予選 Cブロック



審査については、事前に募集した審査員のみしかできませんのでご了承下さい。
参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきたいと思います。



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エントリーNo.021  ブルースイカ 「連想組曲」 マジデ:ウニ大好き。 青西瓜:刺され、歯茎の奥のほうに刺され。 マジデ:嫌だよ、鯛の骨じゃないんだから。 青西瓜:何でちょっと豪華なんだよ。 マジデ:鯛は豪華じゃないよ。豪華と言えばロケットさ。 青西瓜:歯茎の奥にロケット刺さるか。 マジデ:豪華といえば、という例えだよ。     歯茎に刺さる程度で済んだら奇跡だよ。 青西瓜:オマエ、ロケットが歯茎に刺さったら大変だぜ。熱いだろうよ。 マジデ:熱い程度だったらいいじゃない。氷でも口の中に入れればOKだよ。 青西瓜:どんだけ口の中が大きいんだよ。氷入る余裕なんて無いだろ。     ロケットでいっぱいいっぱいだろ。 マジデ:いっぱいいっぱいって余裕すぎるよ。そもそも入らないものだから。 青西瓜:オマエ、口をバカにするのは止めたほうがいいぜ。     ハムスター知ってるか、すごく詰め込むんだぜ。 マジデ:それはハムスターの割にはいっぱい入るね程度でしょう。     僕ら人間から比べたら、全く入らない部類に入るから。 青西瓜:口だけじゃなくて、     ハムスターまでバカにするとは大物気取りだな。 マジデ:バカにした記憶は無いよ、むしろ君が全人類の口をバカにしているよ。 青西瓜:規模の大きいことを言えば、すごいと思っているのか。     どんだけ大物気取りなんだよ、町長さんか。 マジデ:町長さんというのも微妙だよ。     どうせなら、もっとスケールの大きい物差しを使ってよ。 青西瓜:おいおい、庶民の最大限の物差しだろうよ。15cm物差しだぜ。 マジデ:やっぱり短いと思ってるんじゃない。 青西瓜:15cmより長かったら筆箱に入らないだろ。     庶民の筆箱には入らないだろうよ。 マジデ:筆箱は関係ないよ。 青西瓜:オマエ、筆箱は関係ないって仲間ハズレは良くないぜ。 マジデ:そういうことじゃないよ。 青西瓜:常套手段だよ、いじめっ子の。     そんなに何から何まで、口から筆箱までバカにするとは。 マジデ:今まであった事柄の中でも微妙な2種類を選ばないでよ。 青西瓜:口を微妙扱いするとは……どこまで酷いやつなんだよ。 マジデ:何でだよ。むしろ、筆箱に対しても何か怒ろうよ。     不公平な……それこそ、いじめっ子じゃないか。 青西瓜:うるさい、口をバカにするやつなんて、もうしゃべるな。 マジデ:うるさいだなんてボキャブラリーの無さ……     そんなことしか、口にしゃべらせることが出来ないなんて、そっちのほうが口に失礼だよ。 青西瓜:どんだけ長台詞で口を疲れさせる気か、もうしゃべんな!! マジデ:えっ…あぁ……まぁ……けど………。 青西瓜:何モゴモゴ言ってるんだ、ハムスターか。 マジデ:いや、確かにモゴモゴ詰め込むけども。 青西瓜:だから、しゃべんな。     未練がましく、しゃべり出し始めやがって。汚職した町長か。 マジデ:・・・。 青西瓜:筆箱か! マジデ:何でだよ! 青西瓜:しゃべらないからだ。 マジデ:筆箱だけリンク度がすごく低いよ。     もっと何かあるでしょう。開けると色々入ってるよ、筆箱は。 青西瓜:そんなことないだろ。     筆箱の中には刻んだ消しゴムだけしか入っていない。 マジデ:とりあえず、流れからして15cm物差しというフレーズは入れようよ。 青西瓜:というか俺、筆箱持たないタイプだったから。     ズボンのポケットと兼用だったから。 マジデ:汚らしいよ。 青西瓜:勿論、今もポケットの中に入っている。まるでハムスターの口のように。 マジデ:そんな予想していなかったよ。     よりによってパンパンだなんて。 青西瓜:ロケット鉛筆ならぬ、ロケット消しゴムという風にポケットを叩くとポンポン飛ばせるぜ。 マジデ:ロケット鉛筆もロケット自体も、そんなポンポン飛ばすモノじゃないよ。 青西瓜:まるでマグネットタイプの筆箱を「私の時代には……」と、     うらやみながらも自分のポンポン飛ばす発明に喜びを感じる町長さんのように。 マジデ:まとめてやったみたいな感じでいるけど、そこまで高い完成度では無いよ。     何か君と話していると疲れるよ。ちょっとカロリー摂取するよ。 青西瓜:フンッ、勝手にしやがれ。 マジデ:はいはい、お言葉に甘えて…………よいしょっと。 青西瓜:なんだ、そのトゲトゲしいやつは。 マジデ:ウニだよ。 青西瓜:好きなのか。 マジデ:ウニ大好き。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第18位(準決勝敗退)  ブルースイカ
審査員
点数
 69  61  90  69  50 平均
点数
 67.8
[審査員の感想・コメント] ・このまま無限ループ、という感じですね。日常的な言葉のみを使った非日常なやりとり。  これを読み手に伝わるように書けているところが見事です。 ・「筆箱だけリンク度がすごく低いよ。」など面白いところもあるのですが、徹底したループがいまいちピンと来ず  今回はちょっと楽しみきれませんでした。ブルースイカさんらしい独特のセンスは最高なんですけれど……。
エントリーNo.022  ひともんちゃく 「クイズ」 三上「ど〜もひともんちゃくです。はい、ということでね。MM−1ですから頑張っていきましょうか、立花さん」 立花「ま〜〜頑張りたいのはやまやまなんですけどね。僕も最近世間の荒塩にもまれてどうも心が折れそうなんですよね」 三上「荒波ね。美味しくつけあがってもしょうがないでしょ」 立花「なんでね、中学生くらいの頃は楽しかったな〜〜ってよく思うんですよ」 三上「まあ言っても中学生だって大変ですよ。勉強しなきゃならなかったでしょ」 立花「勉強なんて大したことないですよ。僕なんて頭良かったですからね。特に歴史が得意でしたよ」 三上「じゃあ歴史のクイズでも出しましょうか」 立花「いいですよ」 三上「じゃあ、日光東照宮に祀られている戦国武将といえばだれでしょう」 立花「ヒントは?」 三上「諦めるの早すぎでしょ。え〜〜とヒントは、目がぎょろっとしていてとても我慢強いことで有名です」 立花「分かった!ほら、あの笑点で緑の着物着てる……」 三上「歌丸だろ!!確かに目はぎょろっとしてるけど。かすりもしてないよ」 立花「何でだよ。楽太郎に苛められてもいつも我慢してるじゃないか」 三上「それは番組だからだろ!それに言わせてもらうとね、歌丸は死んでないんだから祀られているわけがないでしょ」 立花「!!!!!!!」 三上「何でそれに一番衝撃を受けてんだよ!!」 立花「……俺にだけ見えてると思った」 三上「何で幽霊が司会進行できるんだよ!お前にしか見えてなかったら視聴者に他の笑点メンバーが頭おかしいみたいに見えるだろ」 立花「はくよパンスト頭から。歌丸です」 三上「そんな挨拶するか!誰も歌丸の性癖に興味なんてないよ」 立花「一度でいいから見てみたい女房がへその緒食べるとこ。歌丸です」 三上「見たくないわ!!そんな妖怪じみたシーン。全然ダメじゃないですか」 立花「もう一問チャンスくださいよ」 三上「じゃあ、織田信長の有名な歌知ってますか」 立花「知ってますよ。あれでしょ、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 三上「そう、そう。わかってるじゃ……」 立花「でもそのホトトギスをそっと庭に埋める信長を見た」 三上「余計なの付け足すなよ!信長のイメージに傷がつくよ」 立花「市原悦子も見た」 三上「見るか!!好奇心だけじゃ時空を超えることは出来ないだろ!もう、やっぱりだめじゃないですか」 立花「と言うよりも三上さんのクイズの出し方がダメなんですよ」 三上「じゃあ、どんなクイズだったら納得するんですか」 立花「しかたないですね。僕が手本を見せてあげます。三上さんはそこで死んでてください」 三上「何でだよ!」 立花「ホトトギスのように」 三上「埋められちゃってんじゃねえかよ!余計なこと言わなくていいんだよ。僕がクイズの解答者になるんで、その手本とやらを見せてください」 立花「さあ、今夜もやって参りました。クイズアタックヘキサゴンの時間です。司会は私児玉紳介でお送りします」 三上「いきなりオリジナリティがゼロですね」 立花「この番組は出されたクイズにモヤットボールを投げつけ、ファイナルアンサーと叫んだ後、更に倍になるという感じです」 三上「詰め込みすぎて何がなんだか分からなくなってるでしょ」 立花「今夜は素敵なゲストを解答者に迎えております。ご紹介しましょう、全国体毛選手権第68位の三上良馬さんです」 三上「何だそのマイナーな大会は!しかも68位ってもろ一般人でしょ」 立花「は〜〜い、CM明けます。五秒前……」 三上「今までの全部流れてないのかよ!!テレビ見てる人に『誰だこいつ』って絶対言われるわ。俺」 立花「さあ、では68位の三上さん。さっそくクイズに参りましょうか」 三上「それじゃ意味分かんないだろ。別に説明されたくもないけど」 立花「第一問!」 三上「あくまでマイペースでいくのね」 立花「ジャイアンが映画だけ優しくなるのはどうかと思う。イエスorチキンでお答えください」 三上「せめてイエスとノーで答えさせてくれませんかね!!そもそもこの問題に答えとかあるのかよ。完璧自分の気持ちだろ」 立花「5、4、3……」 三上「うわ、時間制限あるんだ」 立花「2、1、0。と、CMが明けたところで三上さんお答えをどうぞ」 三上「いや、CM明けの秒読みまだ続いてたのかよ!大分時間あったろうが」 立花「さあ、答えを」 三上「ああ、もうじゃあイエス、イエス」 立花「残念。50:50をつかっていただきたかった」 三上「ライフラインとかあったのかよ!!てか、50:50したら答え分かっちゃうだろ」 立花「その場合、問題が『ジャイアンが映画』になるだけなんで安心してください」 三上「問題文を半分にしてどうすんだよ!もはやそれじゃジャイアン主演の映画が完成したみたいじゃねえーか」 立花「第二問!」 三上「おい!!」 立花「大山信代はどうかと思う。煮るなり焼くなりお答えください」 三上「さっきからそのどうかと思う問題がどうなんだよ!」 立花「さあ、煮るの? 焼くの?」 三上「だからその二択がおかしいだろって」 立花「テレホン使いますか」 三上「どこまでパクるつもりだよ。テレホンて誰に繋がってるんだよ」 立花「まあ、それはかけてからのお楽しみということで」 三上「何だよそれ。まあ、いいや使わないよりましだろ。トゥルル、トゥルル、トゥルル……」 立花「はい、もしもし児玉です」 三上「何でお前がでるんだよ。万に一つも答え聞き出せねーよ!!」 立花「私はうそつきチーターではありません!ガチャ!!」 三上「意味不明だし、ついに最終回を迎えた番組までパクってるし何でもありか」 立花「司会の私がうそつきではないことが判明したところでお答えをどうぞ」 三上「いや、解答者は皆それ前提で答えてるんだよ。お前がうそとかついたらしゃれになんねーだろうが!!」 立花「さあ、お答えを」 三上「もうどうでもいいよ、あんなオバサン」 立花「なるほど、結構。では三上さんにとっての大山信代は友達以上恋人未満ということでよろしいですね」 三上「よろしくねぇよ!どう解釈してそうなったか知らないけど、答えはないのかよ、答えは」 立花「ラストチャンスクイズ!」 三上「おーーーーーーい!!!」 立花「不甲斐ない三上さんラストチャンスですよ」 三上「その言葉お前の司会ぶりにそっくりそのまま返してやりたいわ」 立花「この問題に正解すればなんと、『私マイ枕じゃなきゃ眠れないの』という人が二倍になります」 三上「俺にかかる利益が一欠けらもないだろ!何のためのクイズだったんだよ」 立花「では、問題に参りましょう。ズバリ!そろそろ全裸でいるのも飽きてきた。今の気持ちをお答えください」 三上「ちょっと待て!俺ずっと服着てない設定だったのかよ」 立花「自慢の体毛はもう分かりましたんで……」 三上「しかも確信犯じゃねえかよ!」 立花「おっとここでオーディエンスの結果が出ました」 三上「人のライフラインを勝手に使うな」 立花「三上キモイ64%・三上ウザイ20%・三上死ね15%・三上好き1%」 三上「本当に勝手なこと聞いてんじゃねえよ。しかも好き1%って……何か申し訳ないわ!」 立花「さあ、三上さんお客さんも私ももう限界です。はくんですか?はかないんですか?」 三上「それは、悪うございましたね!!はけばいいんだろ。はけば」 立花「……三上さん!大正解です。最後の最後で罪が軽くなりました」 三上「結局捕まるんじゃねえかよ。いいかげんにしろ」 二人「どうもありがとうございました」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第40位(2回戦敗退)  ひともんちゃく
審査員
点数
 32  37  15  59  40 平均
点数
 36.6
[審査員の感想・コメント] ・最初のうちはやや不安定ながらもそれなりに面白かったんですが、後半のクイズ番組に入ってから  ありきたりな感じになって残念でした。 ・「いきなりオリジナリティがゼロですね」というツッコミがありますが、全体を見てもそんな感じでした。 人の手によって作られたおもしろさをそのままつかっているだけ、という感じなのです。いや、パクリという意味でなく。
エントリーNo.023  インスタントラ〜メン 「デリバリーメイド」 渡邊「はいど〜も〜!『インスタントラ〜メン』です! どうぞよろしくおねがいしまーす!」 愛沢「どうも!『インスタントソ〜メン』です!」 渡邊「おしい! 『ラ』と『ソ』の違いがなぁ〜………」 愛沢「まぁ僕らも漫才をやらされている訳ですけども!」 渡邊「誰に? 自主的にやってんだよ!やりたいからやってんの!」 愛沢「オレはね、そんなことよりオレは、オレは漫才をやる以外に、オレは新しい仕事をオレは考えたよ!」 渡邊「『オレは』言い過ぎだろ。どんだけ自己主張が強いんだよ……… で?どんな仕事なの?」 愛沢「教えてやろうか、その名も………『デリバリーメイド』だ!」 渡邊「え? デリバリーメイド? 何それ?」 愛沢「この『デリバリーメイド』っていうのは、注文したお客さんの家に一日だけメイドさんがやって来るの」 渡邊「わぁ、物凄いオタクチック」 愛沢「そうかなぁ?普通だよ。 じゃあ、ちょっとお前体験してみろって。『デリバリーメイド』を頼んでみろって」 渡邊「オレが? 分かった」 愛沢「じゃあオレお前の家のポストにチラシ入れてくるから」 渡邊「回りくどいわ! どうせ体験版なんだからココでお前が適当にやりゃあいいだろ………」 愛沢「それもそうだな。 あ、それと………」 渡邊「それと?」 愛沢「『メイド』っていう単語に嫌悪感を感じる方は『メイド→お手伝い』に脳内変換してください。」 渡邊「そういう不安を感じてるんだったらこんなネタやるなよ!」 渡邊「あ〜何やらポストに変なチラシが入ってたな………『デリバリーメイド』?」 愛沢「え?メイド? ハァハァ!萌えですな〜…」 渡邊「誰だお前! 気持ち悪いわ〜」 愛沢「誰って………お前のアキバ系の仲間」 渡邊「いねぇよ!オレにそんな仲間は! 違うだろ………お前オレが注文して派遣されたメイドか何かをやれよ」 愛沢「分かった。 じゃあ電話して来い」 渡邊「『デリバリーメイド』?………何だこれ………試しに電話してみるか。ピッピッピ」 愛沢「ガチャ。 はい、コチラ『デリバリーメイド改』です」 渡邊「いつの間にか改められてる! あの、チラシ見たんですけど………」 愛沢「はい、分かりました。 すぐにそちらにメイドを派遣いたします。 ガチャ」 渡邊「あっちょっと!? 電話切られた……… 住所も言ってないのに」 愛沢「ピンポーン。 デリバリーメイドでーす♪」 渡邊「早っ!?もう来たの!? てかよく住所分かったなぁ!」 愛沢「逆探知致しました〜♪ 早く玄関開けてくださいませ♪」 渡邊「逆探知かよ………てか逆探知でも通話時間が短すぎてムリじゃない!?」 愛沢「ふぅ………あ、初めましてよろしくおねがいしま〜す♪」 渡邊「ああ、勝手に入って来やがって………カギ開いてた?」 愛沢「あ、カギは閉まってましたよ」 渡邊「じゃあどうやって入って来た!? イリュージョン!?」 愛沢「ハロ〜。 ナイス トゥ ミートゥ。 マイネームイズ………」 渡邊「待て待て! 何で急に英語だ? さっきまで普通に日本語ペラペラ喋ってただろうがよ」 愛沢「はじめまして♪ 本日一日メイドをさせていただきます♪『あい』です♪」 渡邊「無反応で続行かよ。」 愛沢「はい♪ 永遠の17歳です♪」 渡邊「いやいや………歳は聞いてないですけど………」 愛沢「ふにゅう」 渡邊「『ふにゅう』じゃないでしょ。 かわいくねぇよ、別に。 逆にウゼェよ」 愛沢「では本日は一日メイドとして勤めさせていただきます♪ よろしくおねがいしマイケル♪」 渡邊「メイドが『マイケル♪』なんか言っていいんですか? まあいいや………」 愛沢「それでは何をいたしましょうか…お飲み物ですね、は〜い」 渡邊「何も言ってないから、オレ! 勝手な推測をするな!」 愛沢「それじゃあお便所をお借りしますね。」 渡邊「お飲み物は!? そんで来て早々お手洗いかよっ!」 愛沢「うわ〜、綺麗なお便所。   ジャ〜ゴボゴボゴボ………」 渡邊「何しに来たんだよあのメイド………」 愛沢「ご主人様♪ お飲み物でございます」 渡邊「トイレの水だろコレ!! 明らかにさっき流した時のトイレの水だろ!」 愛沢「では、何か料理をお作りになったんですね?」 渡邊「………ごめん、意味が分からない。 メイド的に『料理をお作りになりましょうか?』でしょ」 愛沢「あ、よろしくおねがいしま〜す」 渡邊「お前が作るんだよ!お前メイドだろ!」 愛沢「カロリーメイトでいいですか?ご主人様?」 渡邊「いい訳ねぇだろ! 料理をしろ!メイドらしく!」 愛沢「あ、ちなみにコレ………『カロリー“メイト”』と『メイド』がかかってるんです」 渡邊「………上手くねぇし多分それ今思いついただろ。 言ってて気付いただろ」 愛沢「それでは料理を作らせて頂きます。 ………ご主人様、お台所は?」 渡邊「あ、台所はアッチだから。 冷蔵庫の中にある物は全部使っていいよ」 愛沢「え?冷蔵庫の中のもの全部? ご主人様、見かけによらず大食漢ですねぇ〜」 渡邊「いやいやいや、全部使えって意味じゃないから………使ってもいいっていうだけ。 本当に全部使ったらオレ多分キレるから」 愛沢「………でも一人暮らしの若者の冷蔵庫の中なんてたかが知れてますから。 どうせヤクルトしか入ってないんでしょう?」 渡邊「何をもってしてヤクルトなんだよ……… 大丈夫だよ、オレだって一応料理とかたまに………」 愛沢「ガチャ」 渡邊「人の話を聞けよ! そんで何でお前料理するのに一番最初に開けたトコが冷凍室なんだよ!」 愛沢「ご主人様、冷凍マグロ一匹そのままはありませんか?」 渡邊「一般家庭にそんなモンある訳ねぇだろ! 例えあったとしてお前は何を作る気だよ!」 愛沢「カロリーメイトです」 渡邊「市販の加工品じゃねぇかよ。 しかもマグロ関係ないし!」 愛沢「カロリーメイト・マグロ味です」 渡邊「何を練りこんでんだよ。 料理をしろ!」 愛沢「仕方ないですね………じゃあ冷凍マグロを直接業者に買いに行ってきます。 車借りますね」 渡邊「お前車運転できないだろ。 永遠の17歳だから免許持ってないんだろ!」 愛沢「あ、アレはプロフィール上のものですから………」 渡邊「遂にぶっちゃけた! もういいって、マグロは……… 冷蔵庫にあるものだけ使って料理しろよ………」 愛沢「イェス、ボス!」 渡邊「誰がだよ………ご主人様だろ」 愛沢「さぁ皆さんこんにちは、『3分クッキング』のお時間がやって参りました」 渡邊「やって参ってねぇよ。 お前本当にメイドなのか?」 愛沢「………そして上からネギを振りかけて………はい、完成いたしました」 渡邊「いきなり完成した!? 誰かカット編集したのか!?」 愛沢「さぁ早速参りましょう!生と死をかけた、運命の試食タ〜イム!!」 渡邊「何で生と死をかけてるの!? 編集された間に一体何があったんだよ!」 愛沢「ご主人様の為に愛を込めて作りました♪ 『フォアグラのソテーのキャビア添えトリュフソースかけ』でございます♪」 渡邊「何か物凄いものが完成してる! 本当にオレの冷蔵庫にあったモノで作ったのかよ!?」 愛沢「さぁさご主人様、早速食べてください!」 渡邊「じゃ、じゃあ………頂きます。 ………あ!美味しいよ!」 愛沢「本当ですか!? 殿下!」 渡邊「ご主人様って呼んで。 お前本当にメイドとしての自覚あんのかよ」 愛沢「本当に美味しいんですか!? ご主人様!良かった〜、隠し味に青酸カリ使ったのが良かったんですね〜」 渡邊「ブー!!!」 愛沢「ああ! 何で吐き出しちゃうんですか!?」 渡邊「何毒物入れてるんだよ! 死んじゃうだろうが! 飲み込む前に言ってもらって命拾いしたわ〜 もういい!お前もう帰れ!」 愛沢「じゃ…じゃあ、お勘定を………」 渡邊「『お勘定』って………まぁいい。 いくら?」 愛沢「えーと『デリバリーメイド』の派遣料金1日分で………50万円です!」 渡邊「いや、ムチャクチャ! いいかげんにしろ」 2人「以上、インスタントラ〜メンでした!」 愛沢「どうもありがとう!」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第28位(3回戦敗退)  インスタントラ〜メン
審査員
点数
 60  64  40  62  58 平均
点数
 56.8
[審査員の感想・コメント] ・テンポはよかったのですが、ボケがことごとく小粒でした。よくあるメイドコントの域を出ていないように思えます。 ・出だしはおたくキャラが安直だったりでどうなることかと思いましたが、徐々にハチャメチャなボケがいい味出してきて面白かったです。  まだまだ書きぶりが粗いので他の人のネタを見たりして勉強してくれることを期待しています。
エントリーNo.024  アルバトロス 「でたらめ漫才。」 トロ:はいどーも、アルバトロスです!! アル:そうですね、初投稿なんで張り切っていきましょう!! トロ:はい・・・そうですね・・ アル:え?あの、元気良かった最初のころに戻ってもらわないと、相方としては大変やりにくいのですが? トロ:それでは、毎回あのエクスクラメイションマークをつけろと? アル:いや、そういうことではないですよ。元気あったほうテンポ良くていいでしょ? トロ:まあ言いたいことは、インサイダー取引って何?て言う事ですよね。 アル:子供ニュース的なノリは止めて下さいね?そんな最初から飛ばしすぎると、大変な事になりますよ。 トロ:んじゃあ、本題戻ろうか。 アル:そうですよいきなり脱線しすぎですよ。 トロ:実は、僕ツッコミになりたいんですよ。 アル:え?うそだろ? トロ:うん。 アル:いやいやいや、そこは本気にしとこうよ。 トロ:へ? アル:あの・・張っ倒しますよ? トロ:だって、絶対お前なんかよりツッコミうまいよ? アル:んじゃあやってみてくださいよ、僕が簡単なボケやりますから。 アル:はいどーも、アルバトロスです!! トロ:そうですね、初投稿なんで張り切っていきましょう!! アル:はい・・・そうですね・・ トロ:テンション!! アル:え?それでは、毎回あのエクスクラメイションマークをつけろと? トロ:正式名称!! アル:え・・え?まあ言いたい事は、インサイダー取引って何?て言う事ですよね。 トロ:ライブドア!! アル:あのさ・・・・違うんだけど・・ トロ:村上ファンド!! アル:いやそういう意味じゃない。なんで単語でツッこむの? トロ:うーーん、症候群!! アル:明るいね〜・・・じゃなくてあの、ちゃんとやってください。君いたっけ健康でしょ? トロ:へ? アル:・・・・あとで記憶とぶよ? トロ:またあの、マサオスペシャルくらわせる気? アル:誰がマサオだ?仕切り直しね? アル:はいどーも、アルバトロスです!! トロ:そうですね、初投稿なんで張り切っていきましょう!! アル:はい・・・そうですね・・ トロ:は? アル:なんですか・・ トロ:お前やる気あるのかよ!!・・・少なくとも俺は無い。 アル:ちょっと? 両:ちょっとちょっと アル:いちよう謝っとこうか トロ:うん。 両:すいませんでした。 トロ:あのツッコミやりたいっていっても、僕は新しい漫才をやろうとしたんですよ。 アル:完全に今の事無かった事になったけどまあいいです。それはど ういう漫才ですか? トロ:知的漫才。 アル:新しいですね。んじゃあやってみましょう。 トロ:いやぁメタボリックシンドロームですねぇ アル:内臓脂肪でしょ?それ言いたかっただけでしょ? トロ:ばれちまったか、それじゃあしょうがねぇ。 アル:もう、知的関係ないですよね・・ トロ:このダイナマイトでこのビルごと爆破するしかねぇ。 アル:ビルでダイナマイト持ってる人がやってる漫才って意味わかんないですよね・・・ トロ:5!・・・4!・・(指で3・・・2・・・) アル:ちょっとADだよね? トロ:1・・・0、点火 アル:もう最近のカードゲーム波に何でもありだよね? トロ:キエェェェゴホッェェィィィ! アル:今完全に咳き込んだよね? トロ:パンツ・・ゲホッ・・ェッタ・ジローラモ!! アル:途中で咳き込んだせいで、ちょっと下ネタになってるよね。 トロ:あの・・・一言いいですか? アル:たぶん、思ってる事シンクロしてるよね。 両:どうもすいませんでした。そして・・・ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第44位(1回戦敗退)  アルバトロス
審査員
点数
 45  18   8  44   1 平均
点数
 23.2
[審査員の感想・コメント] ・独自のことをやろうとしているのはわかりますし、単語でツッコむところなど、部分部分では面白いところもありますが、  これでは単に書き散らかしただけです。ハチャメチャなネタをやるからこそ、まとめ方はしっかりしてもらいたいです。 ・新しいことをやるにも「基本」って大事だと思うんですよ。 基本的なことができていて、その上で新しいことをやるから見栄えがいい。このネタが、その基本ができているネタか、ですね。 ・まず出だしの時点から2人だけで盛り上がってるといった感じでしたし、  その後も、単に「村上ファンド」とか「メタボリックシンドローム」とかただちょっと難しそうな言葉を並べただけで終わりのボケや、  他の芸人さんのギャグを使ってその後謝るボケ、そういうのは正直見ていて冷めますね。  最後に爆弾を爆発させたのも、これまた投げやりなボケの典型だなと感じました。  まずは、基本的な漫才のやりとりをしっかりと作ることから始めて欲しいです。
エントリーNo.025  セブンセブンス 「爆弾」 2人:よろしくおねがいしま〜す 南 :俺さ爆弾処理班になりたいんだよ 速水:爆弾処理班? 何それ 南 :映画とかであるじゃん、爆弾犯が仕掛けた爆弾を解除するやつ    赤と青どっちのコードを切ればいいんだ!!みたいな 速水:すっげえ危険じゃん、ちょっとサボったらドカーンだろ? 南 :何でサボる前提!?ちゃんと仕事するから 速水:いや、お前は絶対サボるって、爆弾がある横でボンバーマンをやって遊ぶだろ 南 :しねえよ! だいたい「やった!敵殺した」と思ったら次の瞬間自分が吹っ飛ぶぞ 速水:その痛みで人は成長するんだよ 南 :即死するんだよ!  速水:だいたい爆弾てさ、例えばどういうところに仕掛けられるの? 南 :出来るだけ被害の大きくなるようなところじゃねえの、そうだな・・・東京ドームとか 速水:そこ貸しきって爆弾を 南 :被害でねえよ! 何で貸しきっちゃうんだよ 速水:じゃあ被害出すためにチケット手売りするよ 南 :わざわざ!? 大体チケット買って、来るやつなんていねえだろ 速水:東京ドームで爆破イベントやりまーす!!って言ったら来るよ 南 :楽しそうだな! もうそれ犯罪じゃないっぽいぞ 速水:5万人は見込めるね 南 :巨人戦なみじゃねえか!  速水:そして5万人で爆破のカウントダウン     5ぉぉぉ! 4! 3! 2ぃぃぃ! 1! 0ぉぉぉ! ・・・・・ポンッ 南 :音しょぼいよ! それ爆弾の音じゃねえよ 速水:だから客の怒りが爆発 南 :うるさいよ! 速水:・・・・・・いま思ったけどさ 南 :なんだよ 速水:東京ドームって中で1回爆発あったからあんな風にモコッてなってるのかな 南 :あれはドームの構造だよ! いきなり何かと思ったらそんなこと考えてたの?    大体ね、東京ドームに爆弾仕掛けるなら有名ミュージシャンのコンサート中に仕掛けるとかじゃなきゃ 速水:そんなことしたら爆発でギターの弦が切れちゃうぜ 南 :そんなんですむか! 何万人も死ぬわ! 速水:じゃあ野球の試合がある日に仕掛けるとかもいいの? 南 :そう 速水:で、処理班が試合の邪魔にならないように爆弾を解除 南 :試合は中止しろよ! 何で続けるの 速水:たまにファールボールが飛んできて危ないから爆弾を盾に 南 :もっと危ねえよ! 速水:ファールボールに〜 ご注意くださ〜い、とアナウンスが流れる 南 :他にあるよ! 注意すべきな物が!  速水:まあでもどんなことがあっても処理班は爆弾解除に集中 南 :それはいいけど他のことにも目を向けて欲しいよ、客を避難させたり 速水:するかと思ったら時々試合をチラ見 南 :なにちょっと気になってんだよ! 速水:しかも小久保が出たら見とれる 南 :ファン!? ちゃんと解除しろ! 速水:小久保が三振したら仕事のやる気がなくなる 南 :小久保打てーーーー! 速水:逆に、ホームラン打ったら飛び跳ねて喜ぶ 南 :それも危ねえ!  速水:興奮して爆弾を客席にポイッ 南 :マスコット人形か! 速水:でもお前の憧れてる爆弾処理班なんてこんな奴ばっかだよ 南 :ありえねえよ! そんな小久保に左右される奴の集まりはそんな重要な任務受けねえよ 速水:しかもこれだけじゃない、他の場所でも処理班はドジを連発 南 :まだあんのかよ 速水:ペットショップに爆弾が! 処理班出動! しかしノミアレルギー 南 :ダメじゃねえか! 速水:ここのコードを ハックション 切ってと ハックション で次に ハックション 南 :誰かに代わってもらえ! 速水:家電屋に爆弾が! 処理班出動! しかしプラズマテレビに夢中 南 :ちゃんと仕事しろ! 速水:わーー キレイな画質ーーー  ここの赤いコードを切って    すごい臨場感だーーー   ここの青いコードを切って 南 :片手間にやるな! 速水:コンビニに爆弾が! 処理班出動! 客や店員を避難させといて商品を物色 南 :泥棒じゃねえか! 速水:マクドナルドに爆弾が! 処理班出動! 客や店員を避難させといて・・・でもハンバーガーは好みじゃないからスルー 南 :なんだったら良かったんだよ! 速水:そしてポツリ 「どうせなら寿司屋に仕掛けとけよ」 南 :悪すぎだろ! 速水:遊園地に爆弾が! 処理班出動! 「ゴメン1回ジェットコースター乗った後でいい?」 南 :ダメだよ! 楽しもうとするな! 速水:歯科病院に爆弾が! 処理班出動! 「ちょうど良かった、虫歯が痛くて」 南 :だから仕事しろ! 何ついでに治してもらおうとしてんだ    もうやめてくれよ、頼むから 速水:止めないでくれよ、今から『花火会場に爆弾、処理班は「ついでに爆弾も爆破させよう」と言った』    っていうボケを言うから 南 :もう言っちゃってんじゃねえか! あのね、ちょっと爆弾処理班を馬鹿にしすぎだから 速水:・・・わかったよ、じゃあ爆弾処理班に応援メッセージを送るよ。それでいいだろ? 南 :まぁそれなら 速水:爆弾処理班の皆さんこれからも頑張ってください 南 :小学生みたいだな 速水:そのために、僕達はできるだけ爆弾を仕掛けます 南 :ダメだよ! 何だできるだけって 速水:月イチペースでやります 南 :多すぎるよ! 月イチペースでみんなにやられたら 速水:みんなは爆弾処理班のために爆弾を仕掛け      爆弾処理班はみんなのために爆弾の解除 南 :すげえ悪循環だよ! 速水:はい、これで爆弾処理班の勇ましい姿を見る機会が増えるよ 南 :いいかげんにしろ 2人:どうもありがとうございました
エントリーNo.026  グリンサダーズ 「ナイル川の憂鬱」 久保:はいどうもーグリンサダーズですー。 森内:(包帯で口と目以外全身ぐるぐる巻き)よろしくおねがいしますー。 久保:ねーもうこうやって復活ミイラと漫才やってるわけですけどもね。 森内:えー。 久保:みなさん知ってますか?ミイラってね、脳みそ抜かれてるんですよ。 森内:そうなんよ。 こう鼻の穴からグッと引いたらね、取れるらしいんですわこれが。それを保存するんですって。 久保:まあそういうあなたが横で動いてるということは? 森内:探してきたんですね。 久保:よう見つけたな。 森内:お前な、抜かれるとき結構大変やと思うやろ? 久保:まあそりゃね。 森内:お前入れる方が相当しんどいぞあれ。 久保:いやまあそうやろけど。 森内:もう大仏の鼻の穴サイズの柱の穴を潜るなんてもんやないで。 久保:比べるもんがちがうでしょうよ。 森内:えー、まあけど僕も復活できたんでねーやってみたいことがあるんですね。 久保:何よ。 森内:女の子とデートしてみたい。 久保:はあ? 森内:デートってか付き合いしてみたいのよ。こうー、夕焼けの道をさ、スフィンクス散歩させながら2人で 久保:ちょ待て!なんやねんスフィンクス散歩させながらて。 森内:え?日課日課。 久保:どんな日課だよ!いろんな国が歴史が発掘隊が動くよ。 森内:あと願望として幼馴染とかいいよね。 久保:ああーなるほどね、ラブラブというより仲良くみたいなやつか。 森内:オクタビアヌスとクレオパトラみたいな感じよね。 久保:わかんない。 てかそれ幼馴染? 森内:ま、お前は幼馴染の彼女役やって。じゃー放課後に、幼馴染が俺のピラミッドに来たっていう設定で。 久保:何!?ピラミッド!?墓!? 森内:家だよ。 久保:家!?まあいいや。やってあげよう一時のミイラの儚い夢だもの。 森内:じゃあーどうぞ! 久保:・・・・・。 あ、ちょっとタイム。 森内:何? 久保:彼女はお前のことをなんて呼べばいいの? 森内:『ミイラー!』って。 久保:あ、そこは妥協しちゃうの!? 森内:いいの。 久保:まあお前がいいのなら。    「ちょっとミイラー!もう、どうしてあんたの家はこんなに廊下が細長いのよ。」 森内:「強盗から宝物を守る為って何回も言ってるやろ。もう帰れよー。」 久保:「ふーやっとあんたの部屋じゃない。相変わらずジメジメしてるわね。」 森内:「うるせえよー。俺は全身乾燥剤だからいいんだよ。」 久保:「もー。 あ、ベットの下までシーツが掛かってる。怪しいわ。」 森内:「な、勝手に触るなよ!」 久保:「なんでよー、またHな本でも入ってるんじゃないの!?」 森内:「違うよ!その布を剥ぐと一生この部屋から出られなくなるんだよー。」 久保:もう何もかもリアルで怖いわ! 森内:何だよいい感じで来てたのに。 久保:どこがいい感じだよ! この展開じゃ「きゃっゴキブリ!」じゃなくて「きゃっスカラベ!」ってなるだろ! 森内:・・・いいねぇ。 久保:感嘆してんじゃねぇよ! なんだよ全身乾燥剤だとかよ。 森内:詰められてんだよ。 久保:だから怖いっての! 森内:体を保存するんだよ保存。 久保:もうホルマリン漬けもびっくりの方法だな! 森内:体おから並にパッサパサなんだよ。 久保:また随分なパッサパサで。 森内:あ、鼻水出てきた。 あ、脳みそや。 久保:怖いっていうの!もうピラミッド帰れ! 森内:わかったじゃあ最後に一つ。 久保:何!? 森内:この間うちのスフィンクスが子供14匹出産致しまして、貰い手探してまーす! 久保:ええかげんにせえ! 森内:おやすみなさーい♪ 久保:永久にね。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第25位(3回戦敗退)  グリンサダーズ
審査員
点数
 91  56  44  62  34 平均
点数
 57.4
[審査員の感想・コメント] ・「よく調べたなあ」という感想。ただそこでかなりの精力を使い果たしてしまったのか、  それともこちらの理解不足なのかは分かりませんが、おもしろい、とは思えなかったですね。 ・設定倒れとしか思えずでした。  ボケがマニアック過ぎてよく理解できなかったり、デートという設定を生かしたネタの展開も十分できてなかったりで・・・  最後のオチだけは、うまく決まっていただけに残念です。 ・ミイラと漫才って言う設定や、ミイラであることを生かしたボケは面白かったんですが、いかんせんネタが短い。  彼女が家に来たらというひとつのシチュエーションだけで終わらせるのがもったいないです。まだまだ広げられるはず。
エントリーNo.027  ネクロホース 「本田がつくる推理ドラマ」 春名:どーもーネクロホースです! 本田:よろしくお願いします! 春名:えー、MM-1ということで。 本田:そうですね。貴重な体験になりますよ。 春名:がんばります。 本田:でね、僕このMM-1で発表する予定だった推理ドラマの脚本を書いてきたんですよ。 春名:ほーそれは初耳ですね。是非聞かせていただきたい。 本田:ハイ。というわけで、タイトル。「IQサプリ」 春名:推理ドラマでタイトルがそれ!?恐怖感も緊迫感も感じられないんですが。 本田:「○○町に住んでいる山田太朗(23)は、水泳でオリンピックに出ることを目指していた。」 春名:うわー推理もサプリも関係なさそうだな。 本田:「ある日、コーチは山田にこう言った。『山田、お前オリンピックは諦めろ・・。』山田はオリンピック出場の夢を余儀なくされた。」 春名:何があったんだろ。 本田:「山田はかなづちだったのだ!」 春名:よくオリンピック目指したな!まずはスイミングスクールに通え。 本田:「夢を余儀なくされた山田はやけになり、水泳でオリンピックを目指してやろうと考えた。」 春名:同じだよ!いい加減諦めろ山田。 本田:「『なんでみんな俺ばっかり虐めるんだ・・!俺はMよりSがいいんだ!』 S宣言山田」 春名:知らねぇよ!山田がどういうキャラとか。 本田:「『そうだ!この平凡な名前がいけないんだ!改名しよう!そう、改名はとっても役に立つのさ♪』 改名宣言山田」 春名:改名なんて理由なくできるもんでもないだろ。 本田:「市役所に断られる山田。」 春名:だから。 本田:「市役所に断られた山田は閃いた。『水泳でオリンピックを目指してやろう』」 春名:意味分かんねぇよ!!市役所の人も不審がるわ! 本田:「山田は1週間後に気がついた。『かなづちだと水泳でオリンピックに出れないのではないだろうか』」 春名:遅いわ!いや、遅いとかいう次元の問題じゃないよ! 本田:「オリンピックの夢を諦めた山田が次に目指した目標。それはなんと、銀行強盗だったのだ!」 春名:どうやったらそういう結論に至ったんだよ! 本田:「着々と進んでいく銀行強盗計画。それに比例し、かなづちを克服しょうとする水泳のコーチ」 春名:コーチ共々泳げんかったんか!みんなそろってスイミングスクールに行ってこい。 本田:「いよいよ強盗計画始動。覆面の代わりにポテトチップスコンソメ味の袋を、金を入れる袋の代わりに金魚鉢を、鼻の穴にじゃがりこを装着」 春名:最初の2つはいいとして、鼻の穴にじゃがりこってなんだよ!いや、最初の2つも十分おかしいけども! 本田:「なんやかんやあって、強盗計画は成功で幕を閉じた」 春名:肝心な強盗部分は省略しちゃった! 本田:「結果、顔が脂っぽくなった」 春名:コンソメの袋かぶったらそりゃね! 本田:「金が金魚に食われていた」 春名:金魚ごと入ってたのかよ! 本田:「じゃがりこが食われていた」 春名:誰が食うんだよ!いや、食うにしても強盗犯の鼻の穴を狙うスナイパーはいないわ! 本田:「『今回の計画は俺にとっては大成功だ!100点満点中の97点だな!あとはじゃがりこを食われなければ100点だ!』 自惚れ山田」 春名:ならじゃがりこを装着しなきゃいいだろ! 本田:「そのときだった!『山田・・』聞き覚えのある声が。そう、声の正体はドント・スウィムコーチだったのだ!」 春名:泳げないコーチって言えよ!雰囲気だけかっこよくしちゃってもなんか情けないわ! 本田:「『コーチ!俺、こうやって銀行強盗もできる大人になったんです!水泳でオリンピックに行かせてください!』 夢再来山田」 春名:往生際悪いなぁ!強盗とオリンピックは一切無関係だよ! 本田:「『駄目だ!こんなことをするのは誰であろうと許さない!お前のために、警察を呼んでおいたところだ。刑務所の中で反省して、立派になって戻ってこ い!』 コーチの愛の言葉」 春名:おぉ、初めてまともそうなセリフが来たな。 本田:「『そしたら一緒にスイミングスクールに通おうではないか!しかも週2で!』週1よりは週2のほうが便利だと確信したコーチと強盗犯の愛のささやき」 春名:前言撤回!!なんだよコーチ、週2で習う前に泳げるようになってからコーチしろよ! 本田:「『はい!やっぱり週2のほうが効率いいですよね!コーチ、あんた漢だぜ!』 コーチの発想に感動山田」 春名:わぁ、なんか2人そろってアホだなぁ 本田:「夕日をバックに警察に連れて行かれる山田。それを見守るコーチ。『あいつ・・・・・・本当にIQサプリだったなぁ・・・!』」 春名:最後だけサプリかよ!!!今までのセリフの中で一番意味分からんわ!! 本田:「〜それから1ヵ月後、務所内にて〜   『ん?一緒にスイミングスクールに通おうってことは・・コーチもかなづちだったのか!!??』期待を裏切る結 末に唖然山田」 春名:聞いた瞬間かなづちだと分かれ!!何1ヶ月も務所内でボーっとしてんだよ! 本田:「 THE END 」 どう?結構よくない? 春名:タイトル含め全てが意味不明だったわ!推理するところとかなかったし! 本田:実は俺にもな、ドラマの中の山田みたいに大きな目標があったんだ。 春名:え、お前にも目標があったんだ。どんなの? 本田:水泳でオリンピックに行くことさ! 春名:それかよ!!もういいわ! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第41位(1回戦敗退)  ネクロホース
審査員
点数
 42  19  13  59  13 平均
点数
 29.2
[審査員の感想・コメント] ・「まさかそういう展開になるとは」と驚かすのは問題ない、むしろ大事なことなんですが、 「まさかそういう展開になるとは」とあきれさすのはやっちゃいけない。  自分でも「ワケ分からん」というツッコミしかできてない漫才ではダメだと思います。 ・うーん……、全体的に行き当たりばったりという感じがしてみていてつかれました。  もっと話の筋を通すことを考えてネタを組み立ててください。それとツッコミがおかしいところがあって  まず「 春名:うわー推理もサプリも関係なさそうだな。」とありますがいくらなんでも判断が早すぎて不自然ですし、  「 春名:最初の2つはいいとして、鼻の穴にじゃがりこってなんだよ!いや、最初の2つも十分おかしいけども!」というところは、  まず最初だけ読んで「最初の二つはいいのかよ!」と逆にツッコんでしまいしらけてしまうので、順番を逆にした方がよかったと思います。  「夢を余儀なく」や「それに比例し」など言葉の使い方が間違っているところもあり見直してほしいです。
エントリーNo.028  天体観測 「プリン」  翔:はいどーも、天体観測です! ミヤ:よろしくお願いします!  翔:早速ですけど、オレはプリンが大好きなんだよね! ミヤ:あら、意外に可愛い  翔:よく、ウニに醤油かけたらプリンの味がするって言わない? ミヤ:逆!逆!ウニに醤油かけたら美味しく召し上げれるよ!  翔:だからここ1週間毎日ウニを食べてるもん ミヤ:金持ちだね!ってかプリンを食べなよ  翔:話し変わるけどさ、子供のころって、プリンを大きく作ろうとしませんでした? ミヤ:あ〜、プールいっぱいにプリンを敷き詰めたいとかね!  翔:プールいっぱいに札束を敷き詰めたいとかね! ミヤ:嫌な子供!で、プリンはどこいったの?  翔:プリンはあの頃の夢と一緒に星になったさ ミヤ:何、訳のわかんないこと言ってるのよ!  翔:でも、せっかくだから今日は、子供のころの夢をかなえようと思いまして! ミヤ:なるほど!今なら出来るかもしれませんね  翔:じゃあ、まずミヤはたくさんの札束を用意して・・・ ミヤ:へいへいへい!そっちじゃないよ!どう考えても用意できないしね!  翔:銀行強盗でもすれば良いじゃん! ミヤ:何をいきなり言ってんの?  翔:翔がお送りするショートコント!『銀行強盗』 ミヤ:あの〜・・・    翔:おら〜!オレは銀行強盗だぁ!おとなしくプリンをたくさん買うための金をよこせ!! 翔(裏声):きゃ〜〜〜、助けて〜〜〜  翔:その代わりに、10億円の価値のあるオレのキスをやるよ(ちゅっ) 翔(裏声):・・・はい。これが10億円入ったバッグです(メロメロ)  翔:ご苦労 ミヤ:・・・・  翔:・・・な? ミヤ:何が!?なんだこの意味が分からないショートコントは?  翔:こうすれば、大金をGET・・・ ミヤ:出来ないよ!ってか翔ちゃんのキスなんていらないよ!  翔:あ〜あ、大金があればプリンもウニも女も食べ放題なんだけどなぁ・・・ ミヤ:最低人間!!人の心は金では買えないんだよ!?  翔:そんなミヤの心 ミヤ:プライスレス!ってうるさいよ!話を元に戻すよ!  翔:プリンの話だっけ ミヤ:プールいっぱいのプリンを作りましょうよ!  翔:よ〜し!ますは材料からだね ミヤ:プリンの必要な材料は牛乳や卵黄、生クリームやグラニュー糖だね  翔:プールいっぱいってことは材料なんかかなり用意しなきゃね ミヤ:案外大変だねぇ  翔:まずは牛を2〜3頭用意と ミヤ:牛乳ダイレクト!?牛乳を買ってきたほうがいいんじゃ・・・  翔:玄人は黙ってろ! ミヤ:いや、私素人だから!パティシェじゃないから!  翔:元ソフトバンクホークスのサードか!? ミヤ:バティスタじゃないよ!!  翔:次は卵黄か・・・これもダイレクトにいこう ミヤ:またぁ?  翔:ひよこを6〜7匹用意と ミヤ:なぜ成長待ち!?にわとりを用意すれば?  翔:ダメダメ!コケコッコーって鳴くから ミヤ:意味がわかんない!  翔:ひよこはピヨピヨ鳴くから最高だけどコケコッコーは最低だよね? ミヤ:いや、わかりませんけど!?  翔:次は生クリームだな! ミヤ:どんどん話を進めてしまってるけど・・・  翔:生クリームは白の絵の具がここにあるけど ミヤ:いいわけないじゃん!!食べられなくなるよ!  翔:え〜・・・でも似てるじゃん? ミヤ:色だけ!味は180度違う!ってか絵の具は食べれない!  翔:じゃあ、生クリームは無しだな・・・ ミヤ:買ってくればいいじゃん!!なしてお金を使わないの?  翔:お金が無いんだよ!どうすれば、お金が手に入るんだ・・・ ミヤ:働きなさいよ!!  翔:働くのはめんどくさいから・・・そうだ!銀行強盗をしよう! ミヤ:・・・またするの?  翔:翔がお送りするショートコント!『銀行強盗』  翔:おら〜!オレは銀行強盗だぁ!おとなしく100兆円よこせ!! 翔(裏声):お客様!その前にパンツを履いてください  翔:イヤン ミヤ:さっきから何好き勝手にやっってんのよ!このバカ!!  翔:ふぅ・・・お金を稼ぐって大変なんだなぁ・・・ ミヤ:働いてからそのセリフを言いなよ!!  翔:最後はグラニュー糖だな! ミヤ:あっ、生クリーム問題は放置するんだ・・・  翔:ていうかオレグラニュー糖とか白い粉の区別が付かないんだけど。塩でよくね!? ミヤ:いいわけないじゃん!!  翔:男の料理なんて大体でいいんだよ! ミヤ:大体過ぎるよ!!塩っぽいプリンなんか食べたくないし!  翔:塩もグラニューも砂糖も小麦粉も一緒じゃね? ミヤ:お前に料理をする資格はねぇ!!  翔:あとは、片栗粉、わたあめ、イカ、雲・・・もグラニューじゃね? ミヤ:ただ白いもの言ってるだけじゃない!!最後に至っては食べ物ですらない!!  翔:はい!とういことで 牛・ひよこ・白の絵の具・イカ が集まりました ミヤ:プリンを作る食材が一つもないんですけど!  翔:さて!これからプリンを作る作業に入りたいんですけど! ミヤ:不可能だと思うんですけど!  翔:その前に問題が起きてしまいました! ミヤ:なんでしょう?  翔:牛がひよことイカを食べてしまい、私が絵を描こうと思い白の絵の具を使ってしまいました!! ミヤ:アホじゃん!!しかも翔ちゃんが1番!白の絵の具なんて使わないでしょ!?  翔:もう、プリンプリンのおっぱい持って来い! ミヤ:うるさい!このボケ!もういいよ! 二人:ありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第22位(準決勝敗退)  天体観測
審査員
点数
 39  65  59  70  77 平均
点数
 62.0
[審査員の感想・コメント] ・最初の頃に比べて大分成長していますし、面白いところも多くなってきましたが、  暴走しすぎでネタのバランスが悪かったのが気になりました。ネタの土台をしっかり作った上で暴れてほしかったです。  それとツッコミが暴力的という意味ではなく乱暴だったのも読んでいてひっかかりました。  フレーズを工夫して上手くツッコもうとする前に、まずは的確なツッコミを心がけてください。 ・いろいろなことを試みようとしているのは分かります。おもしろくなくはないのですが、なんか惜しい。  うまくはいえないのですが、全体的に「軽い」んですね。誤字なんかがあると特に軽く見えてしまうので注意。
エントリーNo.029  たいまつぎょうれつ 「対応」 中武:どうもー!たいまつぎょうれつです! 坂田:よろしくお願いしますー。 中武:まあ僕らこうして漫才をがんばってるわけですけど、最初の頃はいろいろと失敗してましたよねえ。 坂田:そうですねえ。 中武:まあそれがあればこそ僕らも少しずつ成長できてるんですけどね。 坂田:そうそう。失敗することは悪いことじゃないんですよね。    ただ、失敗後にどう対応するかで反省してるかとか、心構えが出来てるかとかがわかったりするんですよ。 中武:・・・なんか今日のお前はまじめすぎて気持ちが悪いよ。 坂田:・・・フッ。 中武:角刈り男がかっこつけて短い前髪をなびかせるな。 坂田:僕はね、こう見えてもうっかり失敗した後のすばやい対応が得意なんですよ。 中武:そうなの?じゃあ僕が失敗例を挙げますから、それにそって対応してみてくださいよ。 坂田:いいですよ。 中武:じゃあ、お前が平社員とする。それで、お得意先の会社に仕事の交渉に行くんだよ。 坂田:交通手段はタクシーでいい? 中武:別になんでもいいよ。タクシーでもバスでも。 坂田:払うお金は2940円でいい? 中武:いくらでもいいよ!そこまで設定に凝らなくていいだろ。 坂田:途中で人を轢いていくパターンでいいね? 中武:ダメだよ!!なにゆえそんな犯罪行為を運転手にやらす!? 坂田:いや、手ぶらで行くわけにも行かないでしょ?お得意先にお土産のひとつでも・・・。 中武:そんなはた迷惑なお土産渡そうとするな!お得意先に犯罪の片棒担がせる気かよ! 坂田:轢いていかないパターンで? 中武:そうだよ。そもそもそんな犯罪的パターンを持っちゃダメだ。 坂田:で、会社に着いたら? 中武:その会社の上司に会いに行くんだよ。で、そこで失敗をしてしまい、上手く対応するんだよ。    俺が得意先の上司するからな。 坂田:分かった。 坂田:中武部長!お久しぶりです!たいまつ商事の坂田です! 中武:おお、坂田君か!久しぶりだね。まあそこの席に座りなさい。すぐにお茶を用意させるから。 坂田:ええ。その前にちょっと待ってください。運転手さん、いくら? 中武:ちょっと待て!!会社のオフィスにタクシーで乗り込んだのかお前!? 坂田:2940円?高いよー!10円まけて! 中武:せこい取引してんじゃねえよ!脅威の大失態をかましておいて余裕だな! 坂田:じゃあねー、運転手さーん!(ガシャーン!ドン!グワシャーン!!) 中武:あーあーあー!!こら運転手、もっと節操のある運転しろ!    というかここはビルの12階だぞ!暴走運転もここまでくれば神業だよ!! 坂田:・・・いやあ、凄惨な光景ですねえ。 中武:お前とあの運転手のせいだろうが!!お得意先の職場を凄惨にするとはいい度胸だな!! 坂田:あ、部長さん、これはお気持ちです。受け取ってください。 中武:そんなときにお土産どころじゃないけど・・・まあいいや。 何? 坂田:田中さん。 中武:轢いた人かよ!!轢いていくパターンを選んじゃったのかお前は!! 坂田:あら、お気に召しませんか?えーと・・・じゃあここに偶然落ちてた佐藤さんで。 中武:うちの社員だよ!!お得意先の被害者を加害者がお土産扱いとは、すばらしい度胸だ!! 坂田:・・・フッ。 中武:「フッ」じゃねえよ!!どこもかっこいい要素なんかないからな!? 坂田:なんでそんなに怒ってるんですか? 中武:お前が限り無く煽ってるからだよ!!お前な、さっきから失敗のオンパレードで全然いい対応できてないぞ。    些細な失敗でもいいからさ。お茶を机の上にこぼしちゃったとか。 坂田:あ、そんな感じでいいのね。OKOK。 中武:まあ、そこにかけたまえ、坂田君。 坂田:あ、はい。(ガチャン)あ、すいません、お茶こぼしちゃいました! 中武:ああ、気にしないでいいよ。 坂田:あ、そうですか。じゃあいいですね。 中武:よくねえよ!そこは譲歩しないで拭けよ!! 坂田:ではこちらの書類ですけどね(ベチャベチャ) 中武:ほら!お茶で書類が濡れちゃってる!! 坂田:お、緑茶味の書類ですか。これをおたくの会社で売り出せば大ヒットしますよ! 中武:しねえよ!書類は食す為に生まれたわけじゃねえんだよ!! 坂田:あれ、このチャンスを逃していいんですか? 中武:大いに逃がしてやるよ、そんなチャンス。 坂田:これが大ヒットすれば、この損害なんか簡単に修復できますよ! 中武:お前は賠償する気なしか!!まだ根に持ってるんだぞ俺は!! 坂田:・・・・・・・・・。 2人:フッ。 中武:じゃねえよ!!その短い前髪を引っこ抜いてやろうか!! 坂田:あ、こぼしたら拭くのか。応用問題は難しいよ。 中武:基本だよ!基本! 坂田:すいません部長さん、お茶こぼしてしまって。今僕が拭きますから! 中武:ああ、気にしないでいいよ。うちの社員に拭かせるから・・・生き残ってれば。 坂田:・・・あれ?あれ?ハンカチがない!じゃあ・・・あった、これで!    ・・・あれ?あれ!?なかなか水を吸い取らない! 中武:あー、新品のタオルか?あれなかなか水を吸いとらないんだよな。 坂田:いえ、ウミウシです。 中武:じゃあ吸い取らなくて当然だよ!!むしろ机にぬるぬる感を付け足しそうだよ!! 坂田:えー?何かの役に立つと思って毎日バッグの中にウミゾウを入れてるのにー。 中武:バッグの中が悲惨になりそうだよ!!またネーミングセンスも昭和だしよ。 坂田:あ、じゃあそのウミゾウの体液がついたウミウシ風味の書類を売りださ・・・ 中武:ない!!書類の存在意義をもう少し見つめてあげろ!! 坂田:えーと、ウミゾウがダメなら何で拭こうか・・・。あ、部長さんそれ貸してください! 中武:それ? 坂田:おー、よく吸い取りますねー!さすがアートネイチャー製! 中武:カツラか!!無礼極まりないよ!!    カツラを雑巾代わりにするうえに人の秘密を見事にさらけ出させて!! 坂田:あ、まぶしいんでこのウミウシかぶっといてください(ベチャ) 中武:いらねえよ!隠れきれないし、理由が軽くて腹が立つよ!! 坂田:はいはい、OLさん達。写メは100円、タッチは300円、頭皮は3センチ500円ね。 中武:俺のハゲ頭で商売するな!!頭皮の押し売りって、どれだけ斬新な商法なんだよ!!    そしてうちの社員も群がるんじゃない!! 坂田:あ、この頭皮が入ったお守りを売り出すって言うのはどうでしょうか!?    そのお守りを大事に持っておくと、頭に巣食ってる毛じらみや毛根が全滅するという。 中武:ダメじゃねえか!!毛根まで全滅したらパーフェクトハゲになるわ!! 坂田:まああなたはもってなくてもそのうち全滅ですが。 中武:そうだろうな!俺の頭皮を削るんだもんな!!    もうくだらない商法を提案してないで、早くふき取れ!! 坂田:・・・よし、ふき取った。はい、元に戻します(ベチャ) 中武:ちょっと待て、戻す前にウミウシをどけろよ!! 坂田:あー、はいはい。・・・え、何だウミゾウ。・・・この湿り気具合と大量の水分を含んだ毛が気に入った?    ・・・・・・よろしくお願いします。 中武:住ませねえよ!?何人の頭をウミウシの別荘にしようとしてるんだよ!! 坂田:別荘じゃありませんよ。一軒家ですよ。 中武:一生住まわす気か!!大体「大量の水分を含んだ毛」って、しっかり絞れ!!    もうベチャベチャぬるぬるで不快感マックスだよ!! 坂田:何でさっきから怒ってばっかりなの?どんなピンチも心遣いと商魂でしっかり対応してるじゃないかよ。 中武:その対応が不愉快な方向へ行きっぱなしだからだよ!!    お前、全然失敗をフォローできてねえよ。むしろ失敗に失敗を重ねてるよ。 坂田:僕が「うっかり失敗した後のすばやい対応が得意なんですよ」って言うセリフを口にした時点で失敗だったってことですね。 中武:いい加減にしろ。 2人:どうもありがとうございました! ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第11位(準決勝敗退)  たいまつぎょうれつ
審査員
点数
 73  70  75  63  87 平均
点数
 73.6
[審査員の感想・コメント] ・スマートにまとまっていて面白いんですし、ウミウシのくだりは爆笑しましたが、  「失敗したときの対応が上手い」というフリを生かしきれていないのがひっかかりました。  いつ、「失敗への対応」でボケるのだろうと気になってネタに入り込めなかったのがもったいないです。 ・ホームランを狙いに行かずコツコツヒットを狙いに行ったネタ、という印象。  個人的にはこういう構成も嫌いではないですけどね。「佐藤→うちの社員」というツッコミは少々唐突。
エントリーNo.030  シンナーズ 「どうぶつもりのかくれんぼ」 山上:いきなりで悪いけど僕ね、最近思うんだ。子供たちの本離れが進んでるなあって。 香川:お、確かにな。幼児期に親と子供とのコミュニケーションで「絵本を読んであげる」ってケースが少なくなって来てるみたいだぜ。 山上:最近は共働きも多いしね。それにさ、絵本ってぶっちゃけ下らないじゃない。 香川:また随分不穏な事言うなお前!?全国の絵本作家を否定してる事になるぞ! 山上:だからさ、親御さん達が「子供と一緒に読みたい!」って思うような新しい絵本を考えてきたんだ。    そう、ウサギやカエルや猿を人間に見立てて、葬式させたり相撲取らせたりする社会風刺に優れた鳥羽僧正覚猷な絵巻物をね! 香川:それ鳥獣戯画なんじゃねえの!?鳥羽僧正覚猷言っちゃってるし。絵巻物だし。 山上:・・・じゃあこの案却下ね。作者の鳥羽僧正覚猷は芝刈り機で処刑する。 香川:芝刈り機は首狩り機じゃねえから!処刑とかするなよ! 山上:それじゃ、自分で書いたほうの絵本を紹介するね。『どうぶつもり』って言うんだけど。 香川:へぇ、そっちの方が絶対にいいよ、まともな題名だし。それに、自分の力で描いたヤツなら尚更。 山上:ただ一番のネックは、これ見せた友達に「LSD飲んだ後に絵本書かないほうが良いよ」って言われた事かな。 香川:そこまで内容ヤバいの!? 山上:いやね。そうは言ってもこの本を売り出すために結構頑張ってるんだ。    宣伝にも力入れてるんだよ。芸能人を起用してコメント書かせたりして。 香川:へえ、結構やってんじゃん。 山上:それで、本の帯には『「どうぶつもり」ってどういうつもり!?吐き気がするほど時間の無駄!史上最低の映画でした! おすぎ』の文字。 香川:酷評じゃねえかよ!あとおすぎは分かってないみたいだけど映画じゃねえからな!? 山上:ちなみにお値段は70どんぐり。 香川:何だよ70「どんぐり」って! 山上:どうぶつもりの貨幣単位ね。ちなみに1どんぐりで現在15.7円。今少しどん高。 香川:為替交換も出来るの!?円安ドル高みたいにいうなよ! 山上:じゃあ早速「どうぶつもり」読みまーす。    えーと・・・『「キーッ!ふんづけてやるっ!」おすぎはウサギさんを何度も踏みつけまし・・・? あっ、途中からだ! 香川:ちょっと待て!おすぎが動物を虐待する話なの!?それどころか、なんでおすぎが関与してるんだ・・・。 山上:ゴメンゴメン、ビリビリ。 香川:だからって、おすぎが乱暴してるページ破ってんじゃねえよ!お話飛ぶだろ! 山上:それじゃあ気を取り直して読むね。    『ここはどうぶつもり。たくさんのどうぶつたちがあそんでいます。    「かくれんぼするものこの指とーまれ!」子リスちゃんがみんなで遊ぼうと元気良く人差し指をそらにあげます。』 香川:平和な出だしだねえ・・・。 山上:『ばきーん!人差し指が天井にぶつかってにぶい音がひびきます。     「今のプレイもう一度ご覧頂きましょう」「あー・・・完璧にあさっての方向に曲がっちゃってますねー」     「そうですね。コレは試合続行不可能でしょう」「そうですね。人差し指なんて一番デリケートな部分ですからね」     子リスちゃんはあまりに痛くて泣きだしてしまいました。』 香川:いや、途中の野球中継みたいなやり取りはなんなんだよ!・・・あとリスの手が届く天井ってどんだけ低いんだ。 山上:『もりのどうぶつ達が集まってきて子リスちゃんの指に止まります。』 香川:痛いから痛いから!子リスちゃんは試合続行不可の怪我だから!怪我人の患部に容赦なさすぎだから! 山上:『かくれんぼの始まりです。うさぎさんは木の影へ、おさるさんは木の上へ、子リスちゃんは病院へかくれました。』 香川:子リスの場合は怪我の治療なんだよ! 山上:『ひぐまくんは岩陰へ、アフリカぞうくんも岩陰へ、インドぞうくんも岩陰へ、シロナガスクジラくんも岩陰へかくれました。』 香川:何で巨大な生物が岩陰に集中するんだ!?あとシロナガスクジラは森にいちゃダメだろ!    ・・・てゆーか、インド象とアフリカ象は総合して「ぞうくん」で良いんじゃねえの? 山上:ハァ・・・あのねぇ、これだから素人は困るんだ。アフリカ象とインド象とでは全然違うんだよ。    インド象は耳が小さいけどアフリカ象は耳が大きいし、インド象の体型はたる形でアフリカ象はくさび形だし。 香川:象マニアかお前!?どんなこだわりだよ。 山上:そしてインド象には鼻があって、アフリカ象には鼻がない・・・。 香川:あるだろ!あるだろ普通に!象から鼻取ったら使い物にならないからな!? 山上:あと心臓がなくて、骨がなくて、脳がなくて・・・。 香川:もはや生き物として成り立たねえじゃねえかよ! 山上:それで性格的にはちょっと無神経だけど、それ以外は血管が無いね。 香川:何巧い事言っちゃってるんだよ! 山上:『そして、もりのなかまはどんどんかくれます。ハチ公像さんは渋谷駅前へ隠れました。』 香川:いや、そいつ銅像だろ!確かに犬だし、場所が場所だけにしっかり溶け込んで違和感なくなるけど! 山上:『モアイ像さんは渋谷駅前へ隠れました。』 香川:もう出て行け!お前は森から出て行け!ハチ公までは許せたけど、さすがの俺もモアイ像は森の仲間とは認められねえよ! 山上:『おにのハイエナさんとワニさんとハゲタカさんとおすぎさんが舌なめずりをしながら待っています。』 香川:鬼が全部凶暴そうだよ!おすぎが特に!てゆーかやっぱりおすぎが登場する話なんだ・・・。 山上:『「はーち、きゅーう、じゅーう!もういいかーい!」「まーだだよ!」ハイエナさんとワニさんとハゲタカさんがさがしに行きます。』 香川:まだだっつってんだろ!食われる側にも耳を傾けてやれよ! 山上:『「はーち、きゅーう、じゅーう!もういいかしらー!?」「・・・・・・。」どうぶつたちはシカトを決め込みました。』 香川:嫌われてる!やっぱり人間は動物たちに相容れないんだな! 山上:『おすぎはもう探しても大丈夫とおもって、手始めに目の前の木をしらべだしました。』    ・・・で、破れたページの後に・・・『ウサギさんはおほしさまになりました。』 香川:話飛んだ!?ココでさっきのおすぎの乱暴が入るのかよ!つーか、そんな近場に隠れてたんだ・・・。 山上:『何かのにおいをかぎつけて、ワニさんとハイエナさんとハゲタカさんがあつまってきました。』・・・ここから後は文章が塗り潰されてるね。 香川:あえて言わなくても何したか大体想像がつくよ!にしても、ちょくちょく話飛ぶなこの話・・・。 山上:あ、ちょっと読める。屍肉を・・・・・・喰ろうて・・・貪り・・・・・・しとったそうな? 香川:いいよ無理して読まなくても!あとなんでちょっと怪談みたいなんだよ。 山上:『それでね、私止めといた方がいい、止めといた方がいいって何度も言ったんだ。でもね、ワニさんもハイエナさんもハゲタカさんもは止めようとしなかった。     すると・・・何かなー、ガタガタガタ、ガタガタガタガタガタ。音がしたんだ。何の音だろうって思ったらウサギさんが頭だけ上げてこっち見てたんだ。 真っ赤な目で・・・。』 香川:何で完全に怪談話にシフトチェンジしちゃってるんだよ!稲川惇二みたいになってるし・・・。 山上:・・・で、全部ただ赤いだけのページが8ページ続くから飛ばして・・・。 香川:恐っ!表現恐っ!読んでもらった子供全員ここで絶対トラウマになるだろ! 山上:『ワニさんとハイエナさんとハゲタカさんはおほしさまになりました。』 香川:襲われたー!もう止めてくれ・・・!俺もうウサギに関わりたくない・・・! 山上:『さて、何事もなかったかのようにかくれんぼは続きます。』 香川:試合続行!?計4匹いなくなったよ!? 山上:『おすぎさんは色々な場所をさがしました。でも、なかなか見つかりません。     「キーッ!」なかなか見つからず、ひとりぼっちで悲しくなったおすぎさんはついに泣き出してしまいました。     そんな時・・・。』 香川:・・・てゆーか、全然可愛そうじゃねえな・・・。 山上:『「まったく使えねーなー、お前は。」「あ、あんたは・・・!!」木の影からピーコさんが姿を現しました。』 香川:出た真打ち!ピーコの出現は予期してたけど、まさかこんな悪そうになってるなんて・・・。 山上:『「キーッ!」「キーッ!」 一緒に探すなかまを見つけたおすぎさんは、とてもしあわせなきもちになりました。』 香川:共鳴!? 山上:『・・・いっぽう、そのころ子リスちゃんは・・・。     「おや・・・?何か揉めているようですね。一体医者は何をしているのでしょうか?」「これは治療と銘打って芝刈り機を売りつける算段ですね。」     「なるほど。それでカルテに『芝刈り機』ってドイツ語で書いてるんですね。」「はい。大竹婦長の話では涌井医師は最近マルチ商法に引っかかった との事です。」     「そうですね。涌井医師の商売口上に期待しましょう。」     おいしゃさんにしょほうせんを書いてもらいました。』 香川:処方箋に芝刈り機が混ざってるよな!?あともしかして実況と解説者は子リスちゃんをつけ回してるのか・・・? 山上:『いっぽうそのころ岩陰では・・・。     「この芝刈り機超使えね?」「使える使える。ほら、アフリカぞう君の鼻もこの通り。」     なかなか現れないおにに、息を潜めて待っていました。』 香川:むしろ和気藹々としてるだろ!んでもってアフリカ象は芝刈り機で鼻をやられたのか・・・? 山上:『いっぽうそのころハチ公さんは・・・。     「たかし、ウチでは動物は飼えないのよ。」「嫌だ!僕が飼ってやるんだ!渋谷の駅前で寒そうにしてたんだ!ちゃんと世話するから僕が育てるんだ!」     かくれ場所をたかしくんのいえにかえていました。』 香川:見ないうちに新しいご主人が現れてる! 山上:『いっぽうそのころモアイさんは・・・。     「たかし、ウチでは石像は飼えないのよ。」「嫌だ!僕が飼ってやるんだ!渋谷の駅前でモアイってたんだ!ちゃんと世話するから僕が育てるんだ!」     かくれ場所をたかしくんのいえにかえていました。』 香川:たかし君もう見境ねえだろ!てゆーか、「モアイる」って何なんだ・・・。 山上:『いっぽうそのころ鳥羽僧正覚猷は・・・。     「もしかして、カエルとかウサギとか以外におすぎとピーコを描いたら面白くなるんじゃないか・・・?」     あたらしい挑戦をしていました。』 香川:何で鳥獣戯画の作者が今頃になって出てくるんだよ!あとおすピーはマイナスにしかならねえよ! 山上:『いっぽうそのころウサギさんは・・・。     「ずちゃ・・・ぬちゃ・・・べちゃ・・・ズルッ。・・・くちゃ・・・ぬちゃ・・・。」     いっぽうそのころ子リスちゃんは・・・。』 香川:ウサギが活動中だあああ!! 山上:『「いやー、いい買い物しましたね。」「そうですね。芝刈り機7台と洗濯機が5台ですからね。」     「ところで解説のあなただけにお教えしますが、誰かを紹介するだけで儲かる仕事があるんですが・・・。」「なるほど、それは面白そうですね。」』 香川:結局洗濯機まで買わされたのかよ!しかも実況解説もマルチやってるし・・・。 山上:『いっぽうそのころたかしくんのいえでは・・・。     「お散歩楽しいね!ハチ公、モアイ!」     4tトラックを運転しながらたかしくんとたのしい生活を送っていました。』 香川:やっぱり首に縄じゃ太刀打ちできないんだ!石像とか銅像だから! 山上:『いっぽうそのころおさるさんは・・・。     「俺特に目立った事してないからスポット当たらないんだよな・・・。」     自分の立場にとても不安になっていました。』 香川:いいんだよそれで!むしろ隠れる遊びだから目立つことしちゃダメなんだってばよ! 山上:『・・・そうして、おすぎさんとピーコさんはもりの友達をさがしました。でも、けっきょく一人もみつかりませんでした。』 香川:そっか・・・。真面目に隠れてたの一匹だけなのにな・・・。 山上:『そらがあかくなってきました。カラスさんがかあかあと鳴いています。おさるさんが猟銃で撃ち落されています。』 香川:一番真面目に隠れてたのに! 山上:『「結局誰も見つからなかったわね。」 おすぎさんはいいました。     「あぁ、そうだな。・・・ま、こんなもんかーっと。」 ピーコさんはそういうと、ごろんと芝生によこになりました。おすぎさんも、ごろんと芝生によ こになりました。     そよそよと優しいかぜがふいています。ざわざわと草木が揺れています。          「・・・こんな風に子供のころ、二人で遊んでたわね。」おすぎさんはいいました。          「今じゃ二人とも仕事仕事で休む暇無かったしな。」ピーコさんはいいました。          ・・・だれも見つかりませんでした。でもおすぎさんにはピーコさんがいます。ピーコさんにもおすぎさんがいます。     もう二人は一人じゃありません。もう二人ともさびしくなくなりました。     そうして二人は立ちあがると、二人は手を繋いでどうぶつもりを抜けてかえって行きました。・・・おしまい。』 香川:・・・・・・・・・って、何なんだよこの話はああああああ!! 山上:え!?な、何!? 香川:何じゃねえだろ!上手く落としてるつもりかもしれないけど、殆どが腑に落ちねえよ!    動物たちがおざなりになってるしよ!大体、おすピーとかモアイとかワケわかんないのまで参加してたし、大人も恐怖する展開になったりしたし!    しかもやっぱりおすピーが主人公だったのかよ!?ずうーっと主人公ヅラしてウロウロしてたけど!    ・・・で?最後に、そのおすぎとピーコが完全に鬼を放棄し て、いなくなったのはどうしてなんだよ。え? 山上:あの・・・その・・・それは・・・。    ・・・・・・「オカマいなく」ってことで。 香川:いい加減にしやがれ!
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