくれないよ。 矢吹:マ、マジかよ… 小角:2つ目は、ゴキブリと鬼ごっこしたっていうところ。 矢吹:ゴ、ゴキブリと鬼ごっこしたっていうところぉ!? 小角:これも驚きすぎだよ。お前ゴキブリは汚いってイメージなかったのか? 矢吹:いや、超あったよ。 小角:じゃあ何故触ったんだ! 矢吹:おきてだから。 小角:そんなおきて守らなくていいんだよ! 矢吹:おきてを破るとドロップキック50回の刑なんだよ。 小角:刑がおかしいだろ、ドロップキック50回って。 矢吹:これが痛いのなんの… 小角:とにかく、ゴキブリはばい菌とか持ってるから触るなよ。 矢吹:オッケー。 小角:ラスト3つ目は、ほふく前進レース。 矢吹:あ、それは想定の範囲内。 小角:これは体に悪いって承知してたんだ。 矢吹:でもお母さんが「やらないとドロップキック50回食らわすぞ」って言ったから… 小角:お母さんがやらせたのか! 矢吹:それで仕方なくやったんだよ。 小角:でも、ほふく前進レースを5時間も外でやってると体が冷えるからなるべくやらないようにな。 矢吹:わかった。今日は色々聞いてくれてありがとな。 小角:いやいや。 矢吹:あともう1つ頼みたいことがあるんだけど… 小角:何? 矢吹:俺のお母さんに「これ以上小角君にほふく前進をやらせないで下さい」って言って欲しいんだけど。 小角:それは自分で何とかしろ! 2人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第44位(2回戦敗退)  ダブルアクセル
審査員
点数
 20  20  65  18  30 平均
点数
 30.6
[審査員の感想・コメント] ・ボケがあさっての方向のわりに発想の飛距離が短く、ネタの内容についていけない。  ツッコミの焦点がずれているというところも含め新人さんにありがちの完成度の低いネタという印象でした。  まだまだいくらでも成長はできますからこれに腐らずネタを書き続けてください。
エントリーNo.043  スピッカート 「火星人」 横田「横田+」 塚越「塚越=」 二人「スピッカートです。よろしくお願いします。」 横田「火星人っていると思いますか?」 塚越「いきなり質問をぶつけるなよ。俺はいると思ってるけど。」 横田「火星人の+ですか。」 塚越「六星占術じゃん!違いますよ。普通の火星人です。」 横田「私は信じてないですね。」 塚越「なんでですか?」 横田「前までは信じてたんですけど、今有力な説だと火星人はいないですから。」 塚越「いやいや。まだ可能性は捨てきれませんよ。ただの説なんですから。ちなみにどんな説なんですか?」 横田「タコさんウインナーの見間違い説ですね。」 塚越「何だその説!タコ型ってだけじゃないですか。」 横田「学会をポカンとさせた凄い説ですよ。」 塚越「ポカンじゃダメなんだよ!」 横田「でも話の筋は通ってるんですよ。」 塚越「全く根拠が無いだろ!」 横田「聞けば納得しますから。」 塚越「じゃあ聞かせてくれよ。」 横田「ある冬のこと。今日の野村さんの晩御飯は手作りのタコさんウインナーとアツアツのお好み焼きです。」 塚越「凄い出だしだな・・・。」 横田「しかしタコさんウインナーが魚肉ソーセージでした。」 塚越「よく作れたな!普通にウインナーで作った方が簡単だろ。」 横田「野村さんは、『こんなのはタコさんウインナーじゃない!!!』と、ちゃぶ台返しならぬコタツ返しをきめました。」 塚越「そりゃそうだよ。何考えてたんだ。」 横田「投げ飛ばされたタコさんウインナーとアツアツのお好み焼き。」 塚越「もったいない。」 横田「しかし、その時!風が吹きタコさんウインナーに回転が加わり、タコさんウインナーの足が竹とんぼの羽ようになり上昇していきます!」 塚越「ありえないだろ!どうせすぐ落ちるだろうけど。」 横田「なんとコタツが仰向けになっていることによって空気が暖められ、上昇気流が発生し、どんどんあがっていきます!」 塚越「偶然が重なりすぎ!」 横田「さらにアツアツのお好み焼きの上のかつおぶしが踊っていることによって空気が仰がれ、さらに上昇気流が発生しました!」 塚越「もうむりやりだな!」 横田「そして宇宙に飛び出し、火星にぶつかりました。それが探査機に見つかり火星人の噂が広まりました。めでたしめでたし。」 塚越「なんだその学説!ふざけすぎだろ!」 横田「いやー、こんな奇跡が起きるなんて感動ですよね。」 塚越「起きるか!」 横田「徹夜で考えたのに・・・。」 塚越「やっぱお前か!かつおぶしで上昇気流って冗談にもほどがあるだろ!」 横田「ひどいじゃないか!そんなに言うなんて・・・。」 塚越「・・・まあ、ちょっと言い過ぎたよ。」 横田「かつおぶし一つ一つの力は小さくても、集まれば凄い力が出るんだ!」 塚越「俺はかつおぶしを批判したわけじゃないよ!」 横田「いやお前の目はかつおぶしを乾物として見ていた!」 塚越「かつおぶしは乾物だ!」 横田「・・・なんですか?その主張。」 塚越「お前がふってきたんだろ!!・・・もういいや。火星人がいたらどういうのだと思う?」 横田「やっぱりUFOに乗って来るんでしょうね。」 塚越「そうでしょうね。」 横田「カップ焼きそばUFO。」 塚越「ベタなボケだな。」 横田「説明しよう!カップ焼きそばに乗ってくる宇宙人は、頭がたこ焼き、足が焼きそばなのだ!」 塚越「なんだそのソースまみれ!」 横田「まさに、お祭り男なのだ!」 塚越「祭りの出店で重宝しそうだけど!そんな火星人いやだよ。」 横田「たこ焼きマントマンの原材料は、火星人だ!」 塚越「嫌だ!あの変なヒーローだろ。」 横田「月に住むウサギが友達だ!」 塚越「どうやって交信するんだよ。」 横田「でも今は月のウサギもウサギさんリンゴの見間違い説が有力だ!」 塚越「その説どうでもいいから!」 横田「最近ホタルイカをライバル視しているらしい。」 塚越「なんでホタルイカに対抗意識燃やしてるんだ!」 横田「頭はお好み焼きを、足は焼きうどんをライバル視している!」 塚越「考えること違うんだ!」 横田「だから首が取れるぞ!」 塚越「アラレちゃんか!」 横田「一週間後には生えてくるぞ!」 塚越「戻せないんかい!」 横田「取れた頭からも足からも生えてくるぞ!」 塚越「増殖してる!」 横田「火星はパニックだ!」 塚越「そりゃそうだ!どうなるんだ?」 横田「共食い続出。」 塚越「地獄絵図だ・・・。」 横田「漂う腐敗臭。」 塚越「うわー・・・。」 横田「なんとやられた火星人の頭と足が合体して焼きそばパンができた!」 塚越「どんな化学反応だ!」 横田「人口が増えすぎたため日本へ大量派遣。」 塚越「じゃあなんで見つかってないんだよ!」 横田「エチゼンクラゲとして。」 塚越「迷惑!」 横田「エチゼンクラゲの大量発生は火星人のせいなんですよ。」 塚越「そんなわけあるか!」 横田「それでなくても攻めてきたりするかもしれませんよ。」 塚越「じゃあどうしたらいいんだよ。」 横田「タコさんウインナー砲を発射!」 塚越「どんな威嚇だよ!効くわけないだろ。」 横田「いやいや恐竜滅亡の原因はタコさんウインナーだとも言われてますしね。」 塚越「言われてるわけがないだろ!」 横田「ちょっと不発弾に形が似てるでしょ。」 塚越「似てない!もっと真面目に考えましょうよ。」 横田「たこ焼きマントマンを呼ぼう!」 塚越「もとは火星人だろ!倒せないって!」 横田「火星人はマイペースでプライドが高く、反骨精神が旺盛です。 しかし、その行動において「奇人・変人」が多く、まわりが理解されない傾向があります。 って言って精神的ダメージ!」 塚越「六星占術!言葉通じないだろ。」 横田「大量のかつおぶしを送り込め!」 塚越「やって何になる!」 横田「お前・・・何てことを言うんだ!」 塚越「悪かった悪かった!でも秘策みたいなのないの?」 横田「じゃあ火星人をびっくりさせるんですよ。」 塚越「どうやるんですか。」 横田「まず火星人が油断してる隙を狙うんです。」 塚越「うんうん。」 横田「その隙に弾を撃つんです。」 塚越「それで本当に大丈夫なのか?」 横田「大丈夫。絶対火星人は、『あ、あの光はなんだ!』『流れ星か!?』『隕石か!?』『いや、違う。ホタルイカだ!!』って言いますから。」 塚越「ライバル視してるだけだろ!そんな威力ない!」 横田「実はルアーなんですよ。」 塚越「驚くかもしれないけど!何かないの?」 横田「うーん、もうあれしかない!」 塚越「なんだ?」 横田「インベーダーゲームを鍛えまくるんだ!」 塚越「勝てるか!」 二人「どうもありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第24位(準決勝敗退)  スピッカート
審査員
点数
 63  72  52  84  38 平均
点数
 61.8
[審査員の感想・コメント] ・後半はボケがめちゃくちゃな方向に行き過ぎてとても評価は出来ませんし、  ツッコミがボケを単純に切り捨てるだけで笑いが広がらなかったのも気になります。  しかし前半の学説をはじめとする発想のバカさ、こたつやお好み焼きといった無駄な用意周到さに伸びる才能を感じました。  今の段階決勝はもちろん準決勝、もしかしたら3回戦すらまだまだ早いのかもしれませんが、今後に期待して高得点をつけておきます。  少しでも上に勝ち残ってそれを自信に成長することを期待しています。
エントリーNo.044  アイススケート 「レム色の形式でハンバーガー」 氷河「ハンバーガー。上からパンを、下からパンをはさんだ物。   例 パン・ピクルス・ケチャップ・ハンバーグ・チーズ・パン。」 大雪「バンズ・ピクルス・ケチャップ・ハンバーグ・チーズ・バンズ。    チーズバーガー。」 氷河「バンズ・うなぎのたれ・うなぎ・トマト・バンズ。」 大雪「バンズ・うなぎのたれ・うなぎ・トマト・バンズ。    ミスマッチ。」 氷河「バンズ・オレンジジュース・リンゴジュース・バンズ。」 大雪「バンズ・オレンジジュース・リンゴジュース・バンズ。    原形とどめられず。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「あれ?屋上からきれいな粉が落ちてくるよ?」 大雪「綺麗だねぇ…」 氷河「メロンパン・ケチャップ・ハンバーグ・トマト・レタス・メロンパン。」 大雪「メロンパン・ケチャップ・ハンバーグ・トマト・レタス・メロンパン。    砂糖が…砂糖が…」 いらっしゃいませー 氷河「マック来たけど何食べようか。」 大雪「ん〜…ってこれは…」 二人「コンビニにありそう。」 氷河「食パン・ハム・レタス・卵・ツナ・食パン。」 大雪「食パン・ハム・レタス・卵・ツナ・食パン。    ハンバーガーではない。サンドウィッチだ。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「これ食えってか。」 大雪「だってお前虫だろ?」 氷河「バンズ・パーカー・バンズ。」 大雪「バンズ・パーカー・バンズ。    あなたは何年かけて食べますか?5年?10年?」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「これを食えってか。」 大雪「だってお前シロアリじゃん。」 氷河「バンズ・ジェンガ・バンズ。」 大雪「バンズ・ジェンガ・バンズ。    崩さずに食べられるかな?」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大雪「やっぱり日本人は和の心が大事じゃのう…」 氷河「バンズ・みそ・とうふ・あぶらあげ・大根・わかめ・バンズ。」 大雪「バンズ・みそ・とうふ・あぶらあげ・大根・わかめ・バンズ。    ちなみに僕はコンソメスープ派です。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「バリバリバリバリ。モグモグモグモグ。」 大雪「印刷に使ったほうがいいよね。」 氷河「バンズ・紙・紙・紙・紙・バンズ。」 大雪「バンズ・紙・紙・紙・紙・バンズ。    山羊の餌。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「……。ペッペッ。」 大雪「水を下さい。」 氷河「バンズ・塩・岩塩・salt・塩化ナトリウム・バンズ。」 大雪「バンズ・塩・岩塩・salt・塩化ナトリウム・バンズ。    塩オンリー。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大雪「はぁぁぁぁぁぁ…! はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」 氷河「バンズ・一生懸命バーガーを開発するという気持ち・バンズ。」 大雪「バンズ・一生懸命バーガーを開発するという気持ち・バンズ。    気持ちだけじゃ食っていけないんだよね。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大雪「ただいまの地震は震度7でした。」 氷河「建物・人・地面。」 大雪「建物・人・地面。    マイホームを無くす無残さをかみしめろ〜」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大雪「さあ、ハンバーガー大食い選手権。ハンバーガーが今置かれました。    そして今、氷河選手が階段を上り3階に行きました。    チャレンジ開始です。」 氷河「バンズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・    ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・    ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・バンズ。」 大雪「バンズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・       ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・    ハンバーグ・レタス・トマト・チーズ・バンズ。    あなたは1階から?3階から?」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 氷河「どーん。」 大雪「どーん。」 氷河「バンズ・爆弾・バンズ。」 大雪「バンズ・爆弾・バンズ。    これでネタも人生も終わり。」 二人「どうもありがとうございました。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第42位(2回戦敗退)  アイススケート
審査員
点数
 15  34  38  59  33 平均
点数
 35.8
[審査員の感想・コメント] ・ネタ自体はいいと思いますよ。でも、出来ればこのネタは、実際の絵が見たかったですね。  この大会は画像ネタもOKですし。その絵の出来次第ではもっと面白くなったはずです。 ・うーん……わざわざレム色形式なんていう必要があったんですかね。というかレム色と同じ形式にする必要がなかったと思います。  レム色を意識したのでしょうが同じネタを二回繰り返すのでインパクトが弱くなっていましたし、  文章で読むのと耳で聴くのとではかかる時間が違いますからネタに変な間が出来ていました。  そもそもレム色の場合は回文を理解させるために繰り返しているので、このネタではスタイルを真似しても余計なだけでした。  それならもっとネタをつめたほうがよかったと思います。肝心のネタですがなんでジュースや紙など発想はいいのに、  詰めが甘いところ(メロンパンのところは、なぜ空から砂糖が降ってくるのかが疑問でした)が多く笑うには後一歩という感じでした。
エントリーNo.045  ダブるクリック 「ドラマ」 鷲崎「どうも〜、ダブるクリックの鷲崎です!」 坂田「…ワキから…きのこが…」 鷲崎「気持ち悪っ!どんだけ不潔なんだよ!」 坂田「いや…きのこ養殖産業に参入しようとしてさ」 鷲崎「きのこの養殖場所のセレクト、絶対間違ってるけどな!」 坂田「なんかさっきから『ハ〜イ、マァ〜リオ』って言ってるんだけど。きのこが」 鷲崎「キノピオ!なんちゅう所に生えてるんだ!任天堂の管理はどーなってんだ!」 坂田「いやぁ、アメリカの青春ドラマをやりたい!」 鷲崎「話の流れとか無ぇのな、おまえって。なんでやりたいの?」 坂田「逆に聞くけど、なんで和田アキコって高圧的なの?」 鷲崎「…いや、あの、どこらへんが逆なのかがまったくわからない。」 坂田「そう!リーブ21のおかげ!」 鷲崎「何も言ってねぇよ!」 坂田「だから、アメリカの青春ドラマをやりたい!」 鷲崎「だからって?どこがだからなの?」 坂田「ねぇ〜、やらせて!やらせてやらせてやらせてやらせてやらせて!」 鷲崎「だぁーっ!地面に寝っ転がってバタバタすんな!わかった。わかったから!」 坂田「マジで!じゃあ、俺は『ポール』やるから、おまえは『ゲイシャ』やって」 鷲崎「…俺はチャン・ツィーか?しかも少し古いし。って出てこないだろ!青春ドラマにゲイシャは!」 坂田「オォー!ハラキリ、テンプラ、フジヤマ!」 鷲崎「…始まったんか?しっかし胡散臭い外人だな、ポールって。」 坂田「コクセキハ、サイタマデス!」 鷲崎「埼玉は国じゃねぇし!アメリカはどこいった!」 坂田「俺、埼京線の駅名、全部言える」 鷲崎「スラスラ日本語しゃべりだしやがったぞ!ってカットォ!」 坂田「なになに?急に英語で〜。」 鷲崎「別に英語は意図してねぇよ。ってかちゃんとやって!」 坂田「いや、まだ始まってないよ」 鷲崎「じゃあ今までのはなんだ!いつからはじめるんだよ!」 坂田「はい、スタート!」 鷲崎「わっ、ちょっ!急にはじめんな!」 坂田「ハーイ、ゲイシャ!」 鷲崎「は、ハーイ、ポール!」 坂田「倖田來未」 鷲崎「…は?は?」 坂田「イイタカッタダケデース」 鷲崎「いずれにしても日本語なのな。」 坂田「エイゴヲシャベッテホシイデスカ?」 鷲崎「いや、アメリカドラマだし」 坂田「ワタシガシッテルエイゴハ『マネー』ダケデ〜ス」 鷲崎「民主主義の犠牲者だな、おまえ。さっき思いっきり『スタート』って言ってた気もするけどな。」 坂田「…おい、さっきからあんた、べらべら日本語で喋ってるけど、アメリカドラマだよ?」 鷲崎「さっき俺、言っただろ!お前もカタカナにしてるだけじゃねぇか!」 坂田「アメリカ=英語っていう概念を、俺は壊していきたい」 鷲崎「たぶん他人からはおまえが壊れているようにしか見えないぞ、きっと。」 坂田「俺、かっこよくない?」 鷲崎「いや。ひたすらうざい。」 坂田「じゃあ日本のトレンディドラマをやろう」 鷲崎「じゃあって何だよ!ってか『アメリカ=英語』という概念を壊す話はどうすんだよ!」 坂田「あぁ、アンジェリーナに頼んどいた」 鷲崎「この短い間でいつのまに!しかも人任せか!って、それってまさか、アンジェリーナ・ジョリー?」 坂田「なんでだよ!そんなわけないじゃん」 鷲崎「そうだよね。え?アメリカの人?」 坂田「いや。国籍が秩父のアンジェリーナ衛右門さん」 鷲崎「誰だよ!しかもまた埼玉かよ!」 坂田「まぁ、だから韓国ドラマをやりたいんだよ。」 鷲崎「トレンディドラマはどこ行った!」 坂田「今…バリ島行ってる」 鷲崎「おっと…まさか具体的に場所を言われるとは…」 坂田「ケチャをやりに行った」 鷲崎「目的、それ!?ってトレンディドラマって、人じゃないだろ?」 坂田「いや、国籍が大宮のトレンディドラマ太郎さん。」 鷲崎「埼玉、再び!変な名前の人がいっぱいいるな、埼玉。」 坂田「だから、韓国ドラマやりたいの!」 鷲崎「…でも俺、韓国ドラマ見たこと無いんだよなぁ」 坂田「大丈夫!事故にあって記憶が飛んでハッピーエンドならなんだっていいから」 鷲崎「そんなもんなの!?韓国ドラマって。」 坂田「はい、よーいスタート!」 鷲崎「だから急にはじめんな!」 坂田「カムサハムニダ!」 鷲崎「お前、韓国語は喋れんのか!?」 坂田「BoA!」 鷲崎「…微妙なラインだけどまだ維持してるぞ、韓国語」 坂田「…もうキムチとユンソナぐらいしか…」 鷲崎「あー、もうネタ切れた!チェ・ジウとか他にもあったろうに。」 坂田「…次、なにやる?」 鷲崎「まだやる気!さっきの『トレンディドラマ』が一番無難だったんじゃねぇかな」 坂田「…あ、お前の言ってるのって、あっちのほう?」 鷲崎「そうだよ!普通のドラマ…」 坂田「国籍が水戸のトレンディドラマ五郎さん?」 鷲崎「違ーう!どんだけ親戚がいるんだよ、トレンディドラマ家は!普通のドラマのほうだよ!」 坂田「それだけはゼッタイにやりたくない」 鷲崎「なんで?」 坂田「だって、日本のドラマ見たこと無いもん。」 鷲崎「いいかげんにしろ!」 坂田「あ、坂田でした。」 鷲崎「オチが自己紹介って!!」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第49位(1回戦敗退)  ダブるクリック
審査員
点数
 30  22  42  24  16 平均
点数
 26.8
[審査員の感想・コメント] ・別にアメリカのドラマだからと言って英語で話さなければいけないわけでも無いのに  妙なところにこだわって話を進めるので、笑いが起こらないまま終わってしまいました。  もっと本筋のドラマを作る話で広げて欲しかったです。
エントリーNo.046  シンナーズ 「金魚すくい」 香川:どーもー!シンナーズですー! 山上:僕が山上 海人で。 香川:僕が香川 輝なんですけれども。 山上:漫才コンビですという事でシンナーズです。 香川:ラヴ・アンド・ピースのシンナーズです、よろしくゥー! 山上:一秒に一ミリずつコンビの間が離れていく漫才ですが、よろしくお願いします。 香川:何だよその無駄な特徴は!終わる頃には結構離れちゃってるだろ! 山上:まぁ、二人の使ってる言葉も少しづつ日本語から離れていくんだけど・・・。 香川:漫才としてダメすぎじゃん! 山上:僕がドイツ語の方向で香川君が北京語→広東語→上海語→潮州語へと・・・。 香川:なんで俺だけ中国語のマイナーチェンジだよ!?少しづつってそう言うこと!? 山上:ま。そんなワケで1mmに関連付けてMM−1グランプリを頑張っていこうかな、と。 香川:くだらねえよ!・・・まぁ、出来るだけ日本語で頑張っていきますけど。 山上:・・・それでは、「すくう」と言ったら? 香川:え、突然マジカルバナナ?・・・ドジョウ? 山上:・・・もう一度。 香川:ん、違うの?・・・鍋の灰汁? 山上:も・う・い・ち・ど。 香川:・・・金魚? 山上:はぁ・・・今君は2度死んだね。 香川:これ生き死になの!?あんまり生命に関わるタイプのクイズじゃなかったよな!?    ・・・てゆーか、金魚すくいか。あのお祭りにあるヤツだよな。 山上:そう金魚すくい!僕ね、こう見えても金魚すくい得意なんだ! 香川:別にどうもこうも無いけど・・・金魚すくいねぇ。でもなー、俺金魚とかの生き物触れないんだよな・・・。 山上:え!金魚すくい好きじゃないの!? 香川:うん。 山上:・・・・・・ごめん、今夜は君をなぶり殺す夢を見ると思う。 香川:残虐だな!金魚嫌いがそこまで憎いか!? 山上:でも金魚すくいは面白いよ!一緒に金魚すくいに行こうよ! 香川:んー・・・そこまで言うなら分かったよ。別に行ってもいいけど・・・。 山上:・・・と、言う事でシンナーズが金魚すくいコントします。 香川:いや、形式的すぎじゃねえ!? 山上:あ、金魚すくいだ! 香川:トートツだな・・・へぇ、金魚すくいか。やる? 山上:でもすくった金魚は飼わなきゃいけないんだよね・・・。 香川:あー良くある。やりたいんだけど後の世話まで出来るか、っていうな。 山上:・・・まぁ、鍋で茹でれば問題解決かな。 香川:食うな世話しろ!あと見境無く火を通して食べようとするんじゃねえ! 山上:金魚鍋の作り方……キングサイズの金婚式の金魚に金粉を塗して湯だった金杯に入れる。 香川:どんだけ気の狂った料理本だよ!しかも金杯ってトロフィーだろ!・・・つーか、キングサイズの金粉塗した金婚式の金魚って何なんだ。 山上:作るコツとしては、キンキラキンにさりげなく入れることね。 香川:ギンギラ入れろよ!そんなそいつが俺のやり方は俺が認めねえぞ! 山上:それじゃおじさーん、世話する方針で一回ー。 香川:大嘘つきめ・・・。じゃあ俺も一回。 山上:さぁー、腕がなるぞー。 香川:おし、俺もやったるか。 山上:さて、まずはポイ選び。金魚すくいはポイ選びが勝負なんだ。 香川:ポイ? 山上:金魚すくいで使う紙ラケットみたいな道具、あれポイって言うんだよ。 香川:へぇー、物知りだな。 山上:当然だよ。コレが言いたいが為にこの漫才してるんだから。 香川:クソみたいな動機で漫才させるんじゃねえ! 山上:ちなみに僕のは玄人っぽくマイポイ。もち手のプラスチックは中国産で、張ってある紙はなんとマレーシア産。 香川:高級なの言い方だけで全部リーズナブルな素材だろ! 山上:玄人は道具に頼らないんだよ。 香川:突然の前言撤回かよ・・・。 山上:はい、コレが香川君のポイね。僕が特別に作ったヤツ。 香川:ん、あぁ。・・・別に変わった所なんか無いと思うけど・・・。 山上:さぁ行くよ。・・・・・・たぁ!取った! 香川:うわ、早速一匹かよ。こりゃ俺も負けてらんないな。えいやっ!・・・くっ、逃げられたか。 山上:ちなみに、香川君のポイに張ってある紙はなんと、ろ紙でーす! 香川:あホントだ。紙の上に砂糖の結晶が、ってコラァ!何で実験器具使わせるんだお前! 山上:ちなみに金魚はろ過されまーす。 香川:ポイの意味がまるでねぇ!! 山上:当然金魚入れるタライは試験管で。 香川:わざわざ試験管にせずに、タライで十分なんだよ!てゆーか試験管じゃ入れ辛いだろ。 山上:それじゃあ行くぞー・・・。 香川:よーし、不安要素しか見当たらないがやるぞー。 山上:うりゃ!そりゃ!おうりゃあ!でーい! 香川:すっげえな、ポンポン取ってるよ。俺も頑張らなきゃ・・・てい!あ、ろ過された。 山上:どうりゃー!そうりゃー!とぉ・・・ってや、やったなー! 香川:金魚がやり返すのか!?・・・よっ!取れたー、けどデメキンの目が試験管に突っかかって入らない・・・。 山上:せいやー!むひょう!あんたら、覚悟しい・・・・・・あ、破れた。 香川:勢い余って極妻の岩下志麻が出かけたよな!?・・・つーかついに破れたか。 山上:いや、紙は破れたけど、金魚鍋の夢はまだ破れてないよ。 香川:さっきの時点で破れてろ!にしても、まだやる気なのか? 山上:うん。金魚で野球が出来るくらい欲しいね。 香川:結婚したアイドルのインタビューか!あと金魚は野球できねえだろ! 山上:茨木ゴールデンフィッシュズとか作ってさ。 香川:ゴールデンゴールズだよ!欽ちゃん球団! 山上:え、何?金魚ちゃん球団・・・? 香川:欽ちゃんだ!!金魚に汚染されすぎだお前の脳味噌!    ・・・てゆーかもう一度チャレンジするのか? 山上:いや、紙が破れたポイにもまだまだ出来る事があるはずだ! 香川:何も出来ないよ。 山上:ほら・・・こう・・・柄の部分でドスッ、とか。 香川:何サバイバしてんだよ!よゐこ濱口がモリで魚を突いてるみたいだぞ!? 山上:そのまま鍋にドン、とか。 香川:チーズフォンデュみたいになってるだろ! 山上:ところで、チーズフォンデュの国のスイスでは金魚を煮て食べるって本当? 香川:嘘だよ!金魚を食用にする国は今の所ねえ! 山上:あ、そうだね。スイスじゃなくてドイツだったよね。 香川:ドイツも金魚帝国ではねえよ! 山上:え、でもドイツの国旗は金魚を表しているって聞いたけど。 香川:いや表してねえだろ。 山上:ほら、上から順にデメキンの黒、金魚の赤、色素が足りなくて色の薄い金魚の黄色って。 香川:だから金魚帝国じゃねえっつってんだろ!多分あの国旗にそんな意図はねえよ! 山上:それではっっ、ドスッ!ドスッ!ドスッ! 香川:実行するな!金魚かわいそすぎ!動物虐待もいいところだぞ!? 山上:とったどー、とったどー、ととっとっとっとったどー! 香川:やっぱり出たよゐこ濱口!つーか、最後ラップみたいなスクラッチしてるよな!? 山上:♪俺は養殖場生まれ、養殖場育ち、悪そうな金魚大体差し止め。 香川:なんだそのヘタクソなラップ調!しかもその悪そうって売り物にならない悪さだよな!? 山上:今のが「わるゐこ濱口」。 香川:よゐこの反対!?確かにラップやってりゃ悪そうなイメージあるけど・・・。 山上:あ、柄に刺さった金魚がドイツの国旗を描いてる! 香川:変な奇跡起きた!てか丁度いたんだな、色素足りないヤツ。 山上:あっ、警察の人だ・・・。 香川:は!?まぁ今までの行動は法律にヒットしてると思うけど・・・って、え、二人とも連行?    ちょ、ちょっと待って、あ〜二人とも手錠が〜・・・・・・・・・おい。 山上:うん? 香川:何だよ全然楽しくねえどころかワケわかんねえじゃねえかよ!金魚すくいやってたら逮捕されるし!    これ一体どういうことなんだよ! 山上:金魚はすくえても、僕達は救われないんだよ。 香川:いいかげんにしやがれ! 二人:愛と平和と中毒症状、シンナーズでしたー! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第18位(準決勝敗退)  シンナーズ
審査員
点数
 55  69  72  82  55 平均
点数
 66.6
[審査員の感想・コメント] ・漫才の流れが上手く読んでいて気持ちがいいですし中盤のろ過と目玉が突っかかって入らないあたりはバカバカしくてよかったのですが、  全体的に金魚すくいをすると言うことの説明に行数を費やしすぎて盛り上がりきらなかったのが残念です。
エントリーNo.047  孔雀山繭 「グランドスラム」 て:よろしくお願いします、孔雀山繭です。 ふ:あー、グランドスラムに行きたい。 て:夢は大きいほど良いからね。 ふ:どうやったら行けますか? て:お金を貯めれば良いと思うの。 ふ:やっぱり「東京フレンドパーク」に出るのが手っ取り早いですよね。 て:金貨を5枚集めるつもりね。 ふ:どうやったら出れますか? て:芸能人になる必要があるわね。 ふ:なるほど。どうやったらなれますか? て:芸能事務所に履歴書を送ったり、オーディションを受けて勝ち進むのよ。 ふ:やっぱりスカウトされるのが手っ取り早いですよね。 て:自分に自信を持つのは良い事よ。 ふ:どうやったらスカウトされますか? て:人込みの多いところに赴く必要があるわね。 ふ:なるほど。たとえば何処が良いですか? て:東京の渋谷や池袋辺りが良いんじゃないかしら。 ふ:東京? て:東京タワーがあるところよ。 ふ:そういえば黒木瞳さん主演の「東京タワー」は面白いですよね。 て:確かにそうね。黒木瞳さんの演技の艶やかさは賞賛に値するわ。 ふ:まぁ見てないんですけどね。 て:奇遇ね。私も見てないの。 ふ:それにしても東京タワーは高いですね。 て:333メートルもあるからね。それはもう高いわよ。 ふ:333メートルと言ったら1メートルの333倍ですからね。 て:その通りよ。333倍は伊達じゃないわね。 ふ:その1メートルが1センチの100倍ですからね。これも凄いですよ。 て:塵も積もれば山となる、というワケね。 ふ:塵も・・・? て:ことわざでそういうのがあるのよ。   どんなに細かいモノでも集めれば山になる、と言う意味なの。 ふ:犬も歩けば棒に当たる、っていうのもありますよね。 て:物知りね。そう、犬も歩けば棒に当たる。そういうことわざもあるわね。 ふ:私、犬が大好きなんですよ。 て:へぇ、そうなの。私も犬は好きよ。 ふ:犬って良いですよね。小型犬なんか、凄くカワイイじゃないですか。 て:やっぱり家で飼ってたりするの? ふ:勿論飼ってますよ。家に帰ると私のところまで走ってくるんですよ。 て:よっぽど懐いているのね。微笑ましいわ。 ふ:まぁ私、犬アレルギーなんですけれどね。 て:よっぽど犬が好きなのね。たくましいわ。 ふ:だって犬ってスグに言う事聞いてくれるじゃないですか。それがもうカワイくて。 て:まさに「忠犬」ね。 ふ:そういえば「忠犬ハチ公」ってありましたよね。 て:有名な映画よ。銅像にもなっているくらいなんだから。 ふ:その銅像は東京、渋谷にあるんですよね。あれ?渋谷って人が大勢居ますよね? て:確かに大勢居るわ。何せ渋谷だもの。 ふ:と言う事はそこには芸能関係の仕事に携わっている人たちも居るかもしれないですね。 て:可能性はゼロじゃないわ。 ふ:つまりそこに行けば、スカウトされちゃうかも。 て:着眼点が鋭いわね。思わず聞き惚れちゃったじゃないの。 ふ:スカウトされれば晴れて芸能界デビューですよ。 て:良かったじゃない。これで夢に一歩近づいたわよ。 ふ:問題は金貨5枚手に入れられるか、ですね・・・。 て:大丈夫、あなたなら出来るわ。自分に自信を持ちなさい。 ふ:恐らく最初のアトラクションは「ウォールクラッシュ」ですね。 て:簡単そうに見えて実は難しいのよ。 ふ:文字通り目の前に壁が立ちはだかりますよ。 て:巧い事言うわね。それが言えるなら大したモノよ。 ふ:多分、行っても右30、左30で60点だと思うんです。 て:なかなかどうして飛ぶじゃない。60点取れれば凄いわよ。 ふ:女性ペアの場合は合計170点でクリアなんですが・・・。 て:なるほど。つまり、あと110点取れば良いと。 ふ:お願い出来ますか? て:他と無いあなたの頼みだからね。頑張ってみるわ。 ふ:ありがとうございます。 て:私に任せてちょうだい。 ふ:最後はVSホンジャマカですね。 て:ホッケー対決ね。なかなか手強いけど、策はあるの? ふ:そういえばホンジャマカの恵さんってあまり見かけないですね。 て:相方の石塚さんは頑張ってるのにね。 ふ:本当に頑張ってますよね。「でぶや」とか。 て:食にかけては他の追随を許さないからね、彼は。 ふ:しかし、太っている人に多量の食事を取らせてどういうつもりでしょうか。 て:テレビって言うのはね、恐ろしいモノなのよ。 ふ:芸能界って怖いんですね・・・。 て:そう、芸能界は怖いところなの。あなたそれでもやって行ける? ふ:夢を諦めるワケにはいきません。頑張ります。 て:それでこそあなたよ。自分に自信を持つのは良い事なのよ。 ふ:私は勝てる、私は勝てる、私はホンジャマカに勝てる・・・。 て:そう。そうやって自分を信じれば自ずと勝利は見えてくるモノよ。 ふ:見えました。私の勝ちです。 て:おめでとう、素晴らしい戦いだったわ。私の出る幕が無かったわ。 ふ:ありがとうございます。最後まで頼みを聞いていただいて。 て:何言ってるのよ。あなたの頼みだから聞いたんじゃない。 ふ:そうですよね。私の頼みだから聞いたんですよね。 て:自分に自信が持てるようになったわね。それでこそあなたよ。 ふ:最後まで協力していただいて、本当に何と言って良いやら。 て:言葉なんか要らないわ。気持ちが伝わってくるもの。 ふ:本当になんと言ったら良いやら分かりません。 て:大丈夫。気持ちは伝わってるわ。 ふ:そうだ。何か御礼をしたいのですが・・・。 て:良いのよ、気を使わなくて。私も好きでやったんだから。 ふ:御礼と言っては何ですが、この金貨をダーツに交換します。 て:あら?グランドスラムには行かないの? ふ:いや、正直、どこにあるか知らないんで。 て:そう。実は私も知らないのよ。 ふ:えっと、ダーツ、どれを狙いますか? て:たわしでも何でも結構よ。ありがとうございました。 ふ:(お辞儀) ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第26位(3回戦敗退)  孔雀山繭
審査員
点数
 57  89  74  17  44 平均
点数
 56.2
[審査員の感想・コメント] ・なんだこれ? 話の展開に翻弄され笑いました。フレーズの選び方もまたよく (余談ですが「簡単そうで〜」って某子供番組の歌が元ネタですよね?)  大きな笑い所があるわけではないのですが完成度が高く終始面白かったです。  最後落ちきっていないのが難点ですがそれ以外に瑕は見当たりませんでした。 ・えっ・・・???  ・・・・失礼ながら、ボケはどこなんでしょうか? 最後まで普通に読んでしまったんですが・・・・  唯一、ボケらしい面白いボケだと思った部分は「太っている人に多量の食事を取らせてどういうつもり」という、そこの部分だけだったんですが・・・  おそらくこのネタは、ネタ全体の雰囲気みたいなもので笑わせようとしたのでしょうか・・・?  だとしたら、今回のこのネタは、俺には合わなかったとしか言いようが無いですね・・・
エントリーNo.048  S.O.N 「MAGIC」 村田:はい、どうも〜、S.O.Nで〜す! 松本:我が家の飼い猫が昨日息を引き取りました、でおなじみの… 村田:おなじみじゃねぇ!のっけから暗い話をするんじゃねぇ! 松本:何者かの手によって、胴体を真っ二つに… 村田:しかも惨殺かよ!やめろやめろ!これからネタだってのに空気が重くなる! 松本:そうだな、せっかくネタをやるんだから空気を変えていかないとな!    …というわけで、S.O.Nの超絶マジックショー! 村田:どういうわけでそういう展開になるんだよ!    MM−1グランプリだぞ!漫才で勝負する大会だろ! 松本:えっ?「マジック」「漫才」のMMじゃなかったの? 村田:違うよ!…っていうか前回も出ただろ!なんで分かってないんだよ! 松本:でも、今日のためにマジックの練習を積んできたんだよ?    頼む!一生のお願いだ、今日はマジックをやらせてくれないか? 村田:練習積むなら積むで少しは相談してくれよ…ビックリするだろ。 松本:頼む!…でないと、なんで今日タキシードを着てきたんだか分からないじゃないか。 村田:ネット漫才なんだから言わないと分からないだろ!    俺も今まで気づかなかったわ! 松本:まぁ、お金がなくて上はタキシード、下は全裸なんだけどな。 村田:それは言わなくていいんだよ!ただの露出狂じゃねぇかよ!    あぁ、もう、早く衣装さんの所に行ってズボンぐらい貸してもらえ! 松本:さて、ズボンも無事に借りられたところで早速マジックに入るわけだが… 村田:その前に、本当に大丈夫なんだろうな?    まさか、そこいらの本読んで独学で…なんてのをこの舞台で見せるんじゃないだろうな? 松本:失礼な。俺だって恥はかきたくないんだよ。    ちゃんと教わってきたよ、Dr.コパに。 村田:風水士じゃねぇかよ!なんで素直にマジシャンに教わらないんだよ! 松本:あと、舞台上でのウォーキングはデューク更家に。 村田:細かい所は妙に凝るのな!    …じゃあ、肝心のマジックはほとんど素人同然じゃないか! 松本:うるさいな、ちゃんとできれば問題は無いんだろ。    とりあえず、まずはあいさつ代わりにトキの1羽や2羽ぐらい出してやるから。 村田:そんな簡単にトキが出てきたら佐渡島の人も苦労しないよ!    オーソドックスにハトを出せばいいじゃないか! 松本:ハイハイ、ハトね。    それじゃ、まずはこの種も仕掛けもない黄色いハンカチにご注目あれ。 村田:確かに、見かけはただのハンカチのようだが…? 松本:ちなみにこの黄色い色は金運をアップさせる効果が… 村田:そこで風水は挟まなくてもいいんだよ!    スッとハトを出せ!ハトを! 松本:それでは…3…2…1…0! (バサバサバサバサ)←ハト登場 村田:おぉ!スゲェ!ホントに出てきたよ!    なんだ、やるじゃないか、ホッとしたよ… 松本:だから言ったろ、練習したって。    今じゃ(グサッ)、コイツらも(グサッ)俺の大事な(グサッ)相棒なんだから(グサッ)。 村田:言っているそばからメチャメチャつつかれてるじゃん!    ハト敵対意識丸出しじゃねぇかよ! 松本:ハッハッハッ、お前は分かってないなぁ。    コレがコイツらなりのコミュニケーションなんだよ。(ボトッ) 村田:頭にフンまで落とされるのがコミュニケーションとは、物は言いようだな! 松本:さて、では次のマジックに。    悪いが、1万円札を貸してくれないか? 村田:おっ!さては、この1万円札を消してみせる…ってやつか? 松本:まぁまぁ、焦らずに見てろって。    まずはこの1万円札を何回か折っていきます。    こうして…諭吉さんの顔の上に山と谷を作るように折っていくと… 村田:わぁ、スゴ〜イ!諭吉さんが笑って見える…ってアホかぁ!    なに小学生がよくやるような遊びをやってるんだよ! 松本:冗談、冗談だってば。    はい、こうして半分に折って、さらにもう半分に折って、もう1回半分に折って…    そしてこの金運アップの黄色いハンカチ(980円)を上からかぶせると… 村田:ドサクサに紛れて、今こっそり通販してたよな! 松本:それでは…3…2…1…0! 村田:…ん?あぁ、スゲェ!1万円札が消えてる! 松本:どうだ、結構俺もやるだろ? 村田:あぁ、見直したよ。…で、消えた1万円札はどこに行ったんだ? 松本:あぁ、俺の銀行口座に行ったよ。 村田:…はぁ? 松本:助かったよぉ、ちょうど大量に発注したハンカチの代金を入れなきゃいけなくてさぁ。    まぁ、お前の1万円はハンカチ代に消える、というイリュージョンで。 村田:消し方を間違えすぎだよ!ただの浪費じゃねぇかよ! 松本:…というように、私はこの黄色いハンカチを使って1万円をゲットしました!    皆さんも1枚どうですか?お問い合わせは… 村田:ゲットじゃねぇよ!俺の1万円だ!    ちゃんと返せよな!そして通販をするな! 松本:今日のマジックがうまく行けば仕事が増えて返せるから。    …というわけで、いよいよメインのマジックに行こうか。    題して、「ドキドキ!ワクワク!人体切断!」 村田:21世紀につけるタイトルとはとても思えねぇな…    …っていうか、大丈夫かよ、いきなり人体切断なんてできるのかよ? 松本:何を言っているんだ、このマジックには有能な助手の存在が欠かせないんだよ? 村田:助手…って…まさか… 松本:頼む…俺のために切られてくれないか? 村田:やっぱり俺かよ!イヤだよ、そんな成功するかしないか分からないのに! 松本:一生のお願いだ!この通り! 村田:もうこのネタだけで2度目の「一生のお願い」を発動させるんじゃねぇ! 松本:えぇい、ゴチャゴチャとうるさいヤツだ、しばらく眠ってろ! (ドスッ)←ボディーブロー 村田:…うぅ…あの野郎…なんてことをしやがる…    …って…ここは…? 松本:あれ?目が覚めちゃった? 村田:「覚めちゃった?」じゃねぇよ!    痛ぇじゃねぇか、全力でボディーブロー打ち込みやがって! 松本:そりゃ、この日のためにジムに通って練習してきたんだから。 村田:ボディーブローを磨く暇があったら、肝心のマジックの腕を磨け!    どうでもいいから、この縄をほどけ! 松本:そんな事言わずに、協力してくれよ。 村田:…成功する保障はあるんだろうな? 松本:…ぶっちゃけまだ成功したことは無い。 村田:わー!!わー!!誰かー!!助けてー!!殺されるー!! 松本:一生懸命練習したんだから次はきっと成功するって! 村田:その自信はどこからくるんだよ!説得力0だよ! 松本:昨日だって、ウチの飼い猫で練習したんだよ?…失敗したけどさ。 村田:冒頭のネコの話はお前の仕業かよ!    何が「何者かの手によって」だよ! 松本:騒ぐなよ、ちょっとチクッとするだけですぐ終わるから。 村田:予防注射じゃねぇんだよ!命に関わるんだぞ! 松本:…でもさぁ、もし失敗してもお前の命がこの世から消えるんだぜ?    それはそれでイリュージョンだと思わないか? 村田:発言がブラック過ぎるよ!そんなイリュージョンあってたまるか! 松本:それに、お前の1万円もめでたく俺の懐に納まるし。 村田:冗談じゃねぇ!いい加減にしろ! 2人:どうも、ありがとうございました〜。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第16位(準決勝敗退)  S.O.N
審査員
点数
 60  78  80  71  53 平均
点数
 68.4
[審査員の感想・コメント] ・ど頭のブラックなつかみからネタに引き寄せられました。読み手の想像力に任せるボケが多かったのは引っかかりますが、  個々のボケの破壊力やネタの流れも申し分なく楽しめました。 ・結構いいボケもあったし、猫の伏線とかも個人的には好きなんですが オチですんなりありがとうございましたって言っちゃうのが変な気がするんですよね 僕個人としてはツッコミの助けを求める叫びでそのままネタを終えて欲しかったです
エントリーNo.050  テンバリズム 「執事ブーム」 二人:どーもー!! 戦:テンバリズムです!お願いします! と:お願いします。いや〜、最近はメイドブームなんか言われてますけども。 戦:そうですね。 と:僕ね、次は執事ブームが来るんじゃないかと。 戦:執事? と:そう。お坊ちゃまとか、お嬢さまの付き人みたいな人だよ。 戦:あぁ〜。あの人ね。 と:そこで、時代を先取りして執事の練習でもしようかと。 戦:おっ、いいんじゃない。 と:じゃあ、お前お坊ちゃまやって。俺、執事やるから。 戦:わかった。 ・ ・ ・ ・ ・ (バタン) と:お坊ちゃま。朝でございます。 戦:んー・・・もう朝か。・・・じいや、今日の朝ごはんは? と:素うどんでございます。 戦:質素だなー・・・。しかも朝から重いよ。 と:お気に召しませんか? 戦:あぁ。 と:ラーメンにしましょうか? 戦:なんで麺類しばりなんだよ? と:小麦粉買いすぎちゃいまして。 戦:お前はダメ主婦か!もう朝ごはんはいい。学校に行くから車を用意してくれ。 と:かしこまりました。庭でお待ちください。 (しばらくして。) 戦:じいや遅いなぁ・・・。 と:坊ちゃまー! 戦:・・・やっと来たか。おい、遅いぞ!何してたんだ! と:申し訳ございません。自家用ジェット機をチャーターするのに時間がかかりまして・・・。 戦:え?飛行機で行くの!? と:えぇ。自家用ジェット機でございます。 戦:・・・なんていうか、さすが坊ちゃまだな。 と:はい。それではお乗りください。 (バタン) 戦:うわぁ〜コクピットに乗るなんて初めてだよ。なんだかワクワクしてくるよ。 と:それは良かったですな。 (ガタン・・・ウィーン) 戦:おっ、エンジンが動き出した。 (ゴロゴロゴロゴロゴロ) 戦:おぉ。車輪も動き出した。 (ゴロゴロゴロゴロゴロ) 戦:・・・。 (ゴロゴロゴロゴロゴロ) 戦:・・・。 (ゴロゴロゴロゴロゴロ) 戦:・・・。 (ゴロゴロゴロゴロゴロ) と:着きましたぞ。 戦:飛べよ!?そのまま走っていくなよ! と:学校は近いんですから飛べるわけないでしょ。 戦:じゃあ普通に車使えよ! と:私、車酔いしやすい体質なんですよね。 戦:知るか!っていうか、車に酔うなら飛行機も酔うだろ! と:飛行機は大好きなのでなんか平気です。 戦:子供かお前は! と:お坊ちゃま。早く行かないと学校に遅れますぞ。 戦:・・・ちっ。 (放課後) と:お待ちしておりました。 戦:・・・。 と:どうしましたか? 戦:また飛行機なんだ。 と:えぇ、大好きですから。さっ、早くお乗りください。 戦:・・・。 (バタン。ゴロゴロゴロゴロゴロ) 戦:で、また飛ばないんだ。 と:はい。 戦:何か周りからの視線がイタいんだけど。 と:そりゃジェット機が歩道を走ってるんだから当然ですよ。お坊ちゃまの宿命です。 戦:・・・あ。そうだ、じいや。僕、空からこの町を眺めてみたいな。飛んでみない?いや、飛ぼう。 と:無理です。 戦:何で? と:ウチには着陸できる場所がございません。 戦:じゃあ何で自家用ジェット機なんて買ったんだよ! と:私がジェット機大好きだったので、だんな様に頼んで買ってもらいました。 戦:何してんだよ!?お前執事やめろ! ・ ・ ・ ・ ・ と:どうだった?俺の執事ぶりは。 戦:・・・。 と:ふっ、すごすぎて自分への自信を失くしたか。 戦:絶句してんだよ。まさかお前がここまで執事に向いてないとは思わなかった。 と:え〜?そんなに言うんだったらお前見本みせてみろよ。 戦:あぁ、いいよ。 ・ ・ ・ ・ ・ と:じいや!じいや〜! 戦:どうかなさりましたか坊ちゃま。 と:暇だ。僕と遊んでくれ。 戦:わかりました。何して遊びましょうか。 と:そうだな・・・探偵ごっこをしよう。 戦:探偵ごっこ・・・でございますか。 と:そうだ。僕が探偵をやるからじいやは助手をやってくれ。 戦:・・・かしこまりました。 と:・・・。 戦:・・・。 と:・・・。 戦:・・・。 と:・・・依頼は? 戦:知りませんよ! と:じいや、ちょっと気を利かせて依頼してくれよ。 戦:何で助手が依頼するんですか! と:ホームズが取り扱った事件の9割は助手のワトソンの身内が死んだ事件だと聞いたぞ。 戦:それ確実にワトソン呪われてるじゃないですか!聞いたこと無いですよそんなの。 と:じゃあ何で依頼が来ないんだ? 戦:キャスティングが間違ってるからだと思いますよ。 と:そうか、わかった。じゃあじいや探偵やって。僕は助手やる。 戦:うん、わかってないですよね。それじゃさっきのと変わりませんよね。 と:じゃあ僕が探偵やるから、じいやはそれを見てて。 戦:それじゃあ意味わかんないでしょ。 と:じゃあ一体どうすればいいんだ? 戦:私が依頼主になりますから、坊ちゃまは探偵やってください。 と:わかった。 戦:じゃあいきますよ。 と:いいよ。 (ガチャ。) 戦:あのー、依頼に来たんですけども・・・。 と:ようこそ、探偵事務所へ。どういった依頼ですか? 戦:実は先日、家に殺人予告が届きまして。警察に言っても実際に被害がないとダメって言われるんです。 と:それで、この事務所にと。 戦:はい。 と:ウチの事務所も被害が無いとダメです。 戦:そんなっ! と:・・・。 戦:・・・。 と:・・・。 戦:・・・。 と:・・・依頼は? 戦:たった今しただろうが!もうどんだけアホなんだよお前!お坊ちゃまやめろ! と:貴様!誰に口を聞いていると思っている! 戦:もうコントはやめだよ!お前は執事どころかお坊ちゃまもダメだな! と:そうか。じゃあ次はお嬢さまやるよ。 戦:いい加減にしろ! 二人:どうもありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第31位(3回戦敗退)  テンバリズム
審査員
点数
 69  61  60  21  56 平均
点数
 53.4
[審査員の感想・コメント] ・素うどんて別に重くないよな? と思い気持ちがネタから離れかけましたが、ダメ主婦で一気に引き戻されました。  ただその後が笑いどころが少なくてパンチも弱くなって尻すぼみでした……。  探偵ごっこのくだりも悪くは無いのですがいかんせん本筋からずれすぎていて  「執事と坊ちゃん」という設定を生かしきれていないように思えました。
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