予選 Aブロック



審査については、事前に登録された審査員のみなさんにしかできませんのでご了承下さい。
参加者のネタを、0〜100の100点満点制で審査していただきます。





エントリーNo.001  アイススケート 「ライスゲーム」 大雪「どうもアイススケートです宜しくお願いします。」 氷河「礼儀正しくて結構。」 大雪「ありがとうございます。」 氷河「ところで今はやっぱりゲームが面白いね。」 大雪「そうだね。最近はWiiとかPS3とか発売されたけどやっぱり高いね。」 氷河「あら、お金がないんだ。なら僕が作ったゲームをやってみるかい?」 大雪「おー作ったんだ。やるよ。」 氷河「RPGを作ったんだ。じゃあ始めるよ。    名前を決めてください。」 大雪「じゃあ大雪で。」 氷河「残念。あまりにも季節はずれです。」 大雪「どうすればいいんですか。自分で名前を決められないの?」 氷河「デフォルトの名前があるけど。」 大雪「じゃあそれで。」 氷河「ヒカリ きらら コシ ニシキ こまち はえぬき 農林1号。」 大雪「米寄りの名前が多いね。最後の何か人造人間みたいだし。」 氷河「どれにする?」 大雪「じゃあ農林1号で。」 氷河「わかった。」 大雪「名前どうでもいいっしょ。」 氷河「では物語の始まり。    農林1号は今年の冷夏が影響でいもち病にかかっていた。」 大雪「ほんとに米なんだ。米も大変だな。」 氷河「ある日農林1号は王に呼ばれた。   『最近の冷夏の原因はどうやらお茶碗に残された米粒が原因のようだ』」 大雪「影響力すごいね。確かにお米一粒には7人の神がいるって言うけどね。」 氷河「『そこでお前に使命を与える。     お茶碗に残された米粒たちを助けてきてくれ。』」 大雪「どうすればいいのよ。これ。」 氷河「『大丈夫。お供を呼べばよい。ほら。農林2号、農林3号、ふりかけ。』」 大雪「なんかいろいろふえちゃったよ。ふりかけだけ生きる道が違うような気もするけど。」 氷河「『装備品も差し上げよう。海苔の鎧。そしてきりたんぽ。』」 大雪「ああ王様。何故あなたは旅立ちの時に弱そうなものを授けるのでしょうか。    きりたんぽはひどい。」 氷河「こうして農林1号一行は旅立つのであった。」 大雪「ああ本当ですか。」 氷河「農林1号は王様に渡されたものを装備した。    なんと海苔の鎧は呪われていた!」 大雪「ああ王様。何故あなたは旅立ちの時に呪われたものを授けるでしょうか。」 氷河「なんときりたんぽは腐っていた!」 大雪「ああ王様。何故あなたは賞味期限の確認を怠るのでしょうか。」 氷河「装備品の状態が悪いのでペナルティーが出てきます。」 大雪「うう・・・嫌だなぁ・・・」 氷河「攻撃を受けるとレベルダウンします。」 大雪「あぁ〜・・・最悪だ・・・」 氷河「攻撃するたび『しかし何もおこらなかった』と出てきます。」 大雪「あぁ〜・・・うっとうしい・・・」 氷河「そんな事をしていたらドラゴン達が現れた。」 大雪「しょうがない。戦うか・・・」 氷河「農林1号は攻撃をした!    ドラゴンAに5のダメージ!しかし何もおこらなかった。」 大雪「どっちだ!ダメージは与えたの?どうなの?ねえ。」 氷河「農林2号は炎の魔法を唱えた!しかし何もおこらなかった。」 大雪「出来もしないのに無理するな2号。」 氷河「ドラゴンAは農林1号をにぎりつぶしてきた!」 大雪「危ないぞ。」 氷河「ドラゴンAは形を三角形に整えている!」 大雪「おにぎり作ろうとしているだろ!」 氷河「ドラゴンBは火を吐いた!農林1号に15のダメージ!」 大雪「やばいな。」 氷河「農林1号はおいしい焼きおにぎりになった!」 大雪「調理されてしまった。」 氷河「GAME OVER」 大雪「何で焼きおにぎりになったらゲームオーバーなんだよ!」 氷河「良かったでしょ。」 大雪「良いわけないでしょうが!ストレスたまったわ。」 氷河「あら〜ストレスはためちゃダメだよ。発散させないと。」 大雪「お前が原因だよ!どうすればいいんだよ。」 氷河「やっぱりやけ食いかな。」 大雪「でもそんなに物を食べるお金がないよ。」 氷河「じゃあ僕がプレゼントするよ。はい。コシヒカリ1Kg分。」 大雪「米はもういいよ。いい加減にしろ。」 二人「どうもありがとうございました。    そして生まれてすみませんでした。」 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第40位(2回戦敗退)  アイススケート
審査員
点数
 45  44  42  59  33 平均
点数
 44.6
[審査員の感想・コメント] ・「ああ王様」の畳み掛けは面白かったんですが、米絡みのRPGという、  普通なら引っかかるような設定なのに、大雪が深くツッコむことなく、流していたので、  この設定をすんなり受け入れるのはおかしくないか? と疑問に思って、ネタに入り込めませんでした。  たとえばですが、「何で米なんだよ」「やっぱり、日本人に馴染み深い題材の方が楽しめるかと思って」  というやり取りを入れた方が、読み手をネタの世界に無理なく入り込ませることができると思います。  また、最初に示された目標や仲間の農林3号やふりかけといった伏線(と取れるもの)が放置されていていたので、  消化不良というか、ネタが中途半端な印象でした。もっと練って広げる余地があると思います。 ・発想の意外性でいうとかなりのものなんですが、話が笑いを増幅させる方向にいっていないように思います。  うまいんだけどなあ・・・ 最終的に、なんか哀愁漂ってきてしまいました。 ・せっかくのRPGネタなんで王道である敵を倒すシーンだけではなく  そこからの広がりがもう少しあっても良いと思います  ツッコミのリフレインは良かったですので 後はライスを使ったボケが弱めに思います ・独特な視点のボケやツッコミが面白かったのですが、やや短く感じたので、もう一展開欲しかったところです。  「GAME OVER」からオチまでの流れがもうすこしスッキリすると良かったかもしれません。 ・この雰囲気は好きなんですが、終わってみればボケ自体が少なくて物足りない印象でした。  行数にすると60行強で終わってしまったので、特にこのスタイルだともう少し長めにネタをする必要があると思います。
エントリーNo.002  ホームライナー 「秋田が考えたRPG」 元木:どうも!ホームライナーです! 秋田:快速以上特急未満、ホームライナーです。 元木:よろしくお願いしますよ。 秋田:最近のゲームは凄いですね。 元木:なんでもインターネットに繋ぐ事で世界中の人と対戦や冒険が出来たり。 秋田:世界中の人と冒険したら宗教とか大丈夫なんでしょうか? 元木:そこは別に良いでしょうが! 秋田:例えばモンスター倒そうとすると「うちの宗教じゃ動物を殺す事は出来ない」ってモンスター回復させちゃったり。 元木:やりずれえな! 秋田:回復しようと肉食ったら「動物を食うなんて何事だ」って攻撃されて逆にダメージ増えたり。 元木:本当にやりずれえな! 秋田:ホーリー使ったら「聖なるものはキリスト様だけだ」って使えなくなったり。 元木:最後の完璧にタカ派じゃねえか! 秋田:ゲームと言えば最近日本のゲームは世界中で人気ですよ。 元木:まあね、代表的なものだとFFとかマリオとか。 秋田:あとたけしの挑戦状だとか。 元木:また随分懐かしいものを! 秋田:でまあそれに乗っかろうと僕もRPGゲームを作ってみました。 元木:ほう、どんなゲームですか。 秋田:「ドラゴンファンタジー」って名前なんですが。 元木:完璧にパクリだ! 秋田:まあ内容はオリジナルですから。 元木:まあ信じてみましょう。 秋田:「ナレ:ここは剣と魔法とおすぎとピーコがある世界」 元木:おすぎとピーコいらねえよ! 秋田:「ナレ:そんな世界に彼は生まれた」 元木:お、主人公だな。 秋田:「名前を入力して下さい」 元木:これ重要だよね。俺の名前でひろし、と。 秋田:「ブブー、入力に不備があります、このやろう」 元木:なんでだよ!てかめちゃくちゃガラ悪いし! 秋田:「強制的におすピーになります。」 元木:嫌だよ!ひろしにさせろ! 秋田:「ナレ:彼は自分では気づいてないが実は勇者の生まれ変わりなのだ。」 元木:おお、王道だな。 秋田:「ナレ:彼は正義感が強く人一倍の勇気と元気を持っている。」 元木:主人公っぽい性格だな。 秋田:「ナレ:そして彼はドMなのだ。」 元木:台無しだ!そのドM設定のせいで台無しだ!しかも名前がおすピーだろ?最悪だよ・・・。 秋田:「友人:ほら、行くぞおすピー!この淫乱が!     おすピー:ハアン!」 元木:本当におすピーになってるよ・・・この時点でやりたくねえよ・・・。てか言葉攻めで感じてるし・・・。 秋田:テューン!ダカダカダカダカ 元木:お、敵が出てきた。 秋田:「R−Xターボ316が現れた!GW−38Yが現れた!」 元木:戦闘機!?剣と魔法に全く関係無い敵だなあ! 秋田:「おすピーの攻撃!R−Xターボに19のダメージ!」 元木:お、中々のダメージじゃん? 秋田:「GW−38ZYは核ミサイルを使った!」 元木:初っ端から相手凄い攻撃!最初なんだから勝てるわけないだろ! 秋田:「おすピーは5のダメージをくらった!」 元木:核ミサイルしょぼっ!こっちの普通の攻撃より弱いじゃん! 秋田:「R−Xターボ316の連続攻撃!」 元木:うわ、やばいなあ。 秋田:「R−Xターボ316の言葉攻め!おすピーは感じてしまった!     R−Xターボ316の言葉攻め!おすピーは感じてしまった!」 元木:お前ら何やってんだよ!ちゃんと戦え! 秋田:「GW−38ZYはゴールデンウィークに入った!」 元木:GWってそういう事か!ダメじゃん! 秋田:「近所でボーリングを始めた!」 元木:せっかくの連休なんだからもうちょっと遠く行けよ! 秋田:「主に粘土や砂が多かった!」 元木:地層調べる方かよ!?しかもせっかくの連休なのに仕事してるし! 秋田:「R−Xターボ316は罵倒してきた!おすピーは感じてしまった!」 元木:このやり取り必要か!? 秋田:「GW−38ZYは仲間を呼んだ!」 元木:うわ、厄介だな。 秋田:「IKKOが現れた!KABAちゃんが現れた!」 元木:おすピーと言い組合の人ばっか!ここはゲイばっかかよ! 秋田:「IKKOとKABAちゃんは「どんだけ〜」の呪文を唱えた!」 元木:確かに最近ゲイの間で流行ってるけど! 秋田:「何も起こらなかった」 元木:意味ねえ!てかこっちの攻撃まだかよ? 秋田:「おすピーは火の息を吐いた!」 元木:やっと行動起こしたと思ったら怖いよ、こいつ! 秋田:「全員に1のダメージ」 元木:低っ!威力低すぎ!いくらなんでもこれはないだろ! 秋田:「敵をやっつけた」 元木:ええ!?何で1で死ぬの!?こいつら元のHPどんだけだよ!? 秋田:まさに「どんだけ〜」 元木:くだらねえよ!てかほんとに何で1で死んだの!? 秋田:きっと途中でこっそり渡した札束のおかげだね。 元木:賄賂かよ!こいつ本当に勇者の生まれ変わりか!? 秋田:「おすピーは3.141529の経験地を手に入れた!」 元木:いや、人の話を無視してリザルト行くなよ!    てか経験地に小数点以下出しちゃダメだろ!しかもよく見たら円周率になってるし! 秋田:「こうして世界は平和になった THE END」 元木:終わった!モンスターいや、戦闘機2機とゲイ2人倒しただけで!    しかも主人公がドM!もうこんなゲームやってられるか! 秋田:まあこのゲームを歌舞伎町限定で売ろうかと。 元木:ゲイにこだわりすぎだろ!いい加減にしろ! 2人:どうも、ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第47位(2回戦敗退)  ホームライナー
審査員
点数
 10  57  28  50  35 平均
点数
 36.0
[審査員の感想・コメント] ・RPGに芸能人におかまと、使い尽くされている題材ばかりで、独自の見せ方を工夫しなければいけないのに、  ストレートに使われているので、安易としか思えませんでした。  初っ端から「元木:最後の完璧にタカ派じゃねえか!」と捻ろうとして間違ったことが丸わかりなミスがあったのも残念。  地層はツボだっただけに惜しいです。 ・1行1行がよく練られているのは感じます。細かいボケはけっこうおもしろかったのですが、  肝心の幹となるおすピーの設定をうまく活かせていないように感じました。  もうちょっと安定した幹がよかったかなあ、と個人的には思います。 ・まずは序盤の大事なツカミで大事なツッコミですので誤字は避けたほうがいいですね やりずらい→やりづらい  ネタとしましては、有名人を出しその人のゆかりのあるボケに対してそのままツッコミを入れるというパターンが目に付きました  確かに漫才には入れやすいボケなんですが、どうしても軽く見えるんですよね ・全体的にベタなボケや展開が多かったような気がします。ただ、テンポは全体的に良かったと思いますし、  「R−Xターボ316」「GW−38ZY」が出てくるあたりが意表をついていて面白かったです。 ・最初の12行までを見た時は、これは面白い、期待できるぞと思ったんですが・・・  その後は、ただオカマネタに頼っただけの安易なボケばかりが目立ったのが残念でした。  序盤のような鋭い切り口のネタを最後まで続けることができれば一気に面白くなれるはず!
エントリーNo.003  情熱大陸 「応援・歌・インタビュー」 2人:どうも〜 情熱大陸です お願いします 渡辺:MM−1ということで頑張っていきましょう 今江:つい先日高校野球がありましてね 渡辺:あったね 今江:あれ見てて応援団をやってみたいなぁと思ってさ 渡辺:奇遇やな俺も応援団やってみたかってん 今江:ホンマか!? じゃあやろうか お前太鼓やってくれや 渡辺:分かったわ ドンドンドン・・・ 今江:かっとばせ かっとばせ金本 かっとばせー!! 今岡!! 渡辺:途中から人変わってるやん!! 変われ 今江:ドンドンドン… 渡辺:かっとばせ かっとばせ金本 歯とばせー金本!! 今江:歯とばしても意味ないやろ!! 変われ 渡辺:ドンダコドンダコ 今江:その太鼓の音なんやー!! 渡辺:ドンドンドン・・・ 今江:放り込め放り込め金本 放り込め放り込め金本 審判放り込め金本 渡辺:そんなんしたらあかんやろ!! 変わらんかいボケ!! 今江:ドンドンドン・・・ 渡辺:KOKOスワローズ KOKOスワローズ 殴ったれ殴ったれ金本 今江:別の意味でKOするな!! 変われや!! 渡辺:ドンドンドン・・・ 今江:鍛えたその身体溢れる小便 渡辺:汚いやろ!! 変われよホンマに〜 今江:ドンドンドン・・・ 渡辺:鍛えたその身体溢れる気迫 そ〜れ向こうへぶち込め相手ベンチへ〜 今江:ライトスタンドにぶち込めや!! 変わらんかい!! 渡辺:ドンドンドン・・・ 今江:鍛えてその身体 もっと強くなれよ 渡辺:なんで上からやねん!! しかも願望かい!! 変われ 今江:ドンドンドン・・・ 渡辺:スポーツジムで〜 毎日鍛えてます 夢は大きく プロレスラー 今江:野球関係ないやろ!! 渡辺:でも僕ね 応援も好きやけどやっぱり歌歌うのが大好きでね 今江:じゃあ歌歌うか 渡辺:アイ ラブ ヒム 今江:それやったれゲイやろ!! 俺が歌歌うわ 乾杯 今 君は宣誓の 大きな大きな舞台に立ち かなり長い話を語り始めた 渡辺:選手宣誓してるんとちゃうねん!! 俺歌歌う あいつのために あなたのために 台風を起こしましょう 今江:不可能なことやるな!! 渡辺:阪神今日の先発予想見たら負けそうやったから 今江:知らんわ!! 渡辺:今日阪神福原やで 今江:どうでもいいわそんなこと 俺歌うからな 隣どおし あなたとあたし ドリアンよ 渡辺:果物おかしい!! これがホントの臭い仲ってか 今江:いらん事言うな〜!! 渡辺:いいやんか 俺歌うしよろしく つっぱることが男のたった一つの勲章だってこの腕にギブスを巻いていた 今江:骨折してるじゃねぇかよ!! 俺が歌う 涙のキッス たまねぎと 渡辺:料理中じゃねぇか!! 俺が歌歌う あれがマンビーの秘密スポット 今江:知らんわ!! そんなこと 俺が歌う さくら舞い散る中に忘れた九九と 渡辺:お前どんだけ馬鹿やねん!! 俺が歌歌うわ もう恋なんてしないなんて 言わないよ〜 多分 今江:多分かい!!  もういい俺が歌歌う ダーリン ダーリン いろんな角度から君を見てきた そのどれもがイマイチで 渡辺:イマイチなんかい!! 今江:冒頭でもいいましたけろど俺さ記者会見のインタビューする人やってみたいんですよ 渡辺:なんも言ってなかったやん!! 今江:だからやるわ お前が芸能人やって俺が新聞記者やるから 渡辺:今日だけやで え〜私結婚することにしました 今江:初SEXはいつですか? 渡辺:そんなの聞いたらダメだろ!! 変われ 今江:私結婚することにしました 渡辺:彼氏のあそこはどうですか? 今江:下ネタじゃねぇかよ!! 変われ 渡辺:私今月で芸能活動をやめます 今江:理由は? 渡辺:精神的にしんどいからです 今江:なるほど それで理由は? 渡辺:今言っただろ!! 変われ 今江:私今月で芸能活動をやめます 渡辺:どうして? わたしがここまでそだててきたじゃない 今江:お前誰だよ!! 変われ 渡辺:私芸能界をやめます 今江:なんで? 渡辺:しんどいからです 今江:それで? 渡辺:タメ口やめろ!! 変われ 今江:私芸能活動をやめます 渡辺:どうしてですか? 今江:精神的にしんどいからです 渡辺:なるほど では最後の質問です 今江:はい 渡辺:初Hはいつ? 今江:その質問やめろ!! 2人:どうもありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第52位(1回戦敗退)  情熱大陸
審査員
点数
 15  21  10  23  29 平均
点数
 19.6
[審査員の感想・コメント] ・笑い飯のパロディですね。審査員によっては、この時点で受け付けない方もいるかもしれませんが、  個人的に、現実にいる芸人さんのパロディは大歓迎です。  ですが、肝心のボケがいずれも薄かったり、しょうもなかったりでちょっと厳しかったです。  しょうもなさが笑いになることもありますが、捻りがなかったり、安易に下ネタに走っていたりで笑いにつながりませんでした。  そして、歌から先は、流れに統一感がなく、実際のネタ作りがどうったのかはともかく、  「思いついた小ボケを適当に並べてやれ」としか見えませんでした。  結婚式の会見という設定のはずなのに、二ボケ目からは芸能界引退の会見になっているのも気になりました。 ・実在する芸人のオマージュは、どうしてもその芸人と比較してしまうのでまずハードルが上がります。  文章には舞台のような「勢い」というものはありませんし。あえてそれで挑戦するというのであれば、  何百と考えたものの中から自分の自信のあるものを、自分がおもしろいと思う順番で並べてきてほしいように思います。 ・まぁ、やりたいことはわかるんですがこれはテキストではほぼ効果はないと思っています  二人のキャラや実際に演じるテンポて笑いを取るものなんでそれを抜きにしてみてもボケが軽いですね。  これでボケてくださいって言われて即座に思いつくようなボケが並んであった印象です ・全体的にボケが弱かったというのもあるのですが、それ以上に読み手が想像しづらいボケがかなり多かったです。  ヘタに笑い飯をマネてしまうとありがちなミスかもしれません。例えば応援、歌の部分で言えば、  元の歌詞を読み手がしっかり把握する前にいきなりボケてしまっていているので、どこがボケなのかが伝わりにくいと思います。  特に、応援のそれぞれの歌詞の最初のボケや、歌のほとんどのネタで感じました。  歌のボケに至っては、「有名な曲の歌詞を少し変えてボケる」という設定が、  最初のボケの「アイ ラブ ヒム」の時点では全く伝わりませんでした。  そもそも、メロディーが伝わらない以上、文章上で歌ネタをするには、もっと表現力を要すると思いました。 ・「今日阪神福原やで」 ここだけ不覚にも笑ってしまったんですが・・・(いやファンとしては笑ってる場合じゃないけど)  全体的には、あまりにも勢いで押そうとし過ぎでボケが浅過ぎな気がします。一行のセリフも短いものばかりですし。  前半は「溢れる小便」で引きましたし、あと後半のインタビューのやりとりは中身が無さ過ぎて・・・  ただ安易な下ネタを言っておけばウケるのは中学生までです。もっと練られたネタを作りましょう。
エントリーNo.004  エイジアンエイジアン 「怪盗シミュレーション」 真田:ちょっと、ゲーム作ってみたんだよな。 島村:ほぅ、お前が。    どんなゲームなんだ? 真田:怪盗ミッドナイトっていうシミュレーションゲームなんだけども。    スリルやリアリティがあって面白い仕上がりになってるから。 島村:おぉ、いつも以上に凄い自信だな!    俺ちょっと期待してきちゃったよ、やろうやろう。 真田:まず、最初に仲間を選んでください。    スナイパーのオカベ 日本刀使いのヤマモト  島村:よし、日本刀使いのヤマモトで。 真田:オカベが物凄い形相でミッドナイトを狙っている!     島村:うおっ!俺が選ばなかったから!?    選択の余地無いじゃないか!!しょうがない…刺激するといかんからオカべで 真田:次にオカベの服装を選んでください。    400年間洗っていない服 500年間洗っていない服 島村:400年って!早速リアリティがないじゃないか。    まぁ、どちらかというとマシそうな400年の服にしとくっきゃないな。 真田:次にもう一人仲間を選んで下さい。    日本刀使いのヤマモト ナイジェリアからの出稼ぎココさん 忍者の末裔ハットリ 島村:なんか増えてるけど、今度こそ日本刀使い! 真田:ココさんが可愛そうな瞳で見ている!    …本当にいいですか? 島村:今度は良心に訴えかけてきた!    いいよっ!もう!ココさん! 真田:では、ココさんの絶食期間を選んでください。    20日 25日 30日 島村:もう可哀想というセリフしか出てこないよ!!20日! 真田:ココさんの親戚を含む家族の数を選んでください。    100人 500人 1000人 島村:うおっ!なかなか多い!    多ければ多いほど大変そうだから100人! 真田:メンバーに関してはこれでOK。    次は、ミッションを選ぶんだ。 島村:やっと、ミッションまでこぎつけたか。 真田:盗むお宝を選んでください。    ビッグダイヤ 400年前に書かれた巻物 400年前に作られた服 島村:最後のスナイパーの着てるやつじゃねぇかよ!    盗んだら盗んだで命を狙われそうだし。 真田:さぁ、どれ!? 島村:よし!ビッグダイヤ! 真田:ミッションスタート!ウー!ウー! 島村:ん、何の音? 真田:放送「異臭感知!異臭感知!原因は侵入者によるものと思われます。」 島村:服のニオイがひどすぎて早速見つかっちゃったよ! 真田:警備員がこちらに近づいてくる!どうしますか?    隠れる たたかう 島村:ここは一旦隠れよう。 真田:三人は庭に隠れた!    ココさんの空腹度が20上がった!ココさんの目が血走った! 島村:ほぼ極限状態じゃないか!    というか、ミッションの前になんか食べさせてやれって! 真田:隠れていると何処かしらから会話がしてきた。    聞く 聞かない 島村:とりあえず聞いてみよう。 真田:主婦「ちょっと、おたくの屋敷から変なニオイがしてくるんですけど。」    警備「すいません。今なんとかしますんで。」 島村:近隣の住民にまで迷惑が及んでるってどんだけだよ! 真田:こういうリアリティのあるところがこのシミュレーションのウリですね。 島村:だから、肝心なニオイの原因にリアリティがねぇんだって!    まぁ、でも警備員は気をとられてるからその点では助かったけども。 真田:ミッドナイトの行動 どうしますか?    調べる 三人そろって移動 島村:状況を把握しないとしょうがないからな、調べよう。 真田:ミッドナイトはオカベを調べた!    キノコを手に入れた! 島村:周りを調べて欲しかった!で、キノコって!    絶対服から生えてたやつだろ! 真田:ココさんは血走った目でキノコを見ている! 島村:極限状態だからって、そのキノコは食べちゃダメだって!! 真田:引き続きミッドナイトの行動 どうしますか?    キノコをココさんにあげる 島村:選択肢コレだけか!    仕方ない…スマン!ココさん!! 真田:ココさんの空腹度が5000減った!    ココさんの目の充血がひいた! 島村:おぉー…!なんにも無かった!    良かった良かった。 真田:ココさんの行動 どうしますか?    木を調べる 池を調べる 三人そろって移動 島村:お、コマンド増えてるな。    よし、木を調べよう。 真田:コマンドミス! 島村:えっ?何で何で? 真田:木は幻覚だったようだ! 島村:やっぱり大丈夫じゃなかった!    キノコ食べて幻覚が見えるってどう考えてもヤバいだろ!! 真田:オカベの行動 どうしますか?    周りを調べる 三人そろって移動 島村:今度こそ…調べる! 真田:オカベはスナイパーライフルを使って周りを調べた!    オカベは太陽の光を見て片目を怪我してしまった! 島村:どんだけうっかりなスナイパーだ!    そんで何故日中なんだよ、怪盗ミッドナイトだったら夜に行動するのが筋ってもんだろう。 真田:じゃあ、今回は特別夜にしてやるよ。    夜になった!キノコが成長した!キノコは長さ3mになった! 島村:いくら、暗い所で育つって言っても成長し過ぎだろ!    でも、このキノコを生かす方法はあるかもな 真田:ココさんの行動 どうしますか?    巨大キノコを調べる 三人そろって移動 島村:よし、キノコを調べよう。 真田:コマンドミス!ココさんは欲求に耐え切れず巨大キノコ少し食べてしまった!    島村:完全なる中毒症状だ!!    人間としてはもうゲームオーバーだぞコレ。 真田:ミッドナイトの行動 どうしますか?    キノコを調べる 三人そろって移動 島村:もう調べてもロクな事無いし、いい加減移動するとしますか。 真田:三人はビッグダイヤのある部屋に移動した。 島村:随分いきなりの突入だこと! 真田:ミッドナイトは強引にビッグダイヤを奪いオカベに渡した!オカベは大事そうにビッグダイヤを抱えた!    ビッグダイヤから輝きが失われた!ビッグダイヤの価値が0円になった! 島村:またしても、オカベの服のせいか!    散々苦労したのに、ここにきてダイヤの価値が0円になるなんてあんまりだろ…。 真田:「バンッ!バンッ!」警備隊は発砲してきた!    「カキーン!カキーン!」三人は巨大キノコで防いだ! 島村:このキノコ、弾丸よりも硬いの!?    で、それを食ってたココさんの歯は一体どうなっていたんだ! 真田:ココさんは鉄よりも硬いエメラルド歯なので。 島村:歯に金かけ過ぎだよココさん!!    その金は家族や自分の飯の為に使えばいいだろうに! 真田:三人は見事逃げ切った!ミッションコンプリート! 島村:コンプリートって言われても全然達成感がねぇわ。 真田:三人の知名度が上がった!    ココさんの親戚を含む家族が1000人になった! 島村:確かに有名になると親戚が増えるというけど!    でも、コレはいくらなんでも増えすぎだろうよ! 真田:ネクストミッション!次はどの財宝を盗みますか?    女神の涙 400年前に書かれた巻物 島村:まぁ、女神の涙が一番良さそうだな。 真田:三人はアメリカに向かった!    しかし、持ち込んだキノコが荷物検査でひっかかってしまい三人は逮捕されてしまった! 島村:どこで逮捕されてるんだよ!もういいわ。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第15位(準決勝敗退)  エイジアンエイジアン
審査員
点数
 62  75  74  72  75 平均
点数
 71.6
[審査員の感想・コメント] ・ナンセンスなボケが随所に見られて面白かったんですが、ちょっと話が散漫としすぎていてツボにはまりませんでした。 ・なんか今回RPGネタ多いですね。いや、嫌いじゃないから別に問題はないのですが。RPGネタだとまとまりがある感じになるのですが、  このコンビの場合はもうちょっと自由なネタのほうが好きだなあ、と思ってみたりします。 ・ボケを一度使って、それをさらに膨らませたり、次のボケに繋げる技術力はお見事だと思います  後は、選択肢が二つだけだったり生かされてなかったりしたものもあったのでそこでさらにボケを入れるともっと良くなると思います ・ココさんが上手く効いてますね。全体的に当たりボケが多く、完成度も高いと思いました。  面白かったのですが、少し何か物足りない感じもしました。ダイヤを盗むあたりでもっと盛り上がるとさらに良かったと思います。 ・普通に面白いって言葉がピッタリですね。それ以上のものがあればなお良かったのですが・・・  終盤の展開がもっと盛り上がれば一気に高得点いってたかもしれません。でも「有名になると親戚が増える」ってところは笑いました。
エントリーNo.005  TSU 「ヒーロー戦隊」 柏・香焼:どうも〜、TSUで〜す! 柏:柏竜次と 香焼:香焼薫でお送りしているんですけれども。 柏:いやあ、しかしいつ見てもヒーロー戦隊って格好いいよね。 香焼:男子のあこがれだよね。 柏:だからさ、俺、オリジナルのヒーロー戦隊作ってきた。 香焼:作ってきたの? 柏:うん、この中でいいのがあったらテレ朝さんに使ってもらおうと思って。 香焼:すげぇ自信だな。じゃあ聞かせてくれよ。 柏:まずね、「挑戦戦隊チャレンジャー」。 香焼:チャレンジャー? 柏:最近さ、物騒な事件ばっかりでさ、ちょっと暗くなってるじゃん?だからさ、この戦隊で、子供達に夢をあきらめないことを示したいんだよ。 香焼:お、なかなかいいコンセプトじゃん。どんなの? 柏:まずね、統一感を出すために、メンバーは全員ブラウン。 香焼:ごめん、却下。 柏:ダメ? 香焼:茶色×5はダメだろ。見分けがつかない上になんか汚らしい。 柏:いや、でもちゃんと「あきらめない」ことを子供達に示してるんだぜ? 香焼:例えば? 柏:「便秘になってもあきらめるな」とか。 香焼:ほら見ろ!体が茶色だからベクトルがその方向に傾いちゃってるじゃねぇか! 柏:・・・提供がすごいぞ!大会社ばっかだぞ!「コーラック」の大正製薬に「スラーリア」のロート製薬だぞ! 香焼:「コーラック」も「スラーリア」も便秘の薬じゃねぇか! 柏:ブラウンがダメならホワイト×5もあるけど。 香焼:それじゃ昔懐かしいパナウェーブ研究所にしか見えないだろ!第一統一感だそうとしても見分けがつかなかったら意味がないから! 柏:じゃあ「豪腕戦隊ハンドレンジャー」ってのは? 香焼:ハンドレンジャー?豪腕っていうぐらいだからゴリラ5体とか? 柏:違う違う。順番に(右手親指を立てて)レッド、(人差し指を立てて)ブルー、(中指を立てて)グリーン、(薬指を立てて)イエロー、(小指を立てて)ピンク。 香焼:・・・指かよ!スケールちっちぇなあ! 柏:・・・お前はまだ、彼らの秘密を知らないな・・・。 香焼:そりゃハンドレンジャーの存在を初めて知ったからだよ。で、秘密って? 柏:彼らは5人じゃなくて10人なんだよ! 香焼:単に左手の指も使うってだけであまり変わらないだろ! 柏:バカ野郎!両手じゃないと合体ロボの時に都合が悪いんだよ! 香焼:合体ロボ?どんなの? 柏:ウィーン、ガッシャン!豪腕番犬、ハンドウルフ! 香焼:影絵の犬だよ、それ!インパクト薄いよ! 柏:ちなみに左手は順番に茶色、灰色、黄土色、群青色、肌色。 香焼:左手色もうちょっと考えてやれ!なんだよ小指の肌色って!もうそのまんまじゃねぇか!ダメだダメだ! 柏:「新鮮戦隊スーパーレンジャー」はどう? 香焼:新鮮・・・ってことはスーパーマーケットのスーパー? 柏:その通り! 香焼:・・・メンバーは? 柏:マグロレッド! 香焼:ダサイ!!確かに赤いけど!! 柏:ポカリスウェットブルー! 香焼:ラベルの色だけで判断しただろ!! 柏:ピーマングリーン! 香焼:・・・それは別に文句なしかな?他は? 柏:ピーマンイエロー! 香焼:グリーンとかぶってる!!別のにしろよ!! 柏:じゃあパプリカイエローで。 香焼:あんまし変わらないよ!!ピンクは? 柏:ピンキーピンク! 香焼:もはや語呂だけだろ!!ピンクのピンキーピーチ味しかないよ!! 柏:これも無理? 香焼:構成メンバーに欠陥がありすぎるからダメ。 柏:ちょっとベクトルを変えて「常夏戦隊ビキニレンジャー」ってのがあるけど。 香焼:お色気系?確かに今まであまり見なかったね。どんなの? 柏:敵が悪事を行っているところに、ケツメイシをバックにビキニ姿の女子5人が砂浜を走って登場。 香焼:なんか妙にこだわってないか?まあいいけど。もしそれが実現するとしたら誰がビキニレンジャーやるんだ? 柏:たぶんエビちゃんの1人5役になると思う。 香焼:登場シーンがまるまるアネッサのCMになっちゃうだろ!!やけにこだわってると思ったらそういうことか!! 柏:・・・ばれた? 香焼:そんなんじゃいろいろとまずいだろ、いろいろと。 柏:じゃあこれが最後だ!「孤独戦隊ヒトリンジャー」! 香焼:はい、ダメ!! 柏:なんで!? 香焼:戦隊の意味がないだろ、1人じゃ!! 柏:1人じゃなくて10人だよ! 香焼:じゃあなんでヒトリンジャーなんだよ!! 柏:それは親指から・・・。 香焼:ハンドレンジャーだろうが!!どっちにしろダメだ!! 柏:結局全部ダメか・・・でも最後に言いたいことがあるんだ!! 香焼:・・・なんだよ? 柏:この漫才は、大正製薬、ロート製薬の提供でお送りしました。 香焼:チャレンジャーだよ!いい加減にしろ! 柏・香焼:どうも、ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第37位(3回戦敗退)  TSU
審査員
点数
 50  62  25  34  59 平均
点数
 46.0
[審査員の感想・コメント] ・ごちゃごちゃしすぎて、話の掘り下げ方が中途半端な気がしました。  ボケの数を絞って、その中から発展させた方が完成度が上がると思います。 ・それぞれの段落、それなりにおもしろいのですが、これだとショート漫才×5という感じなんですよね。  その分笑いが分散してしまったのがちょっと残念。おもしろかったんですけどね。 ・やはりレンジャー紹介のみだと単調になりがちだと思います  どうしても盛り上がりに欠けているといいますか山場を作りにくいですよね ・各レンジャーの発想は面白かったのですが、主にツッコミに違和感があり、ちょっと読みづらかったです。  特に、各レンジャーを却下する理由・タイミングが独り善がりだったと思います。 ・前半はとても面白かったんですけどね。「便秘になってもあきらめるな」や、影絵のところは笑いました。  しかし後半失速してしまった感がありました。CMネタもいまいちピンとこなかったですし、  ボケ自体も普通な感じだったので、もっとオリジナリティのあるボケが後半にも欲しかったです。
エントリーNo.007  whitewhite 「天皇誕生日をスルーして」 安正:どうもwhitewhiteです 前田:一年はあっという間に過ぎていきますね 安正:そうですね 前田:今年なんかうるう年の日より一日短いんですよ 安正:ほとんど毎年それ言ってるんですか? 前田:ええ 安正:ならいいです 前田:でもそんな短い一年の中で色々な行事が詰まってますからね 安正:ありますね 前田:あなたは何が好きですか? 安正:節分ですかね 前田:節分ですか 安正:色々と縁起いいじゃないですか 前田:恵方巻き食べてる最中に黒猫が横切ったり、豆投げて鼻緒が切れたり 安正:縁起悪いですよ 前田:豆投げすぎて汗かいてシャワー浴びたら意外と熱かったり 安正:まぁ縁起悪そうな 前田:でも、一番人気あるのはやっぱりクリスマスですね 安正:そうですねー 前田:いつも思ってるんですけど、なんで当日は盛り上がらないんでしょうか 安正:確かに前日にパーティとかしますよね 前田:ええ、赤飯炊いて 安正:それは何か違う気がするんですが 前田:うちでは毎年クリスマスになると赤飯たいてそれを投げあうんですが 安正:祝ってる気がしないですよ。なんか節分っぽいじゃないですか 前田:それなら貴方が好きな行事だからいいじゃないですか 安正:節分は2月3日にやるからいいんです 前田:では、クリスマスはどうやって祝ってるんですか? 安正:クリスマスツリーを立てたりします 前田:バウムクーヘンでいいですか 安正:切り株だけでは物足りません。市販の物とかがあるので 前田:飾りつけしたりするんですか 安正:まぁ、しますね 前田:では願い事を書いた紙を飾りましょう 安正:短冊じゃないですか。それは5ヶ月前です 前田:ゼラチンが早く固まりますように 安正:ゼラチンは水に溶かして冷やせば固まりますよ 前田:そうしたけど固まらなかったんですよ 安正:じゃあゼラチンじゃなかったんでしょう 前田:そうなんですかね 安正:他に飾るものとかあるでしょう、星とか人形とか 前田:ではリカちゃん人形を 安正:少々サイズが大きいと思います 前田:なんとかして縮めます 安正:じゃあがんばってください 前田:ただ、毎日ちょっとずつ髪が伸びてくるのは止められそうにありません 安正:呪われてるじゃないですか 前田:まぁ、髪の毛緑色なんで髪がいっぱい伸びれば木にカモフラージュして目立たなくなるから大丈夫でしょう 安正:リカちゃん人形じゃなくてラムちゃん人形なんですかね 前田:ツリーの他には何をやりますか 安正:クリスマスケーキを 前田:投げ合うんですね 安正:2月3日じゃありませんし、赤飯や大豆でもありません 前田:じゃあ食べるんですか 安正:そりゃ食べますよ。まぁ飾りつけはしますけど 前田:じゃあ願い事を書いた紙を 安正:5ヶ月前です 前田:シャワーが熱くありませんように 安正:縁起悪いみたいですけども 前田:じゃあどうやって飾り付けますか 安正:ケーキに文字を書いていきます 前田:ボールペンで 安正:いいえ 前田:万年筆で 安正:いいえ 前田:木刀で 安正:どうやって書くんですか。ちゃんとデコレーション専用のペンがあるんですよ 前田:じゃあデコレーション専用の木刀があってもいいじゃないですか 安正:後で頼みましょうか 前田:そうですね。で、ケーキはこんなものですか 安正:まぁ、そうですかね 前田:他には何をやりますか 安正:七面鳥を 前田:投げあうんですね 安正:なんでそう食べ物を粗末にしたがるんですか。それに七面鳥は一世帯に一羽しかありません 前田:投げ合わないのならどうするんですか 安正:食べるに決まってるじゃないですか 前田:何か飾りつけとかはしますか 安正:いや、特には 前田:これだけ飾りつけしないのは何か不公平じゃないですかね? 安正:そんなこともないと思いますけど 前田:飾り付けしましょうよ、プロペラとか 安正:野生に返そうとしないで下さい 前田:じゃあ小麦粉でもかけましょう 安正:小麦粉ですか 前田:ええ、でも吸うとなんか変な気分になります 安正:何中毒ですか 前田:まぁ5兆トンほどかけて 安正:日本にそれほどの小麦粉はありません 前田:じゃあもっと輸入すればいいじゃないですか 安正:貴方の一存で輸入量は増やせません 前田:前日はこんな物ですか 安正:そうですね、後は眠れば枕元に 前田:髪の毛の伸びた人形が 安正:もういいです 二人:ありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第18位(準決勝敗退)  whitewhite
審査員
点数
 73  71  65  62  85 平均
点数
 71.2
[審査員の感想・コメント] ・淡々としたネタ運びで、最初は盛り上がらないんですがジワジワと面白くなっていきますね。  捻りすぎてよくわからないけど妙に面白いボケをざっくりと切り捨てるツッコミが好きです。  デコレーション用の木刀とかシュールで爆笑しました。ただ、スロースタートだったために、  徐々に面白くなってきたけれど、爆発しきる前に終わったのがもったいない。  行数制限があるから無理なんですが、二倍三倍の長さで見たかったです。 ・さりげないボケがいいですね。「髪が伸びる」とかもあれだけ当たり前のように言われると思わず笑ってしまいます。 ・読めば読むほど味の出るネタだなぁと思いました   七面鳥を投げ合うって言うのはかなり秀逸だと勝手に思っています 独自の世界観がしっかりと出ていると思います ・雰囲気や口調は好きです。ボケも全体的には弱いですがツボを突いてきた感じです。  話題ごとに流れが途切れているので、盛り上がりには欠けていたかもしれません。 ・これは今大会の掘り出し物ですよ。冷静過ぎるボケとツッコミが逆に面白いです。  欲を言えば、ラスト20行ぐらいで一気に爆発するような展開に持っていければ、もっと高得点を取れたと思います。
エントリーNo.008  ペーパードルフィン 「電気屋さん」 春美:どうも、ペーパードルフィンです。 涼輔:よろしくお願いします。 春美:ボクね、7月くらいに数年ぶりに家電屋さんに行ったの。 涼輔:へー。何でまた? 春美:暖房器具を見に行きたくて。 涼輔:7月に? 春美:うん。 涼輔:変わってるね。 春美:そしたらね、いろんな暖房が置いてあってさ。 涼輔:7月に暖房置いてあるんだ。変わった家電屋。 春美:それでね、おしゃれな暖房があったから買っちゃった。 涼輔:・・・おしゃれ?暖房が?・・・まあいいや、どんなの? 春美:名前が・・・えっと・・・ハゲター・・・? 涼輔:ハゲター? 春美:あれ?ゲロターだっけ? 涼輔:名前だけ聞いてるとおしゃれな部分が全く見当たらないんだけど。 春美:なんだっけ、あの扇風機みたいなやつ。 涼輔:ハロゲンヒーター? 春美:そうそれ!ハゲロン! 涼輔:ハロゲンね。 春美:ハロゲン?ヒーターってやつがすごい可愛くて買っちゃった。 涼輔:・・・可愛い?まあ価値観は人それぞれか。 春美:それにしても、久しぶりに家電屋さん行ったら色々見たことないものがあってびっくりしたよ。 涼輔:今は色々進歩してるからね。 春美:どこにいる人とでも会話できるものとかあってさ。 涼輔:・・・春美、数年ぶりって・・・どれくらい? 春美:1歳のときに行った気がする。 涼輔:あー、とてつもなく曖昧。    てかお前、電話の存在を知らないの? 春美:あ、あれ電話?電話は知ってるに決まってるじゃん。    あれは電卓みたいな形してたからわからなかったの。 涼輔:電話の存在知ってるってことは・・・ああ、携帯か。 春美:けーたい? 涼輔:携帯電話。そういえば春美携帯持ってないんだっけ。    まあ存在知らなかったんだから当たり前か。 春美:あれすごいよ。どこにいる人とでも話せるらしいの。    引っ越した友達や木更津に住むおじいちゃんとも。 涼輔:だって電話だもん。当たり前だよ。 春美:あと死んだおばあちゃんとか森の妖精さんとも。 涼輔:あ、それ携帯じゃない。    なにその「死人に口なし」という言葉を全否定したすごい機械。 春美:他にも家電屋さんに面白いものがいっぱいあったんだよ。 涼輔:僕が死人や妖精と会話できる機械に心奪われてるってのに次の話に行く? 春美:今はカメラもすごいのあるね。 涼輔:あ、次の話行くんだ。    どんなカメラ? 春美:電話機能がついてるんだよ。デジカメに。    カメラだから持ち歩きできて、いつでもどこでも電話できるの。 涼輔:あー・・・逆だよ。カメラに電話がついてるんじゃなくて、電話にカメラがついてるの。    てか携帯だよ。 春美:あ、あれがけーたいってやつなの?    けど電話だけじゃなくて、他にも色々ついてたよ。 涼輔:そうだよ。メールとかインターネットとかテレビとかでしょ。 春美:いや、ナイフとか栓抜きとかマイナスドライバーとかだよ。 涼輔:あ、それ携帯じゃない。カメラと電話がついた十特ナイフだ。    誰さ、そんな代物作ろうと思ったの。 春美:栓抜きで思い出したんだけど、ボクの親戚のおじさん、先週リストラされたんだよ。 涼輔:唐突にとんでもない話に飛ぶなよ。栓抜きからどうやってその話につながる? 春美:おじさんお年玉いっぱいくれたんだけど、たぶんもうくれないよね。 涼輔:そりゃ、そのおじさんにはもう親戚の子供にお年玉あげてる余裕なんて無いだろうから。 春美:うちの親戚には他にもリストラされた人や窓際族が大勢いてね・・・ 涼輔:そんな嫌な話聞きたくない。    てか最初の話題からだいぶ脱線してきたからそろそろ話戻してくれない? 春美:うちの親戚には他にもリストラされた人や窓際族が大勢いてね・・・ 涼輔:一言戻してどうするの。その話は聞きたくないってば。    もっと前まで戻して。 春美:今日から中学生か〜。緊張する〜。 涼輔:どこまで戻してんのさ。僕ら今高校生だよ?    そうじゃなくて、家電屋の話題はどこ行ったのさ。 春美:「海がオレを呼んでいる。行かなくては。」って言ってた。 涼輔:家電屋の話題がそんなかっこいい発言するはずないから。    いいから早く戻して。 春美:やだって言ったらどうする? 涼輔:そうだな・・・冷蔵庫に入ってる春美のプリンは僕がもらう。 春美:え・・・・・わかったよ・・・ 涼輔:これで折れてくれてよかったよ。 春美:新しいタイプのエアコンもあったよ。 涼輔:どんなエアコン? 春美:電話ついてるエアコン。新しいよね。 涼輔:・・・それ要る?エアコンに電話ついてても意味ないと思うんだけど。 春美:あと如雨露としての機能も果たすらしいよ。 涼輔:なんでエアコンで花に水やりするの。    普通に如雨露使ったほうがいいって。 春美:暑い中電話しながら水やりしたいときとか便利じゃない? 涼輔:そんな状況めったにないから。    もうちょっとまともな家電無いの? 春美:電話付きのコタツとか電話付きのパソコンとかあったよ。 涼輔:なぜそこまで電話にこだわるの?    それホントに家電屋? 春美:うん、家電屋さん。 涼輔:・・・あ・・・もしかして・・・    それ、「かでん」屋? 春美:違うよ、「いえでん」屋さん。 涼輔:お前・・・紛らわしい漢字使いやがって・・・    要するに電話屋? 春美:うん。何だと思ってたの? 涼輔:電化製品売ってる店だと思った。    ってことは最初に言ってたハロゲンヒーターにも? 春美:うん、もちろんハゲロンも電話付き。 涼輔:だからハロゲンだってば。いい加減にしなよ。 二人:ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第42位(2回戦敗退)  ペーパードルフィン
審査員
点数
 20  68  31  56  25 平均
点数
 40.0
[審査員の感想・コメント] ・普通の言い間違いレベルのボケが多く、破壊力に欠けます。  前半二十数行削って、もっと話を詰め込んだ方がよかったのでは? ・中盤だれたのが残念。関係ない話題に持っていくというのは諸刃の剣ですね。  それまでの話には比較的引き込まれていたのが、脱線しすぎて冷めてしまいました。 ・ツカミまでが少し長いと思います それでいて「ハゲロンヒーター」では少し弱いかなと  後は中盤の話題転換は余計かなと オチはなかなかよく出来ていると思います ・二人の掛け合いが独特で、読んでて楽しかったのですが、  最後の「いえでん屋」=「電話屋」というのがどうにも腑に落ちませんでした。  オチに「ハゲロン」を持ってくるのは面白いだけに、そこがどうしても惜しい感じです。 ・「ハゲロンヒーター」って思いっきりどこかで見たことあるボケでしたが・・・  ちなみにこのネタ、第2回大会の天体観測さんのネタがこれと同じような感じのネタだったんですよ。  それに比べるとこのネタは一段落ちてしまうかなといった印象でした。
エントリーNo.009  へチ・ドール 「コンビニ強盗」 小坂井:どうもこんにちは。よろしくお願いします。  七原:断ります。 小坂井:君に言ってんじゃないよ!見てくれている人になの!  七原:・・そうだな。がんばるか。じゃ、まずはいつものアレやってよ。 小坂井:何だよ?  七原:ほら、いつもの顔芸。 小坂井:・・・ここじゃ伝わらないだろ!   七原:スピリチュアルですよ。 小坂井:意味が分からない。理解が出来ない。  七原:ところでね、最近の僕は強盗って怖いなって思ってると思うんですよ。 小坂井:自覚ないのかよ!なんか怖いよ↑の文!!  七原:特に最近コンビニでバイト始めたから強盗が来ると思うと怖くて・・。 小坂井:へえ、お前バイトやってんの?  七原:うん、脳内でね。 小坂井:妄想かよ!!  七原:とにかく強盗って怖いと思うんですよ。 小坂井:そんな心配なら実際に来たときのために練習するか。  七原:よし!来い! 小坂井:「ウィーン。」  七原:「音楽の都・・・。」 小坂井:「自動ドアの音だよ!オラア、強盗だ金を出せ!!」  七原:「さあ!どうする!?」 小坂井:誰に問いかけてんだよ!!違う、お前は店員なの!  七原:なるほど、なるほど。 小坂井:「ウィーン。」  七原:「いらっしゃいませ。」 小坂井:「強盗だ!金を出せ!」  七原:「あの、すいません。ウチ、自動じゃないんですよ。」 小坂井:だからなんなんだよ!金を取る部分が大事なの!あと、21世紀なんだから自動ドアにしとけ!  七原:分かった、分かった。 小坂井:「ウィーン。」  七原:「いらっしゃいませ。お客様何名様ですか。」 小坂井:完全にファミレスだろ!!  七原:すまん、すまん。 小坂井:「ウィーン。強盗だ!金を出せ!!」  七原:「奇遇だな。私も強盗だ。」 小坂井:どういう状況だ!!お前店員だろ!?  七原:やっぱ僕、強盗役やりたいな。 小坂井:強盗役?  七原:うん。よく分からないけど、もう1人の僕がそう言ってるんだ。 小坂井:遊戯じゃねえか!!まあいいや。俺店員やるよ。  七原:「ウィーン。」 小坂井:「いらっしゃいませ。」  七原:「お前の娘を誘拐した。」 小坂井:フリダシに戻れ!!  七原:「ウィーン。」 小坂井:「いらっしゃいませ。」  七原:「東郷だ!金を出せ!」 小坂井:強盗やれ!!  七原:「ウィーン。」 小坂井:「いらっしゃいませ。」  七原:「ま、言ってみりゃ一種の強盗ですよ。」 小坂井:何だその態度は!!お前そんなんじゃ全然駄目だぞ。  七原:・・・こんな漫才をしました。脳内で。 小坂井:現実でだよ!!いいかげんにしろ。 ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第55位(1回戦敗退)  ヘチ・ドール
審査員
点数
 10  10  12  22   4 平均
点数
 11.6
[審査員の感想・コメント] ・ネタが短いのまだはいいとしても、ボケもツッコミも雑すぎるのは、もっと丁寧に広げてください。  そして、「小坂井:自覚ないのかよ!なんか怖いよ↑の文!!」こういったフレーズは控えた方が無難かと。 ・50行でも笑わせられないことはないですが・・・ 思いつきの50行だとどうしてもなあ。 ・音楽の都というボケはなかなか良く出来ているのでこれは膨らませれば良くなると思います  ただ、現時点では少しまずいですね ボケが全てありがちというか一度はTVで見たことがあるようなネタではないですか?  勝手な推測ですがこれは短時間で書き上げたような気がします もっと練りこみましょう。期待しています ・あまりにも初歩的なボケしかなかったと思います。せめて世直し族さんの方のネタ位に厚みがあれば、と思いました。 ・勢いだけでは押し切ろうとせずに、もっと肝心のボケを練った方がいいでしょう。
エントリーNo.010  サンザンヒーローズ 「先生・ヒーロー」 B:はいどーもーサンザンヒーローズでーすよろしくお願いしますってことで A:パーティーしたいからコントやろう。やぁよく来てくれたねぇスティファニー B:誰がスティファニーだ!お前にはツカミというのを知らんのか! A:日本一早いコントの入り時間を目指してみました B:何目指してんだよ!ていうか漫才限定ですからここ! A:まぁ頑張っていきましょうか B:流すな! A:早速なんですけども、今うちの高校の家庭科では育児について教えているんですよ B:重要なとこですね A:その家庭科の先生が今年で育児休暇を終えたばかりのママさんなんですよ B:ほお A:だからリアルタイムで幼児を育ててる訳ですから、非常に授業がわかりやすいんですよ B:なるほどね、やっぱり教えるにあたって、その道の経験者が教えてくれたほうがいいですよね A:子守唄を歌ってるときなんか、普段あんなに騒がしかった生徒が寝静まるんですよ B:何かそれはそれで気持ち悪いな! A:よだれ流して B:気持ち悪いって! A:そのよだれの影響で机が変色しだして B:もうよだれじゃなくて胃酸だろそれ! A:だからね、さっきおっしゃられたとおりその道の経験者が授業してくれたら非常にスムーズに進むんじゃないかと B:それはそうだろうね A:例えば公民のときには、少し前に騒ぎになったムネオハウスのところを本人が教えたりして B:鈴木宗雄が!? A:「えーとあのときの事はですね・・・記憶にございません」 B:授業にならねえ!確かにあの時はそういってごまかしてたよ! A:「えーその事も・・・記憶にございません」 B:もういいよ記憶喪失は!気に入ったのか! A:あと歴史で沖縄戦争のときなんかを経験した人が教えたらいいと思うんですよ B:それはかなり説得力があると思うよ A:そんでいざ授業のときに教壇の前に墓がおかれるんですよ B:戦死した人かよ!語れないじゃんよ! A:いやいや真っ暗にしたら霊がスーって出てきて体験談を話すんですよ B:怖いよ!そんなホラーなミラクルが起きるわけないだろ A:でも霊が出てきてもビックリさせないように鼻眼鏡つけて話させます B:説得力0だよ!せっかく墓から出てきてもらったのに! A:あと家庭科の話に戻るんですが、その先生が非常に子供の話をしてくるんですよ B:やっぱり自慢とか紹介とかはしたいだろうからね A:それでその子供は男の子で、やっぱり戦隊ヒーローものに興味があるんですって B:そりゃあ憧れますよ A:僕たちのころの戦隊ものっていったら、「忍者戦隊カクレンジャー」とかね B:懐かしいですねぇ、14年前のやつじゃないですか A:最近はボウケンジャーとかゲキレンジャーというのが出てきてますからね B:色々ありますよ A:こういうのも出てくるんじゃないですか? B:どんなの? A:中年戦隊エロインジャー! B:絶対子供対象じゃないだろ!地上波放送出来ないと思うぞそれ! A:メンバー紹介!エロイレッド! B:形容詞みたいになってるぞ「エロイ」が! A:エッチなことを考えたときの鼻血の量は尋常じゃないぞ! B:それでレッドか!ただの鼻血が出やすい体質なだけだろ! A:エロイグリーン! B:期待できない奴第2号! A:この世で一番ビデオのモザイクが消え去って欲しいと願ってるぞ! B:それただの願望じゃねえか! A:ちなみにグリーンは、緑橋に住んでいる! B:どこだかも知らねえよ!ただ緑が当てはまってるだけだろ! A:エロイブラック! B:・・・もう黒にいっちゃうの!?青とか黄とか無いのかよ! A:風呂場やトイレの隠しカメラ設置の腕前は天下一品! B:盗撮マニアじゃねえか! A:過去にエロイブルー、エロイエローがいたが、カメラ設置に失敗して、今は警察でお世話になっているぞ! B:捕まってるじゃねえかよ!あと黄色の名前が省略気味だし! A:これで3人そろって、エロインジャー!! B:かっこつけても盛り上がらないよ!だいたいどんな活動するんだよ!敵はいるのか! A:敵は自分たちを批判している一般人ですよ B:人間敵に回すの!?その時点・・・いや前の時点からだけど、ヒーローじゃないからな!? A:「くそっ!コレでは俺の設置したカメラたちが撤去されてしまう!」 B:自業自得だブラック!・・・てか天下一品の腕前なのにカメラ見つかったのかよ!? A:「お前らが・・・お前らが女性の股間を隠すからこの世に戦争が起きるんだーーー!」 B:スケールでかすぎだろグリーン!そんなんで戦争が起こってるわけ無いだろ! A:「鼻血が止まんないよー」 B:妄想やめろレッド!お前が一番頼りない!しかも一般人と何も関係ない! A:『おのれ人間どもめ!』 B:3人の声が合わさった!でもそれ普通悪役が言う台詞だろ! A:そして3人が街中で人々を襲う! B:あぁもう完璧に悪役だ! A:レッドの鼻血シャワー! B:汚い!精神的に参るだけだろ! A:ブラックのカメラを振り回す攻撃! B:ブラック意外に戦い向いてる!? A:グリーンの無修正についてのすばらしさを語る! B:何演説してんだよ!それで満足か! A:数時間後、晴れて3人はブルーとイエローの再会を果たした! B:捕まってるじゃねえか!もういいよ! 2人:ありがとうございました ------------------------------------------------------------------------------- 予選総合第41位(2回戦敗退)  サンザンヒーローズ
審査員
点数
 34  58  25  41  51 平均
点数
 41.8
[審査員の感想・コメント] ・せっかく、唐突なコント入りのツカミで笑ったのに「B:何目指してんだよ!ていうか漫才限定ですからここ!」  で冷めてしまいました。別に漫才コントもOKですよ。  その後も話が細切れ過ぎて山場が作れないまま最後まで終わってしまいました。  特に後半のヒーローは、個人的に下ネタが苦手なのを別にしても、話題転換が唐突すぎて最初からネタに入り込めなくて  もったいなかったです。もう少し流れを意識して、ネタを組み立ててみてください。 ・教科書通りの漫才。期待通りといえば期待通りですが、期待を裏切って欲しかったというのも本音。 ・個人的な意見で申し訳ないんですが、戦争のボケはどうしてもいただけないですね  後半のボケもやはりヒーローが全員エロイっていうのを強調してるのみのボケが続いていたので単調だった気がします ・先生の話題への入り方とかエロインジャーの発想自体は良かったのですが、  構成ミスのせいでかなり損をしていたと思います。先生の所では文量の割には強いボケがなかったですし、  エロインジャーの部分は逆に短く、そのせいで展開が速いため入り込みにくかったです。  ヒーローの話題に移る所も、話題を転換するところまでは良かったのですが、  「こういうのも出てくるんじゃないですか?」からの展開が急すぎたと思います。これなら先生の部分は丸々削って、  エロインジャーの話題をもう少し広げて1つのネタにした方が良かったのでは、と思ってしまいました。 ・実は、今大会の台風の目になってくれるのではと個人的に期待していたんですけどね・・・  ネタを2つやってしまって、そのどちらもが中途半端になってしまった、この一言に尽きます。残念。
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